2008年12月04日 のCoolに過ごそう

ボトム・スキャン

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現在ガットボトムパターンに嵌った銘柄を探すことができる、「ボトム・スキャン」(仮称)システムを開発中なのですが、そのテストのためにCQGで動作するモジュールが完成しました。

ネットエイドでは、ガットボトム銘柄を探すため、リアルティックのマーケットマインダーを「チェンジ・オープン」という項目で並べ替え、始まった株価の位置からどれくらい反対へ動いているのかを、目視で探しています。

これをブレイクスキャンのような表示方法で、ガット・ボトムの対象となる銘柄を探せないだろうか?というわけです。

そうすれば、オープニングのクイックマジックプレイは、ブレイクスキャンプロを使い、30分ギャッププレイや、ガットボトムプレイ対象銘柄は「ボトム・スキャン」で候補銘柄をリストアップできることになります。

3日の米国ナスダックマーケットでは、ネットエイドへ次のように書きましたが、35分の時点で、AMZNが30分ギャッププレイパターンになる可能性が高いことを示唆する書き込みをしています。

 

 

上のチャートでは一番右のローソク足が長く伸びて、30分ギャッププレイパターンになっていることがわかります。

ガイドは、まだブレイクしていない時点で位置で書いています。

ですがこの時点で、上のチャートの「40.94ドル」の位置にある「フィボナッチの例のライン」(赤い細い水平線)を超えています。

下のチャートでわかるように、この銘柄はそのあと、ギャップを抜け、30分ギャッププレイパターンで上昇しています。

  

 
このモジュールが便利なのは、ボタン一つでレンジアベレージの位置と、フィボナッチ・リトレースメントのガイドラインを、チャートへ表示できるという点です。

つまり「フィボナッチの例のライン」(赤い細い水平線)を20個並べたチャートに設定しておけば、マーケット開始から1分後には、上のチャートのようにガイドラインが描画されます。

実際のマーケットで使ってみると、とにかく使いやすいのです。

  

ボトム・スキャンではこのようにして銘柄を探すため、ブレイク・スキャンのように候補銘柄をデジタル表示させようというわけです。

その前段階として、CQGのマクロを使った「アナログ」のシステムで、検証をしようというわけです。

 

この日のネットエイドで使ってみました。

検証のため、ネットエイドではチャートを貼り付ける余裕はありませんでしたが、大げさではなく、久しぶりに「感動」してしまいました。

というわけで、今後も引き続き、このモジュールの使い方や、その効果について、検証を続けてゆく予定です。

このモジュールですが、12月の基礎セミナー、ライブトレードセミナーへの参加者の方に配布を予定しています。

  

より理解しやすいよう、動画による簡単な解説をアップしましたので、ご覧ください。

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