二択の醍醐味

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トレードの世界での売買は買いか売りかの2つのうちのどちらかの選択で、流れを判定する際もアップトレンドかダウントレンドかという2つのトレンドのどちらかを選択して決めることになる。

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じゃあ世の中にある仕事を「2択」で分類してみると、どういうことになるのか?

とセミナーでの自己紹介で、現在何の仕事をしているのかを聞いているうちにふと思いついた。

 

単純な区分けをすると「入り口が難関となっている職業」と「入り口が事実上フリーパスとなっている職業」とに分けることができるだろう。

前者は「就職という難関のあるサラリーマン」「免許という難関のある役人・弁護士・医者」「入学試験とい難関はあるが、誰でもほとんどが卒業できる日本の大学」「開店には敷金などという難関のある一般の既存最寄店」などがあげられる。

これらは、その難関さえ越えることができれば毎月決まった収入を得ることが可能になる。

   

ただどちらかといえば潰しは利かないし、売る時間が長くなり拘束が強いため、自由がなくなってしまう。

また参入するための競争が厳しい世界ほど、一旦入ってしまったその世界の中では、うぬぼれや勘違いなどのチェックが働かないため、実力は落ちてゆかざるをえない傾向になりがちだ。

その結果として、だんだんと一人だけのチカラでは通用しなくなってゆく。

   

もう一方である後者の「入り口が事実上フリーパスとなっている職業」とはどういうものか?

「誰でも口座を開くことができるトレーダー」「名刺に書けばすぐになれるモノ書きや、カメラマン」「入学は比較的簡単だが、卒業するのはかなり難しい米国の大学」「誰でもが少ない初期投資で簡単に開くことができるネット通販店」などがあげられるだろう。

    

つまり免許や資格が不要だから、その気になれば誰でもその世界に入ることができるため時間は自由になるが、家族を十分に養うだけの年収を稼ぐのは難しい世界だ。

参入するための競争がない世界ほど、誰でもができるわけだから、実の競争は激しく、その世界の中ではチカラがないとやってゆけない。

真の実力が試されることになり、結果として、一人だけでもやってゆけるようになる可能性が高くなるということになる。

     

とまあかなり乱暴な区分けだが、さてあなたなら、どちらを選択するだろうか?

   

で、私は後者のガイド役というかそれが通用するための具体的な方法を、知っている限りのすべてを誰にでも教えるというセミナーを開いている。

「入り口が難関となっている職業」では、肝心なところは特許や企業秘密という「難関」でガードし、「おいしいところ」は公開しない世界となっている。

   

ここが受講される場合に、ちょっと戸惑われる部分のようで、よくどうしてそんな大事なことを簡単に教えるんですか?という質問をされる。

別に教えたって、私は損するわけじゃあないし、教えてもらったほうが皆さん助かるでしょうから、かまわないじゃあないですか?

   

でセミナーの初日が終わると、疑惑が確信に変わり、みなさんの目の色が変わってくるわけで、これがセミナーの醍醐味といっていいと思う。

ってチョッと書く時間がなく、ササっと30分で書いたので、突っ込みはなしですぜ。(笑)

   

   

出典

  

2006年3月27日

 

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