2019年08月 のCoolに過ごそう

レイアウトを変更

コメント(0)

rayoutchange.jpg

          

  

早いもので8月も終わり、明日から9月。

朝夕はめっきり涼しくなってきた今日この頃ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

     

と最近にはない書き出しで始まった今日のブログですが、これにはちょっとした事情があります。

ダイアモンドライフ神戸」と「COOLに過ごそう」の記事は、2019年の2月頃から同じ内容で更新していました。

    

同じ記事が2つという状態を何とかしようとは思ってはいたのですが、言うは易く行うは難し。

毎日更新という目標は達成できていましたが、さすがに違うパターンで毎日2つ書くのは無理。

      

もともと「COOLに過ごそう」は、このように毎日を綴る日記というか備忘録から始めました。

こちらが過去ログ

  

なのでCOOLは、当初のスタイルのように、肩の凝らない軽い内容へ変更しようと考えています。     

  

今のWEBサイトはトップに何らかの写真を使ってアイキャッチするのが基本トレンドで、20年前とは大きく様変わりしています。

読み返してみると、世の中の流れというか、ハヤリに影響されていることがよくわかります。

 

Webサイトは毎日更新することが、読者に再訪していただける、最も有効な手段です。

ただウチの場合は書き手が一人なのにもかかわらず、CS60新神戸のサイトや、アメブロのCOOLに過ごそうもあるため、合計4つのサイトに目配りしなければならず、ある意味で自分の首を絞めているとも言えるわけです。(笑)

    

一つの記事だけでも、毎日更新を続けるのは、簡単ではないのですが、毎日の更新が続かない理由はいくつかあります。

まずネタ切れになりやすいという点です。

   

ダイアモンドライフ神戸は、エイジングケアのための最新電子量子機器販売とお試しができるセレクトショップという位置づけなので、コンテンツはサイトの趣旨に関連したテーマで書いています。

一方でCOOLは本来、何でもありだったのですが、最近は健康関連ネタばかりになってしまっていたので、流れを一旦元へ戻そうというわけです。

 

いわゆる書くための題材となるテーマの守備範囲が広くなると、それだネタ切れになりにくくなるわけですからね。

   

   

何をどう変えたのか?

 

特にCS60新神戸のような施術サロンのWEBでは、予約などの連絡先が最重要事項となるため、モチベーション的にブログの更新頻度は下がってしまいがちです。

なので右側にサムネイルを配置した、COOLとダイアモンドライフ神戸のコンテンツが混在した記事が表示されるように変更し、読み物として楽しんでいただけるように変更しました。

 

ここ数日システムのタムラッチとああでもない、こうでもないとアイデアをすりあわせ、ようやく方針が固まってきたのでこうして書いているわけですが、明日9月1日から、ブログトップページの内容はさらに変更される予定です。

主にCOOLの方がそうなる予定です。

 

というか、すでに前倒しで導入し、正確には昨日30日から、トップページ表示は今までと、少し違って見えているはずです。

どう違っているのかは、見てのお楽しみ!

ということなのですが、始めてご覧になる方は違いが分からないでしょう。

    

「ダイアモンドライフ神戸」にはトップページの最新記事に「COOLに過ごそう」の記事も日付順に表示されます。

「COOLに過ごそう」でも「ダイアモンドライフ神戸」の最新記事が日付順に表示されるようになっています。

  

とはいえこれはトップページだけがそういう表示に見えるだけです。

これはタムラッチのプログラミングスキルによる、表示方法の工夫で、そう見えるようになっているわけです。

  

まあご覧になっていらっしゃる方には、どうでもいい話なんですけどね。(笑)

COOLの記事はもともと、こういうどうでもいいハナシを含めた内容で構成されているので、書く方としては気楽に早く書けるというのがメリットで、書き手としてはありがたいことなのです。^^V

 

というわけで、今後テーマのバラエティーが増えることになるわけですが、ある特定のたとえばCS60に関連した記事だけを読みたければ、カテゴリ別分類されているCS60の記事をクリックすればいいわけです。

 

というわけで、何とか9月というキリのいいタイミングに間に合いそうなので、ちょっと肩の荷が下りたような気がします。

 

「毎日更新」されているサイトは少ないので、これからも楽しんでいただける記事を書き続けたいと思います。

どうかご贔屓のほど、よろしくお願いいたします。

   

   

関連記事

 

カテゴリ: 徒然・四方山 の一覧

 

 

高炭水化物食がガンを悪化させる

コメント(0)

carbo.jpg

 

 

体に必要なエネルギーは炭水化物、脂肪、蛋白質が分解(代謝)されることで作り出されます。

ほとんどの方の食事は、全エネルギーの60~70%を炭水化物に頼っているはずです。

 

ですが、このような食生活になったのは新石器時代に農耕が始まってからで、まだ1万年程度しか経っていないのです。

その前の数百万年の間は狩猟採集が主だったため、現代に比べ炭水化物からのエネルギー摂取は少なく、脂肪や蛋白質からのエネルギー摂取が大きかったのです。

  

狩猟採集社会ではガンは少なかったのです。

ガン細胞はグルコースに対する依存度が高いのです。

 

そのため、高炭水化物食ががんの発生や進行を促進している可能性が指摘されています。

そのため低炭水化物食がガンの予防や治療に有効だという報告が多く発表されているのです。

  

では、体にやさしいがん治療を行うにはどうすればいいのでしょうか?

今まで、ワールブルグ効果をターゲットにした治療法として、ジクロロ酢酸ナトリウム半枝蓮R体αリポ酸紫根のシコニン発酵小麦胚芽エキスのAvemarシリマリン冬虫夏草、さらにインスリン感受性を高める糖尿病治療薬のメトホルミンなどの摂取という方法があります。

  

これらを組み合わせた治療で、ガンを縮小させ、上記の代替医療の組合せだけで腫瘍マーカーが減少したり、腫瘍が縮小する例が実際に起こっています。

そこで、このような治療法の効果をもっと高めるためにはどうしたら良いかというのが次の課題になります。

 

要するにガン細胞にグルコースを与えないようにすれば良いわけです。

  

そのためには断食療法やカロリー制限なども効果がありそうですが、断食療法は栄養素が欠乏する欠点があります。

カロリー制限も体力を低下させる欠点があります。

 

絶食と同じような効果があって体力も栄養状態も悪化させない食事療法として「ケトン食」があります。

これはてんかんの食事療法として確立されている食事療法です。

 

炭水化物(糖類)の摂取を極端に減らし、脂肪を多く摂取しケトン体を産生させるという食事療法です。

ケトン食療法は脳腫瘍などで実際に試みられ、有効性が報告されています。

  

炭水化物を極端に減らし、脂肪(特に中鎖脂肪酸)を多く摂取すると、グルコースが低下してがん細胞は死滅します。

一方で正常細胞は中鎖脂肪酸が代謝されて産生されるケトン体を利用してエネルギーを産生することができるのです。

 

グルコースは、がん細胞の増殖を促進するインスリンやインスリン様増殖因子(IGF-1)の分泌を高めるため、低炭水化物食によってインスリンやIGF-1の分泌が減少すると、がんの進行が抑えられるという作用があるのです。

  
ケトン食でがんが縮小したという報告は多数あり、さらに抗がん剤治療での効き目を高めるという報告もあります。

  

  

高炭水化物食ががんの発生を高める

  
炭水化物の摂取量や摂取総カロリーが高いと、脂肪の摂り過ぎも、がんのリスクを高めることになります。

  

炭水化物や摂取総カロリーが高ければ、摂取した脂肪は体内に蓄積して肥満や動脈硬化の原因となります。

しかし、炭水化物の摂取が少なければ、脂肪はエネルギー源として利用されるのです。

   

特に、中鎖脂肪酸を多く含む脂肪を多く摂取すると、脂肪を多く摂取しても体内に蓄積することはありません。

長鎖脂肪酸でもドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンテン酸(EPA)のようなω3不飽和脂肪酸やオリーブオイルなどがん予防効果がある脂肪酸もあります。

  
狩猟採集社会ではがんが少ないということが多くの疫学研究で明らかになっています。

脂肪摂取量よりむしろ、炭水化物、とくにグリセミック指数の高い炭水化物の摂取量が増えたことが、近代社会でガンが増えた原因の大きな要因となっているのです。

  

グリセミック指数の高い炭水化物の摂取量が増えると、ガン細胞の増殖を刺激するインスリンの分泌が増えます。

またガン細胞のエネルギー産生は正常細胞に比べて何十倍もグルコースの依存度が高いので、炭水化物の豊富の食事はガン細胞の増殖を促進することになります。

  

ガンはグルコース過剰が引き起こす病気です。

つまり炭水化物の少ない食事は、ガンの発生予防や治療に大きな効果があるのです。

  

体脂肪として沈着せずエネルギー源として利用される中鎖脂肪酸や、DHA(ドコサヘキサンエン酸)やエイコサペンタエン酸(EPA)のようなω3不飽和脂肪酸、オリーブオイルのような、がんや動脈硬化の予防に効果が証明されている油脂を多く摂取し、飽和脂肪酸やω6不飽和脂肪酸のような動物性脂肪の摂取を少なくすれば、むしろ、がんや動脈硬化性疾患のリスクを減らせるのです。

しかし、重度の糖尿病がある場合には、意図的にケトン体を増やすケトン食は危険です。

 

腎臓機能が低下している場合も禁忌と言えます。

また、薬物療法を行っている糖尿病患者は低血糖に陥る危険もあります。

  

要するに、低炭水化物食やケトン食は、重度の糖尿病が無いことが前提になります。

つまり、糖尿病にならないよう、炭水化物の摂取を少なくすることが、最も優れたガンの予防用法であり、また治療方法の基本なのです。

   

  

関連記事

 

6つの健康神話は間違いだらけ!

何を食べるのか?

人は肉食動物

砂糖と炭水化物抜きチャレンジ

玄米と糖質制限

やっぱり食事が大事

米は食べるな!

アンチ糖質制限派

糖質制限の効果をパワーアップする方法

野菜は食べるな!

28年間完全シュガーフリーの女性

 

 

CS60とセドナ

コメント(0)

bellrock.jpg

 

 

Mr.都市伝説 関暁夫のファーストコンタクト バシャール対談

2018年9月にアメリカロサンゼルスにて行われた、関暁夫氏とバシャールとの3日間のセッションをまとめた本です。

なかなか興味深い内容だったので、ポイントを箇条書き形式でまとめてみました。

  

  

予備知識  

  

バシャールとは、チャネラーであるダリル・アンカとの交信でつながる宇宙に存在しています。

ハシャールとは、オリオン座近くに位置するエササニという惑星に住む宇宙人です。

  

名前を必要としないので、名前はありません。

なぜならばテレパシーの交流がいつでも可能だからです。

    

チャネラーのダリルがアラブ系の血筋を引いているので、バシャールと呼んでいるようです。

ちなみに、バシャールとはアラビア語でメッセンジャーの意味だだとのことです。

   

エササニの時間は地球時間の約10倍速いため、実際には3000年先の未来だと考えられているようです。

ハシャールは30年以上に渡り、グリル・アンカの身体を通して地球人に宇宙の叡智を伝え続けています。
 

チャネリングとは、日で見ることの出来ない存在と交信し、それを人々に伝えることを指します。

チャネラーであるダリル・アンカ氏は、自分の意識はほとんどないトランス状態でつながる「トランス・チャネリング」が可能だといいます。

 

 
並行宇宙

 

みなさんかイメージする字宙とは別の字宙空間が同時的に存在すると思ってください。

「パラレルワールド」、「バラレルリアリティ」とも呼ばれる並行世界で、並行する現実、パラレルな現実などと訳されています。

 

  

アセンデッドマスター

 

過去に人間として地上で生活をした後、他の生き物に転生することなく天界に昇天し、神の観点から人類をサポートしている存在のことを指します。

天界にいる高尚な魂を持つ人たちのことで、代表的な例では、イエス・キリスト、ブツダ、聖母マリアなどが挙げられます。

 

 

ハイヤ-マインド

 

字宙の叡智につながる自分の内にある高い意識。

「ハイヤーセルフ」、「高次の意識」、「大いなる自己」とも呼ぶ。

 

 

ポータル

 

一つの場所(時空間) と別の場所をつなぐ、扉のような場所を指します。

 

 

ダリルさんはなぜバシャールさんと交信できるようになったのか?

 

1970年初頭にUFOを目撃したのをきっかけに、数年後瞑想中に、バシャールからテレパシーのコンタクトが来たと書かれています。

目撃したUFOというのは、実はバシャールの宇宙船だったそうです。

 

 

チヤネリング中は脳波がガンマ波になる

 

このチャネリングの状態というのは、普通に誰もが入れるものだといいます。

たとえば、誰しも自分が情熱を感じることを夢中になってやっている時、または瞑想の深い状態に入っているときというのは、チャネリング状態になっているのです。

 

そのときの脳波の周波数は、40-100Hz(一秒間) で、γ (ガンマ)波と呼ばれています。

そして、その周波数になっているときには、やりたいことを何でもできる、つまり、自分が興味を持っている分野の活動をすることも可能になるといいます。

 

クリエイテイプなものを活かして何かを行ないたい、自分自身の高次の意識とつながりたい、もしくは、他の存在とチャネリングを通して情報を降ろしたい、または、宇宙存在とつながるというようなこともできるのです。

脳のちょうど真ん中の部分に自分の人格や性格を表現するために通常使われている部位があるのですが、チャネリング中のダリルさんの脳はその部分が完全にシャットダウンされた状態になっています。

 

その状態で、ダリルさんがしやべっているのは彼自身ではなく、別人格のバシャールが、彼の口を使ってしゃべっている状態になるのだそうです。

  

  

目撃されたUFO

 
1970年代に目撃した円盤は真っ黒の正三角形をしていたそうです。

一回目はカリフォルニアのサンフェルナンドバレーという地域で約45メートルの距離で目撃。

 

二回目は、ウェストロサンゼルスで20メートルくらいの距離で、誰が見てもわかるようなものだったそうです。

二回とも、ダリルさんだけではなく、他の人も目撃しています。

 

 

バシャールはどこにいるのか?

