正しい飲水法

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食事の基本は高タンパク食+メガビタミンに充分な量の飲水。

この3条件で、ほとんどの不調は消滅する。

 

さらに砂糖の摂取を避け、炭水化物や糖質を制限すれば鬼に金棒。

というわけで、基本中の基本となる、水の飲み方について。

 

 

病気と脱水

  

病気を治す飲水法」バトマングリジ(医師。医学博士)著、林陽訳 中央アート社刊

この本を読めば、人間の病気の殆どは脱水が関与していることがよくおわかりになるはず。 

 

特に現代病は脱水で起こつているのではと思うほど、飲水法を実践すると改善する病気が多いのです。

バトマンゲリジ医師の特異な経験(政治犯としてイラン革命時、投獄され、胃の痛みを水で治した)によって、水は痛みを治すのではないかという推論が博士の頭をよぎったことで、研究が始まりし、この本やその他飲水の本が書かれたのです。

   

この本に紹介されている飲水法は米国でコーラから水への回帰を促進し、スポーツ選手により神経を戻したり、鎮静させたり、筋肉量を増やしたりすることに使われるきっかけとなりました。

ケイシー療法では水療法について書かれ、(1日に2リットルの水を飲むことを紹介)また自然療法でも入浴、蒸気浴、洗腸などのことが書かれていますが、飲水法そのものの記載は非常に少なく、ましてこの本の様に飲み方と時間まで書かれている本は他に類を見ないものです。

    

    
水の摂取方法

   

この本のポイントをまとめると、体重別個人別飲水量は体重の1/30(体重45kgの場合1.5リットル)

 

毎食前30分にグラス1杯(240ml)~ 2杯(480ml)

食間(食後2時間半)にグラス1杯(240ml)~ 2杯(480ml)

 

※お酒、ビール、コーヒー、紅茶、緑茶、等カフェイン入りの飲み物や涼飲料水、コーラ、炭酸飲料、ジュース、牛乳、乳飲料(ヤクルトなど)は水分にはカウントしません。

 

 

注意

 

飲水法は腎機能が正常かどうかをチェック(むくみがあるかも含め)したうえで天然塩も同時に爆る事を心がけます。

岩塩はダメ、1日に3グラム・日常より多くとることです。

  

クシロ薬局でも、「博士は本で胃漬瘍等の消化器痛を3000名以上治した実績を持つ医師であること、またこの本が100万部以上販売されていることを考えるとこの方法は危険ではない安全な方法で、医師により飲水が禁止されていない人ならばまず試してみるべき方法であると言わざるを得ません。」と述べられています。

水を食事時間(毎食前30分と食間)に合わせてとると、食事後に血液が濃くなることを避けることができます。

   

血液が濃い場合、浸透圧で細胞から水を引き出してしまいます。

水は脱水の身体にとつて、最も安価な薬となるのです。

    

現代の病気の主な物は脱水が原因の場合がほとんどで、飲む水の量を調整すると現代社会の病気はほとんど防げるとさえ言っています。

飲水法で注意することは、油脂を多く含む食品を制限することです。

  

摂りすぎると体のトリプトフアンが枯渇するため、糖尿等に進みやすくなります。

脂肪酸のアンバランス、必須脂肪酸の欠乏で出る病気は、脱毛、不妊、視力障害、成長不良、湿疹、肝臓障害、腎臓障害、その他変形性疾患があることも注意すべきことですが、水を飲まなくても良いのではありません。

 

一日に必要量である(2リットル)は飲むべきです。

飲水法だけでなく食事、思い(心の問題)、生活習慣なども含め改善しなければならないこともあります。

   

飲水法だけでも脱水のもととなる病気は改善します。

しかし、脱水がすぐには改善することはありません。

   

人間の体は乾いたスポンジのような固まりになってしまうと容易に水を含むことができないからです。

そのため別の水を含む物(ゼラチンなど)を食べ、かつ水分子がタンパク質にうまく付着する働きを持つ活性水を滴下して飲むことも考える必要があります。

     

      

具体的な飲水法

   

塩素を取り除くことができるフィルターを水道水の蛇口に取り付ければ、安価に水を入手することができます。

筆者は水2Lに対し、クシロ薬局のソーラ―ソルトを3g(分包品の場合は1包)の割合で入れ、食前30分と食後2時間半(食間)に加え1日約6回ほどを目安に分けて飲んでいます。

  

   

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