2010年09月 の一覧

実証できたチェックリスト効果

昨夜の米国ナスダックマーケットは、30分足で見ると乱高下気味の展開。

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ナスダック総合指数の30分チャート

下のナスダック100先物の2分チャートを見ても、簡単な展開ではなかったことがよくわかりますね。

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米国ナスダックマーケット30(木)

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30(木)の米国ナスダックマーケットはギャップアップで開始。ナスダック総合指数の日足チャートは長い陰線で終了。ダウ指数の日足も長い陰線となり、株価は1万800ドル台を維持。 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約12億8千万株、ナスダック市場は約23億5千万株。

米国の国内総生産(GDP、確定値)成長率が改定値から上方修正され、週間の新規失業保険申請件数が市場予想を下回り、マーケット開始後15分に発表されたシカゴ購買部協会景気指数(PMI)は予想に反して上昇という、まちまちの結果のため、マーケットは乱高下風の展開で終始。

トレーニングの意味

昨日の件に引き続いてのご質問です。

大事な点が含まれているため、ここで解説をみなさんにお裾分け。^^;

 

馬渕先生、おはようございます。昨日の「COOLでの始値説明」で理解できたのですが、米株デモトレ、負けでしたので悔しくて休みだったので寝られず、ずっと「executioner traning」を検証していました。
 
すると、9/24-22:51:28(CQGチャートでは22:50の2分足)DLTR ですが、そのひとつ前の足より「始値」が上なのに「ショート」しているようです。
 
このあたりは、先生の長年の経験から仕掛けたのでしょうか。
 
先生がテレビを見ないで「チャート」を見なさいと言われているのが実感できてきました。
 
少しずつですが、理解出来てきている気がします。
 
どうか、宜しくお願いいたします。

米国ナスダックマーケット29(水)

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29(水)の米国ナスダックマーケットはギャップダウンで開始。ナスダック総合指数の日足チャートは短い陽線で終了。ダウ指数の日足は短い陰線で、株価は1万800ドル台を維持。 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約10億1千万株、ナスダック市場は約20億8千万株。

株価が高止まりの状態のため、高値警戒感などから利益確定売りが優勢となり、欧州の株式相場が下げたことや、場中に経済指標の発表がないという、手がかり難のため、株価は終日乱高下風の展開となった。

始まった位置で決める

エントリーは、ワンクリックシミュレーションが基本となります。

ですがイントラデイでは、指示を出したのが、位置始まった位置の時間ではないことがあります。

そういう場合はどうするのか?

頭のユニットだけで1000ドルオーバー!

昨夜の米国ナスダックマーケットのオープニングはおいしい展開だったが・・ネットエイドへ参加されている皆さんの成績は、意外に悪かったようだ。

何故だろう?

たぶんトレーニングの方法を間違えているか、勘違いがあるかだ。

こちらに指示を出した銘柄のチャートがある。

いかがだろうか?頭だけで、1000ドルは獲れることがわかるはず。

昨日COOLで書いた単純なことができていれば、トータルで2000ドルは勝てる展開だった。

◆エントリー後即マイナスになってきたら、即切る。ストップまでロスが拡大するのを待つ必要なし。

◆利益が出ている場合は、トレンドラインを重視する。

獲れなかった人は、この二点だけを守って、これができるようにトレーニングをすることだ。

米国ナスダックマーケット28(火)

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28(火)の米国ナスダックマーケットは薄いギャップアップで開始。ナスダック総合指数の日足チャートは長い下ヒゲをつけた短い陽線で終了。ダウ指数の日足も長い下ヒゲをつけた短い陽線となり、株価は1万800ドル台半ば。 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約10億3千万株、ナスダック市場は約21億1千万株。

マーケット開始後30分に発表された消費者信頼感指数が予想以上に低下、さらに製造業の景況感指数も悪化したため、景気動向に敏感な銘柄が売られると、為替もドル安となり、投資資金が原油先物や金先物へ流れ、過去最高値が更新されると、その影響で株式市場も買いが優勢へと変化し、マーケット開始後30分過ぎからは反転上昇を続ける展開となった。

逡巡

「逡巡」とは類語辞典によると・・

躊躇(ちゅうちょ) ・ 思案(のしどころ) ・ 迷い ・ 気迷い ・ ためらい ・ 本腰でない ・ 及び腰の ・ 優柔不断の

という意味がある。トレードはこれに填りやすい世界。

米国ナスダックマーケット27(月)

