2014年11月17日 のCoolに過ごそう

エントリー可否の判断基準について

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何故銘柄を探せないのか?に関連したご質問について・・

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下記のようなご質問をいただきました。

 

  

今日のクール拝見しました、はっち先生は3分足だけでエントリーの可否を判断されているのでしょうか?

遅まきながら10月から私は前日のチャートを確認するようにし、11月4日から今日のブログに画面レイアウトを載せましたが、このレイアウトでやっています。

15分足と並べて見るようにしてから負けないトレードができるかなと思えるようになりました。

   

ただどうしても12銘柄しか置けないのが欠点です。

今日のクールを見ると3×6で18銘柄見なければなりません。

となると3分足を20個くらい置く場合全ての3分足チャートに15分足チャートを横に置くことはできないので、どのようにして前日の高値安値トレンドなどをチェックすればよいのでしょうか。

15分足に固執せずに前日の高値安値を確認するのならエントリーする前にチャートを拡大する方法も先月試しましたが、どうもしっくりきませんでした。

ほかの方法があれば是非アドバイスをいただきたいのですが。

お忙しいところ申し訳ありませんがよろしくお願いします。
 

  

コンスタントに勝てれば、そのレイアウトがその人にとっての最適のレイアウト、ということになります。

私のエントリーの可否は、3分足チャートを見るだけ。

選択の可否を決める時間が、3分未満という条件では、3分足チャートを見るだけで精一杯のはずなのです。

    

検証に使う基本メソッドを変更で書いていますが、最初のエントリはエントリー方向と逆のギャップをつけたリバーサルパターンを狙います。

ギャップが大きいときは、最初のローソク足が236ガイドラインを抜けていたら2本目のアタマでエントリー。

あるいはエントリー方向と同じ方向のギャップなら、ギャップの薄いパターンを狙う。

236のガイドラインを越えていなくてもOK。

   

15分足と並べて見るようにしてから負けないトレードができるかなと思えるようになりました。

とありますが本当にそうでしょうか?

トレーディングでは、何となくとか、そういう気がする、という条件を持ち出すと、トレーディングのメソッドが混乱し、収拾がつかならくなることが多くなりがちです。

   

15分足チャートを見るようなレイアウトにすると、表示できるチャートの数は当然のことながら減るわけです。

減らしたくなければ、ディスプレイのサイズを27インチなどのサイズへ大きくするか、一つのチャートの大きさを小さくするしか方法はありません。

    

もう一つのポイントは、本当に15分チャートを見なければ所定の成績を出せないのか?

という点です。

  

15分足のトレンドを見ながらトレードをするメリットは、30分とか45分の間ホールドして、利益の幅を大きくできると、いう点ではないでしょうか。

それができなければ、15分チャートを見ながらトレードをする意味はないのです。

     

3分足の2本目のアタマでエントリーするという、単純な方法のメリットは、3分チャート1種類だけを見ればいいというシンプルさにあります。

それで一日500ドル獲れれば、月収100万円になるのです。

まずはそのレベルでの利益をコンスタントに出せるようになる。

  

これが最も優先すべき課題ではないでしょうか。

それさえできるようになれば、次は15分チャートを見ながら、利益幅を大きくするというアプローチへ進めばいいと思います。

とはいえ、オレ的に言えば、普通一ヶ月100万円をコンスタントに稼げるようになれば、まずはそれで十分だと思いますが・・

  

 

 

レクサスの憂鬱

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webCG の レクサスRC F(FR/8AT)試乗インプレッションを読んだ。

「そこらの道でもココロがおどる」というサブタイトルの記事を読んだが、具体的にどこがいいのかは、最後までわからなかった。

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乗り心地はファームだけれど、素晴らしく快適だとか、超高性能車でありながら、非常に運転しやすいなどというのは、このクラスになれば当たり前だろう。

そもそもが、1千万円を越えるクルマで、何がしろの感動がなければ、誰も買わないだろう。

 

ではどこが魅力なのか?

