カテゴリ: 米国株検証

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4(木)の米国ナスダックマーケットは、しっかりとしたギャップダウンで開始。 マーケット開始から軟調で終日下げ続けて終了。ナスダック総合指数の日足チャートはヒゲのない長い陽線。 ダウ平均の日足もナスダックに負けず劣らず長い陰線で昨年11月4日以来の安値となり一時1万ドル割れ。

ギリシャに続いて、ポルトガルやスペインなどの財政赤字拡大に伴いヨーロッパの債務懸念が高まったうえ、朝方発表の週間米新規失業保険申請件数が市場予想より多かったため、大きく売られることとなった。

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3(水)の米国ナスダックマーケットは、ギャップダウンで開始。 マーケット開始から30分は堅調だったが、その後軟調となったが、後半は少し戻しながら狭いレンジで推移して終了。ナスダック総合指数の日足チャートは短い陽線。 ダウ平均の日足は短い陰線。

1月の全米雇用リポートで雇用者数の前月比減少幅が大幅に縮小したため、堅調に始まったが、マーケット開始30分後に発表された米非製造業の景況指数が予想を下回ったため、上げは限定的となった。製薬大手ファイザーの昨年10~12月期決算が市場期待に届かなかったことも影響し、ダウンは全体的に軟調。

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2日の米国ナスダックマーケットは、非常に薄いギャップアップで開始。 マーケット開始から30分は軟調だったが、その後強い展開となりジリジリ上昇しながら最後は高値引け。ナスダック総合指数の日足チャートは陽線。 ダウ平均の日足は長めの陽線。

これまでの住宅指標は予想を下回っていたが、この日に発表された昨年12月の仮契約住宅販売指数が上昇したため、住宅市場の先行き不安が後退したため、買いが優勢の展開となった。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約11億8000万株、ナスダックは約24億3000万株。

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2月初めてのマーケットとなる1日はギャップアップで開始。 マーケット開始から30分は強く、そのあと30分は軟調という展開で1時間が経過。値幅の少ないマーケットだったが、後半はさらに動かず、終了ナスダック総合指数の日足チャートは短い陽線でいわゆる「はらみ」パターンとなった。 ダウの上げ幅は1月4日以来、4週間ぶりで、長めの陽線となり、どちらのマーケットも揃って下げ止まった。前日に「日足的には下げ止まりそう」と書いたがその通りの展開となったわけだ。

マーケット開始後30分に発表された1月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数が上昇し、値ごろ感や自律反発狙いの買いが入ったため下げ止まる展開となった。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約10億3千万株、ナスダックは約21億4千万株。

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ギャップアップで開始。 マーケット開始から30分は軟調。後半30分間は強い展開。ナスダック総合指数の日足チャートは長い陰線。 ダウは長い下ヒゲをつけた短い陰線。日足的には下げ止まりそうなパターン。

2009年10~12月期の米実質経済成長率は予想を大幅に上回ったため最初の一時間は強かったが、終わってみるとダウはほぼ3カ月ぶりの安値。業績見通しは全体に渋く、米政府による金融規制強化の動きとあいまって終始軟調。

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28(木)の米国ナスダック総合指数は、非常に薄いギャップダウンで開始。 マーケット開始から軟調のまま30分間下げ続けたのち反転。3時間で下げた分の半分ほど戻してたが最後の30分はまた弱くなって終了。ナスダック総合指数の日足チャートは下ヒゲをつけた長めの陰線で終了。 ダウも長い陽線となり、かろうじて下げ止まったパターンだ。

昨年12月の耐久財受注額や週間の新規失業保険申請件数などの経済指標が予想よりも悪く、中国の金融引き締めによる景気回復の遅れとあいまって中盤までは全面安の展開となった。携帯電話向け技術開発大手のクアルコムや通信機器大手のモトローラが業績不安見通しで大きく下落。

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27(水)の米国ナスダック総合指数は、薄いギャップダウンで開始。 マーケット開始から30分は強く、その後30分は軟調。だがそこから3時間はジリ下げとなったが、終了2時間半前のFOMCの利率発表から強くなり高値引け。結局ナスダック総合指数の日足チャートは陽線で終了。 ダウも長い下ヒゲをつけた陽線となり、かろうじて下げ止まったパターンだ。

2009年12月の新築住宅販売件数が予想に反して減少したため、前半は軟調だったが、米連邦準備理事会(FRB)の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、景気認識が引き上げとなり、低金利の維持も確認されたことから幅広く買われて終了。

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26(火)の米国ナスダック総合指数は、ギャップダウンで開始。 マーケット開始から30分は軟調だったが、その上昇に転じ以後堅調に上昇したが、終了前2時間あたりから下げに転じ、かなり大きく下げて終了。ナスダック総合指数の日足チャートはDOJIとなったが、下げ止まったのかはわからないパターンだ。 ダウもDOJIで終了している。

26日発表の1月の米消費者信頼感指数は改善したものの、金融機関の規制強化の動きや、中国の金融引締めが株価の上昇を阻んでいるようだ。アナリストの目標株価引き上げでアップルが堅調に推移、通信大手ベライゾン・コミュニケーションズが売られ、日用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が下落。

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25(月)の米国ナスダック総合指数は、ギャップアップで開始。 マーケットは開始から1時間は動かない難しい展開となったが、その後1時間軟調となって下げたあと、3時間半ジリジリと上昇し、最後の1時間は再び下げて終了。ナスダック総合指数の日足チャートは長めの下ヒゲをつけた短い陰線となり、前日の非常に長い陰線の中で、「はらみ」パターンを形成。株価は終始ギャップアップの中を推移するという値幅の狭い展開。これでナスダック総合指数の日足チャートは連続4本の陰線となったが、一応は下げ止まったカタチとなっている。 ダウも長い上ひげをつけた陽線で下げ止まったようだ。

3日続落という大きな下げの後で、値ごろ感や自律反発狙いの買いが入り、さらにはバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の再任に対する先行き不安の後退も支援材料となり、ハイテク関連株や金融株の一部が上昇したものの、マーケット開始後30分に発表された昨年12月の中古住宅販売件数が市場予想を大きく下回ったため、上昇の重荷となり、上げ幅は限定的な展開となった。

 

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22(金)の米国ナスダック総合指数は、薄いギャップダウンで開始。 マーケットは開始から30分は動かない展開だったが、その後ジリジリと下げながら、下げ幅を拡大し、終日軟調のままで終了。ナスダック総合指数の日足チャートは非常に長い陰線で、20日移動平均線を大きく切り3日続落。 ダウが3日連続で100ドル超の大幅安になったのは、2008年10月以来の約1年3カ月ぶり。

前日発表されたオバマ米大統領による金融規制案による下げはこの日も止まらず、利益確定売りを浴びて大きく下落。パソコン需要の低迷観測で半導体関連も急落し、さらには前日夕方に好決算を発表したグーグルも利益確定売りに押されて軟調で推移。

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