Stocks You Need To Know About

先週の米国マーケット

買われたセクター

1、日本株
2、メキシコ株
3、ネットワーキング
4、証券会社
5、天然ガス

売られたセクター

1、銀行
2、製薬会社
3、ケミカル
4、航空会社

予期せぬ好決算

予期せぬ好決算の発表で、マイクロンテクノロジーは窓を大きく開けて、力強い上伸となった。昨日買った人は正解だったが、はたして買える理由はあったのだろうか。

日足チャートを見ると分かるが、昨日マイクロンテクノロジーはチャンネルの下辺からきれいに反発している。強い動きだったから、引け間際に買うことができたはずだ。もちろん、決算を控えていたわけだから、中々買うのは難しかったことだろう。

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一転反発したが

巨大オイル会社エクソン・モービルが、オーバーウェイトからニュートラルに格下げされた。弱い寄付の後、一転反発となり、ほぼ高値引けになったが、ギャップ(窓)の上限を突破することはできなかった。もし明日ここでモタモタして、上昇するトレンドラインを割るなら、空売りを試す人が出てくることだろう。

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みごとな反発ラリー

下は金指数の5分足チャートだ。赤い線は先週金曜の安値だが、一度そこを割って、再度上に戻ったところが買いシグナルになった。安値割れ同時に空売りも入ったことだろうから、さぞ売り手は慌てたことだろう。思惑が外れたら、直ぐ損切ることの大切さをおしえてくれるチャートだ。

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逆指数が示すもの

下の日足チャートを見てほしい。ボラティリティー指数と呼ばれるものだが、これはマーケットと反対の動きをする逆指数だ。抵抗線にぶつかり、二日連続の下げとなっているが、これは何を意味するのだろうか。ハリケーンやオイルが心配材料として盛んに報道されているが、どうやらマーケットは上昇の機会を待っているらしい。

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トレンドラインを延長させよう

予想どおりの一株利益を発表したオラクルだが、ソフトウェアのライセンス収入は思ったほど伸びていなかった。早速プルーデンシャル証券からの格下げをくらい、オラクルは窓を開けての下げで取引が始まった。

注目したいのは下の日足チャートだ。まだ引けまで1時間以上あるが、株価は既に突破されたトレンドラインの上で下げ渋っている。一旦壊れたトレンドラインを直ぐ消さないで、延長させてみることを薦めたい。意外とそこが、新しいサポートやレジスタンスになるものだ。

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好タイミングなニュース

マクドナルドのチャート(日足)を見てみよう。新コマーシャルのニュースで上げたのだろうか、それとも支持線が原因だろうか。どちらにしても、タイミングの良いニュースだ。

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どちらのアナリストが正しい?

インテルと同セクターのAMDが、メリルリンチのアナリストによって「買い」から「ニュートラル」に格下げされた。下の日足チャートで分かるが、窓を開けての下げで取引が始まった。

しかし、よく見ると昨日は窓を開けての上げだ。何があったのだろう。既に想像されている方もいると思うが、昨日AMDはアダムパーカー社のアナリストによって格上げされ、目標株価29ドルの発表があった。

両証券会社とも同じ資料を持っているはずだが、出された結果は正反対だ。どちらのアナリストが正しいかはべつとして、興味のあるのは以前の抵抗線が支持線になれるかだ。

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重要な窓の位置

パイパージャフレー社のアナリストに目標株価を引き下げれらたウェンディーズ(ハンバーガーチェーン)、さすがに冴えない展開になってしまった。しかし、下の5分足チャートで分かるように、9時55分頃から一時的な反発を見せた。何故この位置で買いが入ったのだろう。答えは窓(ギャップ)だ。売買のポイントにも使われる窓、注意が必要だ。

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半値戻し

アスレチックシューズでお馴染みのナイキだが、好決算発表が買い材料となって、大きな窓を開けて取引が開始された。下の10分足チャートで分かるが、買い手の元気だったのは最初の20分だけ。やはりこれだけ上げれば、利食われても仕方ないだろう。

注目は12時半頃から展開された反発だ。先週金曜の安値と、今朝の高値で計算すると、ラリーは半値戻しのレベルで始まっている。おまけに強気な金槌も形成されているから、買い手たちは、この半値までの下げを期待していたようだ。

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