2014年01月27日 のCoolに過ごそう

週明け雑感

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今日は週末の基礎セミナーが終わっての月曜日のため、一段落の気分。

今回は12年前にセミナーを一度受けられた公務員の方で、この4月に退職される予定だという。

最近の基礎セミナーは、いわゆるマンツーマン方式なので、食事どきの雑談などを通じて、仕事や日常生活などに触れる機会が多いわけです。

というわけで、様々な職種・業種、役職の方から、実にいろいろな話を聞くくことができるのですが、今回もそうした話題がきっかけとなって、なぜ蕎麦屋は定年後のあこがれの仕事なのかというコラムを書くことになったというわけです。

最近はこうしたテーマのコラムは、ちょっとご無沙汰していましたしね。

   

先週末から、東京マーケットはいよいよショートサイドへの絶好の仕込みタイミング。 

0127JNKCD.gif

これは日経平均の日足ですが、呑み込まれたあとの金曜日は、ギャップダウン・

そして今日はトドメ。(笑)

下が週足。

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こも呑み込まれたアトサポートから陥落。

週足ハイローバンドの、絶好の仕込み時。

こちらにトレンド別のチャートを掲載

よりどりみどり。^^V

  

なぜ蕎麦屋は定年後のあこがれの仕事なのか

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なぜ蕎麦屋は定年後のあこがれの仕事なのかを読み、ちょっと考えさせられた。

最後には筆者の本音が書かれているのだが、冒頭は「社内の職務開発の実態に即したホンネの人材活用をどう進めてゆくか?」と始まっている。

そして、とどのつまりは、「定年までさらにやる気を継続させ、働かせるには?

という、会社員歴の長い会社員を、「こき使う」ための方法論?(笑)が延々と述べられている。

   

疑問に思ったのは、最後まで読んで、よし頑張ろう!なんて思う社員が、いるのだろうか?

という点だった。

誰のために書かれているのか?

 

5ページにも渡る内容は、次のようなものだった。

    

やる気のなくなっている対象となる社員は、以下のように考えているはずだと、推察している。

       

今さら頑張って何になる?頑張るほどの仕事なんてない。

なぜ蕎麦屋があこがれの仕事に見えるのか?というと、「将来のポスト志向」から「目先の幸せ志向」へシフトしているからだ。

一生懸命に働いてきたのは、将来の「より良いポスト」と「給与」のためだったのに。

    

だが線路の先に何があるのかが、わかってしまった。

そのため「将来のために頑張る」路線から、残り年月を「幸せな毎日のために頑張る」という路線変更をしたくなるのだ。

だが、定年前OBは、定年後の再雇用で腰掛けシニアになってゆきやすいという現実が横たわっている。

   

と分析したあと、では仕事で明日に夢や希望のないシニアの働きがいを、どうつくればいいのか?

というと、「より良い給与のため」という身も蓋もない結論となってしまうわけだが、結局は今までと何も変わらないことになるわけだ。

会社員で働く以上、「おいしいところ」は経営者や幹部が獲るわけだ。

そして残りは会社員に薄く分配されるという、多くの会社の持つ仕組みからは、逃れられない構造なのにだ。

      

ではどうすればいいのか?

このサイクルを変えるには、管理者が変わらなければ、と最後に結んでいる。

そりゃあ当たり前だのクラッカー。(笑)

  

だが定年前のやる気のなくなった社員に、ある日突然、今まで以上の「割の良い給与」を、経営者側が払うだろうか?

定年まで、給与を倍にします、などというような、カンフル剤なんて打てるのだろうか?   

そんなことは夢のまた夢だ、ということを知っているからこそ、「定年後のあこがれの仕事は蕎麦屋」になるのだという。

  

自分の腕で稼ぐことができるなら、とっくに会社なんて辞めているだろう。

人生も50年を過ぎ、残り少なくなった時間の大半を、今までと同じように会社に拘束されたままで終えるのか?

という、やる気の出ない生き方にもかかわらず、多くの会社員が「しがみつく」のは、ある種の生活習慣となっているからではないだろうか。     

こうした記事を読んで、「ノウハウ」だと信じることができるのは、長期間に渡って徹底した洗脳を受けているからなのか?

 

定年後の家族との絆や居場所というのは、普段からある程度の時間を費やして構築しなければ、手に入らないものだ。

家族をほったらかしにしたままで過ぎてきた会社人間は、会社を辞めたからといって、その瞬間から家族との幸せな生活が始まるわけではない。

そうした考え方は、長年身についた生活習慣のため、すでにアタマの中からは、スッポリと抜け落ちてしまっているのだ。

       

では今時、こんな記事が通用すると思っているであろうダイアモンド社の雑誌は、果たして売れているのだろうか?

未上場で有名な企業の業績をグラフ化してみるによると、2007年3月期以降は軟調に推移するように営業利益の時点で利益が大きく落ちているので、本業の出版事業で色々と大変なのだろう。昨今の経済状況の中では、経済誌は引きが強いはずなのだが。特に経済系の書籍に強く、昨今の金融危機では逆に注目を集めるはずのダイヤモンド社と東洋経済新報社までもが、売上・利益が減少気味なのが気になる。

ということだが、2013年の書籍・雑誌の推定販売額(電子出版を除く)は9年連続で前年を下回り、ピークだった1996年の2兆6563億円から17年間で約1兆円減少し、先の見えない出版不況が続いている。

 

特にひどいのが雑誌で、何と16年連続の前年割れ。

休刊が124点あった一方で、創刊点数は前年より12点少ない86点にとどまり、過去最低となっている。

というわけで、結局は出版不況というオチとなってしまうわけだ。

 

「これからどうなるのか…」 アクリ群馬工場 冷凍食品農薬混入という問題も、日本の地方都市全体の問題にも通じる、「不況」と将来への人口減によるマーケットの縮小という社会構造の変化に対応できない、日本の会社の構造自体が、大きな影を落としているのではないだろうか?

会社にしがみつけばしがみつくほど、解雇の不安という恐怖と、そこから生まれる不満に、囚われることになってしまう。 

つまり充実した毎日のための第一歩は、蕎麦屋に限らず、自分の腕で稼ぐために、会社という組織から、距離を置いた生き方ができるかどうか、にかかっているのではないだろうか?

   

 

   

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