経済的自立と壁

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きっかけで書いたように、私自身、1997年に仕事を解任されフリーランスとなった。

欧米では「ソーシャルメディア」や「クラウドファンディングサービス」などのウェブサービスが利用され始めているようだ。

こうした方法は、自身のブランディングや、商品・会社のPRにはうってつけなのかも知れない。

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だが実際に自立できた人の割合は、非常に少ないのではないだろうか? 

なぜなら資金集めの仕組みと、お金を出したくなるほど魅力的なサービスなり製品なりが必要になるからだ。

そんなに魅力的で素晴らしいアイデアを考えつく事ができるだろうか?

 

一番の壁は、資金集めと、組織作りの難しさだ。

つまりキャッシュフローがきちんとコントロールできないと、資金不足となって挫折することになる。

そして組織作りのため、誰かを雇用すると、当然キャッシュフローを直撃することになる。

 

汎用性と具体性ではシミュレーションの重要性を書いたが、先日観た「エンダーのゲーム」という映画もシミュレーション絡みの戦闘シーンが登場する。

いきなりのぶっつけ本番というリスクを低減させるためのシミュレーションの重要性が、よくわかる作品ではないだろうか。

こうした点は、アメリカ映画らしい発想と仕組みだなと、ちょっっと感心した次第。

 

  

うまく行けば、大資本に買収されておしまい。 

というパターンにならないビジネスモデルを構築できるかどうか?

ここがキーとなるはず。

  

お金を出して貰う、誰かが雇用してくれないと成り立たない。

こうした事態を避けないと、いくら自立を目指しても、結局は元の木阿弥となるわけだ。

自立のためには、こうした古い仕組みが混在するビジネスモデルにならないように、細心の注意を払う必要があるのではないだろうか。

 

キアヌ・リーブス、メジャースタジオからのオファーがもうないことを認める

 

 

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