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27(月)の米国ナスダックマーケットは薄いギャップダウンで開始。ナスダック総合指数の日足チャートは短い陰線で終了。ダウ指数の日足も短い陰線、株価は1万800ドル台を維持。 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約9億2千万株、ナスダック市場は約18億6千万株。

マーケットは好調なアップトレンドが継続していたため、終日利益確定の売りに押され、欧州銀行の財務悪化に対する警戒感も再燃する一方で、M&Aのニュースで強いセクターも混在したため、乱高下風の展開となった。

銘柄選択力

今日は、ご質問への回答なのですが、ここには勝つための大事なポイントが含まれています。

トレードを一人だけの力で成功させるには、技術的なことはもちろんですが、強い忍耐力と孤独に耐える力、そしてモチベーションの維持など、必要な条件が多く、それらがバランスよく機能した場合に、初めてコンスタントに勝つことができるようになります。

そのためには、一人で頑張るよりも、助けを借りた方がより早く確実に目標へ到達することができます。

というわけで、以下のご質問への回答です。

米国ナスダックマーケット24(金)

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24(金)の米国ナスダックマーケットは大きめのギャップアップで開始。ナスダック総合指数の日足チャートは長い陽線で終了。ダウ指数の日足はヒゲのないかなり長い陽線で、4ヶ月半ぶりの高値更新更新となって株価は一気に1万800ドル台へ。 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約10億7千万株、ナスダック市場は約19億5千万株。

マーケットは好調な経済指標を背景に終日アップトレンドが継続。マーケット開始前に商務省が発表した耐久財受注額は予想以上に減少したが、変動が大きかった輸送関連を除くと増加となり、機械や電子機器などの受注もプラスで、企業の設備投資活動は底堅いと受け止めたれたようだ。またマーケット開始30分後に発表された新築住宅販売件数は予想に届かなかったが、中古住宅販売が改善しているため、マーケットではネガティブな反応はない展開となった。

米国ナスダックマーケット23(木)

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23(木)の米国ナスダックマーケットは大きめのギャップダウンで開始。ナスダック総合指数の日足チャートは長い上ヒゲをつけた短い陽線で終了。ダウ指数の日足は上下にヒゲをつけた陰線で、株価は1万600ドル台へ。 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約9億4千万株、ナスダック市場は約18億7千万株。

ダウ銘柄は株価は高値圏推移による、利益確定の売りを浴びて下落。 だがナスダック銘柄は、誇張な企業業績を背景に強いマーケットで終始。特に開始から30分後に発表された中古住宅販売件数が市場予想を上回ったため、ナスダックマーケットはさらに強く上昇したが、後半は利益確定の売りに押されて伸び悩む展開となった。

米国ナスダックマーケット22(水)

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22(水)の米国ナスダックマーケットはギャップダウンで開始。ナスダック総合指数の日足チャートは上下にヒゲをつけた短い陰線で終了。ダウ指数の日足もDOJIに近い上下にヒゲをつけた短い陰線で、株価は1万700ドル台を維持。

株価は高値圏で推移しているものが多く、業績発表が軒並み低調だったこともあって、利益確定の売りを浴びる展開で終始。 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約9億5千万株、ナスダック市場は約20億7千万株。

2000ドルの壁

エグゼキューショナートレーニングでは、いくつかの壁が存在する。

その中でも「2000ドルの壁」という、その日の1時間のトータルの利益が2000ドルを越えられるかどうかという壁が存在する。

1週間5日のうちで、一日だけでも2000ドルの壁をコンスタントに突破できるようになれば、かなりのウデだといっていいだろう。

なぜなら、たまたま運がよかったとか、一銘柄だけよく伸びた銘柄に遭遇したという理由だけでは、2000ドルは突破できないからだ。

米国ナスダックマーケット21(火)

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21(火)の米国ナスダックマーケットは薄いギャップダウンで開始。ナスダック総合指数の日足チャートはDOJIに近い陰線で終了。ダウ指数の日足はDOJIに近い陽線で、約4ヶ月ぶりの高値となり、株価は1万700ドル台へ。 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約10億5千万株、ナスダック市場は約21億4千万株。

FRB声明の発表を前にしてマーケットは様子見ムードが強く、上昇後の利益確定と、予想を上回った住宅着工件数を好感した買いが交錯したが、連邦準備理事会(FRB)の声明発表後は追加金融緩和への期待から一時幅広く買われたが、その後利益確定の売りのため伸び悩む展開となった。

