自閉症への酸素カプセルの効果・使用時間

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使用開始後5週間が経過。

米国でのデータだが、自閉症への酸素カプセルの効果が顕著になるのは40時間が目安になるという。

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一日1時間だと週間で35日、つまり延べ35時間が経過した。

最近は寒くなってきているので、エアコンを使うことはない。

  

「どう変わるのか、毎日が楽しみだわ」と、今日カミさんは何気に一言を発した。

まさに我々家族全員の、気持ちを代弁したかのような言葉だった。

 

目つきというか目線の変化は、さらにはっきりしてきている。

つまりアイコンタクトという、人との意思の疎通に大きな進歩が見られるのだ。

それと、わがままを通したり、ダダをこねることがなくなってきたのも大きな変化だ。

 

歩き方も変わった。

廊下を歩くとき、ドスンドスンと音を立てて歩いていたのだが、最近、歩くときに音を立てなくなってきている。

 

最近では、食事後少し経過してからすぐに寝るため、5時頃には起きているようなのだ。

そして時々私たちの部屋のドアを開けて様子を見に来ることが多い。

ドアを開ける気配で目が醒めることはあっても、最近は足音で目が覚めることがなくなっている。

だが「こっちへおいで」と言うと、ドアを閉めて去って行くだけ。

 

自閉症の子は天気の変化や、季節の変わり目になると、遅くまで起きていたり、朝まで寝ずにいることが多い。

しかもその間、座ったまま飛び跳ねたりするという、極端な多動の症状が出るわけだ。

とにかく、普通では考えられない行動による、絶え間ない音のため、同居する家族は大変な思いをするわけで、今の部屋へ移ったのも、マンションの下の階からの苦情が事の始まりだったのだ。

だがそれも20年以上も続くと、だんだん慣れてくるうえ、他の自閉症例でもよく起こる症状のようなので、仕方ないと諦めていた。

 

だがそれが、いきなりピタリと止んでしまった。

酸素カプセルの使用は、まだ40時間も経過していないのにだ。

  

40時間以上が経過すると、果たしてどういう変化が起こってくるのか?

「どう変わるのか、毎日が楽しみだわ」というカミさんの言葉は、この「40時間」という節目を意識したものだった。

ちなみに、Jarrow Formulas, Methyl B-12, 5000 mcg は、ここ2週間ほど一日2回1錠ずつを飲ませている。 

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このページは、hatchが2011年11月28日 01:02に書いた記事です。

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