  

具体的にバシャールがどこにいるかというと、セドナ上空です。

  

セドナからの招待状で書いたあの、セドナです。

  

霊能力を持った方がCS60を見ると、みんな口を揃えて、「これはこの次元のものじゃない」と言います。

どうやら7次元からやってきたようなんです。

そんな言葉を裏付けるような出来事が、先日セドナで起こりました。

 

みなさんは、セドナってご存じですか?

アメリカ南西部、アリゾナ州中北部にある砂漠の街で、すごいパワースポットがあることで知られています。

 

ネイティブアメリカンの聖地があるので、たくさんの霊能力者が集まってきて、人類や地球のために祈っているそうです。

そこで行われた儀式で、セドナの長老が「どこにあるかわからないけど、未来の治療器具が地球上にもたらされた」と言いました。

 
そこにたまたま日本から来ていた人がいて、「ひょっとして、これのことですか?」とCS60の写真を見せたら、「これだ!」と言うんですね。

そういういきさつがあって、ぼくもセドナに行くことになりました。

 

セドナって、日本でいうと沖縄くらいあったかいところです。

ところが、ぼくらが飛行機から降り立った日、雪がどんどん降って、30cm以上積もっていました。

 
この旅に同行した人は、「CS60を迎えるために、この地を雪で浄化したのではないか」と言っていました。

すごく寒かったけど、砂漠に雪が積もる光景はとってもキレイで神秘的でした。

 

本当は集会場に体調の悪い方をいっぱい集めてもらう予定でしたが、雪で車が動きません。

急遽、ネイティブアメリカンを代表して、2名の霊能力者に施術することになりました。

 

彼らには、CS60の技術指導も行ったんです。

セドナの霊能力者は、自分の利益を捨てて、みんなのために無料奉仕しています。

 
「よかったら、これを仕事にしてください」と言って、CS60を渡して帰りました。

 

CS60が次元をこえて未来からもたらされたものなら、もっと人の役に立てないといけません。

「これからは世界中にCS60を広める体制をつくらないと」と考えると、期待と興奮で胸がいっぱいになります。

 

    

バシャールの搭乗する宇宙船が上空に・セドナベルロック

 

バシャールの搭乗する船は、丁度アリゾナ州セドナのベルロックの真上に存在しています。

この場所は、地球上に点在するボルテックスの中でも最も強力なエネルギーを放つ場所です。

ここを訪れると、波動内の"一番目立つ波動"が浮き彫りにされ、普段気がつかない"貴方のエッセンス"を簡単に見つけ出す事ができる場所でもあります。

the PLANET from NEBULAより

   

  

そろそろバシャール

病気もどんどんなくなっていく。

病気の99%は体の中の毒によるもの。

 
人間がつくりだしている有害物質が地球温暖化のもとになっており、またその有害物質が病気の原因にもなっている。

体が有害な毒物でいっぱいになると、栄養素を吸収しにくくなり、免疫力が下がり、体の中にさまざまな別の微生物が入り込みやすくなる。

  

デトックスなら、ゴッド・クリーナー

 

ゴッドクリーナー・23回目-29回目

この日の7回目、トータルでは29回目は、13分近く経過しても、水の色が変わらず。

というわけで、29回目が終了しても、色は全く変わりませんでした!!

 

CS60新神戸でゴッドクリーナー!

ゴッドクリーナー 若石ローラー 50分 4000円

 

 

synaegy.jpg

 

 

タカダイオンとの相乗効果

 

タカダイオン+CS60を比較テストその3で、次のようなご質問をいただきました。

受け手にタカダイオンを繋いだ場合、痛みが軽減されるのは大量のマイナス電子が、体内静電気などで発生した活性酸素(+の電荷)をキャンセルしたため、CS60で引き抜く「毒」の量が軽減したということでしょうか。 

私にとっての最大のミステリーは、電子が術者の手からCS60を通って受け手に流れるとなぜ痛みが増幅されるのか?ということです。

  

ある場所で活性化させるミトコンドリアの数を仮に100だとします。

 

タカダイオンでマイナス電子を施術者だけに流し込んだ場合

施術を受ける側はタカダイオンによる無痛の活性効果は期待できないわけです。

そのため施術を受ける側がタカダイオンで活性化するミトコンドリアはゼロ(無痛)+CS60による活性化100(痛み)ということになります。

 

タカダイオンでマイナス電子を施術を受ける側へ流し込むと、ミトコンドリアはタカダイオンの効果によって、痛みが軽減され、活性化します。

施術を受ける側がタカダイオンで活性化するミトコンドリア40(無痛)+CS60による活性化60(痛み)という計算になります。

 

施術を受ける人が、タカダイオンでマイナス電子を受けると、100の痛みが60へと減少するため、痛みが軽減されることになります。 

施術を受ける側がタカダイオンでマイナス電子を流し込むと、逆のケースに比べて、痛みが軽減されるのは、タカダイオンによる無痛の活性化分があるためではないかと推測しています。

 

この現象は、ALSのタマさんで何度も確認していますし、私も被験者となって体験してみましたが、タカダイオンを接続して施術を受けると、やはり痛みの程度は減少します。

筆者が、CS60治療時にタカダイオンを使用したり、酸素カプセル内でのバイオマットによる温熱治療にもタカダイオンを使うのは、タカダイオン電子治療器で作られた電子が、数個の水分子に取り囲まれて水和電子となってツボから体内に入るという効果も狙っています。

すると活性酸素が消去され、水の水素イオン(H+)と 反応して、体液はアルカリ化するのです。

   

  

タカダイオンのマイナス電子とは?

 

マイナス電子(空気イオン)の発生は、宇宙や太陽黒点などより飛来する電離線により、大気圏中の微粒子が電離されて飛び出た電子が空気成分に付着してマイナス荷電を示すために起こります。

マイナス電子が空気成分のO、N、Hに付着したときは、マイナス電子の性質は消失し、空気のマイナスイオンは生成されなくなります。

  

H2Oに付着したときは、マイナス空気イオンの性質が残るため、大量のマイナス空気イオンが存在する滝壺近くでは気分が良くなります。

これは水和電子の形になっているためです。

 

このマイナス空気イオンは、呼吸器より30%、体表より70%が入ると言われています。

皮膚の基底膜の電気抵抗が大きいため、低周波治療の際に治療師の針がこの膜を貫かないと、被験者は非常に痛がるのはこうした理由によるものです。

 

「つぼ」は多くの毛細血管と神経の末梢が分布しているため、皮膚の中で最も電気抵抗が低くなっています。

そのため、筆者はタカダイオンの効果を高める方法として、タカダイオンの出力端子を銀布へ接続し、皮膚の幅広い面積へ接触させることで、効果を高めようと工夫しています。 

  

人の体は60%の水でできているため、放射線が人体に入ると水(H20)より電子を電離し、活性酸素になるのですが、では遊離したマイナス電子はどのような作用をするのでしょうか?

生体内の細胞・組織・臓器は正常の間は表面はマイナス荷電を示すのですが、障害が酷くなるほどプラス荷電が強くなり、陽電化現象を示すのです。

  

カエルの筋肉を切断すると割面より正常部位に向けて創傷電流が流れます。

これは割面がプラス荷電の状態(陽電化現象)となり、正常部位にあるマイナス電子が割面に向かって移動するためです。

 

正常な組織が何らかの原因で障害を生じるとその部位は、陽電化状態(プラス電子帯電)を示すのでその部位に電子が移動します。

 

人体にマイナス電子を与えると、血清内のNa,Caは増加し、Kは減少します。

この電解質の移動は細胞と血清内との移動と考えられるため、結果的には細胞の活動電位に良い影響を与えると考えられるのです。

反対にプラス電子負荷(マイナス電子を除く作用がある)の場合は、反対の結果となります。

  

血液のpH(酸度)は体内で生じたC02がH2Oと共に重炭酸(HCO3)になりpHに影響します。

肺胞の換気能が低ドしたとき、すなわち肺の疾患(気管支炎・肺結核・肺炎など)とか呼吸を妨げる状態になると、lil液中のHCO3濃度が上昇して体液は酸性(呼吸性ァシドーシス)となります。

   

  

体液のアルカリ化

 

また食物の代謝が不完全になると、乳酸などが生成して酸性になります(代謝性アシドーシス)。

血液が酸性になると酵素活性が低下して生体の恒常性が保たれなくなり、病気発生の原因になるのです。

 

血液が酸性になったときに、タカダイオンにより電子を与えると、アシドーシスの基になるHがEにより中和され、体液はアルカリ性になります。

体が種々な病によってアシドーシスになると回復が遅くなりますが、マイナス電子を与えると体液はアルカリ性に移行し、酵素の作用が活発になるため体の回復が早くなるのです。

  

  

活性酸素を消去する

 
動脈硬化の1つの大きな原因は活性酸素で、脳や心臓の動脈硬化症を引き起こします。

半身不随、脳出血あるいは心筋梗塞は死亡者の60%を占めるといわれています。

  

また活性酸素は多くの神経性疾患の原因でもあり、タカダイオンはそれらの疾病を治療することができると考えられています。

特に神経細胞の活動電位を正常化(活性化)する働きがあり、FI律神経失調症を正常化し、細胞性および液性免疫力を増強することができるのです。

 

そのため睡眠を促進させることが可能になります。  

  

染色体の損傷を回復させ、放射線障害を改善させ、放射線治療時の副作用を防止することができます。

さらに抗癌剤の副作用を改善・防御することもできるのです。

 

癌細胞は最初からマイナスに荷電しているため、大きくなってもプラス帯電にはならないのです。

そのため、マイナス電子はガン細胞に近づくことができなくなり、周囲の正常細胞に作用し、免疫力を高める作用を及ぼすのです。

   

そしてミトコンドリアの機能を促進します。

こうした理由から、CS60による、ミトコンドリアの活性化との相乗効果が期待できるというわけです。

  

    

タカダイオンと自律神経系の疾患改善

  

16名の無力体質者(全自律神経系不安定9名、全自律神経系緊張充進7名)を対象とした実験では、負電位負荷として毎日300V60分を30回施行後、反応程度を比較しました。

するといずれも正常に近づき、自律神経中枢(主に大脳の視床F部に存在)の過敏性とか機能低下が改善されていることが判明しています。

 

また、大脳辺縁系にある感情中枢も安定した状態になることが、確認されています。

液性免疫抗体のが迅速に形成されることに加え、X線障害の改善や、便秘・下療・頭痛および睡眠なども改善されることが分かっています。

  

 

マイナス電子は影響を与える範囲が広い

タカダイオンの電位負荷療法の効果は広範囲に渡り、骨折・胃潰瘍・胃下垂(兼胃アトニー症)・過緊張胃・慢性肝炎・慢性蓄膿症・慢性中耳炎・アレルギー性鼻炎・食餌性アレルギー・気管支喘息など、心臓・循凛器系疾患の本態性高血圧症・低血圧症・心筋梗塞・心房細動・鮨漏性温・白班症・類乾癬の治癒例も報告されています。

火 傷(熱傷)や胃、十二指陽漬瘍・更年期障害・神経疲労・老人性神経症・神経性呼吸困難・夜尿症・メニエル氏病・健忘性症候群・顔面神経麻痺・原爆後障害・スモン病をはじめとして、人工透析の副作用の軽減などにも効果があるようです。

  

また、疲労・肩こり・腰痛などにも効果があるため、タカダイオンとCS60を併用することで、相互に効果を高め合う効果が期待できるのではないでしょうか。

     

      

参考文献

 

負電荷療法の実際・著者(広藤道男・畑下散行・織田暢夫)

電子負荷療法の理論・著者(広藤道男・畑下散行・織田暢夫) 

 

 

奇跡の治療薬その3

コメント(0)

figs.jpg

 

 

奇跡の治療薬その2に引き続き、ベンズアルデヒドの作用メカニズムについて。

 

解明されつつあるメカニズム

 

東風博士は入退院を繰り返され2010 (平成22)年3月14日、ご家族に見守られ、穏やかに最期を迎えられました。

享年98歳でした。

 

その後齋藤潤医師が、慶応大学の研究員として、2011 (平成23)年からベンズアルデヒドの基礎研究に携わるようになりました。

綱胞が増殖する仕組みを説明すると、細胞のレセプターに酵素の働きで増殖因子が結合し、タンパク質がリン酸化することで活性化し、情報のシグナルをリレーのように伝えていきます。

 

そして、最終的には遺伝子の核に情報が伝わり、増殖が始まります。

 

通常は、ブレーキ役のタンパク質の働きによって必要以上の増殖は制御されていますが、このブレーキが利かなくなり、際限なく増殖するのががん細胞です。

体内にはリン酸化を止めさせる働きをしている酵素もたくさん存在していますので、脱リン酸化してしまうこともあります。

 

ところが、リン酸化を維持し、がん細胞の活動を維持する別の種類のタンパク質もあるのです。

これ以降はそのタンパク質の種類を「アダプタータンパク質」という表現で説明していきます。

 

齋藤潤医師はこのアダプタータンパク質の作用をベンズアルデヒドが抑制することを発見したのです。

  

  

ベンズアルデヒドは悪玉タンパク質を抑制する

 

 

悪玉タンパク質をわかりやすくいうと、がん細胞の中で暴れている存在といえます。

がんの増殖する経路は、先に述べたmTORを有する経路だけではなく、Ras/Raf/MEK/MAPKから構成されている経路など幾通りもあり、これらの経路が活性化している状態にあります。