視野狭窄

トレーニング復帰後のT氏には、3銘柄ホールドのつもりでのワンクリックシミュレーションの練習をアドバイスした。

もちろんチェックシートをつけながらの、2分足でのワンクリックシミュレーションだ。

大事なことは3銘柄のユニットで利益を最大化するには何が必要になるのかを知ることだ。

無理にホールドしようとすると、ゲインを減らすことになる。

そのためハイローバンドのどのラインを、その銘柄のトレンドラインとして使うかの決断が重要になるのだ。

米国ナスダックマーケット20(月)

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20(月)の米国ナスダックマーケットはギャップアップで開始。ナスダック総合指数の日足チャートは長い陽線で終了。ダウ指数の日足も長い陽線で、約4ヶ月ぶりの高値。 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約9億5千万株、ナスダック市場は約20億3千万株。

全米住宅建設業協会(NAHB)発表の住宅市場指数は市場予想を下回ったが、住宅大手企業の四半期決算が好感され、住宅関連・金融・エネルギー株なども買われ、ほぼ全面高の展開となった。

命運を分けるスタートユニットの大切さ

チェクシートをどのように使うのか?

ツールは使い方が肝心。

ここでの考え方が実際のマーケットの2分間でできるかどうかだが、訓練なしではまず無理。

というわけで、昨夜のナスダックマーケットのガイドを使って検証。

特に大事なのは最初のユニット、3銘柄。

どのようにマネジメントして利益を出すのか?

米国ナスダックマーケット17(金)

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17(金)の米国ナスダックマーケットは大きなギャップアップで開始。ナスダック総合指数の日足チャートは短い陰線で終了。ダウ指数の日足は短い陽線で、約1ヶ月ぶりの高値。 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約18億5千万株、ナスダック市場は約23億6千万株。

消費者態度指数(速報値、ミシガン大学調べ)が予想に反して低下したが、企業業績が好調の銘柄が牽引役となり底堅い展開となった。

資金を守れ

エグゼキューショナートレーニングへ復帰直後から躍進著しいT氏。

今日は彼の Ececutioner Internal という、エグゼキューショナートレーニングを受けているメンバー専用ブログへ書かれたコラムをご紹介。

彼はイントラデイでのトレードでもカットロスが早い。

それは今日のコラムで書かれた体験から学んだのだろう。 

米国ナスダックマーケット16(木)

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16(木)の米国ナスダックマーケットはギャップダウンで開始。ナスダック総合指数の日足チャートは短い陽線で終了。ダウ指数の日足も短い陽線で終了、約1ヶ月ぶりの高値。 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約9億1千万株、ナスダック市場は約17億4千万株。

新規失業保険申請件数は市場予想より少なく、雇用情勢への懸念が後退。一方でマーケット開始後30分に発表された経済指標のフィラデルフィア連銀発表の景気指数が市場予想を下回ったため中盤までは軟調に推移したのち、後半持ち直す展開となった。

米国ナスダックマーケット15(水)

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15(水)の米国ナスダックマーケットはギャップダウンで開始。ナスダック総合指数の日足チャートは陽線で終了。ダウ指数の日足も陽線で終了、約1ヶ月ぶりの高値となった。 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約9億株、ナスダック市場は約19億7千万株。

マーケット開始前に発表された経済指標のニューヨーク連銀景気指数は市場予想を下回り、鉱工業生産指数も市場予想に届かなかったが、企業の株主への利益還元など個別の買い材料が拾われ、全体を押し上げる展開となった。

米国ナスダックマーケット14(火)

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14(火)の米国ナスダックマーケットは薄めのギャップダウンで開始。ナスダック総合指数の日足チャートは短い陽線で終了。ダウ指数の日足は短い陰線で終了、ナスダックは1ヶ月ぶりの高値更新となった。 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約9億2千万株、ナスダック市場は約20億1千万株。

経済指標の改善による上昇が続いた後の利益確定の動きで、開始早々は軟調な動きとなったが、マーケット開始後30分の時点で発表された小売売上高が市場予想を上回ったため、マーケットは堅調に推移、後半は利益確定の売りに押されたが、堅調な動きで終始する展開となった。

 

 

お問い合わせが多いので、ここでまとめておきます。

9月の募集は締め切らせていただきました。

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次回は10月です。

スケジュールは直接下記からお問い合わせください。

https://www.breakscan.com/members/inquiry_form.html

米国ナスダックマーケット13(月)

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13(月)の米国ナスダックマーケットは大きなギャップアップで開始。ナスダック総合指数の日足チャートは長い陽線で終了。ダウ指数の日足も長めの陽線で終了、1ヶ月ぶりの高値更新で1万5千ドル台へ。 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約9億4千万株、ナスダック市場は約19億2千万株。

