マッド

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見ているうちに、渇いた心に染み入り、癒されるタイプで、それでいてアメリカ映画の味でもある、ちょっぴりクラシカルな佇まいを持っている。そういう映画だ。

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マシュー・マコノヒー 主演のMUD(マッド) は、愛を希求するエリス役の新鋭17歳タイ・シェリダンが好演。

監督は若干35歳だが、脇役層もなかなかの布陣。そのため安心して物語に没頭できる映画となっている。

 

まずキャラクターの表現が的確。

それでいて濃厚な心理ドラマとしての描写もしっかりしている。

ストーリーテリングは過剰になる手前の控えめな落としどころが実に巧い。

  

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さらには登場人物たちの葛藤などを丁寧にを積み上げながら、ストーリーは展開されてゆく。

そのため、多少のご都合主義が余り気にならないのだ。

   

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どちらかというと地味な映画だが、ゆったりとしたテンポや美しい風景はこの作品の大きな魅力となっている。

愛への想いや、少年の人間としての成長などが、作品を通してしっかり伝わってくる佳作ではないだろうか。

 

批評家のレビュー集積サイトのRotten Tomatoesでは150件のレビュー。

支持率は98%だから、なかなかの評価だ。

     

制作費1千万ドル(約10億円)、興行収入は制作費の2、8倍。

予告編(英語版)

  

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