 

この経路の、ある一つのタンパク質に作用し、がんが増殖するときに発信するシグナルを阻害しているのが分子標的薬です。

例えば、中央線にはたくさんの駅がありますが、このうちの新宿駅をストップさせると、中央線全体に影響が及んで使えなくなります。

 

つまり、分子標的薬は新宿駅という一つのタンパク質を阻害することで情報伝達のシグナルを断ち切り、その経路である中央線全体を使えなくするように、がんの増殖が抑えられる仕組みです。

その中でも有効とされている経路の一つが、mTORという駅のある経路ですが、ベンチャー企業の研究でベンズアルデヒドもここを阻害していることが明らかとなりました。

 

そのため、分子標的薬と似たような作用をしていると考えられたのです。

ところが、その後の研究によってmTORだけに作用するのではなく、他の経路をベンズアルデヒドが阻害していることが確認されました。

 

それは、いろいろな経路でリン酸化しているところにくっ付いて活性化を維持している悪玉タンパク質の結合を、ベンズアルデヒドが抑制していることがわかったからです。

分子標的薬は一つのタンパク質をターゲットにして狙い撃ちしているのに対し、ベンズアルデヒドは悪玉タンパク質に作用し、くっ付いている部分に結合して抑制することで多くの経路を阻害しているということです。

 

経路がいくつもあれば、 一つの経路を抑制しても別の経路が活性化してくるために、がんの増殖を完全に止めることはできません。

 

しかし、いくつもの経路を同時に抑えることができれば効率が良いうえ、それだけ抗がん作用も高まるわけです。

東風博士の臨床でも、ベンズアルデヒドを投与してから効果が現れるまでの期間が2-3カ月と比較的短く、また腫瘍が縮小、あるいは消失している症例が多かったのは、こうした複数の経路に作用していたからと考えられます。

 

東風博士がベンズアルデヒドの治療薬を開発し、臨床を行っていた時代は、残念ながらアダプタータンパク質の存在が認識されていませんでした。

ですから、ベンズアルデヒドががんに効果があると訴えても、どこに作用しているのか明確な説明ができず、多くの研究者からは「そんな都合の良い物質があるはずはない」と無視されたように、想像できなかったのです。

 

ただ、ノルウェーのペツターセン博士は、1985年(昭和60年)に「ベンズアルデヒドのメヵニズムは、ベンズアルデヒドががん細胞のタンパク合成を阻害することが効果の主な原因で、生体化学の基本物質ともいえるベンゼン核ががん細胞を攻撃すると考えられる」という実験結果を発表していました。

当時からペッターセン博士だけは、ベンズアルデヒドの作用機序をいち早く見抜いていたと思われます。

 

それが、ここ20-30年の間に分子生物学が目覚ましい進歩を遂げ、悪玉タンパク質の存在が明らかになりました。

2007年以降は、アダプタータンパク質ががんに関わっているとする論文もわずかですが見られるようになってきています。

 

基礎研究については先に述べたように、悪玉タンパク質の存在がわかれば、それを阻害することでがんに有効な治療薬ができるであろうという発想は、研究者なら誰にでもあると思います。

がんに特異的に悪さをしているのはアダプタータンパク質の一つである悪玉タンパク質であり、これだけを阻害できれば良いわけで、そういう薬は今のところ開発されていません。

 

それを、ベンズアルデヒドの治療薬は実現してしまったのです。

しかも、正常細胞には悪玉タンパク質の発現が少なく、ダメージを与えることがないので、長期にわたって投与しても髪の毛が抜けるとか、強い吐き気や嘔吐などの副作用が一切起こらないのです。

 

また、いっぺんにいろいろな経路に機能することで、薬剤耐性も起こりにくいのが大きな特徴です。

 

 

特に膵餞がんに優れた効果を発揮

 

 

現在、安全性が確認されているベンズアルデヒドの治療薬は、内服薬(CDBA)と坐薬の2種類です。

東風博士が治療に当たっていた当初からいわれていたのは、特に膵臓がんと悪性リンパ腫に効果が見られるということでした。

 

実際に、齋藤潤医師を中心に行っている臨床でも、膵臓がんと悪性リンパ腫に対し、特に有効性が高いことを確認しています。

例えば、膵臓がんのケースでは、関西の大学病院でステージⅣと診断され、化学療法を受けていた患者さんが数ヵ月の余命を宣告されました。

 

すぐにCDBAによる治療を行ったところ、がんが縮小したのです。

その後、大学病院に戻って定期的に検診を受けていますが、縮小を維持し、元気に過ごしているそうです。

 

これによって担当医は、ベンズアルデヒドの存在を知り、関心を示しこのように、膵臓がんについては効果を示す症例が多いのです。

しかし、残念ながら効果がなく、腫瘍マーカーもそれほど下がらない患者さんも中にはいらっしゃいます。

 

それでも、がんによる痛みはかなり軽減されていることが、がん患者さんに共通している特徴です。

膵臓がんは、他のがんに比べて転移や再発しやすく、予後が悪いことで知られています。

 

それは、膵臓がんの発生場所に起こる複雑で強い間質反応があるからです。

間質反応とは、がん細胞の周りに線維芽細胞が増殖してコラーゲンが分泌され、その中にさまざまな炎症細胞や血管が複雑に絡み合った構造ができることをいいます。

 

もちろん他のがん種でも浸潤すると間質反応は起こってきますが、とりわけ膵臓がんではその反応が強いことで知られています。

その結果、がん組織の主成分を問質反応で占められ、腫瘍内から生検で採取された組織にがんが見つからないこともあるほどです。

 

間質反応が強いと血流が低下するため、膵臓のがん細胞は常に血流に乏しい「低酸素状態」にさらされています。

この過酷な環境の中で生き延びるがん細胞は、より丈夫で悪い細胞へと変異しながら育つので、悪性度が高くなると考えられています。

 
そのため、膵臓がんではがん組織に抗がん剤などの薬剤が浸透しにくく、効き目が悪いので予後の悪いがん種といわれているのです。

このような膵臓がん特有の性質から、進行してくると腹膜に沿うようにがん細胞が増殖し、腹部がガチガチに硬くなって痛みが強く表れてきます。

 

ところが、CDBAを投与すると、悪玉タンパク質の活動を阻害することで間質反応が抑えられ、腹部が硬くならないのです。

効いていない患者さんでも、痛みはかなリコントロールされており、苦痛を訴えることがほとんどありません。

 

膵臓がんでCDBAが高い効果を示すのは、別の経路にも作用しているからです。

がん細胞の増殖には、さまざまなシグナル伝達する因子が関わっていますが、膵臓がんではほぼすべてにおいてKRAS (ケイラス)遺伝子に変異が認められています。

 

KRASは細胞の増殖に関与する遺伝子の一つで、EGFR (上皮成長因子受容体)が出す細胞増殖のシグナルを受け取って核に伝達している経路の一つです。
そのため、変異したKRAS遺伝子はEGFRからのシグナルがなくても、常に細胞増殖のシグナルを出し続けます。

 

これによって発生したがんでは、シグナル伝達兼転写活性化因子で、細胞増殖、分化および生存などの過程を制御するSTATというタンパク質が深く関わっています。

STATには7種類あり、膵臓がんを含む胃・腸・肺など多くのがんでSTAT3が活性化していることが認められています。

 

膵臓がんの進行に対して、ベンズアルデヒドがmTORなどの経路だけではなく、STATを抑制することで、がんの増殖に必要なシグナルの伝達や転写(遺伝子の情報をコピーすること)を阻害しているため、がんの活動を止めることができるのです。

そのため、悪性リンパ腫でも高い有効性が確認されています。

   

特に膵臓がんと悪性リンパ腫には、ベンズアルデヒドの治療薬が目覚ましい効果を示すのです。

 

 
医師が他の治療との併用を嫌がる理由

 

 
私が大学病院に勤務していたときから耳にしていたことに、患者さんが化学療法を受けていながら、担当医に内緒で他のクリニックで免疫療法など別の治療を受けているという話でした。

患者さんに訊ねると、「先生に相談したらダメだといわれたので」という答えが返ってくることが多いのです。

 

しかし、担当医がダメだと言ったのには理由があります。

まず、用いている抗がん剤などがどのくらい効いているのか、その正確な評価ができなくなる可能性があり、次の適切な治療方針が立てられなくなるからです。

 

内緒で受けている治療法と抗がん剤の、どちらが効いて良い結果が出たのか、わからなくなるということです。

また、もう一つの理由として、患者さんが内緒で併用していると、思わぬ副作用が現れる可能性があることです。

 
特にガイドラインで認められていない治療を受けていると、それによってどのような影響が患者さんに及ぶかわかりませんので、とても危険だからです。

医師はわからないから警戒し、リスクを極力避けたいと考えます。

 

実際に、がん患者さんが別の治療を受け、重篤な副作用に見舞われた症例が報告されています。

別の治療を受けていたことを担当医はそれを知りませんので、抗がん剤による副作用と考えました。

 
しかし、患者さんに詳しく状況を聞いて、初めて別の治療も受けていたことが判明したのです。

その後、副作用に対する処置を行って事なきを得ましたが、その間は化学療法が中止となりました。

 

このような二つの理由から、担当医が自分の目の届かないところで別の治療を受けることを嫌がり、ダメと言ったと考えられます。

しかし、患者さんにしてみれば命にかかわるだけに、何でも試してみたいと思うのは当たり前のことです。

 
以前の私がそうだったように、ベンズアルデヒドの存在を多くの医師が知りません。

どのような薬なのかわからないものを、自分の患者さんに投与することを認めるわけにはいきません。

 

ですからベンズアルデヒドの研究を進め、がんに有効かつ安心・安全であると、世の中に認知される必要があるのです。

中には、患者さんの意思を尊重してCDBAの服用をしぶしぶ認め、不本意ながら化学療法との併用という形で治療を進めることもあります。

 

これで劇的な効果が現れたことで、それ以降は積極的に協力してくださることもあるのです。

幸い、ベンズアルデヒドには副作用がほとんどないため、化学療法と併用しても安全であることが、臨床で確認されています。

  

  
ベンズアルデヒドの治療薬は全身状態を改善する

 

 
化学療法の弱点は、副作用の激しさにあります。

それくらいでなければがん細胞を叩くことができないわけですが、長期にわたって投与されれば患者さんの体力は消耗し、食欲も低下するためにますます体が弱ってしまいます。

 
がんには勝っても、命が尽きてしまっては元も子もありません。

また、精神的負担も大きく、苦しんだ末に効果がなかったときの落胆や、がんによる痛みから「うつ病」になる患者さんもいるほどです。

 
患者さんの多くは、治療の効果を常に気にし、データが良いと喜び、悪いと落ち込んで不安に過ごしています。

実は、悪玉タンパク質はストレスの影響を受けやすく、ストレスによっても発現が高まることが確認されているのです。

 
ストレスは刺激ですから落ち込んだりするだけではなく、体に負担をかける肉体的ストレスでもがん細胞の働きを活発にし、増殖してしまう可能性があるわけです。

「病は気から」といいますが、まさに精神的にも肉体的にもストレスは、心身に大きく影響を与えています。

 

不安を減らして明るく、笑顔でいることが、悪玉タンパク質を増やさない方法でもあります。

こうした患者さんの精神的・肉体的ストレスを軽減させるうえでも、CDBAは役立っていると考えられるのです。

 
まず、副作用がほとんどなく、痛みも軽減されることは肉体的ストレスを減らします。

さらに、患者さんにとって体力の維持につながるうえ、食欲の低下も防げます。

 

がんの状態が悪化すれば食事どころではなくなるため、普通に食事が摂れることは少なくとも悪化していないというバロメーターにもなり、希望が持てるようになります。

これによって精神的ストレスも軽減されます。

 

実際に、CDBAを投与していると、食事が摂れなかった患者さんが食べられるようになるなど、食欲が改善するケースが多いのです。
食事が摂れると体力もついてきて、気持ちも前向きに変化してきます。

  

  

アルツハイマーにも有効の可能性

 
 
ベンズアルデヒドの治療薬は、もともと東風博士が「がんの治療薬」として開発したものですので、現在では齋藤潤医師もがんと関連した基礎研究を行っています。

悪玉タンパク質の機能を調べていくと、がん以外の疾患にも関わっていることが明らかになってきました。

 
これにより他の疾患に対しても、ベンズアルデヒドが効くのではないかという可能性が出てきたのです。

細胞内のタンパク質の存在量は、タンパク質の合成と分解のバランスによって調節されています。

 
それが、何らかの原因でこのバランスが崩れると、タンパク質のリン酸化が過剰に活性化します。

これによって一部のタンパク質が凝集し、不溶性の構造物となって神経細胞などに沈着して変性を引き起こしてしまいます。

 

これが「神経変性疾患」といわれるもので、代表的な疾患にはアルツハイマー病やパーキンソン病などがあります。

実際に、これらの疾患を患っている患者さんの脳を調べてみると、異常なタンパク質の沈着が観察されています。

 

この異常なタンパク質には、アミロイドβタンパク質やリン酸化タウタンパク質などあります。

これらがゴミとなって脳内に蓄積して引き起こされるのが、認知症の大部分を占めているアルツハイマー型認知症です。

 

中でもタウタンパク質は、加齢やさまざまなストレスによってリン酸化されることで神経細胞内に凝集し、細胞の機能に障害を及ぼしています。

このタウタンパク質のリン酸化の維持に関わっているのが、悪玉タンパク質です。

 

がんだけではなく、アルツハイマー型認知症などの神経変性疾患でも悪玉タンパク質が高発現していることが明らかにされています。

したがって、悪玉タンパク質の機能を阻害する作用を持つベンズアルデヒドは、アルツハイマー型認知症などにおいても神経変性の部分に作用し、進行を抑制する可能性が考えられるのです。

