指数について

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米国ナスダックマーケット14(木)での検証で、ちょっと気になった部分が・・

今日は指数のチャートもCQGと違っていた事に、かなり驚きました。

というくだりです。

nasdaqIndex.jpg

 

多くのトレーダーは、トレンドを見るときに、ナスダック100指数の代わりにQQQを代用しています。

ですがそれは、分足を使う場合に、大きなトレンドを見るためだからです。 

comp3.gif

上はナスダック総合指数の3分足チャート。

下はQQQの3分足チャート。

qqq3.gif

移動平均線の案配はかなり似ていますし、反転のタイミングは、同じといっていいでしょう。

タイムフレームが長くなればなるほど、100銘柄と、3千銘柄との違いがノイズとなって吸収されるからではないでしょうか。  

 

 

QQQとナスダック総合指数は別物 

 

 

ですが QQQ  と ナスダック総合指数の30秒チャートを比較すると、明らかに違います

というのは、双方は全く別物だからです。

   

comp.gif

ナスダック総合指数 (CQGでは comp または nqc5) 

ナスダック総合指数( NASDAQ Composite Index)は、株価指数のひとつで、アメリカの全米証券業協会(NASD)が開設・運営している電子株式市場「NASDAQ」に上場している3,000以上の銘柄の全てを対象に、時価総額加重平均で算出した指数。 

nqc5.gif

上の2つのチャートは全く同じです。

COMPは値段が小数点以下2桁で、NQC5は小数点以下1桁という違いだけです。

  

    

ですが、30秒足では、下のQQQと比べると全く違います。

   

qqq.gif

QQQ

QQQはナスダック100指数に連動するETF(上場投資信託)(Exchange-Traded Fund)。

パワーシェアーズ100トラストシリーズ1(PowerShares QQQ、NASDAQ: QQQQ)が有名。

QQQQは2000年にはアメリカにおいて最も頻繁に取引されたETFだったが、2007年7月にその地位をSPDR(en:Standard & Poor's Depository Receipts、S&P 500に連動するETF)に抜かれている。

   

ナスダック100指数 (CQGではシカゴマーカンタイルエクスチェンジと契約しないと見ることができない)

ナスダックに上場する非金融銘柄の時価総額上位100銘柄の時価総額を加重平均して算出された指数

ナスダック総合指数と混同されやすいが、ナスダック総合指数が3000以上ある全ナスダック上場銘柄から算出されるのに対して、ナスダック100指数は、ナスダックに上場する金融以外の時価総額上位100銘柄のみから算出される指数。

S&P 500やダウ平均株価と異なり、指数を構成する銘柄に金融会社が含まれていない。

ナスダックに上場されている銘柄であればアメリカ合衆国外で設立された会社も含まれている。

ナスダック100指数は、毎年12月に定期的に銘柄の入れ替えが行われている。

また構成銘柄の1つの時価総額が、指数の全構成銘柄の時価総額の24%を超えた場合などには特別な調整が行われ、少数の銘柄が指数に大きな影響を与えないように調整されることになる。

 

ですので、クイックマジック33の場合は、トレードステーションでも、QQQではなく、ナスダック総合指数の30秒チャートを表示した方がいいと思います。

 

 

コメント(2)

詳細な解説とアドバイス、ありがとうございます。

トレードステーションでは「COMP」が、すぐに使えない様で
いろいろ情報の調査を行っています。

なにか進展がありましたら、また報告させていただきますね!


ナスダック総合指数のNQC5は、どのベンダーも別料金なので、無料のアカウント状態だと使えないはずです。

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