フォーメーションと読み

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トレーディングでは、ローソク足フォーメーションを常に意識できているか?

というポイントが、様々な場面でキーとなることが多いのです。

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というわけで、今回はローソク足フォーメーションと読みに関してです。

というのは「かんきちくん」の検証結果へのアドバイスを書こうと思ったのですが、コメント欄だけでは足りないので、こちらで解説することにしました。

 

彼の米国ナスダックマーケット11(金)を見ると・・

③ INTU を手仕舞いした後も、オフィシャルでは買値を割ってないので持ち越して、伸ばしている様ですね。

その後は盛り返して+610ドル。

これが取れたか、取れなかったか?の差が今日の大きな違いでした。

 

とありますが、彼は下のチャートの長い陰線の後で手仕舞いして+255ドル。

このケースではラッキーなスリッページで、エントリーは98.09ドル。

この日のオープニングに近い位置です。

 

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さてこの銘柄のチャート見ると、短い陰線2本目の次で出れば+450ドル。

上ひげトレンドラインが下げていますからね。

 

ここまでのショートサイドのロスは860ドル。

なのでCMCSAとこのINTUの2銘柄しか挽回できる銘柄はなかったわけです。

INTUで+450ドル獲って手仕舞いすると、ブレイクイーブンまであと410ドルが必要です。

なので、あとはCMCSAをホールドするしかないという選択肢になります。

  

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入りは問題なし。脱出は5本目陰線(△1つ)次の足脱出。

236のラインを割ってきたため、脱出と判断。

 

次の長い陰線、つまりこのチャートでは表示されていない、次のローソク足の頭で手仕舞いされたわけです。

236のラインを割ってきたからダメ、と判断されたわけですが、まだ割ったわけではありません。

 

さらに陰線のローソク足フォーメーション的には、この長い足のあとは、DOJIあるいはプルバックが来るはずです。

私なら、このあとロングサイドへ反転する可能性はかなり高いと見て、反転を待ちます。

  

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案の定反転し、それだけではなく陽線が陰線を呑み込んでしまいました。

その後、236ガイドラインを割る気配は全くないため、ホールドすればいいわけです。

 

このエントリー位置だと、このように+850ドル獲れたわけです。

つまり、この銘柄だけでショートサイドのトータルロスをカバーできたのです。

       

  

こうしたフォーメーションに関して、もう一点アドバイスをしておきます。

とある36分の手仕舞い検証 3/11(金)では1分足での手仕舞いを検証されています。

intu04.gif

4本目陰線(△1つ)脱出。

3分足の判定だと、36分以降残る銘柄。

236を割って、逆色足。結構なロスの為、脱出。


36分以降、利益を出していた銘柄なので何とか残せないか?いろいろ考えましたが

客観的に見て、厳しいと判断しました。

唯一残せる点があるとしたら、始値を割っていないところですがここを割ると、当然底抜けですし、リスクが高い。

やはり脱出かなぁ。。。

ここでは抵抗線を使って判定されているようです。

  

さて1本目の陽線のあとは短い足で、長い下ヒゲ(隠れた多くの買手)がついています。

ということは、短い陰線であっても、ここでは売り手よりも買い手が圧倒的に優勢なわけです。

  

そのあと、また長い陽線が出て、3分が終わっています。

そして次には陰線が出てこのアタマでエントリーしたわけです。

 

このフォーメーションでは、これ以上下がりません。

ここまでに、これだけの大量の買い手がいるため、陰線が前の陽線のアタマを割らなければ下がらないのです。

さらに、メジャーサポートと、ギャップアップという2つの強固な下値抵抗線も控えています。

  

つまり売り手は圧倒的に不利な状況なのです。

ですから、次の1分足では必ず反転するのです。

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案の定ギャップアップで反転しています。

こうなると後は、アップトレンドへ移行するはず。

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このように、そのあとアップトレンドが形成され上昇してゆきました。

       

 

今の時点で大事なことは、まずは3分足チャートでのトレードで、オフィシャルな成績のせめて半分は獲れるようになることです。

1分足で検証するのは一向にかまいませんが、今の状況では、どれを切り、どれを残すのかという選択の判定はできないでしょう。

動きを読むためには、抵抗線だけではなく、このようにローソク足フォーメーションが、自然に目に飛び込んでくるようになる必要があります。

    

こうしたローソク足フォーメーションは、1分でも3分でも同じですから、3分足チャートでのトレードで、オフィシャルな成績に近い結果を残せるようになれば、1分足の手仕舞い方法はわかるようになります。

今の時点では、1分足でのカットロスより、3分足で残った銘柄の利益をどれだけ伸ばせるかに集中した方がいいのではないでしょうか。

   

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このページは、hatchが2016年3月14日 20:41に書いた記事です。

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