 
現在、アルツハイマー型認知症の患者数は250万人ともいわれ、高齢社会を迎えた日本では2035年には330万人を超えると推察されています。

そのため、治療薬の開発が急務となっています。

 

こうした状況においてベンズアルデヒドは、問題解決の突破口になるかもしれません。

  

  
慢性疼痛を解消する可能性

 

 
ベンズアルデヒドは、がんによる痛みを軽減する作用が確認されていますが、これとは別に「慢性の痛み」を軽減する可能性もあることがわかってきました。

ケガをしたときや病気になったとき、激しい痛みに襲われることがあります。

 
しかし、これは「急性の痛み」で、ケガや病気が治れば痛みも治まります。

ところが、治った後も1-3ヵ月以上続く痛みを「慢性疼痛」といって、近年の調査では約2000万人近くが苦しんでいると推計されています。

 

しかし、現在の治療に満足している患者さんの割合は4分の1程度にすぎず、多くは痛みを抱えながら生活しているとされています。

  
慢性的な痛みの多くは、中枢神経や末梢神経が損傷することで起こっています。

このような疼痛を「神経障害性疼痛」といって、身体にケガや炎症は見られなくても痛みが続く場合は、神経が原因である可能性が比較的高いのです。

 

神経の損傷による疼痛に慢性的なものが多いのは、神経系の症状はほとんどが表面化しないため、早期の治療が難しく、徐々に悪化していって知らないうちに慢性化している、などの理由が考えられています。

痛みというのは脳で感じるもので、末梢組織での痛みのシグナル(電気信号)は感覚神経から脊髄を通って脳に届けられます。

 

脊髄は脳と全身を結ぶ神経の連絡路で、外側に自質、内側にH字形の灰白質という組織があり、これらに守られるようにして中心部に大事な神経線維が詰まっています。

灰自質には前角、後角、側角という機能の異なる区分があり、痛みの信号は脊髄の後角を経由して脳に伝わって初めて「痛い」という感覚を私たちは認識しています。

 

この痛みのシグナルを伝えている経路の脊髄の後角に、悪玉タンパク質が高発現していることが確認されています。

ここでも悪玉タンパク質が活性化しており、痛みを引き起こしていたのです。

 

これに対してベンズアルデヒドが脊髄の後角に神経伝達をブロックすることで、痛みの感覚を抑えていると考えられるのです。

そうなれば、坐骨神経痛や多くの慢性疼痛に苦しんでいる人にもベンズアルデヒドの治療薬が効果を発揮すると思われます。

 

このように、ベンズアルデヒドは新たな可能性を秘めた薬といえるのです。

 

 
最終日標は注射薬とSBAの復活

 

  
東風博士が治療に当たっていた当初は、ベンズアルデヒドの治療薬に注射薬もありましたが、現在は内服薬共CDBA)と坐薬の2種類です。

それでも、これまで述べてきたように著効例が多く、効果がなかった患者さんでも痛みは軽減されるなど、何らかの効果は認められています。

 

これが注射薬であったなら、さらに効果が高まるに違いないことは容易に想像がつくのではないでしょうか。

注射薬と内服薬や坐薬では、作用に大きな差があります。

 

内服薬の場合は、服用した全部が効いているわけではないのです。

日から入った薬は、小腸で吸収された後、肝臓に運ばれて分解・解毒(代謝)作用によって薬の一部は化学変化を受けて効果を失ってしまいます。

 

残りの成分が肝臓から心臓に運ばれ、血液に乗って全身に届けられて効果を発揮するようになります。

例えば、頭痛がひどいときに鎮痛薬を服用したところ、腰痛や捻挫など他の部分の痛みも和らいだという経験はないでしようか。

 

これも、鎮痛薬が全身を巡ることで効果を得られた結果です。

しかし、がん治療となると、体力が低下していて食事が摂れない患者さんは、薬を飲むのもつらいものです。

 

そういうときに心強いのが坐薬です。

坐薬は肛門から挿入し、直接直腸の粘膜から吸収されて血管に入り、全身を巡ります。

 

つまり、小腸から肝臓に入るコースが省略されるわけです。

そこで、内服薬に比べて効き目の現れ方が速いうえ、肝臓を通らないので分解される割合が低くなります。

 

また、胃酸や消化酵素による分解も避けられるので、的確な効果を上げることができます。

 

ただ、薬を肛門に入れる動作をつらく感じたり、挿入するときに肛門の粘膜を傷つけてしまったり、下痢をしているときには使いづらいなどのデメリットもあります。

これらに対して注射薬の場合は、高濃度の薬剤を用いることが可能となるうえ、直接血管に入り、肝臓にいくより先に全身に有効成分が回るため、効率よく吸収されて効果を発揮します。

 

つまり、無駄が少ないのです。

 
したがって、注射薬には即効性や1回の持続力があり、また有効成分どおりの効果を引き出すことができるのです。

一方、内服薬のほうは薬が効きはじめるまでに時間を要し、即効性に欠けるところがあります。

 

このように、薬の形態によって効果も違ってくるのです。

最も効果的なのは注射薬であることは確実です。

 

特に当院の場合は、がんが進行して厳しい状況にある患者さんが多いため、即効性のある注射薬が必要なのは言うまでもありません。

さらに、開発の中断を余儀なくされたアスコルビン酸を配合した治療薬(SBA)も、ベンズアルデヒドだけで使用するより効果が強かったことが、東風博士の臨床で確認されていますので、ぜひ復活させたいと考えております。

 

アスコルビン酸には抗酸化作用があり、高濃度のものを投与するとがん細胞を死滅させる効果があることも認められています。

そのため、作用の異なるベンズアルデヒドと混合することで、かなりの相乗効果が期待できるのです。

 

このようなことから、ベンズアルデヒドの注射薬(BG)を早く復活させ、より有効性の高いSBAを製品化することを目標に掲げて研究を続けているところです。

サプリメントを足掛かりに効果を実感してもらうベンズアルデヒドを薬として認可されるには先の章でも述べたように、まず健康な人に投与して安全性を確認した後、今度は患者さんに投与して効果を見極め、なおかつ現在の治療薬と比較して有効性があることを臨床試験によって実証しなければなりません。

 

しかも、大規模な臨床試験が必要となるため、大手製薬会社や複数の大学病院などの協力が必要不可欠となります。

過去の経緯からもおわかりのように、フェーズⅡで足踏み状態となり、その先の大規模な臨床試験ができない状況にあります。

 

そこで、ベンズアルデヒドを早く世に出すためには、医薬品にこだわらず、まずサプリメントという形で患者さんに提供しようという考えもあります。

ベンズアルデヒドは東風博士の代から臨床を重ねてきた50年の実績があります。

 
その間、患者さんを危険にさらしたことは一度もなく、むしろ症状を改善したりQOLの向上にも役立っています。

安全性に関しては理化学研究所でも確認されていますので、クリアしていると自信も持っています。

 

さらに、齋藤潤医師の基礎研究によってベンズアルデヒドがなぜ効いているのか、そのメヵニズムも解明されつつあります。

 

これらに鑑みて、せっかく有効性が期待できる薬をこれ以上、眠らせておくわけにはいきません。

どのような形であれ、早く患者さんが使えるようにすることが急務であると考えました。

 

それにはサプリメントのほうが、かえって患者さんには手軽に飲めるうえ、使い勝手も良いと判断したのです。

だからといって誰もが気軽にとれるものであると、悪用されたり、偽物が出回ったりしてトラブルの原因にもなりかねません。

 

効果の高いものであると自信をもっているだけに、その効果を引き出せるようにきちんと管理しなければなりません。

これによって多くの患者さんが安心して服用でき、その効果を実感していただくことで、新たな道が開けるのではないかと思っています。

 

それが、ひいては治療薬としての認可、さらには注射薬へとつながるに違いないからです。

また、アルツハイマー型認知症や慢性疼痛にも効く可能性があることから、これらの臨床もいずれは進めていきたいと思っていますが、まず優先するべきはがんの治療薬です。

 

その点、機能性を備えたサプリメントであれば、他の疾患への対応についても実現が可能と考えられます。

当初は、ベンズアルデヒドに抗がん剤作用があることから、がん治療薬としての目線で捉えてきました。

 

ところが、徐々にベールが剥がされてくると、さまざまな可能性を秘めた物質であることがわかってきました。

単純な構造のありふれた物質だからこそ、いかようにも変化し、まだまだ私どもも知らない効果があると思われるため、サプリメントの開
発も慎重に行っているところです。

 

  

研究のネックになっている状況を改善

  

  
現時点では、研究段階ということで、これまでの50年間、ずっと無償で提供してきましたが、このままでは必要とする患者さんが増えれば増えるほど、研究の負担が大きくなってきます。

それを心配する患者さんの中には、服用し続ける必要があるにもかかわらず、無償提に遠慮して服用を止めてしまい、再発してしまったことが過去にはありました。

 

患者さんに気を遣わせる医療であってはなりません。

 

がん治療の場合は、 一度治っても再発したり、前とは別の新たながんを発症することもあり、予断を許さない状況にあります。

ですから、ある程度の期間は服用を続けることが必要となります。

 

何より、患者さん自身も不安を抱えていますので、再発予防を目的としてCDBAをしばらく服用するケースが多いのです。

今のところ、患者さんによって異なりますが、その期間は、もっと長く服用を続けることが最善と思われますが、平均して半年から1年ほどです。

 

このような対応を一人一人の患者さんにしているため、研究費の捻出が難しい状況になってきました。

これにより、ますます医薬品化の研究も遅れる恐れが出てきたのです。

 

その解決策の一つが、サプリメントでの提供です。

もう一つの解決策が、「研究費」あるいは「寄付金」という形で、CDBAや坐薬の原価分のみを患者さんに負担していただく方法です。

 

ベンズアルデヒドを世に出すことは、東風博士から引き継いだ悲願であり目標です。

それを達成するためには、まずベンズアルデヒドの存在を世の中に広めることが重要と考えています。

 

したがって、サプリメントにしても寄付金にしても高額にしてしまうと、今度は患者さんの負担が大きくなり、服用し続けることが困難になりかねません。

最近の風潮として、効果のある良いものは素材を厳選して有効成分の濃度も高いので高額になるのも当然で、手軽なものはそれなりの効果しか望めないなどと、価格と内容は比例するように思われています。

 
ですから、高額な商品ほど現代は売れるといわれています。

 

しかし、それは本意ではありません。

サプリメントであっても栄養剤などとは異なり、確実に効果が現れるようにCDBAと大差のない内容にしたいと考えているからです。

 

  
患者さんを最期まで診るのも治療の在り方

 

 

世の中にはベンズアルデヒドに限らず、標準治療以外にさまざまながんの治療法があります。

その多くは入院病棟を持たない民間のクリニックで行われています。

 

つまり、外来での治療になるということです。

しかも、ほとんどの場合で自由診療となっています。

 

現在の医療は、保険が適用される「保険診療」と、保険が適用されないために患者さんが全額を負担する「自由診療」があり、両者を併用する「混合診療」は禁じられています。

例えば、保険で認められている治療と認められていない治療を一つの医療機関で受けると、保険で認められている治療もすべて自由診療として扱われ、患者さんが全額負担になるのです。


治療効果を調べるうえで必要不可欠な血液検査やCT、MRI検査なども、保険が利かなくなるということです。

前項で触れたベンズアルデヒドの問題に関しても、以前より「自由診療にすれば解決するのではないか」という提案を、患者さんからいただくことがありました。

 

そうなると、通院できるうちは良いのですが、その後に悪化して動けなくなったとき、そこで基本的には治療が終わることとなります。

特に入院施設のないクリニックで外来治療を受けていた場合は、受け入れ先を見つけなければなりません。

 

見つからなかったときには在宅診療となりますが、その場合も容態が急変すれば救急搬送されて入院することとなり、ときには見ず知らずの医療スタッフに命を預けることになります。

その点、入院できる病棟があれば、全身状態が悪化して家で過ごすのが困難になった場合でも入院していただき、最期まで患者さんに寄り添って診療することができます。

 

医師は患者さんの病気を治すことが務めですが、がんは必ずしもそれを実現できるとは限りません。

ですから、ときには患者さんの心に寄り添う医療も必要となり、どのような状態であっても見放すことなく、状況に応じて適切な治療を責任もってきちんと行うことも重要なのです。

 

何より、顔見知りの医療スタッフに引き続き診療されることは、患者さんにとっても安心でき、心強いのではないでしょうか。

必要な治療体制も考え、世に出さなくてはいけないのです。

 

心が前向きになると免疫力も高まる患者さんの心が安定し、笑顔が見られるようになると、それに比例して治療効果が現れてくるように思えます。


これまで、免疫機能が高まるという話は聞いていませんでしたが、よくよく考えてみれば、そういう作用があっても不思議ではありません。

 

膵臓がんに対してよく効くメヵニズムとして、ベンズアルデヒドにはSTATを抑制する効果が挙げられます。

STATは、活性化していない状態においては細胞質に存在しますが、ヤーヌスキナーゼ(JAK)という酵素が活性化されるとリン酸化を受け、核内ヘ移行して目的遺伝子を活性化する転写因子として機能します。

 

この活性化経路は「JAKISTAT経路」と呼ばれており、これが制御不全の状態に陥っているとがんを発症し、がんの増殖や血管新生、また免疫抑制などが引き起こされます。

つまり、体内の恒常性(ホメオスタシス)の維持においても、STATは重要な役割を果たしているのです。

 

免疫は、細菌やウイルスなど体外から侵入した異物や、がんのように体内で発生した異常な細胞を排除して体のホメオスタシスを維持し、健康を保つ役割を果たしています。

これには自血球といわれている免疫担当細胞が関わっており、この細胞から分泌されるサイトカインというタンパク質がJAKISTAT経路を介して情報伝達を行うことで、免疫システムが機能しています。

