2014年10月05日 のCoolに過ごそう

FUJIFILM X20  

コメント(0)

FUJIFILM X20を丸二日使ってみた。

1005FUJIFILMX10-2.jpg

軽くて小さいというメリット。

対して写りのレベルは、どうなのか。

  

ただピントが抜けたり、ノイズが気になったりはする。

まあフルサイズと比べてもね、というハナシではあるのですが。

  
1005FUJIFILMX10.jpg

写真はX10だけれど、X20とはロゴが違うだけで、外観は全く同じ。

   

1002C6front.jpg

写真を見た瞬間のインパクトは、やはりデジイチのフルサイズが圧倒的なパワーを発揮する。

重くて嵩張るカメラを持って歩くだけの絵は、確実に撮ることができるからね。

  

1002sugina08.jpg

何よりも大きな違いはこういう何気ないものを撮ったとき。

PCの編集画面で見たときの、予想を上回る写りに驚く楽しみは、フルサイズならでは。

  

1005weather.jpg

コンデジでは、こういうコントラストでは撮れない。

緑が黒っぽく潰れてしまう。

明るくすると、ノイズが気になるわけで。

  

1003hospital17.jpg

ただこういう風に、誤魔化すことはできるけどね。 FUJIFILM X20

      

1005mintkobe01.jpg

このノイズ感の少ない、それでいて滑らかな階調は、さすがだ。

そしてこういうシーンを一瞬で切り取ることができるのは、光学ファインダーの威力。

     

1005mintkobe02.jpg

微妙な階調表現力がないと、こういう写真にはならないからね。

EOS 5D Mark III + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM A012

   

ただし、X20の名誉のために書いておくと・・

料理写真のクローズアップは X20の独壇場。

要は適材適所、ということになるわけですけどね。^^;

  

 

マッド

コメント(0)

見ているうちに、渇いた心に染み入り、癒されるタイプで、それでいてアメリカ映画の味でもある、ちょっぴりクラシカルな佇まいを持っている。そういう映画だ。

1004mud01.jpg

マシュー・マコノヒー 主演のMUD(マッド) は、愛を希求するエリス役の新鋭17歳タイ・シェリダンが好演。

監督は若干35歳だが、脇役層もなかなかの布陣。そのため安心して物語に没頭できる映画となっている。

 

まずキャラクターの表現が的確。

それでいて濃厚な心理ドラマとしての描写もしっかりしている。

ストーリーテリングは過剰になる手前の控えめな落としどころが実に巧い。

  

1004mud02.jpg

    

さらには登場人物たちの葛藤などを丁寧にを積み上げながら、ストーリーは展開されてゆく。

そのため、多少のご都合主義が余り気にならないのだ。

   

1004mud03.jpg   

 

どちらかというと地味な映画だが、ゆったりとしたテンポや美しい風景はこの作品の大きな魅力となっている。

愛への想いや、少年の人間としての成長などが、作品を通してしっかり伝わってくる佳作ではないだろうか。

 

批評家のレビュー集積サイトのRotten Tomatoesでは150件のレビュー。

支持率は98%だから、なかなかの評価だ。

     

制作費1千万ドル(約10億円)、興行収入は制作費の2、8倍。

予告編(英語版)

  

2014年10月

« 前月 翌月 »
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

2014年10月

月別アーカイブ