モリケータ氏のC-HR評

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森慶太FMOで森慶太さんの、■C-HR、借りてみました

が、久しぶりに刺さった。

 

じゃあ、どう刺さったのか?

 

ということなんですが・・

有料メルマガの内容をまんまコピペするのはナンなので、ざっと「かいつまんで」ご紹介。 

     

モリケータ氏が借りたというC-HRは、パワートレインでいうと1.2ターボ+CVT。

つまり4WDですね。

       

  

スッカスカ

 

第一印象のキーワードは「スッカスカ」という意味深なフレーズ。

重厚でずっしり安定したという褒め言葉とは、反対のニュアンス。

   

スッカスカというと、なんだか軽そう。

だけど、実際にはC-HRはそれほど軽いわけではない。

 

車重は1470kgと、このサイズにしては決して軽くないわけだ。

 

だからといってドライバーズシートから感じる手応えが、それなりの重量感か?

というと、そうでもないという。

   

いわゆる運動性能がよい場合に時々使われる「クルマが軽く感じられるフットワークの良さ」というのではないようだ。

フムフム。

  

もともとC-HRは、今のプリウスと同じプラットフォームを使っているわけです。

じゃあプリウスのようかというと、そうでもないという。

  

何ナニ?

それよりも一つ下のクラスのプラットフォームを使っているかのような手応えだって?

 

いわゆるサイズ感や内装の高級感とかが、イマイチということなんでしょう。

 

 

ハッキリとしたダメ出しが二つ

  

まずシフトノブについているロック解除ボタン。

押し込まれてボタンが動くときの揺動軸の位置がよろしくないらしい。

 

意図せずに何度もロック解除がされてしまうという。

これってまずいよね。

   

さらに、パワーウィンドウのスイッチもダメ。

指の腹が当たる部分が薄く、指の腹にグッと強く食い込んでしまうという案配。

 

滑りやすいうえに安物っぽい樹脂が指の腹に当たり、操作しにくいという。

いやあ、かなり具体的に記述されていました。

 

     

ザックスとミシュラン

 

コーナーでのハンドリングについては、ドライバーの意のままに、ではなくクルマ側の意に依存するタイプらしい。

いいダンパーといいタイヤが売りのC-HRですが、クルマが勝手に曲がろうとする方向へ躾けられているようです。

  

足回りは関節のゴムブッシュが柔らかすぎるせいでユサユサと揺れ、長時間乗っていると、ちょっと酔うそうだ。

 

あと室内の音や振動が意外や意外。

トヨタ特有の、「トヨタおばけ」まではゆかないけど、かといってスッキリしているわけではないという。

  

じゃあ友達に、C-HRを勧めるかというと、答えはノーだそうです。

いやあ、ハッキリ書きますねえ・・(笑)

  

まあひどい車だとまでは言わないけれど、乗っていて味気ないクルマだという。

ありゃあ。

 

巷ではデザインがいいとか書かれているC-HRですが、迫ってくるかっこよさがないという。

これは筆者も同感。

  

街でも時々見かけるけど、顔はまだしも尻がダメ。

後について走っていると、思い出すのは日産のジュークの尻。(笑)

    

とくに夜になってテールランプが点灯すると、これまた実にカッコ悪い。

夜に自分の尻を見たことがないのか?

   

「トヨタ車特有のツマンネエ感がかえって強調されている」という文言は、トヨタがスポンサーの媒体では絶対に書けないフレーズでしょう。(笑)

  

いわゆる造形というか、質感や存在感も百均屋で売ってるプラのザルみたいで大味だと感じたそうです。

車内に伝わってくる洗車機の騒音は、CX-5よりずいぶんうるさく感じたという。

  

ハンドルそのものも握った感じの記述も、最初に登場した「スッカスカ」というフレーズが使われていました。

なので乗っているうちにすぐに飽きてしまうであろうと、これまた厳しいご指摘。

 

トヨタが描いた、こうしたクルマ売れば、こういう層が買うはずというシナリオにハメこまれてしまっている感がするので、巷で書かれている試乗記の印象以上のことが、何もないクルマだと、だんだんエスカレート。

  

    

カングーがグーだったそうです。

  

で、森さんはこのC-HRのすぐあとで、旧カングーへ乗ったらしいのです。

そのナマのリアルな骨太さのある乗り味は、とても快適だったと絶賛モード。

  

これがクルマならC-HRなんてクルマじゃないぞ!というくらい違っていたそうです。

ありゃあ、またしても、そこまで書くか・・(笑)

    

鈴鹿からの帰り、朝から一日中サーキット内で過ごしたため疲れていたという。

なのに、カングーを運転してるうちに回復。

さらにはリフレッシュまでできてしまったのだといいます。

なので実に、疲れなかったそうです。

   

そして「SACHSもMICHELINもついてなかったですけど」という締めのフレーズでジエンド。

最後の決めのフレーズはさすがプロ。

 

いやあ、読後感が実に爽快。

森先生、ありがとうございました。 

 

森慶太FMOは月額1,000円(税別) で、毎月4回毎週配信されます。

巷の車雑誌を買うより、遥かに本音の詰まった骨太な内容で、しかも面白い。

   

一ヶ月だけでも読んでみると、目から鱗ですぞ。

    

      

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