原発事故8年後の真実

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3月11日は奇しくも、自閉症の息子の誕生日。

原発事故の起こった3月11日はTVなどで特集番組が組まれている。

TVの報道特集では、津波に焦点を当てた内容で、被害に遭った人の、お涙ちょうだいストーリーばかり。

   

ちょうど8年前の2011年3月11日に起きたこと、もう一度振り返ろう

それから今日で8年経った。

放出されたセシウム137やストロンチウム90は、事故時の83%が残ったまま。

見かけ上の空間線量は、相当に下がった。

 

理由は、繰り返される降雨によってセシウムが沈降して、土壌成分に吸着され、土壌そのものの遮蔽によって下がったのだが、放射能が減っていない以上、それは作物を通じて、あらゆる回路から住民の肉体に内部被曝として入ってくる。

事故直後から、NHKなどの安全デマに騙されて、「食べて応援」していた人が、家族ぐるみ内部被曝によって深刻な病気にさいなまれている実態が報告されている。

 

原発事故が出した放射能、猛毒のセシウム137とストロンチウム90は、今でも事故当初の83%も残っている。

嘘だと思うなら、このサイトで計算してみればいい。

 

放射能をセシウム137かストロンチウム90にして、計算期間を100年にすると・・

今は8年目だが、83%と出てくる。

 

実はプルトニウム239やウラン235などの場合は、100年でも、ほとんど減らない。

人類が滅亡するときでも、ほとんど減らないほど寿命が長いのだ。

 

だが日本のTVメディアは報じないどころか線量が下がって、安全になったかのように誘導するわけだ。

  

なぜなら、福島の原発を推進してきた人たちや、核武装を夢見る人たちは、原発事故が、どれほどもの凄い被害を出すのかを隠しておきたいのだ。

もし、放射能汚染が子供たちの未来を真っ暗にしてしまう恐ろしいものだと知られたら、もう二度と原発の運転などできなくなるからだ。

 

そうなれば、原発のもたらす何兆円という莫大な利権や、核開発のもたらす巨額の利権による甘い汁が吸えなくなる。

だから、連中は、あたかも福島の原発事故では、ほとんど被害が出ないかのように事実を隠蔽している。

      

     

川の魚は語る~原発事故後の福島20190302報道特集

一方で、現実には中学24校の給食に、郡山産コイ料理が1万食提供されているのだ。

郡山市西部の養殖池の鯉の測定値は発表公開されていない。

さらに福島地元紙の福島民友は真実を書かず、どうでもいい「うまいんです」ばかりで、まさにに風評をまき散らす原因となっている。 ↓

コイを主菜とする中学校給食の提供は、昨年に続き2回目。市内の一部の小学校ではコイを使った給食を再開しており、市は幼少期からコイを食べる習慣を定着させ、消費拡大につなげたい考え。

この日のメニューは、コイを揚げてレモンや甘辛いたれをかけた「郡山産コイのレモンしょうゆがけ」。

同市の喜久田中では、初めて食べるコイに「おいしい」と驚きの声を上げる生徒もおり、給食を存分に味わっていた。

 

汚染のひどいところはチェルノブイリと同じなのだ。

ただ給食に出せるレベルの汚染のない魚もあったというのが真実。

 

ただし、これはセシウムだけの話で、ストロンチウムの話はまったく出ないのが困った問題なのだ。

動画にも出ていたように、チェルノブイリの貯水池ではストロンチウムもきちんと測定されている。

 

だが福島では貧弱な測定だけで、お茶を濁している。

なぜなら、バレると困るからだろう。

     

    

みんなのデータサイト

「みんなのデータサイト」は全国の市民放射能測定室の食品・土壌の測定データを検索・表示できるサイト。

日本に住んでいる人なら見ておくべきサイトだ。

     

 

みんなのデータサイト参加測定室一覧

こちらには都道府県別に、市民放射能測定所のデータを見ることができる。

  

 

阪神・市民放射能測定所

神戸に住んでいる筆者が見ているサイトに2019年2月測定結果一覧が掲載されている。

福島県産りんご、静岡県産茶葉、茨城県産干し芋、千葉県産さつまいもなど濃度は減少傾向だが、継続して放射能を検出している。栃木県産の黒土からも検出されている。

シイタケは出し汁もすべて使うので家族全員経口摂取 > 知って納得、食べてびっくり

関東産シイタケの場合、平均約10ベクレルは常に出る(生活クラブ)

 

生活クラブ放射能検査結果 データベース 

シイタケ中の放射性セシウムは水戻しでどれだけ水へ移行するのか?

30倍の水に一晩漬ける さらに5分煮沸する どちらも出汁に80~95%移行していたという結論

   

この乾燥シイタケの同一ロットについて行政が調べた結果、T-Cs170Bq/kg という値でした。私たちの調査値は(660、685、773Bq/kg)でした。この違いを確認したところ、行政では乾燥シイタケ重さの 4.7 倍の水を加えたものについて測定し、それを「乾燥シイタケ」の濃度として表示していることがわかった。

行政側は常にこうした方法で、数値が低く出るように日々工夫を重ねているのだ。(笑)

  

     

「図説17都県放射能測定マップ+読み解き集」 > アマゾンで買えます

一家に一冊の保存版!!今、いちばんわかりやすくて詳しい日本の「放射能」の本。

「政府がやらないなら市民の力で測ろう」が生んだ市民による真実のデータ集。

  

