エントリーと再エントリーの訓練方法

チェックシートをつけてから執行するという、最も基本的な訓練の重要性を再三に渡り、繰り返し説明しているのですが・・

意外にも間違った理解をしている方が少なくないようです。

どうもネットエイドに参加されている皆さんの成績を見る限り、そうとしか思えないわけですけどね。(笑)

というわけで、昨夜の米国マーケットの終了間際に、ネットエイドで説明したのですが、ここで整理して具体的な手順を解説しました。

例として、GMCRという銘柄を取り上げています。


GMCRsamp01.jpg

上のブルーの水平線を超えたら、買いのエントリー。

最も基本となるレジスタンスブレイクアウトパターンですね。

  


GMCRsamp02.jpg

上の黄色いマークのついているあたりで、約定されるはず。

オンラインはセーフというルールです。

  


GMCRsamp03.jpg

大事なポイント。

上の黄色い位置では、始まった位置がギャップダウンしているから入ってはいけないということです。

これはこういうルールでトレーニングをするということなので厳守のこと。

  


GMCRsamp04.jpg

ギャップアップしたので引き続きホールド。

ですが、これだけ陽線が続いているので、次に赤いローソク足が見えたらまずは脱出です。

DOJIのようなチャートですが、上ヒゲがありません。

なのでDOJIとは違うわけです。

 

GMCRsamp05.jpg

T字というかDOJIに近い株価をギャップアップして始まっていないため、赤いローソク足の色が見えたら即脱出。

陽線がかなり続いていますからね。

利益は180ドル。

 

GMCRsamp06.jpg


上の黄色いマークが+0.236のガイドライン。

つまりここがサポートなので、赤いローソク足の終値を超え、ギャップアップして始まったらそこで再エントリー。

ギャップダウンしたら再エントリーは待ちです。

 

GMCRsamp07.jpg

青い水平線を引いた陰線の終値を超えたら再エントリーです。

つまりギャップアップしたらエントリーということなので、黄色いマークのあたりで買います。

  

 

GMCRsamp08.jpg

上の黄色いマークの位置で入ってはダメ。

この黄色いマークがついている位置はその前のローソク足の終値からギャップダウンしているからです。

こうしたルールを作って、トレーニングすることが大事。

こういうところで入ってもいいというルールにしてしまうと、どこで入ってもいいということになるわけですからね。

  

GMCRsamp09.jpg


さて上ヒゲが見えました。

要注意です。

次の始値がギャップダウンしたら脱出。

陽線が3本続いて、値段がかなり上がっていますから、次あたりでプルバックが来る可能性が高いわけです。

長い上ヒゲも出ましたしね。

 

 

GMCRsamp10.jpg

赤い色が見えたら脱出。黄色いマークの位置がギャップダウンしていますからね。

利益は140ドル ほど。

 

 

GMCRsamp11.jpg

サポートきらなければ、言い換えれば上のマークでとライチかギャップアップすればエントリー。

上のチャートの水平線より上なら再エントリーということになります。

   

 

GMCRsamp12.jpg

ツライチなのでエントリー。

黄色いマークあたりで約定されるはず。

 

 

GMCRsamp13.jpg

ここはホールド。

このローソク足では入らない。

なぜならギャップダウンですからね。

入るならその前のローソク足の始まった位置あたりで入る。

これは下で入ってるからそのままホールド。

上のチャートの黄色いマークの位置は、ギャップダウンで始まっていますからエントリーしなということです。

どうしてもこの足でというのなら、1分足を見て判定するということになりますけどね。 

 

 

GMCRsamp14.jpg

ここはホールド。

陽線が6本続いていますが、ここまでの解説でわかるように、どこで入ってもいいというわけではありません。

必ずギャップアップした位置で入る練習をしてください。

 

 

GMCRsamp15.jpg

ここで陰線が出ました。

この次の始まりがギャップダウンしたら逃げる。

上ヒゲはでていませんからどうでしょうか。

次の始まった位置が、ギャップダウンするかしないかで、どうするかが大きく変わるのです。

つまりこの線より上から次のローソク足が始まったらまだホールド。

GMCRsamp16.jpg

これはホールドですね。

ですが上ヒゲでてきました。

かなり陽線が続いてるから、ちょっとあやしい。

次のローソク足の始まった位置がギャップアップしなければ、即手仕舞いして利益確定してください。

  

GMCRsamp17.jpg

脱出です。

上ヒゲが出た陽線の後で、ギャップダウンして始まり、赤い色が見えたら脱出。

これで360ドル。

トータル3回のエントリーで600ドル以上とれているわけです。

これをきちんとできるかどうかです。

 


GMCRsamp18.jpg

ここから後は入れないから、ここで終わり、ということです。

2分足の1クリックシュミレーションをしっかりやることです。

ショートサイドは、ここでの例とは逆で、ギャップダウンすれば入るということになります。

エントリーのルールはこれだけ。

例外ルールはなしで練習すること。

このルールで最初の3銘柄へのエントリーが確実にできるかどうかです。

そして、それを一週間続けてください。

ここがスタートです。

  

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