Friday February 10, 2006

US Market Recap

引退しても影響力抜群のグリーンスパン氏

1月31日を最後に、連銀を去ったグリーンスパン氏が、早くも話題になっている。火曜日の夜、リーマン・ブラザーズは著名な投資家たちを集めて、マンハッタンで内密な会議を開いた。そこにグリーンスパン氏は、来賓講演者として招待されていた。

報道によれば、グリーンスパン氏は米国住宅市場に関しては悲観的だが、全般的にはアメリカ経済について強気な見方をしている。更に氏は、ウォールストリート関係者が予想している以上に、連銀は金利引き上げを継続する可能性があることを語ったようだ。

ブルームバーグからは、次のようなグリーンスパン氏の言葉が発表されている。「執拗に低い長期金利が、連銀の経済対策を妨げている。長期国債利回りが不動産ローンの金利、そして住宅ローン借り換え金利を決定するが、現在の利率はまだ低レベルであり、相変わらず住宅ローンの借り換えが続いている。」

こんなニュースを聞いた投資者たちは、さっそく国債を売った。その結果、10年物国債は5/32下落となり、利回りが4.59%に上昇した。しかし、この4.59%という利回りは、2004年6月、連銀が短期金利引き上げを開始した頃と同じ水準だ。

全く予期しなかったグリーンスパン氏の発言は、新連邦準備理事議長、バーナンキ氏を無視した軽率な行動だ、という非難の声が上がっている。「バーナンキ氏がどう思ったかは分かりませんが、これは内密な会議ということですから、誰かがマスコミに漏らしたわけです。ですから一概に、グリーンスパン氏を責めることはできないと思います」、とムーディーズのジョン・ロンスキー氏は言う。

ミラー・タバックの投資戦略家、トニー・クレシェンジ氏は、こんな感想を述べている。「マンハッタンの会議におけるグリーンスパン氏の発言は、決して新しいものでありません。1月31日、連邦公開市場委員会後に公表された声明文と、ほぼ内容は一致しています。2月15日には、バーナンキ氏が新議長として初めて議会で証言をします。注目するなら、グリーンスパン氏ではなく、この証言の方です。」

内密の会議で、グリーンスパン氏は金利引き上げがまだ継続される可能性を語ったが、何パーセントまで上昇するかは明言しなかった。ジョン・ロンスキー氏の見方によれば、短期金利は5%まで上がり、そこで金利引き上げサイクルは終了するらしい。ということは、5月が最後の金利引き上げになるわけだ。

もう一つロンスキー氏の意見を記しておこう。「予期せぬ下落となった第4四半期のGDP(国内総生産)は、第1四半期、5%から6%の大きな伸びを記録することでしょう。」金利不安を割り切って、株投資者たちの積極的な買いを期待したい。

ここで質問。リーマン・ブラザーズは、講演料として、いったいいくらグリーンスパン氏に払ったのでしょうか?
解答:25万ドル(約2950万円)、と推定されている。

Stocks You Need To Know About

アメリカ人は何故ローソク足を使うのか?

格上げされたアカマイが好例だ。下は5分足だが、開始4本目の足は、ほとんど胴体(実体)が無く、失速を示す尻尾が明瞭に見える。だから、良い利食いのシグナルになるわけだ。

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さて、これをアメリカで一般的に使用されているチャートで見ると、どうもよく分からない。

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Wall Street English

バフェット氏アニメに登場

Warren Buffett will provide his voice and likeness to an animated series to be released on DVD beginning this fall called The Secret Millionaire's Club, according to the company producing the show, DIC Entertainment.

大投資家、ウォーレン・バフェット氏がDVDアニメシリーズに登場する。タイトルは秘密ミリオネアクラブ。バフェット氏本人が声の出演をする。

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