1986年のチェルノブイリ事故後、ロシア、ウクライナ、ベラルーシの三カ国が主導で詳細な土壌汚染地図が作成され、人々の生活の指針や、避難や補償の基準となりました。

しかし日本では、3.11の福島原発事故後、そうした地図が作られませんでした。

 

そこで各地の放射能測定ネットワーク「みんなのデータサイト」が、調査期間約3年間、17都県にわたり自分たちの手で採取・測定を行い、3,400ヶ所を超える採取地点の詳細な放射能汚染地図を完成させました。

さらに食べ物・環境・放射能の基礎知識など様々な情報を盛り込み作られたのがこの書籍です。

 

執筆・編集は全国の市民測定室のメンバーで、放射能汚染の研究者や専門家も含みます。

完成したこの書籍を、市民はもちろん、ADR(原子力損害賠償紛争解決センター)や訴訟に関わる原告,弁護団や法律家の方にも役立てていただきたいと願っています。

 

仕様:A4版 200ページ 2,315円(税抜き)ISBN 978-4-9910427-0-6
発行:みんなのデータサイト出版

 

  

食の安全を考える放射線測定

TVなどのメディアは福島だけの汚染を、クローズアップしている。

汚染された首都圏に住む人々にとっては、人ごとと思ってしまうような内容の放映が続くはず。

    

福島米を食べて応援した結果

 

私を含め家族全員が、応援という偽の善意に駆り立てられ、知人から福島米を購入し、この2~3年食しておりました。

福島米を(郡山市産)、食べ始めたのが2015年末か2016年初めです。

  

食べるのを辞めたのが、2018年秋。

2018年3月に、私の父親の親指の皮膚癌が判明し(現在は手術をし、経過観察中... 再発の兆しあり。)

同月に母が原因不明の血便で3週間入院(一応病名としては、虚血性大腸炎)しました。

   
その夏の私の健康診断で、人生初めて心電図で要観察となり、その後、2018年秋に2歳の娘が突然自立排尿出来なくなり、原因究明のために1ヶ月入退院を繰り返しました。
(診断結果は、原因不明の神経因性膀胱の尿閉で、現在は投薬で通院中です。)

    
直接摂取は1年8ヶ月程度ですが、私の母乳から間接摂取をおそらく生れた後直~離乳までの1年しております。

(※妊娠中は福島米はまだ食べていなかったように記憶します。)

  
息子は3歳過ぎた頃から、風邪などをひいてなくても中耳炎を繰り返し(結膜炎も頻繁に)、毎週耳鼻科通いが数年続いています。

また去年の冬から、腹部と生殖器に蕁麻疹が現れ、初めは流行っていたりんご病のせいかと思っていましたが、いまだに蕁麻疹は残ったままの状態です。

  
また、私と息子には首筋にしこりができていて、これも医師からは風邪が治れば自然と消えると言われていましたが、1年経っても消える気配がありません。

このような状況に陥り、自分なりに色々と調べ、福島の事故以来ずっと低線量被爆地域の東京に住み続けていることと、当時無知だった私は"食べて応援キャンペーン"に賛同して、知人から去年の秋まで約3年間、福島米を買い家族全員に食べさせてしまったことが、この状況を招いてしまったことに気づきました。

  
(ただ一人、体調は良好ではありませんが、とりわけ目立った病がない夫は、お米を食べる習慣のない国の出身のため福島米は殆ど食していませんでした。)

  

生育、社会、教育...人間を取り巻く環境は良くも悪くも多大な影響を私達に与えてきました。

例え虚構に気付き、真実を知ったとしても、自分と同じ様に周りに理解してもらうことは極めて困難です。

とりわけ身内は、そこに感情も入るので...更に複雑です。

  
私が幸い夫の理解を得られたのが、夫が普段から英語とスペイン語の記事しか読んでいないことが、功を奏しました。

私が夫に伝えたことが、海外の記事から殆ど全てが事実であると夫自身で確認できたからです。

  

また、私が、突然同時多発した家族の体調不良が内部被爆が原因と直ぐに気づけたのも夫のお陰です。

夫の出身国ではトウモロコシと小麦粉が主食でしたので、お米を食べると"お腹が重い、消化しずらい"と殆どパンが主食になっていました。(パンはパンで別の問題がありますが...)

 

夫は慢性的に頭痛持ちでしたが、去年のあの時期に唯一体調を崩さなかったのです。

夫以外の家族で唯一共通していたことが、"福島米"だったのです。

 

震災後全く気づかなかった、無知で鈍感な私でもやっと気づくことができたのです。

とても皮肉です...ある意味"福島米"に感謝しています。

   

 

いくら国や行政が統計データなどを捏造しても東京都の水道水を通過させたカートリッジからCs-134を含むセシウムが検出されている事実は曲げられない。 

2018年に汚染が倍増。専門家も驚愕するレベルのフクイチ由来のセシウム汚染

水道水は最も重要なライフラインだ。

今回測定した水道水2系統のいずれもが、福島第一原子力発電所事故由来のセシウム(Cs-134+Cs-137)汚染が約2倍に急激に悪化している。

 

だが多くの人は、この事実を知らない。

 
2011年3月11日に発令された『原子力緊急事態宣言』はいまだ解除されておらず、その為に国のセシウムの基準値も事故から7年以上経過した現在も緊急事態時のままである事をまず知るべきなのだ。


関東の水道水のセシウム汚染が深刻化しているにも関わらず、2018年の夏、公園では小さな子供達が普通に水道水を飲み続けている。

そして先月測定したデータを見て、愕然とした。  

  

  

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