 
したがって、STATが活性化すると、がんの活動も活発になるだけではなく、免疫システムも抑えられてしまうため、もともと体に備わっている免疫の力でがん細胞を排除することができなくなっているわけです。

これに対し、ベンズアルデヒドがSTATを抑制することによって免疫システムの抑制も解除されます。

  
そうなれば、免疫も本来の機能を果たすことができるようになり、体内の恒常性も維持されるのではないかと思われるのです。

こうして免疫システムも機能しはじめ、患者さんの免疫力が向上してくるとも考えられます。

 
ベンズアルデヒドによる効果が得られた患者さんの全身状態が改善し、QOLが向上するのは、免疫活性が起こったと考えれば納得がいくのではないでしようか。

 

 
おわりに

 

 
ベンズアルデヒドというがんの治療薬に対して、この名前を初めて知った方がほとんどのはずです。

しかも、最新の治療薬ではなく約50年前に開発され、それが現在も当時と同じように用いられていることにも驚かれたことと思います。

 

通常は、業に限らずどんなに優れているものでも時代とともに古くなり、新しいものに取って代わられていきます。

それも当然のことで、技術が進歩しているのですから新しいものは進化しており、さまざまな機能性を備えています。

 
もはや古いものは、時代のニーズに合わなくなっているものです。

特に化学の分野は目覚ましい勢いで進化しており、今こうしている間も世界のどこかで新たな物質が発見されたり、治療技術が開発されています。

 

薬に関しても、常に新薬が登場し、私たち医師もそれを把握するのに苦労しているほどです。

 

ところが、ベンズアルデヒドの治療薬は違います。

50年も昔から研究がはじまり、現在でも通用するほど優れた有効性を保持し続け、これを超えるような機能性の高い抗がん剤が未だに開発されていないのです。

 

裏を返せば、あまりにも進化していたために時代のほうが追いつけず、当時の医学や研究技術では解明できなかったともいえます。

また、あまりにも登場するのが早すぎたために、思わぬ妨害にあったとも考えられます。

 

それが、ようやく現代になって解明できるようになったことで、それまで謎に包まれていたベールが剥がされ始めたのです。

しかし、まだまだ研究途中にあり、ベンズアルデヒドのメヵニズムが完全に明らかになったわけではありません。

 

現在の技術をもってしても、解明できない部分があるかもしれません。

それでも、他の医療機関で見放された患者さんが、ベンズアルデヒドの治療薬によって完治しているのは紛れもない事実です。

 

数例であれば「たまたま」とか「偶然」で片づけられてしまうところですが、50年間という年月を積み上げてきた実績は容易に否定できるものではありません。

  
   

参考文献

   

高橋亨・著・進行がん患者を救う「奇跡の治療薬」への挑戦 から一部引用しています。

  

関連記事

 

奇跡の治療薬その1

奇跡の治療薬その2

  

 

奇跡の治療薬その2

コメント(0)

benzaldehyde.jpg

 

 

奇跡の治療薬その1に引き続き、なぜ「奇跡の治療薬」は世に出なかったのか?

それは利権との闘いでした。

 

動物実験を得た後、ヒトに対しての臨床試験が開始されたのですが、従来の抗がん剤とは明らかに異なり、医師たちも驚くような好成績を示したことでベンズアルデヒドに期待する声が高くなってゆきました。

そこで、各大学による臨床試験の結果を発表するところまで漕ぎ着けました。

 

すると記者会見を翌日に控え、突然、厚生省(現・厚生労働省)より何の説明もなしに中止命令が出されたのです。

そればかりか翌年の1985年にはこれまで共に研究を続け、医薬品化を夢みていた同志ともいうべく科研製薬より、 一方的に注射薬や内服薬、坐薬の製造が打ち切られてしまったのです。

  
突然のお達しに東風博士だけではなく、それまで臨床試験を進めてきた各大学病院の医師たちも愕然としました。

しかし、肝心の薬の製造が打ち切られたのでは、臨床に使用する薬の供給もストップしてしまうわけです。

  

どんなに抗がん作用があると手応えを感じていても、それ以上の臨床を続けることは不可能となりました。

何より、希望を持って臨床試験に参加していた患者さんを絶望させる結果となったのです。

 
特に注射薬(BG)は有効性が高いことが臨床試験で明らかになっていたため、それまで投与されて順調に改善効果が見られた患者さんからは怒りの声が上がりました。

当時、ベンズアルデヒドの治療薬は、ようやく大規模な臨床試験までこぎつけ、その結果によっては厚生省の認可を受け、数年後には正式な治療薬として認められる可能性さえあったのです。

 

むしろ臨床に関わった医師や研究者たちは、そのようになると確信し、また期待もしていたといいます。

それが、理由を明らかにされないまま記者会見を中止させられたばかりか、薬の製造そのものまで打ち切られる事態となりました。

 

「せめて理由だけでも間かせてはしい」という東風博士の要望に対して、厚生省からは何の返答もなかったといいます。

 

 

原因は株価の急騰だった?

 

それから32年の月日が流れ、2017 (平成29)年3月に、ある政党の公設秘書が、当時の国会議事録を調べてくださり、ようやく事の真相が明らかとなりました。

それによると、ある証券会社が「抗がん剤の特効薬が開発され、それは奇跡的な効果があり、世界的な発見のため、間もなく国際癌学会でも発表される」というような内容を報じたというものでした。

   
マスコミは当然のことながらそのニュースに飛びつき、新聞や雑誌だけではなく、NHKでも放映されたのです。

そのため、科研製薬の株価が高騰。

 

つまり、証券会社が株価をつり上げる操作に走ったということです。

その鎮静化を図るために記者会見を中止させたうえ、科研製薬に手を引かせたということが判明したのです。

しかも、政府主導、つまり薬のことを何も知らない政治家たちで事が決められ、厚生省はそれにただ従ったにすぎなかったというオチまでついていました。

  

当時、東風博士の研究に興味を持った毎日新間の記者、小泉貞彦氏が、何度も取材に訪れ、ベンズアルデヒドに関する詳細をまとめた本まで出版しています。

その本によると、1978 (昭和53)年にもベンズアルデヒドが買い材料になって株価の急騰が起きたということでした。

  
その年の初めには300円だった科研製薬の株価が、10月には14倍の4020円という史上初の高値をつけたそうです。

このときマスコミは「がん新薬に兜町踊る」「兜町が騒ぐ薬はマユツパの抗がん剤」などと騒ぐばかりで、肝心のベンズアルデヒドについては東風博士を取材した記者が1人も存在せず、単なる憶測で「学問的根拠は何もない」と糾弾していました。

   

このマスコミ騒動によって一瞬にして「まやかしの薬」というイメージがついたことで、その後の科研製薬の株価は下がり続け、1980 (昭和55)年の暮れには810円という安値になっていました。

しかし、この年に東風博士が国際癌学会で成果を発表し、翌年には12の大学病院で臨床試験が開始されたことを受け、再び科研製薬の株価が急騰することとなり、最終的には4530円という前回の4020円を上回る高値がついたといいます。

   

そこで、政府が介入したというわけです。

  

もともと科研製薬は国策としてつくられた財団法人・理化学研究所から改組された製薬会社ですから、薬の研究開発には専門家として真剣に取り組んでいたものの、利益を出すことにはそれほど熱心とは言い難いところがあったようです。

それが、ベンズアルデヒドで思いのほか株価が上がったのは喜ばしい反面、政府の意向も受け入れやすい体質があったと考えられました。

  
さらに、従来の抗がん剤とは比べものにならない効果の高さで「奇跡の治療薬」とまでいわれたとあっては、他の製薬会社が黙っているはずがありません。

一つの薬を誕生させるまでには、何年にもわたる研究と膨大な費用を要します。

  

当時も新たな抗がん剤の開発には、各製薬会社がしのぎを削って研究していました。

ですからべンズアルデヒドの治療薬が誕生すれば、それまで続けてきた新薬の開発が露と消える恐れがありました。

 

何より、何年にわたって注ぎ込んできた莫大な研究開発費が回収できなくなります。

製薬会社は、大学病院と共同研究することで臨床試験もスムーズに行えるというメリットがあります。

 

当然、そこには多くの医師や研究者も絡んできますので、副作用がないというベンズアルデヒドは目の上のタンコプとなっていました。

早く潰しておくに越したことはないという心理が働いたとしても何ら不思議ではありません。

 

なぜなら、薬が世に出れば全国の医療機関で使用されるようになるからです。

その業の効果が高ければ、それだけ治療に用いる医師も増えるわけで、数年後には開発に投入した費用が回収でき、特許に守られて何年も莫大な利益を生む可能性があります。

 

薬は患者さんを救うためにあり、より効果のある薬を使って治すのが医師の役目です。

それにもかかわらず、より効果のある薬が誕生しようとしているのを潰そうとするのは、本末転倒というものです。

 

 

権威ある米国立がん研究所の機関誌に論文が掲載

 

 
科研製薬が手を引いた時期と同じ1985 (昭和60)年、かねてより投稿していた東風博士の論文(前章参照)が、米国立がん研究所の機関誌『キャンサー・トリートメント・リポーツ」(5月号)に掲載されました。

同誌は、がん治療の情報については世界的な権威のあるもので、それまでに取り上げられた日本で開発された新薬は3、4例しかなかったほどでした。

 

それくらい審査が厳しく、掲載されるにはかなリハードルが高いことで知られていた信頼できる機関誌だけに、東風博士の論文が掲載されたということは、いわば″お墨付き多をいただいたようなもので、大変意義のあることといえるでしょう。

実は、それが初めてではなく、5年前の『キャンサー・トリートメント・リポーツ」(1月号)にも論文が掲載されたことがありました。

 

そのときはベンズアルデヒドの錠剤(CDBA)による治療結果でしたが、かなり注目されたと聞き及んでいます。

それからさらに改善された静脈注射(BG)による臨床レポートが、1985年の「キャンサー・トリートメント・リポーツ』(5月号)に掲載されたのです。

 

ただ、このときは掲載が決まってから、実際に掲載されるまでには半年もの時間を要しました。

掲載が決まったのは1984 (昭和59)年のH月で、当時の編集長より「あなたの原稿は最終的に採用と決まり、近い号に掲載が予定されている」というサイン入りの文書が東風博士のもとに届きました。

 

5月になってようやく機関誌に掲載され、それが日本に届きました。

これは東風博士にとって、それまでの約20年にわたるベンズアルデヒドの研究と治療の成果をまとめたものでした。

 

それが、米国とはいえ公の機関に認められたわけですから、さぞ嬉しかったことでしょう。

また、日¨本でも正当に評価してほしいと思ったに違いありません。

 

この権威ある機関誌に2回も掲載されたことで、海外の新間はニュースとして大きく取り上げ、ベンズアルデヒドを研究する学者が現れたといいます。

ところが、日本での反応は違っていました。

 

それまでの株価高騰による騒ぎの影響か、ニュースになるどころか、記事として取り上げた新聞もわずかで、その扱いも目立たないほど小さい数行程度だったそうです。

東風博士は、国際的な場で認められれば風向きも変わるかもしれないと期待していました。

 

しかし、それまでとは打って変わって世間の目は冷たく、科研製薬も薬の製造を頑なに拒み、再開させることはありませんでした。

 

 

諦めずに奔走、そして大手製薬会社へ協力を依頼

 

 
一度は脚光を浴び、日本中から注目されたベンズアルデヒドでしたが、政府によって薬の製造をストツプされたという噂は瞬く間に医学界を駆け巡り、それまで研究を支持していた医師たちも、手のひらを返したように離れていきました。

それでも、主治医から見放されたがん患者さんたちが、東風博士の治療を求めて全国から訪れてきましたので、薬をつくる必要に迫られていました。

 

そこで、東風夫妻は以前のようにイチジクを大量に買い付け、再び手作業で抽出液をつくり続けながら、他の製薬会社に協力を求めて奔走しました。

しかし、どこの製薬会社からも断られ、協力してくれるところは見つかりませんでした。

 

その理由が「東風博士とは関わりたくない」というものでしたので、関わって不利益が自分たちにも及ぶのを恐れてのことだったと推測されました。

それでも、諦めることなく製薬会社を当たり続け、ようやく協力を取りつけたのが明治製薬でした。

 

明治製菓というと、今ではお菓子の会社として有名ですが、 一方では″カバくんマーク″で知られるうがい薬をはじめ、多くの医薬品を製造しています。

実は、東風博士が横浜医科大学の教授時代に開発した、結核の治療薬であるエスペリンの研究に協力してくれたのも、当時の明治製菓社長である中川赳氏だったのです。

 

その後、東風博士は渡米し、その間に臨床試験は中断されてしまいました。

こうした縁もあり、信頼関係は築かれていたことで、明治製菓よリベンズアルデヒドの治療薬の製造だけではなく、アスコルビン酸を加えた新たな治療薬(SBA)の開発にも協力してもらえることとなりました。

 

それが、定かではありませんが1987 (昭和62)年頃のことだったようです。

この新たな治療薬の構想は、当時カリフォルニア大学海洋研究所の所長だったアンドリュー・A ・ベンソン氏のアドバイスによるものでした。

 

ベンソン教授といえば、光合成のメヵニズムの発見者として世界的に知られる植物生物学の研究者です。

昭和天皇がかつて同研究所を訪間された際には、説明役を務めたこともありました。

 

そのベンソン教授が、たまたま三菱化成生命科学研究所(1972年にベンズアルデヒドの研究に参加していた)から遺伝子工学の研究で派遣されていた坂口健二博士を通じてベンズアルデヒドと東風博士のことを知って以来、強い関心を持ち続け影で支援してくれていたのです。

