Tuesday March 20, 2007

US Market Recap

機関投資家注目の10銘柄

不安定なマーケットが続いている。売り叩かれた株がだいぶあるから、「割安」という言葉を頻繁に聞くようになった。割安、割高を判断するには、PER(株価収益率)が一般的に利用される。単純な言い方をすれば、高PERは割高、そして低PERが割安株だ。

もちろん、PERだけでは適切に株を選ぶことはできない。収益の伸びが急速な企業は、アナリストや投資者から注目される。とうぜん買いを集めることになるから、PERは業種平均を大きく上回ってしまう。違った言い方をすれば、高PER株を無視することは、有望な大成長株を見逃す可能性がある。

それでは、どうやったら大きな成長を見込める、割安株を見つけることができるだろうか?ビンセント・マオ氏(インベスターズ・ビジネス・デイリー)の意見を紹介しよう。

「世界的な株安で、多数の銘柄が大幅に売られ、その結果PERも下がりました。ですから、買い候補探しの良い機会が訪れた、と言うこともできます。それでは、銘柄探しの注意点を、いくつか挙げましょう。

先ず、PERは15以下だけの銘柄に限定します。一株利益にも注目してください。単に利益の伸びが去年を上回っている、といったことでなく、伸び率が全上場銘柄の中でトップ30%内に入ることも必要です。

次に見るのは、株価の動きそのものです。低PER、高一株利益成長率があっても、肝心の株価が上がっていなければ話になりません。これも全上場銘柄の中で、株価の上げ方が上位30%以内の銘柄を選択することが重要です。

更に、機関投資家の動きも調べてください。PER、一株利益、上昇する株価の条件が揃っていても、機関投資家が売っているようなら避けてください。一般的に、一日平均の出来高が20万株以下、そして一株の値段が15ドル未満の株は、機関投資家から敬遠される傾向があります。」

実際にマオ氏は、10の銘柄を挙げているので記しておこう。(注:これは買い推奨ではなく、投資の一アイディアであることをお断りしておきたい。)

1. Marathon Oil (MRO) : 先日、ゴールドマン・サックスが売りから買いに格上げしている。
2. United States Steel (X) :機関投資家数が、254から290に上がっている。
3. Tesoro (TSO) : オイル銘柄ではトップクラス。
4. Aluminum Corp. Of China (ACH) : 一株利益が、47%の割合で毎年過去三年間伸びている。 
5. Commercial Metals (CMC) : 買収に積極的。
6. Reliance Steel & Aluminum (RS) : 2007年度の収益に明るい見通し。
7. Mechel OAO (MTL) : 機関投資家の参入が顕著。
8. Cummins (CMI) : 今年度の一株利益はアナリストの予想を簡単に上回りそう。
9. Arcelor Mittal (MT) : 2期連続で3桁の売上成長率を記録。 
10. Safeco (SAF) : シアトルを本拠地にする大手保険会社。PERは10。

Stocks You Need To Know About

目立ったセクター

下は、オイルサービス・セクターに連動するOil Service HOLDRs (OIH)の日足だ。

0319oih.gif

ギャップアップでスタートを切り、レジスタンスレベルに挑戦が始まった。さて、ブレイクできるだろうか?

Wall Street English

なぜ上げた?

U.S. stocks get a lift from overseas

海外市場に助けられた、と今日の上げを説明する見出しだ。

しかし、寄付き前に何の経済発表も無かったことが一番の上げ原因だ、と言うマーケット関係者が多い。

本マガジンは客観的情報の提供を目的としており、投資等の勧誘または推奨を目的としたものではありません。各種情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社は一切責任を負いかねます。

発行:株式会社ブレイクスキャン 監修:株式会社デイトレードネット