Monday September 24, 2007

US Market Recap

金利引き下げで恩恵を受けたのは誰?

週末、経済番組を独占した話題は、大幅金利引き下げ、ドル安、そして急騰する金の三つだ。マイケル・シェルドック氏(シトカ・パシフィック・キャピタル・マネージメント)が、興味深いデータを挙げているので、先ずそれから見てみよう。

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(bankrate.comより)

上は、今日(9月21日)と先週の住宅ローンの利子を比較したものだ。大幅利下げがあったにもかかわらず、住宅ローンの利子は逆に上がっている。実際に、固定金利住宅ローンで見てみよう。先週5.98%だった30年ローン(表の一番上)は、今日現在6.02%に達し、15年ローンは5.64%から5.66%に上昇だ。

それでは、自動車ローンの利子を調べてみよう。

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(bankrate.comより)

こちらの方は、住宅ローンのように上がることはなかったが、かと言って下がることもなかった。先週も今日も、36カ月(表の一番上)新車ローンは6.87%、そして48カ月新車ローンは6.92%だ。

しかし、下を見てほしい。

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(bankrate.comより)

これは、定期預金の利子と、マネーマーケットファンドの利子を比べたものだ。こちらは、全部下がっている。先週、4.58%だった6カ月定期預金(表の一番上)は、今週4.52%になり、1年定期は4.82%から4.77%に下がっている。マネーマーケットファンドは(1万ドルの場合)、先週の4.01%から3.91%に下落だ。

どうやら庶民には、金利引き下げは役に立っていないようだ。住宅ローン金利は上昇、自動車ローンは変わらず、しかし預金の利息は下がった。いったい、この大幅利下げで誰が利益を得たのだろう。「答えは明確だ」、とシェルドック氏は言う。

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(ダウ指数 週足チャート)

なるほど、儲けたのはウォール街だ。

(参考にしたサイト: http://www.bankrate.com/

http://globaleconomicanalysis.blogspot.com/

Current Topics

経済カレンダー

数値はアナリストの予想

9月25日: 消費者信頼感(9月分) 104.5

   25日: 中古住宅販売件数(8月分) 年間通算で555万件

   26日: 耐久財受注(8月分) マイナス2.5%

   27日: GDP(第2四半期) +3.9%

   27日: 新築住宅販売件数(8月分) 年間通算で83万件

   28日: 個人所得(8月分) +0.4%

   28日: 個人消費(8月分) +0.4%

   28日: シカゴ購買指数(9月分) 53.5 (50以上の数字は経済成長を表す)

   28日: 建設支出(8月分) マイナス0.1%

   28日: ミシガン消費者信頼感(9月分) 84.0 

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Wall Street English

Abercrombie(ANF)

金曜のマーケット終了後、ダウジョーンズ社から、こんなニュースが報道された。

Abercrombie CEO in plan to sell up to 2.5 mln shares in 2008 - DJ

Abercrombie社の最高経営責任者は、2008年に、250万株までの持ち株を売却する計画がある。

下は、Abercrombie(ANF)の週足だが、レジスタンスレベルの突破に難航しているようだ。

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