CGの記事では、何となく「いい」くらいしか伝わってこなかった。

    

レクサスは2013年度の国内新車販売台数で、「メルセデス・ベンツ」に逆転されてしまった。

1989年に米国で始まったレクサスブランドだが、すでに誕生から25年目。

2013年の世界販売でも、ドイツのBMW・メルセデス・アウディに比べ、約3分の1程度しか売れていない。

   

レクサスの山本常務役員は「高級車ブランドとして認められるラインアップは確立したい」とドイツ勢と比較して少ない車種を拡充する方針を示している。

「結果として販売台数が増えるのは構わないが、台数を増やすために車種を増やすのではない」と販売規模の拡大を優先する考えはないと強調している。

何だか負け犬の遠吠えのように聴こえるのはオレだけだろうか?

本音は、何とかして台数を売りたいのではないのか?

   

   

現在のトヨタは、第一トヨタ、第二トヨタ、ユニットセンター、レクサスの4事業体から成り立っている。

レクサスインターナショナルは、社長である豊田章男氏の直轄事業でもあるわけだ。

    

ちょっと下品なスピンドルグリルで「顔つき」を揃えてきたレクサス。

だがこちらで書いたようにクラウンにも採用している。

レクサスブランドでしか手に入らないスピンドルグリルではなかったのか?

 

相変わらずのブランディング戦略。

   

スピンドルグリルの顔つきにあやかってクラウンを売りたい・・

時折覗く、こうしたトヨタの下心。

こうして、せっかくのスピンドルグリルのブランドイメージは低下してしまった。

        

1117lexus2.jpg

しかもピンクのクラウンといい、このレクサスの柿色といい、カラーセンスが垢抜けないのもイタイ。

    

そもそもこの色は、ポルシェGT3RS という超高性能車のイメージカラーなのだ。

クルマ好きなら、誰もが知っている色だといっていいだろう。

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圧倒的な運動性能で高い評価を受けた RS ゆえの烈な印象の象徴とも言えるボディーカラーだ。

言い換えれば、ポルシェの 「GT3RS だからこその色」でもあるわけだ。

    

そうしたイメージカラーを「まんまパクって」まで使ってしまうというレクサスのカラーセンス。

一体誰の発案なのか?

  

もともとがトヨタの売れ筋はアクアとプリウス。

「車には興味がないが、車は必要、そして燃費が一番大事」という人が選択する車種だ。

つまり「車が好き」だから買うのではなく、「車がなかったらどーしようもない」ために買っているのだ。

  

そういう車のメーカーのトップがレクサスの責任者であること自体、何だか間違っている気がするのは、オレだけだろうか?

 

 

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イメージアップの企業戦略という意味で、最近見事な手腕を見せたのはBMW。

既存モデルを電気自動車化するのでなく、白紙新設計で i3 と i8 を作り、別ブランドで立ち上げた。

     

CFRPまで多用した i3 や i8 の値段では完全にコスト割れのはず。

別ブランド構築のコストや、100%リサイクルを実現する費用も含めれば、その赤字はさらに膨れ上がるだろう。

だが何故BWMがそこまでやるのか?

 

他を圧倒し、この先十年以上、その効果を継続させることができる内容を持つ企業プロモーションとは?

その答えが  i3 や i8 。

つまり企業ブランドの向上のための費用と考えれば、彼らは十分にペイすると判断したわけだ。

  

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この戦略は成功だったようで、BMWの i3 は、リーフという失敗の前例がある日本でも、意外に高く評価されている。

  

一方で空前の利益を出しながら、こうした企業ブランドへの先行投資を含めた先手の打てないトヨタ。

この調子では、レクサスの憂鬱は、この先もまだまだ続くのではないだろうか?

 

   

東京マーケット・事前速報

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17日(月)午前8時10分。日経先物Emini の30分チャート(左)

薄いギャップアップ。

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