掟破りはダメ

はっち3ギャッププレイですが、受講者用掲示板を見ていると、いくつか気づいたことがあります。

ほとんど全員、アレンジをし過ぎだということです。(笑)

それも、「ええっ?!」というようなアレンジでびっくりします。

そりゃあダメでしょう・・というようなアレンジが多いのです。

このプレイはシンプルにできるようにしてあるのに、それをあえて複雑にする必要がどこにあるのでしょうか?

 

基本はエントリーしたら終了10分前までホールドです。

トレードは、銘柄選択、エントリーポイント、脱出ポイントの3つで勝ち負けが決まるのです。

3点をいかに勝てるパターンから動かさないかが決め手なのです。

 

このプレイは、はっち3号なら、銘柄は決め打ちですから、決まっています。

これで一点が固定されたわけです。

脱出ポイントもマーケット終了10分前と決まっています。

これで2点目が固定されたわけです。

 

あとはエントリーだけ。リバーサルになりそうならしっかりと15分は待つこと。

アタマで入るのなら半分だけ、残りは15分以後のボトムからの反転と思われるところでエントリーです。

変動する要素はエントリーという1つのポイントだけのはずなのです。

そういう作りなのです。

 

なのに脱出のポイントを動かしてしまったら、2つのポイントが動くわけで、そりゃあ勝てません。

だから途中で出たり入ったりすると、まずトータルで勝つのは無理でしょう。イントラでそうやって勝てるのなら、何もこのプレイをしなくてもいいわけです。

それと「はっち3ギャッププレイ」では、オーバーナイトもダメ。

オーバーナイトはマーケットの動き、つまり指数をしっかりと読まないとダメだし、ストップの位置をきちんと判定して、そのルール通りにトレードする必要があります。

それができない人のために考えたプレイなのですから、イントラデイでその日のうちに手仕舞うこと。

バイイングパワーだって不利になるし、翌日いい銘柄があっても、購買力が足りなくなったりで、そういうことを考えて、その日に手仕舞いするというルールを作ってあるわけです。

資金が「うなる」ほどあるなら別ですけどね。

 

ルールを守れない、経験の少ない人向けのプレイなのに、その基本ルールを勝手に変えてしまったら本末転倒。

勝手にルールを変えると勝てませんよ。そういう設計なのですから。

やっぱり当初の予定通りネットエイドがないとダメなのか、と思い始めています。

勝てない人は、初心に戻ってください。掟破りはダメと昔から相場は決まっているのです。

 

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