2019年07月23日 のCoolに過ごそう

クエン酸と重曹でガン治療

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ガンを自分で治すための本で、生活習慣を含めたた毎日の過ごし方が、ガン治療に大きな影響を与えていることがわかっています。

そしてストレスを減らすアルカリ化ドリンクではストレスを軽減させる効果について触れています。

 

ですがそれだけではなく、体液のアルカリ化によるストレスを軽減させる効果は、ガン治療にも及ぶことがわかってきているのです。

    

クエン酸は鉄とキレートしてがん細胞の増殖を抑える

 

クエン酸は金属イオンと結合する性質があり、これはキレート作用と呼ばれています。

クエン酸はキレート作用によってミネラルの消化管からの吸収を良くして、体の治癒力を高めることができるのです。

  
キレート(chelate)という言葉は、ギリシャ語の「カニのはさみ(chela)」から派生した言葉で、分子の立体構造によって生じた隙間に金属を挟む姿から命名されました。

このようにカニのはさみのように物質を挟み込むことを「キレート化する」と言います。

  

このようなキレート化作用のある物質は様々な健康食品や病気の治療にも用いられています。

  

金属と強いキレート作用をもつクエン酸は、体内に吸収された有毒な金属を体外に排泄する効果が知られています。

そして鉄のキレート剤が、ガン細胞の増殖を阻害することもわかってきています。

   

つまり、ガン細胞内にクエン酸を増やすと、様々なメカニズムでがん細胞の増殖を抑制します。

   

 

がんの「クエン酸療法」:クエン酸は多彩なメカニズムでがん細胞の増殖を抑える

  

  

クエン酸とアセチルCoAを増やすがん治療:メトホルミン+シンバスタチン+ケトン食

がん細胞のAMPKを活性化して増殖や生存を阻害する方法として、ケトン食、メトホルミン、シンバスタチン、ビタミンD3、黄?の入った漢方薬の組み合わせは効く可能性があります。      

ただメトホルミン(糖尿病の飲み薬の一種)、シンバスタチンは医者の処方で入手する必要があります。

   

 

さらに、重曹についても下記のようにガンに対しての効果が認められています。   

   

 

癌と食養

『重曹』の 経口摂取 は、癌細胞の「酸性化」を改善して「アルカリ化」し、癌の発生の阻止、癌の浸潤・転移を 有意に 抑制する「抗腫瘍効果」を発揮する! - 福田一典 医師

 

がん細胞は積極的にプロトンを細胞外に排出するので、細胞外はより酸性になり、逆に細胞内はアルカリ性になります。

がん組織の微小環境は血液やリンパ液の循環が悪いので、水素イオンはがん組織に蓄積します。

 

その結果、がん細胞の周囲の組織は水素イオンの濃度が高くなってpHが低下します。

正常の組織のpHは7.3?7.4程度とややアルカリ性ですが、がん組織の微小環境のpHは6.2?6.9とより酸性になっていると言われています。

  

 

重曹はがん細胞の転移を抑制する!

  

   

がん組織のアルカリ化と抗がん剤治療(その2):重曹(重炭酸ナトリウム)治療

この論文では、79歳の全身転移のある腎臓がんの患者の例を記載しています。

がんの代替療法の中に「アルカリ療法」があり、これは重曹を飲用して、がん組織をアルカリにする方法です。

 

がん細胞は乳酸の産生が亢進し、がん組織周囲は酸性化しています。

この酸性化はがん細胞の浸潤や転移や血管新生を促進し、免疫細胞の働きを阻害しています。

 

そのため、重曹を飲用してがん組織をアルカリにすると、がん細胞の悪性度を低下させ、増殖や浸潤や転移を抑制する効果があります。

 

最初の抗がん剤治療が無効だったために、その患者さんは標準治療を中止し、ビタミンやサプリメントと一緒に60gの重炭酸ナトリウムを摂取する代替医療を自分で開始。

そして、この論文を投稿するまでの10ヶ月間、がんの進行は止まって、病状が安定しているという症例を紹介しています。

  

    

がんのクエン酸療法:「インチキ医療」か「有効な代替療法」か

【ハラベ・ブケイ医師のクエン酸療法】

がん細胞は解糖系の依存度が高く、クエン酸は解糖系を阻害するという事実から、クエン酸を服用するがん治療というアイデアが出てきます。

 
それを実践しているのが、メキシコの小児科医のハラベ・ブケイ医師(Dr. Alberto Halabe Bucay)です。

ハラベ・ブケイ医師はクエン酸の服用によるがん治療による著効例を論文で多数報告しています。

 

末期がんの患者さんをクエン酸の経口摂取で治療して、多数の有効例を認めたと言っています。

2017年に米国のハーバード大学医学部のヴィカス・スカトメ(Vikas P. Sukhatme)博士らの研究グループから「クエン酸が様々な機序でがん細胞の増殖を抑える」という趣旨の総説論文が発表されて、状況は少し変わったように思います。

  

  

このように、ガン治療の現場では、重曹とクエン酸は同時にではなく、分けて治療に使われています。

その理由はクエン酸と重曹(炭酸水素ナトリウム)を一緒に水に溶かして摂取すると、クエン酸の方はクエン酸ナトリウムとして残り、重曹(炭酸水素ナトリウム)の方は二酸化炭素と水(=炭酸水)になるので、重曹によるアルカリ化の効果が無くなるからです。

  

ですが当サイトでは、クエン酸単独では胃に対して酸性が強いため、重曹を使ってアルカリ化することで、胃への負担がなくなるという点を重視しています。

  

市販のアルカリ化ドリンクあれこれでも触れていますが、毎日継続して行うためには、飽きない工夫で長期間摂取することです。

そうすれば、体液をアルカリ化することが可能になり、病気やガン予防、さらにはガン細胞が拡大することを阻止することができるのではないかと睨んでいます。

     

なぜなら、ガン細胞は「アルカリの環境」では生き残ることができないからです。

ですから転移の不安を払拭するためにも、アルカリ化ドリンクをお勧めします。

  

重曹(重炭酸ナトリウム)は医薬品レベルの高品質なものがネットで購入することができます。

体重1kg当たり1日に0.4gを目安に摂取しますが、がんが大きいときは、副作用がなければもう少し増量しても問題ないようです。

  

またクエン酸療法では、キレート鉄を使い、体内に吸収された有毒な金属を体外に排泄する効果も認められています。

タンパク質+キレート鉄剤を含むメガビタミン療法は、ガン治療の観点からも、カラダの状態を栄養が充分に足りている状態を維持するための重要なポイントになるはずです。

   

        

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