キャンサー・トリートメント・リポーツへの論文投稿を勧めてくれたのも、ベンソン教授だったのです。

 

来日した際は、東風夫妻のもとに足を運んで下さり、ベンズアルデヒドに関する今後の研究についてもいろいろ話していたそうです。

また、病院の玄関先に置いてあった大きな石灯籠を気に入って「面白い」と絶賛するもので、後日ベンソン教授のもとに石灯籠を船
便でお送りしたといいます。

 
感激したベンソン教授から「毎朝、新間を取りに出ると灯籠が目に入るので楽しい気分になります。我が家を訪ねた人たちも、みんな驚いています。その反応を見るのが、また実に面白い。私たちの間では″コチ灯籠″と呼んでいるんですよ」と、お礼の言葉をいただいたそうです。

こうして交流を深めていった中で、ベンズアルデヒドにアスコルビン酸というビタミンC化合物を加えた新たな治療薬をつくってはどうかと提案されたのです。

 

アスコルビン酸には抗酸化作用があり、がん治療に大量投与する方法が開発されていましたので、ベンズアルデヒドとの相乗効果が大いに期待されたのです。

そこで、明治製薬の協力のもと、アスコルビン酸を加えた注射薬(SBA)の開発が進められ、完成しました。

  

基礎実験、動物実験でも有効性が確認され、いよいよ臨床試験に入る段階を迎えることができたのです。

このとき、中川社長と固く握手を交わすだけで、東風博士は万感胸に迫って言葉が出なかったといいます。

 

これまでの努力が報われると、奥様も涙が止まらなかったそうです。

 

 

社長交代で再び奈落の底に突き落とされる

 

 

ベンズアルデヒドの新薬(SBA)は、これまでのものよりさらに効果が期待できると、東風博士だけではなく明治製菓でも確信していました。ですから早く臨床試験に入って製品化したいと、誰もが考えていました。

ところが、タイミングが悪く、中川氏が定年を迎えると状況は一変しました。

 

新社長に代わった途端に明治製菓の体制が変わり、なんと1991 (平成3)年に入って一方的にベンズアルデヒドの研究協力を打ち切られてしまったのです。

さらには、明治製菓が協力したすべての研究データを東風博士に譲渡するので、この件について明治製菓は一切関与していないことにしてはしい、と言い残して去って行ったのでした。

 

そこには、当時のがん治療において国内で大きな影響力を持っていた人たちの「忠告」があったと聞き及んでいます。

つまり、圧力がかかったというわけです。

  

東風博士は、科研製薬から薬の製造を止められてからも臨床研究を続けていましたので、その成果をたびたび日本癌学会をはじめ、さまざまな学会や医学雑誌に論文を送っていました。

しかし、以前のようにはなかなか取り上げてもらえなかったのです。

  

ベンズアルデヒドの治療薬そのものに効果がないと、正当に評価された結果であれば、東風博士のことですから冷たい対応も甘んじて受けたと思いますし、それを糧にしてさらに研究を重ねて改善したに違いありません。

しかし、証券会社の株価操作に端を発し、面白おかしく騒ぎ立てた一部の週刊誌による悪意の誘導や時の権力など、本人にはどうすることもできない力によって潰されたのであれば不本意であり、患者さんにとってもこんな不幸なことはありません。

 

 

それでも患者さんのがんは治っていた

 

 
明治製菓が手を引いて以降、もはや協力してくれる製薬会社は皆無と思われました。

しかし、臨床試験寸前まできていたアスコルビン酸を加えた注射薬(SBA)が手元に残されていたため、東風博士主導で臨床試験を行うようになりました。

  

例えば、70代の女性は、大学病院で舌がんと診断され、東風博士の病院へ訪れました。

初診時、舌が赤く腫れていました。SBAによる治療を開始し、1週間過ぎた頃から舌下が次第に腫れてきて、1カ月が過ぎた頃には顎の下まで腫れてきました。

 

2カ月を過ぎるころには、顎の下がテニスポール大になり、ペリカンのような形相になっていました。

疼痛や発熱などは訴えていませんでしたが、日常生活に支障をきたしているのは明らかでした。

 

ところが、SBAによる治療を3カ月近く続けたある日、とても信じられない現象が起こりました。

突然、顎下の皮膚が2センチくらい裂け、中から膿と一緒に1.2センチ大のクルミ状の塊が20個ほど出てきたのです。

 

それと同時に、ペリカンのように腫れていた部分が萎んで、普通の状態に戻っていたのです。

裂けた部分にはガーゼを入れて交換しながら数日様子を見ていると、自然と傷口が塞がって治癒していきました。

 

がんが、このような治癒経過をとるのを初めて目の当たりにした東風夫妻は大変驚き、後々も話していたほど強く印象に残っていた
ようです。

 
この患者さんはその後、健康を取り戻して数年後に天寿を全うされたのです。

   

  

孤軍奮闘

  

  

世間の風当たりも落ち着いて誰もが忘れかけていた2005 (平成17)年、ようやく製造の依頼を受けてくれる製薬会社が現れました。それが、現在も内服薬(CDBA)の製造を続けてくれている千葉県習志野にある自鳥製薬です。

そうした中、正規の医薬品として厚生労働省の認可は受けていないにもかかわらず、実際に患者さんに投与していることが、後にトラブルを起こす可能性があるとアドバイスしてくれる方がいました。

 

将来性のある薬であるがゆえに、正式な手順を踏まなければ否定的な人たちに足元をすくわれる危険があるというのが、その理由でした。

その方は、がんの治療薬を1000人という規模で研究しているだけに、法的にも倫的にも想定されるさまざまなトラブルを熟知していました。

 

そこで、科研製薬との研究で安全性が確認されている内服薬(CDBA)と坐薬であれば、医師主導の臨床研究という形で引き続き投与しても問題ないということで、それ以降は内服薬と坐薬による治療を行うようになりました。

また、使用する薬はGMP基準の設備で製造しました。

 

GMPとは、医薬品等の製造管理および品質管理に関する基準のことで、医薬品を製造する者が守らなければならない内容が厳しく定められています。

これに則ってベンズアルデヒドの内服薬と坐薬は現在も、原末の製造は自鳥製薬、カプセル化はサンカプセル、坐薬化は雪の元で製造されています。

 

したがって、注射薬(BG)は使えなくなり最も有効性が高いと期待されていたアスコルビン酸を加えた注射薬(SBA)も、第二者機関での臨床試験が行われていませんので事実上封印されることとなりました。

東風博士の臨床研究によってベンズアルデヒドの治療薬の有効性、安全性は確認されていますが、なぜ効果があるのかという作用機序については謎が多く、その解明には至りませんでした。

 

そこを、反対勢力に突かれてしまったのです。

誰もが納得するメカニズムの解明が、治療薬を世に出すための大きな課題となりました。

  

そんなとき、東風博士が脳梗塞で倒れてしまったのです。

歩行障害となり、徐々に全身状態が低下していきましたが入院はせず、自宅で奥様が介護をなさっていました。それが2007 (平成19)年のことです。

  

  

時代背景の違いがエビデンスの追求を遅らせた要因に

 

 

すでにSBA治療薬は姿を消しており、ベンズアルデヒドの治療薬は内服薬と坐薬しかありませんでした。

しかし、よくよく考えてみると、東風博士がベンズアルデヒドの治療薬を研究・開発し、臨床試験を始めた頃と現代では、時代背景が大きく異なります。

 

まず、東風博士が旧約聖書に書かれているイチジクからヒントを得た時期は、いま皆さんが当たり前に利用している「国民皆保険制度」が設定された1961 (昭和36)年のことでした。

当時の主な疾患は感染症で、だからこそ東風博士も最初は結核治療のための専門病院を建てたわけで、がんに至っては見つかってもほとんどが末期の状態だったと問いております。

なんと1ドルが360円だったのですから、世界的に見ても日本の立場が現在とは大きく違うことがわかります。

CTが登場したのは1975 (昭和50)年以降ですので、それまでは画像診断というとX線ぐらいです。

 

ようやく数力所の大学病院にCTが導入されましたが、新しい検査機器ですから当初はうまく使いこなせず、撮影に時間がかかったうえに画像も不鮮明で、早期がんの発見には程遠い状況にあったと問いています。

薬の開発にしても、当時は今ほど倫理的にもエビデンス(科学的根拠)に厳しくはなく、薬効が認められれば基礎データがなくても使用できたと思われます。

  

したがって、臨床によって安全性が確認され、効果が実証されれば薬として認められやすく、エビデンスは製薬会社や、その後に関心を持った多くの研究者によって解明されてきたのではないでしょうか。

現に、ベンズアルデヒドも12の大学病院で臨床および研究に入り、その成果を発表するところまでこぎつけていました。

 

東風貢医師の話しでも、基礎研究で興味深いデータが出たことで臨床試験が行われ、記者会見を開いて報告しようとするほどの成果を上げていたといいます。

そのデータは本来、世に出るべきものだったのですが、不幸にも握りつぶされてしまいました。

 

今となっては、どのようなデータだったのか誰も知る人はいません。

これについては東風博士も、最期まで語らなかったといいます。

 
その一方、医療が急激に進歩したのも昭和50年代でした。

新薬の開発も目覚ましく、国内だけではなく海外との競争が盛んになってきており、世界を相手にするにはエビデンスがより求められるように変わってきました。

 
1981 (昭和56)年には改正薬事法を中心に、医薬品の安全性・品質面への監視がさらに厳しくなりました。

ここが、まさに分岐点だったように思われます。

 

このときに臨床試験だけではなく、なぜベンズアルデヒドに抗がん剤作用があるのか、その作用機序を求めて基礎研究も東風博士の主導で同時に行うべきだったように思われます。

しかし、東風博士はどちらかというと臨床医であり、基礎研究は製薬会社や専門医に任せれば良いというスタンスだったように感じます。

 

薬事法の改正で臨床試験のやり方も変わってきた中、明治生まれの頑固さが裏目に出て、自身のやり方を通したことが時代にそぐわなくなっていたのかもしれません。

そう考えると、がんの診断方法や治療効果の判定方法も、現在とは異なりますので、東風博士の臨床試験で得た奏効率も、当時は55パーセントといわれていましたが、現代の尺度でみると違った判定になる可能性も出てくるわけです。

 

そこで、斎藤潤医師が現代の基準に沿って臨床だけではなく、ベンズアルデヒドの基礎研究を本格的にやりたいと、東風博士に申し出たのでした。

東風博士は「やったら良い」と嬉しそうに答えたそうです。東風貢医師は外科医となって大学病院に勤務していますので、ベンズアルデヒドの研究は何としてもご自分の手で完成させなければと強く思っていました。

 

それだけに、ご息女が引き継いでくれることを心から喜んでいました。

 

 

臨床試験というハードル

 

 

こうした経緯で正式な治療薬として認められるために、現在では齋藤潤医師を中心に臨床を積み上げる一方、ベンズアルデヒドのメヵニズムを解明する基礎研究を続けることとなりました。

しかし、ここには超えなければならない二つの高いハードルがありました。

 

一つは、医薬品として認可されるための臨床試験でした。

新薬や新しい治療法が世に出るまでには、いくつものハードルをクリアしなければなりません。

 

まず、将来的に薬になる可能性のある物質(成分)を発見すると、「基礎研究」といって試験管の中で細胞レベルの実験を積み重ねていきます。

これに通常は2-3年を要します。

 

基礎研究で良い結果が得られると、次は「非臨床試験」といって動物や培養細胞などを用いて有効性や安全性などを研究します。

これに通常は3-5年を要します。

 

非臨床試験をクリアした薬の候補が、ヒトに対しても安全で効果があるのかは試してみなければわかりません。

そこで、今度は実際にヒト(患者さん)に投与して研究を行います。

 

これを「臨床試験」(治験)といって、安全性と有効性を科学的に調べて確認していくわけです。

この臨床試験は、第1相試験(フェーズ1)、第2相試験(フェーズⅡ)、第3相試験(フェーズⅢ)と、段階を踏んで行われます。

 

フェーズ1では、安全な用量を調べるために、少数の健康成人に対して、少ない量から徐々に増やしていって薬剤が人体にどのように作用するか、また副作用にはどのような症状が現れるかなどを観察します。

これをクリアして初めて、次の段階に移れます。ただし、抗がん剤に関しては毒性を考慮して、がん患者さんを対象に行われます。

 

フェーズⅡでは、がん種や病態を特定し、比較的少数の患者さん(100未満)で本当にがんが小さくなるのか、その有効性を判定します。これをクリアすると、次の段階に移ります。

フェーズⅢでは、現在の標準治療やプラセボ(偽薬)と比較し、それよりも優れているか、あるいは同じくらいの効果が認められたり、副作用が少ないかを100.数千人の患者さんを対象にして調べていきます。

 

フェーズ1からフェーズⅢをクリアするまでに、順調にいって3-7年は要します。

その結果、標準治療と同等、あるいはそれ以上の有効性と安全性が確認されると、厚生労働省の承認を受けて保険診療として治療に用いられるようになります。

 

そして、がんの「診療ガイドライン」によリファーストライン、セカンドライン、サードラインのいずれかの段階で使用されることとなるのです。

これらの臨床試験は通常、大手の製薬会社が医師や医療機関に依頼して行われます。

 

しかし、製薬会社や大学病院など第二者機関の協力を得られないベンズアルデヒドによる治療薬では、現在はフェーズⅡの段階にあり、大規模な臨床試験となるフェーズⅢには進めずにいるという状況にあります。

  

 

研究費というハードル 

 

 

二つ目の高いハードルとは、研究費の問題です。

ベンズアルデヒドの治療薬が認められるためには、基礎研究や臨床試験の結果を積極的に学会などで発表することが重要です。

 

