KORG・Liverpool

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MM6の代替えキーボードは コルグ・リバプールに決定。

liverpool02.jpg

  

年末雑感で書いたキーボード、意外にすんなりと決まりました。

 

というのは、この間のパーティーで、MM6が壊れていたことが判明。

2008/03/16 にアップロードとあるので、8年も壊れずに持ったことになる。

しかし17万回以上も試聴されているとは・・みんなヒマなんだねえ。(笑)

   

とにかく、何か音の出る楽器を・・と物色。

とはいっても、プロの職人芸のようにはいかないのだが・・

     

何を買うかを物色しながら、あれこれ見て回るのが、これがまた楽しいのであります。 

  

決め手となったのは、この動画。 

KORG micro ARRANGER Demo&Review

    

基本的にリバプールは、上のマイクロ・アレンジャーと同じもの。

リバプールには、さらにビートルズソング100曲が収録されている。

    

KORG Liverpool Demo & Review

    

リバプールは、アマゾンだと4万9950円。

ビートルズソング100曲が付属しないマイクロ・アレンジャーは3万8千円強。

なのでビートルズソング100曲分のコストは1万円少しということになる。

   

アマゾンのポイントを2万円分使用して購入したので、3万円でお釣りが来た。

楽器として考えると、非常にリーズナブルな値段ではないだろうか。

これでしばらく遊べるのだから安いモノだ。

       

第一印象は、音質・音色共に素晴らしいという点だ。

この値段からは信じられないくらいほどのレベル。

  

音色・音質共に、プロが使っている機種レベルとまではゆかないが、音の解像度は高く、いい音が鳴る。

付属のスピーカーからの音も、なかなかのもの。

目の前で演奏すれば、普通の人が、ちょっと感動するだけの音色と音質を持っているといっていいだろう。

   

だが、さらにラインアウトからちゃんとしたモニタースピーカーへ繋ぐと、音質は「使える」レベルだということがわかるだろう。

なので、演奏している本人も、そこそこの満足度に浸ることができるというわけだ。

    

MM6を買ったときからは、6年以上の歳月が流れた。

その間にこうしたシンセ類の音は良くなり、相対的な値段も下がっていた。

長生きはするモノだ。(笑) 

   

liverpool01.jpg

ただ、操作は動画のイメージのように簡単ではない。

とにかくたくさんのボタンが付いているため、最初は何が何だかよくわからない。

一筋縄ではゆかないのだ。  

 

取説を読んでも、単に機能の解説が書いてあるだけ。

最初はちょっと、途方に暮れた感ありだった。(笑)

こうしたいときには、こういう風にすればいい、などといった検索項目がないためだ。

     

オレの場合、MM6の経験があるからまだしも、こういうたぐいのキーボードが初めての人にとって、最初はかなり敷居が高く感じるのではないだろうか。

とはいえ、ボタンをあれこれ押しまくって触っているウチに、その系列のボタンが、どういう機能を受け持っているのかは、だんだんと分かってくる。

どうしても分からない部分は、サポートに電話すれば済むわけだからね。

     

鍵盤はミニ鍵盤。

なので、最初鍵盤がかなり小さく感じられる。

だが、すぐ慣れるたぐいのものなので、心配はいらない。

使っているウチに段々と慣れ、違和感はどんどん薄れてゆく。

   

liverpool03.jpg

    

ビートルズの曲はデモソングとして100曲が納められている。

バッキングのサウンドは、なかなかよくできている。

  

これをイチから打ち込み、それぞれの楽器のトラックを調整する手間を考えると、アタマが痛くなってくるはず。

そう考えると、100曲で1万円強のコストは、ずいぶん安く感じる。

なるほどよく出来ている。(笑)

     

ビートルズの曲は、シーケンサーへ読み込み、しょぼいメロ楽器のトラックの音が出ないようにセットすることもできる。

そうすることで、カラオケとして十分に使えるレベルの100曲が、手に入るというわけだ。

        

liverpool04.jpg

 

スタイルプレイモードをリバプール(ビートルズソング)から普通のモードにすると、様々な曲を左手コードを使い自動伴奏させることができる。

リズムのスタイルはソウルファンク・ジャズ・ラテン・ダンス・ワールド・アンビエント・ポップ・ロックなど。

約300種類のバッキングスタイルは、それぞれがよく考えてアレンジされている。

  

スタイルには、個性の強い特殊なパターンも含まれているので、実際に使えるのは3割から4割くらいだろうか。

ただ、フィルイン・ボタンを押すと、つながりの部分が、時々とってつけたような演奏になることがある。

ここがちと残念というか惜しい。

   

このパターンも変更することができればいいのだが・・それができるかどうかは現時点では不明。

ライブで演奏するときは、事前に実際にフィルボタンを押し、あらかじめ確認しておいた方がいいだろう。

      

好みの音色やセッティングをよく使うボタンに割り付けることが、たぶん出来ると思うのだが・・

現時点では、まだ方法がわからない。

  

ここはライブ演奏では、大事な機能となる部分だからね。

とはいっても、デフォルトのままでも、トータルサウンドの対価格満足度はかなり高い。

  

 

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このページは、hatchが2017年1月 3日 08:23に書いた記事です。

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