CQG Version 2014

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CQGよりVersion 2014の概要がメールされてきました。サポートに確認したところ、ftpからダウンロードして試せるということで、2日ほど試してみました。一般向けリリースの時期については確認していません。

Last Features: CQG 2014 (概要 Youtube videoへのリンク有)

試したのは 14x9816 、以下項目は概要に記載されているものからピックアップ。

  • ITL 2.0でstudy計算を100%アップ(従来比で計算が半分になる?)
  • Multi-Coreサポート
    ITL2.0、Multi-Coreは性能向上につながるもの。性能が向上したか否かは分かりませんが、Version.13迄で起きていたチャートとPrice Scaleのズレは解消されている模様。
  • タブ・チャート
    チャート・ウィンドウの中にウェブブラウザの様なタブを追加。タブは常時表示、カーソルを合わせたときに表示、非表示を選択。チャート間でタブをドラッグ&ドロップできる。
    20140207_tabcharts.gif
  • Heikin-Ashi
    始値は直近の値と計算、終値は当該4本値の平均を表示。なるほどなと思うけど、通常ローソク足と併用は必要。なにしろ現在株価を表示しないのだから。
    20140207_HeikinAshi.gif
  • Sub-Minute Bar Charts(1秒から59秒足)
    まだクローズド評価とのこと。標準で提供されるらしい。他にRenko、Range Barというのが追加されているがdisable状態。
  • 小数点以下株価表示
    小数点以下の株価をセパレータ( . , )付きで表示するようになる。小数点以下の小さい数字は廃止らしい。日本株も一部銘柄で7月から小数点表示が現れる。
    20140207_decimalprice.gif
  • QSS 2.0
  • Online help
    旧式のWinhlp32はゴミ箱へ
  • その他 先物・オプション トレードに関するアップデートがもろもろ

その他

  • Link Window / Group Window がクラシック表示に変わらなくなった
    Link WindowやGroup Windowを設定していると、起動直後は本来のスタイルで表示されていても、チャートをクリックして選択するとクラシック表示に変わっていたが、本来のスタイルを維持するように修正された。
    Windows8.1だとチャート移動で次のような乱れがあったのが解消される。
    20140207_not_classicstyle.gif
     
  • 不具合: Link WindowやGroup Windowで、チャートがリンクされないときがある
    複数のチャートをGroup Windowで組んだときに、ひとつのチャートだけシンボルを変更しても他のチャートが変わらない時がある。他のチャートでシンボルを変更すると該チャートも変わる。Link WindowでMasterを変更してもChildが変わらないことがある。など、Linkが正常に動作しないことがある。

Link Windowの不具合を残したまま一般リリースされるのは困るユーザーが多いと思うので、修正を期待しているが・・