それには、臨床に協力していただいている患者さんに薬代を請求するわけにはいきません。

金銭が発生すると学会で発表できなくなるばかりか、薬事法にも引っ掛かるなど問題になるからです。

 

そのため、東風博士が臨床を開始してからこれまで一度も薬代を請求せず無償で患者さんに提供し続けてきました。

個人病院が数百人にも上る患者さんから薬代を受け取らずに研究を続けることは非常に厳しく、病院経営を圧迫します。

 

ですから東風博士は私財を投じることとなりました。

アメリカナイズされた暮らしをしているように、周りからは思われていたかもしれませんが、実はベンズアルデヒドにすべてを投じていたのです。

 

しかし、おしやれで見栄っ張りなところのある東風博士は涼しい顔をして患者さんと向き合い、生涯をかけて研究をやり遂げる決意をしていたのです。

当初は、横槍が入っても、有効性があることを考えれば、いずれは薬になると信じていましたので、経済的なことは気にしていなかったのかもしれません。

 

しかし、完成させるためには多くの患者さんに投与し、症例を増やさなければ先に進めません。

それにはさらなる研究費を要します。

 

このジレンマが、だんだん研究を難しくしていったのは確かです。

こうして「奇跡の治療薬」と呼ばれ、多くの人に期待されたベンズアルデヒドの治療薬は前に進めず、いつしか世間からも忘れ去られ、表舞台から消えることとなったのです。

 

 

解明されつつあるメカニズム へ続く・・ 

 

  

参考文献

  

高橋亨・著・進行がん患者を救う「奇跡の治療薬」への挑戦 から一部引用しています。

 

 

奇跡の治療薬その1

コメント(1)

miracle.jpg

  

  

国立がん研究センターが発表した2017年のがん統計予測を見ると、前年より3800人増加して約101万4000人が罹患し、そのうちの約37万8000人が亡くなると予測しています。

この数字を見ると、ガンが治る病気とは言えず、命を落とす人が後を絶たないという現実を突きつけられます。

 

ガンという病気に対抗する新たな治療薬が、長い年月を経て誕生しようとしています。

ビワの種を食べると癌が治る?!

殺虫剤を散布されたハエのように、癌細胞が100%死滅!

 

「アミグダリン」により、まるで『殺虫剤を散布されたハエのように、癌細胞が100%死滅』していく状態を、大阪大学の片瀬教授(大阪大学「片瀬淡 (あわし)」教授)が、顕微鏡にて撮影、発表しています。

片瀬教授によると、『アミグダリンは、局所療法ではなく、全体療法として使用すべきであり、癌予防には最適である』 という事です。

  

そして「アミグダリン」は、癌以外の健康細胞(正常細胞)に抵抗力・免疫力を与え、活性度を高めます。

人体には「ローダネーゼ」という保護酵素があり、癌細胞以外の至る所に多量に存在しています。

  

「アミグダリン」が癌以外の健康細胞(正常細胞)に近づいても、「ローダネーゼ」により保護されているため、何も影響を受ける事はありません。

むしろ、健康細胞(正常細胞)に対しては補体活性がある事も「アミグダリン」には認められています。

  
また、「アミグダリン」の一成分である「ベンズアルデヒド」は、健康な細胞(正常細胞)に接触すると酸化されて無害な「安息香酸」に変わり、アスピリンと同様の働きをする事が確認されており、痛みの緩和作用があると言われています。

アメリカをはじめ、日本の中でも自然療法を取り入れられている病院などで使用されており 、「アミグダリン」によって、特に白血球、消化器、肝臓癌が治癒されたケースが数多く報告されています。

  

このベンズアルデヒドという新たな治療薬が、長い年月を経て誕生しようとしています。

ベンズアルデヒドとは、モモやリンゴ、ウメ、プルーン、アーモンドなどのバラ科の果物に含まれる香り成分で、多くの食品にフレーバーとして使われている物質です。

このベンズアルデヒドには、がん化している細胞に見られる悪玉のタンパク質の活性を抑制する作用があることが、研究によって明らかとなりました。

 

特に治療が難しく死亡率が高いとされる膵臓がんや、悪性リンパ腫に極めて高い効果を発揮することが臨床研究で確認されています。

これは従来の抗がん剤では成し得なかった画期的な成果といえます。  

 
しかもその多くは大病院で治療を受けても効果を得られなかった人たちで、ステージが進んだ状態から改善しているのです。

 

それほど効果があるものなら、この情報化社会で話題にならないはずがありません。

なぜマスコミにも取り上げられないのか?

 
この抗がん効果のある治療薬が一般に広まっていないのには、50年にわたる苦い歴史的背景があります。

 

ベンズアルデヒドの存在自体は昔から知られていましたが、これにがんを抑制する作用があることを約50年前に世界で初めて発見したのは、東風睦之博士でした。

それ以来、東風博士は治療薬にするべく研究に没頭し、1985年には米国国立スローン・ケタリングがん研究所の機関誌にその成果を論文にまとめて発表しました。

  
その内容に多くの研究者が驚き、当時はがんに苦しむ患者が治療を求めて全国から東風博士のもとを訪れたほど脚光を浴びました。

しかし、その後はさまざまな利権をめぐる妨害に遭い、憂き目を見ることとなったのです。

 
こうして、ベンズアルデヒドは世間から忘れ去られ、「幻の治療薬」となりました。

それでも、東風博士と奥様は二人三脚で研究を続け、それが今ではご息女に引き継がれています。

  

60代の胃がんの男性で手術を拒否したため、困り果てた大学病院では抗がん剤治療を勧めました。

しかし、東風博士の研究を耳にして「どうせ抗がん剤治療を行うのなら、東風博士の研究に協力したい」と、大学病院側の説得にもかかわらず、海の物とも山の物ともわからない未知の治療薬を希望され、試すこととなったのです。

 
この方の場合は手術が可能な状態でしたので体力も気力も十分にあり、治療を続けていると2.3カ月の間に完全に胃がんが消失しました。

その後も再発や転移をすることなく回復した後、元気に天寿を全うしました。

   

このようにして、東風博士の研究に協力したいと申し出てくださる患者さんが少しずつ現れ、治療を行ううちにインターネットのない時代でも回コミによって噂は広がっていきました。

東風博士の治療を受けたいというがん患者さんからの問い合わせが、全国から届くようになったのです。

  

 

ついに抗がん物質が同定される

 

東風博士の研究によってイチジクの揮発性物質に抗がん作用があることがわかり、がん患者さんに静脈注射したところ、がんが消失したことも確認されました。

そこで、次の段階として大規模な研究を行うために、1969 (昭和44)年から理化学研究所の応援を得て、植物化学研究室の竹内節男副主任研究員が中心となって共同研究に入りました。

  

当時の最新技術である「高速液体クロマトグラフィー」の開発も幸いし、常圧下に比べて高圧にすることで、短時間で混合物を分離分析できるようになりました。

この分離方法によって1971 (昭和46)年には、イチジクの揮発性物質が「ベンズアルデヒド」であると同定されました。

 

つまり、イチジクの果汁に含まれているベンズアルデヒドという揮発性物質に、抗がん作用があることが判明したのです。

 

理化学研究所によるさまざまな試験をクリアし、効果が期待できるデータがとれたことで、ついに「科研製薬」(理化学研究所を株式会社に改組して発足された製薬会社)よりベンズアルデヒドが医薬品化されることとなりました。

東風博士は1985 (昭和60)年に、過去10年間にベンズアルデヒドの注射薬(BG)を用いてがん患者さんを治療した結果を、米国国立がん研究所の機関誌『キャンサー・トリートメント・リポーツ」に発表しています。

 
それによると、手術不能となったがん患者さん65人に対してBGを投与したところ、完全にがんが消失(CR)したのが7例、がんが縮小(PR)したのが29例、そのままで変化がなかった(SD)のが24例、がんが進行(PD)したのが5例であったと報告しています。

 
がん種も、悪性リンパ腫、舌がん、肺がん、胃がん、肝臓がん、大腸がん、乳がん、子宮がん、膵臓がんと多岐にわたり、中でも悪性リンパ腫、肺がん、肝がん、乳がん、胃がん、大腸がんに対して著効を示していました。

  

 

ベンズアルデヒドと似たような治療薬が過去にあった?

 
ベンズアルデヒドは東風博士がイチジクの果汁から抽出した物質ですが、イチジクに限らずアンズやウメなどにも含まれている甘い香りの成分です。

東風博士が旧約聖書からヒントを得て抗がん剤の開発に着手する以前に、実はアンズのタネに含まれる「アミグダリン」という物質を精製して結晶にした治療薬が米国で開発されています。

  
アミグダリンの存在は古代から知られており、中国やローマでは薬として使用されていました。

ところが、その主成分はベンズアルデヒドと青酸(シアン)、そしてDIグルコースという糖分です。

 

そのアミグダリンを使用した薬が開発されていました。1930年代に米国の医師であったエルンスト・クレプス博士は、カリフォルニアのアンズ農場から手に入れたアンズのタネから抽出した物質を、ハツカネズミのがんに注射し、がんに対する効果を確かめました。

しかし、実験中に死んでしまうネズミが多数あり、この物質には毒性があると考えられました。

 
そこでクレプス博士は、その抽出物を改良・純化し、がん患者さんに試した結果、特にがんに伴う痛みを和らげる作用があることを確認したのです。

 
その後、研究は生化学者である息子のアーネスト・クレプス博士に引き継がれ、アミグダリンの純化・結晶化に成功し、この物質を「レトリール」と名づけました。

1949年にはレトリールを用いてヒトによる初めての臨床試験が行われ、毒性がないことが確認されたことで、米国やメキショを中心に、がんの治療に用いられるようになったのです。

 

ところが、この抗がん作用については「効く」と効果を認める医師がいる一方、「効かない」と訴える医師があり、長期間にわたって議論が続けられることとなりました。

そこで、議論に終止符を打つために、米国国立がん研究所が臨床研究を行って効果を検証するに至ります。

 

そして、ついに「レトリールにはがんの改善および安定化、関連症状の改善や延命に効果はなく、むしろ青酸中毒を起こす危険性がある」という結論が、1980年代に出されたのです。

 
現在、FDA (米国食品医薬品局)は米国内でのレトリールの販売を禁じています。

しかし、効果があると主張する医師や研究者が今でも多く存在し、レトリールをビタミンBl7(実際には認められていない)と呼んで民間療法として使い続けています。

  
未だに世界中で使用されている事実を考えると、やはりある程度の効果があるのではないかと思われます。

それは、ベンズアルデヒドによる作用と考えれば納得がゆくからです。

  

しかし、アミグダリンとして使用すると、シアンの作用によって毒性が現れますが、それを取り除いたベンズアルデヒドを使用すれば、毒性はなく安全に効果を得ることができるのです。

  

長くなるので、次回に続きます

 

   

なぜ「奇跡の治療薬」は世に出なかったのか?

利権との闘い、そして失意の発表中止

  

 

進行がん思者を救う「奇跡の治療薬」への挑戦から一部引用しています。

   

   

関連記事

ビワの種を食べると癌が治る?!  

6つの健康神話は間違いだらけ!

コメント(0)

mistakes.jpg

 

 

今の栄養学に関連する分野において、間違って流布されている6つの神話があります。

 
カロリー神話

 

血糖値とカロリーには、何の関係もありません。

それなのに、カロリー制限という、カロリー神話が大手を振って堂々と主張されています。

 

低カロリーに体力が落ち、生活に支障が出るうえ、低カロリーなものには炭水化物が多いのが現実です。

カロリーではなく、糖質量に注目して食事の管理をすれば、血糖値を管理できるのです。

 

 

バランス神話

 

ランスの良い食事を摂取していると自負している人は、炭水化物を60%も摂取しているのが実態です。

そして肝心のタンパク質、脂肪は、それぞれ20%しか摂取していないのです。

 

こうした栄養比率は、何ら根拠がないのにです。

この比率は、金科玉条となってすべてを拘束しています。

  

  

コレステロール神話

 

必須栄養素を完全に満たすには、肉や卵やチーズは、最適な食品です。

ですが、肉や脂肪は、今まで「コレステロールが上がるから食べ過ぎないように」と教えられてきました。

 

厚生労働省は2015年4月改訂の「日本人の食事摂取基準(2015年版)」で、食事からのコレステロールの摂取抑制目標値を撤廃)しています。

ですが、ほとんどの医師や栄養士は、いまだこれを理解していません

  

 

脂肪悪玉説(肉・動物性食品悪玉説)

炭水化物善玉説(野菜・植物性食品善玉説)

  

肥満は脂肪が原因だと、ほとんどの人がそう信じています。

これこそが大きな間違いなのです。

肥満は糖質過剰摂取で起こるのです。

  

  
ケトン体危険説

 

ケトン体は危険な物質であるというのは、20年前の知識で、もはや前世紀の遺物です。

今やケトン体は胎児、新生児のエネルギー源であって、健康と、アンチエイジングのエネルギー源なのです。

 

 

これらの大きな間違いが相互に補完しあい、炭水化物・糖質が中心の低カロリー食が推進されてきたのです。

今やますます、肥満、糖尿病、成人病、小児糖尿病が増え、それを膨大な薬剤で治療しようという馬鹿げた医療が進行中なのです。

 

  

農耕文化が始まって以後の食生活

 
これまでの定説では、農耕が始まったのは、約1万年から1万4000年前だと言われています。

紀元前8000年.7000年ごろに、現在の北シリア、ヨルダン川のあたりにおいて組織的農耕が始まったとされています。

 
そして組織的農耕が、さらに世界的に広がり定着したのは、約4000年前と考えられます。

ですからそれ以前のヒト属はみな、狩猟・採集を中心に生活していたのです。

 