銀行の自己資本に対する国際規制案が一部予想より緩いことが判明したため、米大手銀行株が軒並み上昇し、マーケットを押し上げる展開となった。

チェックリストの精査方法

不完全なチェックリストでは、コンスタントに勝つことはできません。

脱出の条件は複数あるため、それぞれの条件を見逃さないように、チェックシートで確認することで、大きなロスや、カットロスをしなくてもよいトレードを根絶しなければなりません。

大きなロスや、カットロスをしなくてもよいトレードは、しかるべき条件を見逃すために起こるのです。

チェックシートはすべてにチェックが入っていないと、あとでの原因究明の際に役に立ちません。

ですから、チェックリストから漏れてしまった原因を突き止めないと、翌日もまた同じ事が起こる確率は高いままなのです。

あなたのチェックシートから、判断を見逃したためロスを出したのか、確認できていたにもかかわらず、ミスでそうなったのかがわかるでしょうか?

こうしたことがわかるようなチェックシートを残せないと、トレードの結果は、いつまで経っても、ついてこないことになるのです。

米国ナスダックマーケット10(金)

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10(金)の米国ナスダックマーケットはギャップアップで開始。ナスダック総合指数の日足チャートは上下にヒゲをつけた短い陽線で終了。ダウ指数の日足も陽線で終了し、1ヶ月ぶりの高値となって1万4千ドル台へ。 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約7億6千万株、ナスダック市場は約16億5千万株。

マーケット開始から30分後に発表された卸売在庫が市場予想以上に増加したため、経済成長率が予想より高くなるとの見方から買いが優勢となったが、週末要因の利益確定の売りと交錯し、動きの大きなマーケットとなった。

 

米国ナスダックマーケット9(木)

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9(木)の米国ナスダックマーケットは大きなギャップアップで開始。ナスダック総合指数の日足チャートは陰線で終了。ダウ指数の日足は上ヒゲをつけた短い陽線。 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約8億4千万株、ナスダック市場は約16億6千万株。

この日のマーケットは、朝方労働省が発表した新規失業保険申請件数が市場予想以上に減少し、商務省発表の米貿易赤字も予想を超えて大幅に縮小したため、大きくギャップアップして始まった。ナスダックは利益確定の売りに押されて軟調な展開で終始。

負けないトレード

トレードをされた方はおわかりでしょうが、昨夜の米国ナスダックは難しい展開のマーケットでした。

なぜなら、こちらにコマンダーの指示の記録がありますが、銘柄によってまちまちの展開で、さらに先物のサイドが入れ替わったからです。

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上は先物の2分足チャートですが、前半の大きく動いた「山」の部分が唯一のチャンスでした。

ただこの部分でロングサイドとショートサイドへと大きく入れ替わっています。

逃げ遅れると大きなロスを出しやすい展開でした。

そのためストップをきちんとつけて、チェックシートでルールを確認しながら正しいトレードをしないと勝てないマーケットとなったわけです。

米国ナスダックマーケット8(水)

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8(水)の米国ナスダックマーケットは適度なギャップアップで開始。ナスダック総合指数の日足チャートは陽線で終了。ダウ指数の日足も陽線となって1万300ドル台。 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約8億7千万株、ナスダック市場は約19億4千万株。

この日のマーケットでは、午後にFRBが発表したベージュブックで、景気の成長は続いているが、勢いは減速しているとの総括判断が示されたが、欧州の金融・財政懸念が後退し、投資家環境が改善されたため、幅広い銘柄に買いが入る展開となった。

米国ナスダックマーケット7(火)

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7(火)の米国ナスダックマーケットはギャップダウンで開始。ナスダック総合指数の日足チャートは陰線で終了。ダウ指数の日足も陰線で1万300ドル台。 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約8億3千万株、ナスダック市場は約16億3千万株。

この日のマーケットは主要な経済指標の発表がないうえ、前週末までの続伸のため利益確定目的の売りが優勢で、終日利益確定売りを浴びる展開で終始。

思考回路を変えろ!

