アール・クルー

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Earl Klugh Live at Java Jazz Festival 2013

 アメリカ合衆国 ミシガン州 デトロイト出身の生ギターのジャズギタリスト。

 

10歳よりギターを始める。17歳の時にユーゼフ・ラティーフと、18歳の時にジョージ・ベンソンのレコーディングに参加。

20歳の時チック・コリア主宰のリターン・トゥ・フォーエヴァーに加入。

当時はエレクトリック・ギターを弾いていた。

 

しかし、病気になった家族を案じて2ヵ月で脱退。

1976年にブルーノート/キャピトル・レコードよりファーストアルバム、Earl Klughを発表。

当時としては珍しい、アコースティックギター(ナイロン弦ギター)をメインにしたアルバム。

 

1979年発表のボブ・ジェームスとの共演作One on Oneをジェームス主宰のタッパンジー・レコードから発表。

1981年グラミー賞ベスト・ポップ・インストゥルメンタル・パフォーマンス賞を受賞。

現在63歳。

 

Earl Klugh- If It's In Your Heart

  

彼自身、「チェット・アトキンスから最も強い影響を受けた」と様々なメディアで述べている。

彼の独特な演奏法はチェットの奏法に非常に似ている。

10歳でギターに転向するまではピアノを習っていたという。

現在でもレコーディングの際にキーボードを兼任することがある。

また、自身のピアノソロのナンバーも存在する。

 

彼は尊敬するアーティストの一人としてビル・エヴァンスを挙げている。

「目指す音楽はビル・エヴァンスが奏でるピアノ曲のようなものである」という趣旨の発言をしている。

彼はコード・ヴォイシングによる美しいハーモナイズの名手として知られている。

 

ジョージ・ベンソンを師に持ち、ビバップ的インプロヴィゼーションの資質をも持ち合わせている。

 

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このページは、hatchが2015年4月19日 18:42に書いた記事です。

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