February 2008 のトップ・ストーリー一覧

米国住宅市場は底打ちだ!?

ローンの支払いが不可能になり、差し押さえとなる住宅が急増していることは、既にニュースではなくなった。しかし、証券会社に勤める友人が、約10日ほど前に報道された、こんな記事をメールしてきた。ヘッドラインは、「差し押さえられた物件に住みつくホームレスたち」、というものだ。

節約を始めた米国消費者

口座資金が減ってくると、攻撃的なトレードが出来なくなり、慎重なトレードを心がけるようになる。同様に、経済成長が下向きになった今日のアメリカでは、消費者たちの金の使い方も以前のようなわけにはいかなくなった。では、実際にはどう変化しているのだろうか?

地域に馴染んだ店作り

インフレを否定し続けていた人たちも、今朝の生産者物価指数で、考えを変えたことだろう。アナリストは+0.4%を予想していたが、結果は+1.0%という、25年ぶりの大幅上昇だ。特に食品価格の上昇が著しく、最近では、コーンフレークで有名なケロッグ社が値上げを発表している。

Google, Apple Won't Let Us Down, Says Fund Manager、というヘッドラインを見つけた。あるファンドマネージャーが、「アップルに裏切られることはないでしょう」、と発言したらしい。言い換えれば、現在の株価は魅力的、ということになる。さっそく、長期投資家になったつもりで、アップルの12項目を調べてみた。
クレッグさん、というスイングトレーダーがいる。べつにスタートレーダー、というわけではないのだが、トレードを始めたキッカケがテレビ番組だったというから面白い。本人の話を要約してみよう。

不況知らずの職業はどれ?

経済の落ち込みが身近に感じられるようになり、失業の心配をする人たちが増えている。特に雇用状況が悪化しているのは、サブプライムで大きな損を出した銀行や証券会社などの金融機関、それに住宅関連セクターだ。しかし、こんな状況とは裏腹に、好調な伸びを見せている職種がある。早速、いくつか見てみよう。

インフレだ、スタグフレーションだ、と議論されているが、どちらにしても物価が上がっている。2004年12月から、2007年12月までの範囲で調べると、米国の消費者物価指数は、年平均で3%の上昇だ。こんな数値だと、インフレだと騒ぐ方がおかしく見られそうだが、現に消費者は物価高を痛感している。なぜだろうか?

安値で株を買う方法、というヘッドラインを見つけた。書いたのは、深い洞察力、ユニークな理論でお馴染みのジム・ジューバック氏だ。さっそく読み始める人が多いと思うが、不動産投資で有名なロバート・キヨサキ氏が、こんなことを語っている。

株にストライクは無い!?

ピーター・リンチ氏の有名な言葉の一つに、「もしあなたが、一年間に15分ほど株式市場のことで心配するなら、それは12分の時間を無駄にしたことになる」、というものがある。どう理解するべきだろうか?
先日発表されたように、ダウ30銘柄から、アルトリア・グループ(MO)とハニーウェル・インターナショナル(HON)が削除され、新メンバーとしてバンク・オブ・アメリカ(BAC)とシェブロン(CVX)が加わる。(2月19日から実施)ここで、いくつかの疑問に対する、ジョン・プレストボ氏(ダウ・ジョーンズ社)の回答を見てみよう。

トレードをどう復習するのか

久しぶりに、個人投資家たちに人気のある、fool.comへアクセスしてみた。こんな言い方もあったのか、と株と野球ファンを比較した、オースティン・エドワーズ氏のコラムが興味深かった。少し曲解になるかもしれないが、これが要点だ。

事実を知られたくない政府

月曜は祭日、金曜のトレードを休んで、四連休と決め込んだトレーダーたちが多い。現に、いつものようにマーケット関連ブログを見てみたが、たしかに更新されているものが少ない。しかし、更新されているブログには、一つの共通点があることに気がついた。皆、同じことを取り上げているのだ。

上場投信には、数多くの種類があることは知っていたが、まさかこんな物があるとは思ってもみなかった。FocusShares ISE-Revere Wal-Mart Supplier (WSI)、と長い名前だが、これは大手小売店ウォルマートに製品を供給している企業に投資する上場投信だ。

資金、家族、感情

あなたは、フルタイムのトレーダーとして成功することができるだろうか?辞表を提出する前に、クリス・ぺルナ氏(marketstockwatch.com)が指摘する、六つの事項を考慮してみよう。

ドル高がやって来る?

