98歳の父は無事退院

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98歳の父は、「完全房室ブロック」という病名のため、体内にペースメーカーを装着することになりました。

 

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テンポラリペースメーカー装着での結果がよかったため、比較的早いタイミングでの手術が行われました。

    

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父の場合、体内の心臓を動かすペースメーカー細胞からの電気信号を、心臓に伝えるところが完全に働かなくなっているため、「完全房室ブロック」という病名がついています。

だが、ペースメーカー細胞からの信号が完全にブロックされると、代わりにバックアップをする細胞が働き、20-30回/分くらいの心拍になるため、脳への血液が不十分となり、いろいろな不具合が出ていたのです。

 

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通常使われるペースメーカーはこのように、コードが2本出ているタイプ。

  

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だが父の場合は、コードは一本だけ。

  

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主治医からの説明で見せてもらった現物。 

左側のサイズのものを使用する予定でしたが、実際にはその半分の大きさの最新型を入れたそうです。

  

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この写真で大体の大きさがわかるはずです。  

    

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父のケースでは、このようにペースメーカーから出ているコードは一本だけ。

コードが1本だと、縦の大きさはさらに小さくなるというわけです。

   

手術は1日に無事終わり、夕方病室へ見に行ったら、薬のせいでよく眠っていました。

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2時間ほどの予定だった手術は1時間ほどで終わり、経過はとても順調だとのことでした。

       

術後の経過も順調で、ナースの方いわく、年齢を考えると、とても速い回復だそうです。

普段から入所しているホームでは、タカダイオンを使い、プロテインや十分な水分補給などで、体調に気を付けていたため、術後の回復力が強くなっていたからだろうと推測しています。

       

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6日には持参した次郎柿を「おいしい」と喜んで食べてくれました。

その時にはすでに心拍をモニターするディスプレイは撤去されていましたから、安定した状態なのでしょう。

    

たぶん心拍を監視する必要はない状態にまで、回復しているためだと思われます。

というわけで手術は無事終了し経過も順調!

  

2019年10月23日に救急搬送されたときは、一時はどうなるかと心配したのですが・・

心臓の不整脈による危機の峠は、何とか越えたようで、まずは一安心です。

  

というわけで、昨日11月13日の午前中に無事退院しました!

   

  

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