ファンソニック

| コメント(0)

自宅のリビングにある52インチディスプレイの前には、ASTYというボディソニック付きのソファを置いている。

ボディソニックというのはあたかもライブのコンサート会場にいるような、重低音を音圧として体感させる音響システムのこと。

ソファには座面と背面にトランスデューサーが埋め込まれているため、主に重低音が振動として体に伝わり、臨場感が高まるという仕掛けだ。

 

酸素カプセル内での一時間は、目を閉じて音楽をヘッドフォンで聴きながら過ごしている。

カプセル内には薄めのマットレスが敷かれているのだが、このマットレスをめくると、下に木製の「すのこ」がセットされている。

そうだ!

ユニットさえ何とか工夫してセットできれば、ボディソニック化できるのではないか?

というわけで、ネットで探してみると・・

ファンソニック FS01V+VM812 という製品を見つけた。

こういう使い方やクルマのシートにセットされている例が多いようだが、それならカプセル内にもセットできるのではないか?

それほど値段が張るわけではないこともあって、モノは試しと早速購入。

vibrationunit1.jpg

クッション状のユニットは、上の写真のように足もとへセット。

そして、ちょうど股間あたりの位置へファンソニックに付属している単体のバイブレーションモジュールをセット。

幸いなことに、このユニットはネジで固定しなくても、ただ置くだけでもマットレスの重さが加わるため、ユニットはビビることがないようなのだ。

ユニットの置く位置を動かしながら、最適の位置を探るには、固定しない方が都合いいわけだからね。

vibrationunit2.jpg

iPod の出力を2つに分岐、一つはファンソニックへ接続し、もう片方はヘッドフォン側へ出力。

早速接続して試聴。

リビングのソファで、その効果はわかっていたが、カプセル内で横たわって体感してみると・・

目を閉じていると、まるでコンサート会場にいるような臨場感が、心地よい振動と共に、下半身から伝わってくるのだから堪らない。

 

というわけで、ヘッドフォン側へ出した出力はさらに2つに分岐、息子はヘッドフォン、私はイヤフォンで聴いている。

息子は、帽子などアタマに被るものは非常に嫌がるのだが、何故かカプセル内で被るヘッドフォンに対しては、嫌がるそぶりを全く見せないのだ。

身も心も溶けてしまうかのような、この心地よさを一度でも体感すると、カプセルへ入るのが病みつきになってしまうのだろうか。 

たいていは目を閉じて、おとなしくヘッドフォンを聴いている。

その日の気分に合った曲を選択し、ボディーソニックの心地よい振動を体感しながら、目を閉じて至福の一時間を「まどろむ」。

というわけで、作戦は大成功!

コメントする

この記事について

このページは、hatchが2011年11月13日 11:03に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「自閉症への酸素カプセル効果・上機嫌化」です。

次の記事は「酸素カプセルの効能」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 6.3.11