セミナーで提供しているGapWeekマクロは、30分足ベースに1週間の上値/下値抵抗線を引くことができる。
GapWeekは本来イントラデイチャート向けに設計したものだが、日足チャートに設定すると、その日の最後の値でラインが引かれる。
2004年8月日本株ライブ掲示板で活躍中のよん様は、エントリー前の確認でこれを使われている。GapWeekのラインを実直に使うとハイローバンド・ギャッププレイのエントリー銘柄が限られてきてしまうので、参考程度に見ているようだ。最初の頃の投稿を見てみるとGapWeekのラインを引いているので、この頃は常に引いていたのかもしれない。
注)すみません、間違っていました。使っていたのはPeakBdyで、パラメータを minmax=0 に設定。チャートは次のようになりますね。以前の情報がそのまま頭に残っていました..
次のチャートには、CQGの組み込み関数である、”Level” をPriod5で設定してみた。Level関数はPriodで指定した期間の高値や安値を設定することができる。つまり、n日高値というのを表示できる。
更に、ローソク足本体で引いたのは次のチャート。PriceにUser Valuesのdtn.CndlMaxおよびdtn.CndlMinを設定している。
ちょっと使いにくいので、Custom Studiesで1行マクロを書いて表示を1本分遅らせてみる。Level関数にはMAのようなOffsetパラメータが存在しないが、マクロで簡単に実現できる。
で、このチャートのラインだがSwing Scanイメージでは次のようなアイコンを表示している。
どれに対応しているかは、容易に想像できると思う。
CQGは、こういったことを容易に記述できる、シンプルでパワフルなFormula機能が用意されている。
プログラムは難しいというイメージでしり込みされる方が多いのだけど、試してみるとBasicより遥かに簡単。というよりこんな機能も無いの?というところもあるし、ドキュメントに書かれていないじゃないという機能もある。
Let's try FORMULA !
参考)最近私がよく使うundocumentedなFORMULAに := 式がある。
例えばローソク足本体の高値を取得するには次のように記述する。式の終わりはセミコロン(;)で区切る。
ch:=max(Open(@),Close(@));
変数chはインラインマクロのように振舞うので、その後の式で参照すると式をシンプルにすることができる。この機能はCQG社よりサンプル式を頂いてから使い始めた。CQGは奥が深い。
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