あきれる日本のメディア報道

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311以来、日本のメディアには良心というものがないのか?と言いたくなる報道ばかり。

国民に事実をありのまま伝えようとしないマスコミは、以来半年以上が経過しても未だに同じ事を繰り返している。

東京電力は10月7日、福島第一原子力発電所の事故の収束に向けて手直しした工程表を発表。

この中で福島第一原発の1号機から3号機で放出されている放射性物質の量は、最大で1時間あたり2億ベクレルと発表。

これは1か月前と同じ数値だという。

一時間ごとに2億ベクレルもの放射能が環境にダダ漏れしているという事実を、やっと認めたのだ。

とにかく凄い数字だ。

しかし読売新聞は一面に「放射能放出、更に低減へ」と、もう殆ど放射能が出てないかのような報道を続けている。

「3月の事故直後の最大放出量の400万分の1だ」という表現で過小評価させようというわけだ。

 

だがこうした意図された過小報道は、読売新聞だけではない。

たとえば朝日新聞は、東京の地方面だけに、新宿の土からセシウム790ベクレル/1キロが、検出されたことを非常に小さな扱いで報道している。

普通の人なら、ウッカリ見逃してしまう大きさの記事だが、3.11前の日本だったら、多分1面のトップに掲載されたはず。

新宿で790/kgということは 51,350ベクレル/m2 !

普通は、平均では1年間にだいたい1キロあたり2ベクレルから最大で4ベクレル。

さらに横浜市鶴見区同位体研究所による 港北区マンション屋上堆積物のSr-90測定結果は(測定9/1、結果報告は9/2) 195Bq/kg。(検出限界値 1bq/kg)

汚染がれきが全国にばらまかれ、その結果放射能が日本中に拡散されつつあるのが現状だ。

真実をありのままに報道せず、危険を過小に報道する日本のメディアは、日本の未来をどう考えているのだろうか?

   

国立感染症研究所のHPのグラフを見ると感染症の過去10年間の報告数がグラフになっている。

低線量被曝による免疫が低下した結果、様々な病気の症状としてあらわれてきていることがわかるグラフではないだろうか。

急性出血性結膜炎
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kanja/weeklygraph/14AHC.html

01ketsumakuen.gif

手足口病
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kanja/weeklygraph/06HFMD.html

02teashi.gif

伝染性紅斑
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kanja/weeklygraph/07parvo.html

03densen.gif

細菌性髄膜炎
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kanja/weeklygraph/16bacmen.html

04saikin.gif

 

無菌性髄膜炎
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kanja/weeklygraph/17aseptic.html

05mukin.gif

 

マイコプラズマ肺炎
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kanja/weeklygraph/18myco.html

06maiko.gif

RSウイルス感染症
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kanja/weeklygraph/21RSV.html

07rs.gif

グラフの見方

赤いチャートが2011年・横軸は何週目かをあらわす(年間53週)

3・11は10週目(赤いマーク)

チャートの現在は38週目

 

おまけ

「肩から指が生える手足の奇形や中枢神経の異常、知能障害の可能性」

ドイツZDFテレビ「福島原発労働者の実態」

(動画)

 

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