Monday October 22, 2007

US Market Recap

世界の株式市場は半々

金曜の急落で、月曜のマーケットを心配する人たちが多い。持ち株を全て処分するべきだろうか、それとも、ここは良い買い場になるだろうか?とうぜん、あちこちのウェブサイトを回って情報を集めることになるのだが、先ずこのヘッドラインから見てほしい。

Coming Week: Risky Business

いきなり、次週は危険、という警報だから、まるで下げを予想しているようだ。要約すると、金曜のマーケットは、中国株と新興市場銘柄の下げが特に目立ち、逆に国債が大きく買われた。更に、古い話題だが、大手証券や銀行の名前が挙げられ、これらのセクターの低迷ぶりが説明されていた。

これを読んだだけでは来週の作戦を立てることはできないが、記事の下には、読者からのアンケートが取れる仕組みになっていた。質問は三つある。

1、次週のマーケットに対して、あなたの見方は強気、弱気、それともニュートラルですか?

2、次週は、どのセクターが買われると思いますか?

3、次週は、どのセクターが売られると思いますか?

結果を見てみよう。

1、強気 37.54%、弱気 41.37%、ニュートラル 21.07%

2、金、金鉱株 12.74%、インターネット 10.39%。

3、銀行 21.86%、証券会社 15.88%

「トレード・ウィザード(トレードの魔術師)」の異名を持つ、ビル・カラ氏の意見を記しておこう。

世界の半分はブルマーケット、そして半分がベアマーケットだ。アメリカ、日本、イギリス、それにドイツはベアマーケットに入る。まだ上げ相場が続くのは、インド、中国、ホンコン、シンガポール、ロシア、ブラジル、カナダ、そしてオーストラリアだ。

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(参考にしたサイト: http://www.thestreet.com/s/coming-week-risky-business/markets/marketfeatures/10385593.html

http://www.billcara.com/archives/2007/10/saturdays_commentary_chat_1020.html#more

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新聞を読んでいるのは大統領だろう。イラク、イランなどの、アメリカの抱えるヘッドラインが見える。そして、金曜の急落で、ベアマーケットがブッシュ大統領を呑み込もうとしている。これが、大統領のセリフだ。

AT LEAST ECONOMY IS STRONG.

「少なくとも、経済は強い。」

(参考にしたサイト: http://bigpicture.typepad.com/comments/2007/10/at-least.html

 

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