神風ギャッププレイの注意点

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神風ギャッププレイは3分足が一本形成されたあとでエントリーするトレード手法だ。

そのため、エントリーの可否を見極める時間が非常に短い。

では、チャートのどこをチェックすればいいのだろうか?

東京マーケットでのある銘柄をサンプルに解説しておこう。

 

まず成功例から。

 

2502-0215.gif

アサヒビール(2502) +1万6千円。 2本目で入ってOKのパターン。

 

  

1963-0215.gif

日揮(1963) これは2本目で入るとカットロスになる。

それもマイナス9千円。マイナスは5千円以下に収めたいところなのにだ。

何が問題なのか?

1963-0215-2.gif

神風ギャッププレイでは、3分足の1本目は レンジアベレージの50%あたりまで伸びている必要があるのだ。

2本目のローソク足の始値から、プラス236のガイドラインまでは約9円の距離。

つまりこの例では、レンジアベレージの50%には足りないうえに、サポートまでの距離がありすぎるわけだ。

    

 

一方のアサヒビール(2502)の例を見ると・・

3分足の1本目は レンジアベレージの50%アタリまで伸びている。 

2502-0215-3.gif

しかもこの50%のガイドラインは、プルバックの際に、強力なサポートとして機能している。

このように、フィボナッチリトレースメントのガイドラインは、株価の下落を支え、そこで反転するケースが多いのだ。

   

   

このようにフィボナッチのガイドラインは、抵抗線として働いてくれるケースが多い。 

2013-02-15 09:02:37 はっち DeNA(2432) S

2432-0215.gif

DeNA(2432) +3万9千円 +7万5千円

 

このケースではフィボナッチの 61.8%のガイドラインが、ショートのプルバックを支える役割をしている。

2432-0215-2.gif

このケースでは念のためこの61.8%の位置で手仕舞っている。

だが61.8%が抵抗線となって再び下落を始めたら、陰線の2本目で再度エントリーだ。

レンジアベレージを一気に突っ切って下落。

素晴らしいゲインとなったわけだ。

 

 

 

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