2007年06月 のCoolに過ごそう

ミニの魅力

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まだ何かに試乗したのかと、期待されていた方もいらっしゃるかも知れませんが、さすがに、もうこれ以上試乗はしませんでした。^^

とりあえず、乗ってみたかった車は、すべて乗りましたからね。

実はもうすぐ引っ越しをします。

残念なことに駐車場がどうしても一台しか確保できないのです。

ほかはすべてOKなのに・・

 

今よりも車がなくてもいいところなので、不要なのですが、まあ一台はあってもいいかなと思いますし、あればあったで役に立つこともあるでしょうからね。

もちろんどこか少し離れたところに駐車場を借りるという手も考えたのですが、多分そうなるともっと乗らなくなるでしょう。

ボクスターSは、2005年の9月に購入して、この9月で最初の車検なのですがまだ9千キロも走っていないという状態なのですから。

 

というわけで車が一台になるので、いろいろ試乗して最も気に入った車に乗ることにしよう、できれば4ドアがいいかな、ということになったわけです。

駐車場が一台分しかないので、どちらにしてもボクスターSは手放さなくてはならないので、事と次第では今の2台を売って何かに買い換えようかということで試乗に行ったのですが、私的には、ちょっと意外な展開でした。^^

 

FrontB.jpg

 

基本的にはカミサンと娘が中心となって乗るので、まずはカミサンが気に入らなければ、ハナシにならないのですが、今日乗った5台と比べると、今のミニの方がいいというのです。

rian17B.jpg

  

理由を聞いてみると、最も大きな理由は、小さいから運転しやすいというのです。

   

park02B.jpg

 

それに屋根は開いた方がいいということに加え、デザインが「かわいい」のに高級感があるというダメ押しで、ちょっと対抗馬が見あたらなくなってしまったというわけです。

冷静に考えてみれば、ほとんどが一人か二人しか乗らないわけですし、それほど飛ばすのでなく普通のペースで走るのであれば、何も問題ない車ですからね。

 Sunroof02B.jpg

 

よくよく考えてみると、様々なオープンカーの中でも、幌をすべて下ろさなくても、スライドさせて少しだけ空けることのできるサンルーフ機能や、開け閉めはボタン一つの簡単操作というメリットを備えた車というのは、私の知る限り未だにミニのコンバーチブルしかありません。

さらにこの車は初期のサーブや911のようにフロントのAピラーが立っているため、顔の周りの空間は意外と広く、前を向いている限り、小さな車に乗っているという感覚があまりないという、意外な面も併せ持っているのです。

 

MiniNavi03B.jpg 

 

結局、私がカミサンのためにベストだろうと見立てチョイスした「ミニ」を超えた魅力を感じる車に、今回彼女は出会えなかった、ということだったでしょう。

ちなみに、帰宅後の娘の意見ですが、ミニの買い換えには反対でした。

Miniother01B.jpg 

 

特に車のマニアでもない、彼女たちに何故これほどまでに人気があるのか。

多くの人に愛された「ミニ」を現代風にアレンジした今の「ミニ」は、今のクルマ達が失ってしまった何らかの魅力を持っているのでしょうか?

 

 

衝撃のシトロエン C6

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衝撃的な体験だった。いやあ、試乗できてホント良かったと思う。

C6が、2006-2007年インポートカーオブザイヤーを受賞した際、丸ビルで受賞車両が一挙に展示してあったのを、たまたま目にする機会があったのだけれど、そこで見た C6 は実に魅力的だった。

エレガントなデザインとそのオリジナルな造形を見て以来、強い印象を持ち続けていたのだけれど、いつか試乗してみたいなと思っていたところ、たまたまショールームで出くわしたというわけだ。

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こちらにwebCGのインプレッションがあるが、試乗の体験と照らし合わせると、なるほど・・

C7cirtoen03B.jpg  

一応カミサンも座り心地を体験。

  

車内の色調と質感は、ゆったりとくつろぐことができるよう配慮され、またデザインされていることが伝わってくる、本当の上品さと高級感を備えたインテリアだ。

 
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駐車場の試乗車。

 

無理矢理の増感で荒れた写真になって申し訳ない。

ステアリングは軽く、ブレーキの踏み始めから効き出すまでのストロークが短いため、最初はちょっと慣れが必要だが、試乗中すぐに気にならなくなり、なかなかいいフィールだと思うようになってくる。

慣れると印象が大きく変わる車だ。

 

C7cirtoen05B.jpg

ライトオンのテールランプの形状は独特で、なおかつ美しい。

 

 
何と言っても衝撃を受けたのは、その乗り心地だった。

私はどういうわけか堅い乗り心地の車が好きなようで、今のミニクーパーSもかなり堅めだが、全く気にならない。

フワフワのサスは好きじゃないのだろう。

 