空売りで知られるダグ・カシュ氏(シーブリーズ・パートナーズ・マネージメント)が、「私のポートフォリオは、空売りが多すぎるかもしれない」、という興味深い発言をした。正に、ベアが心配し始めているわけだから、ここからは上げ相場を期待してよいのだろうか?

ティモシー・サイクス氏、27才、トレード界のスターだ。バル・ミツバーのお祝いで貰った1万2千415ドル(約132万円)を、1999年から2002年の間に、165万ドル(約1億7600万円)に増やすことに成功し、2003年、この資金を元にして、ヘッジファンド(Cilantro Fund Management, LLC)をスタートした。

26万8000円

週末、米国の投資家たちは、どんなニュースに注目したのだろうか?14日のバレンタインデーにちなんで、CNNマネーは、チョコレートやバラよりも魅力的な株の特集をしていた。(話はそれるが、バレンタインデーは女の子からチョコレートを貰える日だと思っていた。しかし、アメリカに来てみると、正反対だった。)

トーキング・ヘッド

証券アナリストのことを、「Talking Head」と呼ぶ人たちが増えたような気がする。直訳すると、話す頭ということになるが、好例はテレビのアナウンサーだ。画面に見えるのは、せいぜい胸から上だけで、全身が放映されることは先ず無い。ようするに、テレビにアップで映り、カメラに向かって原稿を読んでいるのがTalking Headだ。

朝は、コーヒーではなく緑茶の方が良い、と40歳くらいのトレーダーが言っていた。理由を尋ねたら、緑茶には「抗酸化作用」があるからだ、という答えが直ぐに返ってきた。その他にも、トレーダーにお奨めの食べ物を教えてもらったので、さっそく皆さんにも紹介しよう。

マーケットの統計を見てみよう

株式市場の統計、と言えばストック・トレーダーズ・アルマナックが有名だが、最近、cxoadvisory.comを利用する人たちが増えているような気がする。おそらく、前者は有料、後者は無料、ということが多分に影響していると思うが、内容の点でもcxoadvisory.comは中々しっかりしている。

やはり不景気は避けられない

情報漏れの可能性を懸念して、ISM非製造業景気指数は予定された時刻を待たずに、火曜のマーケット開始前に発表された。アナリストは53.0を予想していたが、結果は44.6という、米国サービス業の大きな落ち込みを示す内容だった。AP通信の報道によれば、サービス・セクターがマイナス成長になるのは約5年ぶりのことだ。

皆さんは、どうやって空売り候補を探しているだろうか?MSNマネーのコラムで、ハリー・ドマッシュ氏(winninginvesting.com)が、下がる確率の高い株の見つけ方を紹介しているので、さっそく要点を見てみよう。

ジョーク その2

孤独な投資アドバイザーがいた。あまりに淋しいので、ペットを飼うことにした。さっそく近くの店へ行って、店員にこう言った。「犬や猫じゃなくて、少し変わったペットを探しているんだ。何か提案してくれないかな?」あれこれと見た結果、アドバイザーはムカデを選んだ。

納得できる買収計画

たとえ予想どおりの内容でも、雇用統計は、いつもトップ記事になる。しかし、今回は違った。どのサイトも優先して報道したのは、マイクロソフトがヤフーを450億ドル(1株あたり31ドル)で買収しようとしている、というニュースだった。

この勢いで利下げを続ければ、米国の金利は直ぐ日本に追いつく、という書き込みが掲示板にあった。更に読み進んで行くと、数回に分けて利下げをするよりも、最初から金利をゼロにしてしまえばよいのだ、という乱暴な意見もあった。どちらにしても、積極的な連銀による利下げで、直接影響を受けたのは定期預金だ。

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