Tuesday September 11, 2007

US Market Recap

他条件も揃った低PER銘柄

株価の割安、割高を判断する一方法として、株価収益率(PER)が多くの投資者に利用されている。低PER=割安、と一般的に解釈されているが、もちろんPERだけに頼った投資は危険だ。そこで今日は、ビンセント・マオ氏(インベスターズ・ビジネス・デイリー)が選んだ、有望低PER銘柄を紹介しよう。

注: 下記の銘柄は、次の条件が揃っている。

・PERは15以下。

・一株利益成長率はトップ10%に属すること。

・株価成長率はトップ30%に属すること。

・機関投資家に買われていること。

・株価は15ドル以上であり、一日の平均出来高は20万株以上あること。

1、Teekay Corporation (TK): PER15

過去4四半期、売上が10%のペースで伸びている。株価は、10週移動平均線付近で横ばい中。

2、Philippine Long Distance Telephone Co. (PHI): PER15

株価は、8月の急落から簡単に回復した。過去4四半期の売上は、16%から26%のテンポで成長している。

3、Pride International Inc. (PDE): PER15

ヒューストンに本拠地を構える石油採掘業者。過去3四半期の、一株利益成長率は90%を超えている。

4、Amtrust Financial Services Inc (AFSI): PER14

2四半期前、12社のミューチュアルファンドがAFSIを買っていたが、現在その数は30社を超えた。

5、Partner Communications Co. Ltd. (PTNR): PER14

チャートには、二番底が形成されているようだ。

6、Schnitzer Steel Industries Inc. (SCHN): PER13

7月18日の高値は射程圏内。

7、Superior Energy Services Inc. (SPN): PER13

4四半期連続で、一株利益、そしてキャッシュフローが伸びている。

(参考にしたサイト: http://biz.yahoo.com/special/ibd091007_article1.html

Stocks You Need To Know About

ダウ指数に連動するDIA

15分足

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昼頃、底を打って一転反発だが、何に支えられたのだろう?日足へ移ろう。

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8月28日の安値に、買い手が待っていた。

Wall Street English

二つの焦点

現在、マーケット関係者が最も気にしていることが二つある。

There is caution ahead of Sept. 11, with lingering concerns about some attempt somewhere on the anniversary, and then we're only a week away from the FOMC. 

9月11日が明日に迫り、テロ活動が心配になる。それに、FOMC(連邦公開市場委員会)も一週間後だ。  マーク・パド氏(投資戦略家)

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