ボクスターSも堅めだが、フラットな姿勢を保つため、実はとても乗り心地のいい車なのだ。

けれどこのC6は、まさに「次元の違う乗り心地」といっていいだろう。

メルセデスの乗り心地ともまた違う種類なのだ。

 

まさにタイアと道路の間に一枚カーペットを敷いたという形容は、まさにこの車のためにあるようなもので、それでいて車はフラットに姿勢を保とうとする感覚が加わるのだから堪らない。

いままで味わったことのない類のもので、それでいて、路面のインフォメーションは、きちんと伝わってくる。

 

C7cirtoen06B.jpg 

 

こうした異次元のトータルでの乗り味に、最初はちょっと戸惑ってしまったほどだが、試乗するにつれ、その乗り心地の心地良さに、すっかり虜となってしまったというわけだ。

この独特の乗り心地については、雑誌などで「好き嫌いがかなりある」というようなことが書いてあったので、フワフワするなら合わないかも知れないなあ、と思っていたのだ。

だが決して船のように揺れるわけではなく、乗り味のベースの部分は安定して、しっかりしている。

だから、いわゆる「車に酔うような動き」をするわけではない。

 

そして、目の前の前面ガラスに投影されるデジタル表示のスピードを見ながら、ショックが少なくスムースなATでゆったりと走っていると、急いで走ろうとは思わなくなるのが不思議だ。

ダッシュボードは結構ぶっきらぼうで、運転者に媚びない?デザイン。

光る液晶をメインとしたタコメーターや、デジタル表示の速度計は、なんとなくアナログっぽく感じるのが面白い。

 

3リッターV6エンジンは215psだというが、試乗のペースでは必要にして十分。

そもそもがスペックとかそういうことを全く意識することなく、車とつきあえるのがこの車の持ち味なのかもしれない。

つまり飛ばそうという気が、全く起きない車で、これは実に不思議だ。

免許証の点数が少ない人には、絶対にお勧めの車です。(笑)

 

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試乗後車庫へ入れる、エンスー営業マンのK氏。
  

  

助手席のカミサンも、眠くなるほど乗り心地がいいと、かなり気に入っていたのだが、ただ自分で運転するとなると、サイズが大きすぎるという。

たしかに、かなりの長い車なので、日本の毎日の足としては、慣れないと気になるサイズかもしれない。

メルセデスSクラスとEクラスの中間ほどの長さがあるという。

 

何しろ普段彼女が運転しているのは、ミニだからね。(笑)

でも私の中では、ボクスターの次は、この車以外考えられないほど、気に入ってしまった。

その独特の乗り味に、思わずボクスターを売って、即買い換えようと思ったほど。

 

エンスーなK氏によると、ポルシェからの乗り換えも、少なからずいるらしいが、何となく「そうだろうな」と納得できるものがある。

これでボディーサイズがもう少し小さければ、即買い換えるのになあ。

普段は一人か二人でしか乗らないので、こういう大きな車は今まで買ったことがないんだけどね。

だからといって、いくら何でも、車3台はいらないからね。

 

いやあ、参りました。

 

インプレッサ

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Web CG で米国発表時のニューモデルの写真を見たときから、気になっていた車の試乗へ行ってきました。
 

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さて何の車かわかりますか?

 

スバルインプレッサのニューモデル。

旧型の何となく豚の鼻のように見えていたグリルから一転し、見違えるようにハンサムになりました。

これだけエクステリアのデザインが良くなったのだから、中身も相応でさらに良くなったのではないか?という単純な考えで、これは一度乗ってみないと・・

ということでカミサンと、日曜午前のガラガラに空いた首都高速をヒタ走り。

目的地は、電話であらかじめ試乗の予約をしておいた、恵比寿の東京スバル営業所。
  

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2リッター・ターボ「S-GT」:246万7500円 - 259万3500円

 

こういう試乗は、大体が10分くらいのコースなので、シートの座り心地などなどの時間をかけないとわからないところはバイパスし、加速の滑らかさ、トランスミッションのつながり具合、ブレーキのリニアさ、に絞って チェック。

それに、いちいちメモを取ってるわけではないのと、どうしても普段乗っている、ボクスターSとミニクーパーSとの比較になってしまうの で、そこんところはよろしく。

走りながらの営業マンTさんによると、室内の寸法はレガシーより広くなったそうで、そのせいでしょうか、運転席に座った第一印象は、なんだかとても大きな車のように思えました。

最もスポーティーなバージョン、という先入観があったためでしょうか、乗り心地は予想外にソフトな印象。
 

  
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よく言えば、柔らかい乗り心地、悪く言えば、ちょっとブワブワしたフィールで、ターボ付きのスポーティーな仕様なら、もう少し堅めであってほしいなあ。

