Tuesday November 11, 2008

US Market Recap

安くなったのは薄型テレビ

2000年、インフレ率調整済みの、米国世帯の中間所得は5万557ドルだった。そして7年後、その数値は5万233ドルに下落し、国民の生活レベルは全く向上していない。


5万557ドルから5万233ドルなら、ほぼ同額なのだが、多くの消費者は暮らしは苦しくなる一方だと言う。なぜ、そう感じるのだろうか?ビジネス・ウィーク誌は、こんな物価比較をしている。

(数値はインフレ率調整済み)

・一世帯の平均電気代(月)

2001年: 104ドル15セント
2008年: 117ドル59セント
上昇率: 12.9%

・平均的な車を満タンにするのに必要なガソリン代\n

2001年: 29ドル9セント
2008年: 44ドル48セント
上昇率: 53%

・ハンバーガー用の肉1ポンド

2001年: 2ドル52セント
2008年: 2ドル98セント
上昇率: 18.3%

・たまご1ダース

2001年: 1ドル25セント
2008年: 1ドル99セント
上昇率: 59.2%

・コルゲート大学の授業料(教科書代や他の教材費を含む)

2001年ー2002年: 3万3385ドル
2007年ー2008年: 3万9545ドル
上昇率: 18.5%

・プロ野球観戦(シカゴ・カブスの外野席)

2001年:24ドル71セント
2008年:36ドルー45ドル
上昇率: 46ー82%

・ニューヨークからデンバーまでのバス代

2001年:127ドル
2008年:139ドル
上昇率: 9.4%

・所得税申告書作成費(H&R Block社を利用した場合)

2001年: 134ドル41セント
2008年: 172ドル58セント
上昇率: 28.4%

逆に、大きく下がったのは薄型テレビだ。

Sony Trinitron WEGA32インチ

2001年: 2718ドル
2008年: 1199ドル
下落率: 55.9%

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(情報源: http://www.businessweek.com/investor/content/oct2008/pi20081027_597415.htm?campaign_id=aol

Current Topics

好成績の秘密

ピーター・ブリムロー氏(金融ジャーナリスト)によると、今年最も成績の良い株ニュースレターは、+36%のクローフォード・パースペクティブズだ。(同期間、1月から10月末、S&P500指数はマイナス33%。)なかなか立派な成績だが、いったい、どうやって銘柄を選んでいるのだろうか?正解は星占いだ。

(情報源: Star performer relies on the stars

Wall Street English

GMの株価ターゲット

Deutsche Bank downgraded General Motors to sell from hold, with a price target of $0.

ドイツ銀行は、ゼネラル・モーターズをホールドから売りに格下げし、目標株価を0ドルに設定した。

(marketwatch.comより)

 

 

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