BMW  i3 の試乗記が AUTOCAR に掲載されている。
     
    ヨーロッパのテスト・サイクルだと、航続距離は最高190キロ。
    BMWによると冬場では130キロm、夏だと160キロが現実的な値だと述べている。
         
        
            
    航続距離が短いと考える人のためにレンジ・エクステンダーもオプションとして用意されるようだ。
    フロント・シートの下に9.0?の燃料タンクを備え、エンジンはマキシ・スクーターのBMW CT650GTに使われる650ccの2気筒ガソリンを搭載。
    このエンジンは、バッテリーへ電源を供給するために使用され、それ自体が動力としてクルマを動かすことはないという。
    このレンジ・エクステンダーを使えば、航続距離は300キロと飛躍的に向上するらしい。
     
    試乗記ではステアリングのダイレクトさを挙げているが、電気油圧アシストを受けるそのステアリングは、都市部を走るには最適な重さだという。
    セルフ・アライニング・トルクが比較的強めなセッティングらしい。
     
    継ぎ目のないパワー・デリバリーとエネルギー回生システムがもたらす制動性能、や機敏さはこのクルマを更に魅力的なものに見せているという。
    軽いボディと低くマウントされたバッテリーは、非常にレスポンスに優れたドライバビリティを提供し、その高いボディにもかかわらず、運転することが楽しい類のクルマである。
    と結んでいるがBMWらしい運転していた楽しい電気自動車に仕上がっているようだ。
     
    お値段はヨーロッパで450万円くらいでレンジエクステンダーは30万円のオプションになるという。
    MW i3は7月29日にワールド・プレミアがロンドンで行われる。
    デリバリーは英国では今年末の予定だという。
     
    さらにオートカーは・・
    i3は伝統的な感覚のファミリーカーではない。
    既存のシティカーに代わる新しい感覚、しかも本質的に実用的な面を持ち、乗っていて楽しいクルマである。
    素晴らしいパフォーマンスを持ち、目立ち、魅力的なハンドリングとドライビングのしやすさを持つ優れたシティカーであることは間違いない。
    しかもCO2も排出しないし、ここロンドンでは渋滞税も免除される。
    i3は、外観からも内面からも新しいモータリングを提唱するクルマとなるだろう。
    と結んでいる。
    日本での試乗記が楽しみだ。