と、ないものねだりでゴメンね。^^

ステアリングに、パドルシフトが付いていないので、マニュアルモードだとセンターコンソールのシフトレバーでシフトすることになります。

短い試乗時間にもメゲず、いろいろやってみましたが、スポーツモードのオートマチックが、ちょうどいい案配でした。

ミニよりも、シフトアップ、およびシフトダウン時にギクシャクしないのは立派です。^^

それと踏むとターボが効いて、なかなかの加速が味わえます。

ブレーキのフィールは、特別にいいというわけではありませんが、過不足なく効きます。

足がポルシェのブレーキの味を覚えてしまっているので、インプレッサにはちょっと気の毒な、評価でしょうが、そこは勘弁してね。
  

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2リッター「20S」:194万2500円

 

この下に 1.5リッター「15S」:145万9500円 - 166万9500円があり合計3種類。

次に乗ったのは2リッターの「20S」。

顔つきはこちらの方が、ターボよりエレガントというか私はこっちが好み。

パワーは当然のことながら、ターボ付きに比べてマイルドだが、発進加速はこちらの方が、スッと動く感じが少し意外。

エンジンの特性か、アクセルを踏んだときの反応の味付けかはわからないが、馬力が少ない分をカバーするような特性に変えてあるようなので、実用上は全く問題なしです な。
 


ちょっと気になったのは、インテリアの質感。

ターボはスポーティーな仕上げなのでそれほど気にならなかったのですが、こちらだとちょっと、質素過ぎるというか、ビジネスライクすぎるというか・・

別の言い方をすると、ちょっとチープな感じがしたのですが、これはミニのお洒落でセンスのいい内装に慣れているから余計にそう思うのでしょう。

まあ、200万円の車にそれを言うのは酷ですよね?

インプレッサくん、ごめんネ。^^

 
 

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20Sとターボとは約50万円の違いですが、じゃあお前はどっちを選ぶの?というと、なかなか微妙なところ。

ターボの顔つきは私にはちょっとねえ、ということもあって、余計になんですが。

でも冷静になってみると、200万円でこれだけのバランスの車が手に入るワケですし、車に特別なものを求めず、足として使うのであれば、全く問題ありません。

そんなことは、当たり前だのクラッカーという声が聞こえてきそうですが、それはともかくとして、エクステリアデザインに、ちょっとBMWの1シリーズのスパイスが振りかかっているように思うのは、気のせいでしょうか?^^

そのせいかどうかはわかりませんが、比較的クリーンでよくまとまった、アクやイヤミのないエクステリアデザインだと思います。

もうちよっとシャープさがあると、もっといいのにね。

というように、冒頭のアメリカ仕様の車の写真と比べると、グリルにクロームメッキの部分を加えたりしているせいかどうかはわかりませんが、私が最初に受けたというか 、期待をしてしまった「小粒だけどピリリと辛い」というイメージとは違っていたのが、ちょっと残念でした。

これは乗り味全体から受ける印象も、また「然り」なのですけどね。

もう少しキリっとした味が欲しいと思うのは、「素」がいいからなんでしょうけどね。

このあたりは、コストの制約という大きな壁が立ちはだかっているのだと思います。

 

なんだかんだと書きましたが、6月5日の販売開始から1週間での累計受注台数が月販目標2500台の1.5倍を上回る3829台、好調なスタートだということで、まずはおめでとうございます。

グレード別では、ベーシックモデルの「15S」が全受注の65.5%。ターボエンジン搭載の「S-GT」が19.7%で、スタンダードモデルの「20S」は14.8%で、ボディ色で最も人気が高いのは、スティールシルバー・メタリックで全体の24.1%、次いでサテンホワイト・パールが15.4%ということのようです。


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ちょっとハナシは脱線しますが、スバルってレガシーといい、この新しいインプレッサといい、ここまでできるのであればという線で突き進むと、思い切って日本のアウディーあるいはBMWとして、プレミアム路線を走ることができるメーカーなのではない でしょうか。

まあこれは私の勝手な願望なのですが、なんならそういった外資系のメーカーの傘下に入ってでも、チャレンジすれば面白い車ができるのではないかと。

スバルの会社で働いている方からは「なんてことを言うヤツだ!」とお叱りを受けるかも知れませんが、それだけの潜在能力があるような気がするのですが、気のせいでしょうか。

ミツオカ自動車もそっちの路線ではなく、メルセデスのAMGや、ポルシェのルーフ、BMWのアルピナのように、トヨタやホンダやニッサンの特別なバージョンを作るとか・・

あっ、トヨタはレクサスをやってましたね。

日本製のスペシャルなプレミアムカーを作って世界に問うメーカーが、一つくらいはあってもバチは当たらないと思うのですが、どうなんでしょうか。^^

と、お天気が良かったもので、ついついハイになって、とんでもないことを書いてしまったのかな?(笑)


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戯れごとはさておいて、11時過ぎには、東京スバルのセールスTさんにお礼を述べ、カタログ もいただいて、この日はじめて訪れる蕎麦屋を目指し、渋谷を抜け青山通りへ。

上の建物のそばにある蕎麦屋へ。^^

 

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丸いビルのミラーウィンドウに映ったところをパチリ

 

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