知っていることと、できることの違い

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現在行っているトレーニングは、すべてが初めての試みばかり。

そこから得られることというのは、予想とはかなり違うことも多々あるのですが、次のステップへ進むためには、ある種の「閃き」が大きくブレイクスルーするための、要になることが多いのです。

そのため、トレーニングを受けられた方からのインフォメーションは、何日もの間考え続ける、という「熟成」の過程で、非常に大きな意味を持つことになります。

偶然に遭遇する「ヒラメキ」が幸運となり、物事の行方を大きく左右するのです。

ボトムスキャンのシステムを考えついたときも、「偶然に頭の中をよぎるヒラメキ」が大きな役割を果たしました。

 

「偶然はそれを受け入れる準備ができた精神にのみ訪れる」 - 19世紀のフランスの数学者アンリ・ボアンカレ

 

トレードでは「運」という未知の力も肯定的に考え「運をつかむ」力をつけることも大事だと考えています。

いつ、どこで、偶然に遭遇するかという部分はコントロールできなくても、偶然が運んでくる「運」を自分のものにする能力を鍛えることはできるのではないでしょうか。

受け身ではなく、自ら欲しいものや必要としているものを探し出す能力を鍛える。

このトレーニングでは、こうした部分もついでに鍛えてしまおうというわけです。

 

この仕組みと同じことは、運にも当てはまります。

人は問題を解決するために仮説を立てます。

そしてその仮説にあてはまるものを、探す働きを、私たちは本能的に持っています。

ですから次のステップへ進むには「必要なもののカタチが具体的にわかっていること」が大事になります。

何故なら自分にとって「必要ななものが何なのか?」がわかっていなければ、チャンスが目の前に現れたとしても、それと気づかず見逃してしまうことになるからです。

もちろん「必要なもの」がピッタリとあてはまる場所があることも重要です。

ですから普段から、そうしたものを受け入れる準備をしておくことも大事です。

そうでなければ、せっかくつかんだ幸運も手放すことになってしまいます。

幸運とは、ただ待っているだけで手に入れられるものではありません。

求める「運」といつ遭遇してもいいように常に準備をしておくことが大事なのです。

「運」の大切さを知っている人は、運をつかむための労力を惜しまないものです。

このように、幸運を受け止めるための準備というのは、決して難しいことではないのです。

 

 
人には何かに興味を持つようになると、それに関連した情報を受け取るための準備が整うようになっています。

そして、次に大事なのは幸運にも「それ」が訪れたとき、その「ひらめき」を脳に定着させることができるかどうかです。

ヒントになりそうな小さな断片は、日々の仕事や生活の中ににたくさんあるものです。

ひらめきというのは、最初から完成した形で頭に浮かぶものではありません。

いわばタネの状態で出現する断片を捕まえ、自分の中でより大きなものへと育て上げることが必要になります。

 

チャートを見ているはずなのに気がついたら、反対方向へ動いていた、という現象は、トレーニングでは頻繁に起こります。

何故なら目の前にあるものを見てさえいれば、目を通してそれがそのまま脳に反映されるのではないからです。

つまり多くのトレーダーは「自分が見たいもの」しか見ていないのです。

トレーダーのアタマの中では、基本的なチャートの見方などを通じて、あらかじめ「こうなっているはず」という「その人なりの仮説」が出来あがっていることが多いのです。

「反対サイドへ動いても、すぐに元へ戻ってくるだろう」というトレードを続けていると、そういう仮説が頭の中に定着させることになるのです。

特に負荷がかかった状態でのトレーディング中は、「見る人のルール」にあったものだけを選択して見ていることになるわけです。

そのため、「その人の仮説で不要だと思ったもの」は見えない、ということが起こるのです。

 

トレードの世界では「すでに知っていること」を「すでにできている」と考え、スルーしてしまいがちです。

反対サイドへ動いた場合、エントリーした方向と反対色のローソク足が出現してから2本以内でカットロスをしなければならないということは、多くのトレーダーにとって、この「すでに知っていること」に相当するのです。

そのため多くのトレーダーは「それはすでにできている」と考え、トレーニングをすることなく、今まで通りの実トレードを続けることになり、結局一ヶ月トータルで勝つことができなくなるのです。

トレーニングでの平均的なトレード数である20トレードすべてで、こうしたことがきちんとできるようになるためには、徹底した訓練が必要になるのです。

では具体的に、どのような訓練をすれば、より効果的にこうしたことができるようになるのか?

それが今取り組んでいる方法なのです。

さてどうなるか?!乞うご期待!


 

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