C6の隠れた使いやすさ

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毎日の足として活躍している C6 は間もなく走行距離7万キロ。

C6が真価を発揮するのは、湾岸線のような高速道路なのだが、街中での使いやすさも、意外に秀でているのだ。

何気ない、ちょっとしたところが、非常に良く考えられている。

C6のデザイナーは、クルマのことをよくわかっているなあ・・と感心することしきり、ということがままあるのだ。

 

 

たとえば、ドアの形状。

下はフロント運転席のドアを、車内側から撮影。

1016C6frontdoor.jpg

ポイントは少し右へ伸びた細長い部分。

 

ドアの開け閉めに、自然のここを掴んでしまうのだが・・

とにかくここを掴むと開け閉めの案配がすこぶるよいのだ。

ガラスを触らないので、ガラスが手垢で汚れることもない。

 

ドアヒンジから最も遠いところを掴むことになるので、開け閉めのチカラは最小限で済むわけだ。

そのため、ドアの開け閉めがとても軽く感じることになる。

特に狭いところでの、ドアの開閉位置は、ドンピシャで決めることができる。

 

隣のクルマなどに、ぶつけることがないギリギリの位置で寸止める、などというのは朝飯前。(笑)

乗り降りの多い街中でのこの部分の取り回しがいいか悪いかで、使い勝手はまさに月とスッポン。

 

4ドアセダンゆえの、ドアの長さが短くて済んでいるという点と相まって、すこぶる使い心地がいいのだ。

ドアが長くなってしまう2ドアクーペで、ドアの開け閉めの位置が悪いと、まさに地獄。(笑)

  

1016C6reardoor.jpg

こちらはリアのドア。

写真で見ると尖っているように見えるが、決して危ない出っ張り方ではない。

   

C6rear20131008-2.jpg

5DMarkⅢSIGMA 35mm F1.4 DG HSM A012 

行きつけのヘアサロン駐車場でのショット。

この使い勝手のよさは、上の写真でわかるように、リアドア後端の切り欠き形状と、Cピラーに沿ったウィンドウとの位置関係を利用している。

美しいデザインが見た目だけにとどまらず、使い勝手の向上とを実に巧みに両立させているデザイナーの手腕は実に見事だ。

 

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