少し前に書いた「全世界2000万部のベストセラー全文無料公開の衝撃」でも触れたように、ナポレオン・ヒルのメソッドでもそうなのですが、何事も成功するためには自分の潜在意識へポジティブな考えを擦り込む必要があります。

具体的には、ネガティブな感情や言葉を頭の中に浮かべないということになります。

ですが、特にトレードという仕事では、頭の中でネガティブな感情や言葉が飛び交うことになりやすいのです。

そうした状態を繰り返していると、頭の中の思考回路を、トレードの成功とは逆方向へと、自ら洗脳していることと同じことになります。

トレードをするたびに、勝てない思考回路を構築するようなもの。

こうした悪循環を食い止めるには、チェックシートへ記入してからボタンを押すしかないのです。

そうすればカットロスをしても、ルール通り機械的にチェックしてボタンを押した結果ですから、「マーケットのブレだったな」で終わり。

後悔することにはならないため、結果としてネガティブな感情や言葉が飛び交うことがなくなるというわけです。  

チェックシートとエントリーの遅延

チェックシートへ記入してから執行すると、書いている間に株価が上がってしまうので不利ではないか?と感じる方は少なくないようです。

ですがそれは間違った捉え方です。

実際にやってみるとわかりますが、チェックシートへチェックを入れるには5秒もかかりません。

そしてエントリーした後は次のローソク足が出るまで2分間は、基本的にやることがないわけです。

その間に、ストップを引いたり、値段を書き込んだりするわけですが、それでも次のローソク足の始まる位置が表示されるまでは、かなりの時間があるのです。

米国ナスダックマーケット3(金)

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3(金)の米国ナスダックマーケットは大きなギャップアップで開始。ナスダック総合指数の日足チャートは下ヒゲをつけた短い陽線で終了。ダウ指数の日足は長いも陽線となり、8月10日以来の高値をつけ、1万400ドル台を回復。 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約9億5千万株、ナスダック市場は約16億株。

マーケット開始前に発表された雇用統計が予想ほど悪くなかったため、景気への悲観論が後退し、高く始まったが、マーケット開始後30分に発表されたISM非製造業景況感指数が予想を下回り、さらには、3連休を控えた利益確定売りが出る場面もあったが、全体的に強い展開のままで推移。なお09月06日(月)は労働感謝の日・ Labor Dayのため市場は休場となる。

 

チェックシート・トレーニング・プログラム

最近はチェックシートへの記入奨励キャンペーンが過激になってきていることは、ネットエイドに参加されている皆さんならよくご存じのはず。(笑)

昨夜の米国マーケットでも、開始直前に特別なガイドをしたのですが・・

ネットエイドが終わってからの成績の書き込みを見る限り、結果のよかった方は少なかったようです。

なぜ自分で決めた、約束事が守れないのか。

それは自分で決めたルールが、守ることができるようなシンプルなルールではなくなっていることが多いからではないでしょうか。

頭の中の回路を自らの力で変えるには、ルールを守ることができるまでシンプルに単純化して、毎日確実に繰り返すことです。

具体的には、単純なルールを紙に書き、チェックをしてからアクションを起こせばいい、ということになります。

米国ナスダックマーケット2(木)

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2(木)の米国ナスダックマーケットは薄いギャップアップで開始。ナスダック総合指数の日足チャートは長い陽線で終了。ダウ指数の日足も陽線となり、約2週間ぶりの高値をつけた。1万200ドル台を回復。 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約9億6千万株、ナスダック市場は約16億5千万株。

前日の製造業景況感指数の好調さに加え、マーケット開始後30分に発表された仮契約住宅販売指数が予想に反し上昇、新規失業保険申請件数も減少したため、景気減速への懸念が低下し、幅広く買われる展開となった。 3日には注目度の高い雇用統計の発表を控えている。

エントリーと再エントリーの訓練方法

チェックシートをつけてから執行するという、最も基本的な訓練の重要性を再三に渡り、繰り返し説明しているのですが・・

意外にも間違った理解をしている方が少なくないようです。

どうもネットエイドに参加されている皆さんの成績を見る限り、そうとしか思えないわけですけどね。(笑)

というわけで、昨夜の米国マーケットの終了間際に、ネットエイドで説明したのですが、ここで整理して具体的な手順を解説しました。

例として、GMCRという銘柄を取り上げています。

米国ナスダックマーケット1(水)

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1(水)の米国ナスダックマーケットはしっかりしたギャップアップで開始。ナスダック総合指数の日足チャートは長い陽線で終了。ダウ指数の日足も非常に長い陽線で、上げ幅は7月7日以来の大きさとなって、1万200ドル台を回復。 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約11億9千万株、ナスダック市場は約20億8千万株。

マーケット開始後30分に発表された米サプライマネジメント協会(ISM)発表の製造業景況感指数が低下予想を上回り、事前の警戒感が強かった反動で大きく買われ、さらには中国やオーストラリアの経済指標が好調で世界景気の鈍化懸念は大幅に後退する展開となった。

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