書くための動機

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日記を書くときは「ほめられたい」とか「面白がらせたい」とかという結構不純な動機ばかりで、どうしても書きたいことがみつからないので、書いたものがどうも面白くなくなってしまうような気がします。書きたいテーマを探すといっても特別ないし、またウケ狙いばかり考えてるなあと、まじでヤバイかんじです。どうすればいいでしょうか。

というメッセージをいただきましたが、動機なんていうのは誰も同じだと思いますね。

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面白いネタがないかとか、どうしたら面白くなるかと考えるのが不純なら、私なんぞは、不純の固りです。(笑)

あまり深く考える必要はないと思いますけど。

 

カッコいいことや面白いことがなければ、カッコ悪かったことや、知られたくないこと、思い出したくないことなどを正直に書くというのは共感を得られやすいので、大いにありだと思います。

「スイミング」というテーマで書いた日記を例に挙げると、スポーツクラブに通っていてドンドン泳げるということばかりを書いたのでは、「へーえ」で終わってしまいがちになるはずです。

そこで最初は泳げなかったことや、ターンの練習をして水を飲んだとかいう、カッコ悪かったことを正直に書くことで、共感を得られる日記になったのだと思います。

このように、カッコいいと思われやすいかもしれないことを書くときには、カッコ悪かった体験や、思い出したくないことを混ぜることで、ダシが効くというわけです。

ちょっと違うかな?・・でもまあそういったような効果はあると思います。(笑)

 

書きたくないことを書くときには、どう書こうとか、ここまで書いてもいいだろうかなどといったような、葛藤やいろいろな感情が生まれます。

ですからいざ書きはじめると意外な展開になるかもしれませんしね。

正直といっても、洗いざらい書かなければならないというわけではないわけですし、自分で書けると思うレベルまで適当に変えてもかまわないと思います。

つまりここまで書いたら、こう思われるのじゃないかとか、こう書いたらどう思われるだろうか、などといったことは一切心配することはありません。

 

人はそれほど他人のことに、いつまでも関心があるわけではないはずです。

あなたが体験したことや書いたことというのは所詮他人事なのだということがわかるようになれば、人のことは余り気にならなくなりますから、そうなればもっと気軽に書けるようになると思います。

よーし、もっと過激に書いても大丈夫なんだ、もっとこう書いてみよう、などとある意味で開き直る気分で書けるようになれば、しめたもの。

自分で自分を余り意識しなくなると、そうした心理的なバリアがなくなり、かなり自由うにドンドン書けるようになるはずです。


 

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