農耕が始まる前の700万年間は、人類はみな糖質制限食でした。

ヒトは進化に要した時間の大部分で、狩猟・採集生活をしていたことになります。

 

人体には本来、穀物に依存して生きるような遺伝的システムは存在しないのです。

 

 

血糖値の上下とインスリンの追加分泌が始まる

 
農耕文化が定着し、小麦や米のデンプン(糖質)を摂取するようになると、血糖値が急激に上昇するようになります。

糖質・脂質・タンパク質の三大栄養素の中で、血糖値に直接影響を与えて上昇させるのは糖質だけだからです。

 
人類は、狩猟・採集民から農耕民になったとき、単位面積あたりで養える人口が50倍60倍へと大幅に増えました。

同時に、穀物を食べることによつて血糖値の上昇や、インスリンの追加分泌も引き起こすことになりました。

  
こうして人類は膵臓に大きな負荷を与え始めることになったのです。

 
農耕開始以後の1万年間は、人類の膵臓のβ細胞は、それ以前に比べて大きな負荷を負い、働き続けなくてはならなくなりました。

血糖値の変動幅は、狩猟・採集民だったころに比ベると、少なくとも2倍以上にはなっていたはずです。

 

 

精製炭水化物の登場以後の食生活

 

18世紀には欧米で、小麦の精製技術が発明されます。

日本では、江戸中期には白米を食べる習慣が定着し、精米技術も向上します。

 
すなわち、ここ200年から300年間で、世界各地で精製された炭水化物が摂取できるようになったのです。

現在では世界中の多くの国の主食が、白いパンか白米などの精製された穀物となっています。

  
精製された炭水化物は、未精製のものに比べて、さらに急峻に血糖値を上昇させます。

これらを食べると、仮に空腹時血糖値が100として、食後血糖値は1 60から170まで上昇します。

  

血糖値上昇の幅は60から70にもなるのです。

これほど急激に血糖値を上昇させる食品は、700万年の人類史上、類を見ないものでした。

 
追加分泌されるインスリンも、未精製の穀物を摂取したときに比べて、さらに大量に分泌せぎるをえません。

とくに近年のインスタント食品(カップ麺など)や、 コーラなどの清涼飲料水(単に砂糖が大量に入っただけの飲み物)はインスリンの過剰分泌を生じさせています。

 

インスリンを大量に分泌し続けて50年が経過し、膵臓が疲弊すれば、インスリン分泌能が低下し、糖尿病になります。

インスリン分泌能力が高い人は、さらに出し続けて肥満となります。

これがメタボリックシンドロームです。

 

しかも糖質は、中毒性があり、脳がおかされてしまい、やめることができなくなってゆきます。

江部康二医師によれば、700万年間ほぼ一定に保たれていた人類の血糖値変動幅は、農耕開始後に約2倍となり、精製炭水化物摂取が始まったここ200年は、その幅は3倍となり、インスリンを大量・頻回に分泌せぎるをえなくなったと言います。

 

お寿司屋さんやパスタの料理人、ラーメン店店主などに重症糖尿病が多いのも、職業柄避けられないからなのです。

しかもこうした激しい労働を強いられる方たちは、「低カロリー食」を要求されると、バテてしまって仕事になりません。

 

そのため糖尿病治療からは脱落することになり、一層重症化し、悲劇を迎えてしまうのです。

  

ケトン体は、ヒトが糖質を摂取しなかつたときに、脂肪を分解して栄養にする代謝に変わって、そのときに出てくるものです。

ケトン体は小児のてんかんの治療に始まり、おそらくは多くの小児の食欲不振やアトピーなどの治療にも関与し、また認知症、アルツハイマー病、歯周病、低血糖症やアンチエイジングの治療にも役立ち、がん治療にも応用され始めています。

 

砂糖や炭水化物などのごはん、パン、麺類、お菓子やケーキ、タピオカなどは、中毒性が高く、止めることができない危険な食べ物です。

これからの時代はブドウ糖ではなくケトン体をエネルギーに変えることが、健康な毎日を過ごすための秘訣なのです。

   

こうした考え方は、増え続ける多くの病気に対する、大きな武器になるはずです。

    

  

参考文献  

宗田 哲男 著 ケトン体が人類を救う から一部引用しています。

 

 

やりたいことを見つけるには?

コメント(1)

dream.jpg

 

 

「うつ」の予防と治療にコメントを頂きました。

ありがとうございます。

   

色々と教えて頂き有難うございます。

自律神経が乱れているような感じでしょうか。

  

おすすめのプロテインドリンクとうつ消しごはんの書籍を早速注文しました。

たんぱく質をとるように心がけてみます。

  

タカダイオンも説明によると、精神不安定にも良いということなので寝る前に使っております。

脳の緊張がなくなり、血流もよくなればと思っています。

  

母の死に関しては、やることは精一杯やったと思います。

病死に関しては、死までの猶予期間もあるので突然なくなったような方よりは心の準備や整理もつきやすいと思います。

 
人の死に関してはけして悲しいことではなく誰にでも訪れる当たり前のことだと思ってましたが、最愛の身内のことになるとなかなかそう割り切ることはできませんね。

残されたものがいつまでも悲しんでいたり、念を残すのはよくないと教わりました。

 

魂になれば、痛くも苦しくもないわけですから、「お疲れ様でした」と言ってあげるのが一番だと思います。

まだまだ寂しい気持ちはなくならないとは思いますが、無理に頑張ることではないと思うので、少しづつやっていきます。

  

こうして、メールに書くのもかなり気持ちの整理に役立つ気がします。

      

プロテインでタンパク質の摂取をされるとのことで、何よりです。

すぐに行動に移すことができるというのは、前向きな考え方ができているという、何よりの証ではないでしょうか。

    

あとは前向きな考え方を、より継続させるための工夫の一環として、お母様が受けられていた青山本部でのCS60の施術を、ご自身で受けられてはいかがでしょうか?

頭部をCS60で施術することによって、頭部の迷走電流が除去され、考え方や物事への取り組み方などに、さらに良い影響が出る可能性が高くなると思います。

     

これは私自身の体験ですが、CS60の講習の前後に、青山本部のエキスパートの方々に施術を受けたその直後から、考え方がよりポジティブに変化していったことを思い出します。

そしてその後、CS60を手に入れたことをきっかけに、頭部を擦る機会が徐々に増えてゆきました。

     

当初は家族のため、自分のためにと考えてCS60を手に入れようと考えていました。

ですが、そうこうしているうちに、自分や家族だけではなく、希望される方に、CS60がもたらす恩恵をシェアすることができれば、どれだけ素晴らしいか、というように変化していったのです。

  

そして気がついたら施術サロンを開設することになったというわけです。

     

施術サロンの場所についても、どうせなら自分が理想と考えるものにしたいと、考えるようになりました。

ですが、理想的な環境を用意しようとすると、その家賃は決して安くありません。

  

ですが採算的に厳しいので、安全パイとして、もう少し小さい部屋から始めようとは、思いませんでした。

 

自分が理想と思える場所はどこなのか?

という基準で考えれば、迷いはありませんでした。

 

そういったいきさつで、収支に関しては何とかなるだろうという、漠然としたものでしかなかったのですが、それよりも、その当時は日々カミサンによる施術から受ける、体感効果の高さに圧倒されていました。

そのため、アタマの中はすっかりそっち方向を向いていたため、毎日がワクワクの連続でした。

 

このような経緯で現在に至るわけですが、希望とワクワク感でも書いたように、こうしたワクワクする感じが、なりたい自分になることを許してくれると、バシャールも述べています。

リアルに想像し信じ込むことで、エネルギーが外に輝き出し、それを映し出す現実も変わってゆくかも知れないのです。

   

そして、それが現実のものとなっとき、我々はそれを奇跡と呼ぶわけです。

   

自分の見たい夢を、現実のものとして実現し、幸せに生きる自由は誰もが持っているものです。

あとはそれを信じ、強く願い続ける事ができるかどうかです。

  

奇跡が起こるステージを用意し準備するのは、自分自身なのです。

と最後は、自分自身に問いかけることになってしまいましたが(笑)、自分は今一体何をしたいのかを突き詰めることで、おのずと道は開けるのではないでしょうか。

 

以上、何かの参考になれば、幸いです。

  

  

ミトコンドリア防衛システム

コメント(0)

mitochondria0822.jpg

  

  

CS60と関わると、どうしてもミトコンドリアに辿り着く。

それだけ大きな影響を果たしているわけだが、ではミトコンドリアとはどういう働きをしているのか?

  

ミトコンドリアにはひだ状になっている内膜があり、そこで生産された莫大なエネルギーは、送電線のように細胞内に張りめぐらされているネツトワークを通じて、細胞全体にくまなく運搬される仕組みになっている。

CS60でスリスリすると、ミトコンドリアが活性化され、元気になったミトコンドリアは、援軍が必要な箇所へ移動し、修復に励むことができるというわけだ。

 

さらに、こうしたネットワークは静的ではなく、時間を追うごとに刻々と姿を変え、融合したり分裂したりしながら絶え間なく細胞内を移動している。

特殊な顕微鏡を使い、15秒ごとに撮影すると、ミトコンドリアのネットワークが絶えず形を変え、近くにある別のミトコンドリアと融合している様子を見ることができる

  

ミトコンドリアの模式図を見ただけだと、ミトコンドリアはそれぞれが独立した俵形の構造で、細胞質の中に散在しているものだとイメージしてしまうかも知れない。

 

動物細胞で独自のDNAを持っているのは核とミトコンドリアだけだ。

植物細胞だとこれに葉緑体が加わる。

 

ミトコンドリア内に含まれるDNAは、核に含まれるDNAとはまったく別物だ。

なぜ、ミトコンドリアだけが、独自のDNAを持っているのか?

 

また核にあるDNAとMTDNA(ミトコンドリアのDNA)はどのような関係にあるのか?

その鍵は、どうやら10億年以上前の、私たちの祖先となった生物とミトコンドリアの祖先との運命的な出会いに遇る必要があるのだ。

  

そもそも私たち人間は、なぜミトコンドリアのような細胞小器官を持つようになったのだろう?

40億年という生物の歴史の中で、生物がどのように進化し、どのような経緯でミトコンドリアという細胞小器官を作ったのかを、完全な形で解明することは、おそらく永久に不可能なことだろう。

  

だが現在の形や生活の様子、遺伝情報などを比較したり、過去の生物の化石などを調べたりすることで、その過程をある程度推測することができる。

様々な研究の末、ミトコンドリアの祖先となった原核生物は、エネルギー生産する能力を獲得した代償として、酸素呼吸の結果、大量に発生する危険な活性酸素と向き合わなければならなくなったのだ。

 

ミトコンドリアの祖先はこの活性酸素によるダメージを避けるため、原始真核生物の中にパラサイト(寄生体)として潜り込み、自らの遺伝情報の大部分を、活性酸素の害が及ばないより安全な、寄生した真核生物の核の中に避難させる戦略をとったのだと推測されている。

ミトコンドリアの祖先が遺伝情報を核に亡命させたため、ミトコンドリアは思う存分、酸素呼吸によって莫大な生命エネルギーを供給でき
るように進化できたと解釈されている。

 

ミトコンドリアのDNAを世界で初めて発見したのは、スウェーデン、ストックホルム大学の生物学者マーギット・ナスだった。

核にしかないと思われてきたDNAが、ちっぽけな細胞小器官にも含まれていたのだ。

 

以後ミトコンドリア研究者の関心はこのMTDNAに向かい、分子生物学的なアプローチによる研究が急ピッチに進められ、いろいろなことがわかってきている。

生物の設計図としてDNAに刻まれているすべての遺伝情報はゲノムと呼ばれている。

 

ミトコンドリアのDNAは、無駄な遺伝情報を徹底的に排除し、ゲノム全体の95%を遺伝子として利用しているのだ。

生命エネルギーを生産するミトコンドリアの役割は、我々の社会生活における「発電所」のようなもので、ミトコンドリアで製造された生命エネルギーは合成されてから短時間で消滅する。

  

1980年代になると、活性酸素によつて、MTDNAが回復不可能な深刻なダメージ(突然変異)を受けるということがわかってきたのだ。

年をとるにつれてミトコンドリアの呼吸酵素活性が徐々に低下することも判明。

 

いってみればミトコンドリアのDNAは、原子力発電所の炉心近くで防護服もつけずに働く作業員のようなもので、極めて危険かつ過酷な状況で、生命エネルギー生産という重労働を強いられているのだ。

このような問題があったからこそ、ミトコンドリアの祖先はパラサイトとして原始真核生物に飛び込み自らの設計図のほとんどを原始真核生物の核に避難させたと推測されている。

  

 

ミトコンドリアを元気にすることが大事

 

ミトコンドリアの機能低下が健康にさまざまな悪影響をもたらすという疑惑は、かなり早い段階からささやかれてきている。

とりわけ、ガンとミトコンドリアの関連については多くの科学者が注目し、さまざまな研究が行われている。

  

筆者の施術サロンでは、酸素カプセル+温熱療法のコースを設けている。

ガンの転移の疑いがある場合には、最も効果のある方法ではないかと考えているからだ。

 

その理由は、ガン細胞であっても十分に酸素が供給されていれば、呼吸酵素活性が正常な状態に回復することが判明しているためだ。

  

ミトコンドリアのエネルギー生産が通常より劣っていると、筋力低下、疲労、難聴、低身長、高乳酸血症、腎不全、心筋症、糖尿病など多岐にわたる症状が現れてくる。

いわゆるミトコンドリア病だ。

 

そのためにCS60でミトコンドリアを元気にすることだ。

ミトコンドリア病に対しての有効な防御と攻めの手段としては最強のツールではないかと睨んでいる

    

その後の研究で癌ミトコンドリア原因説や老化ミトコンドリア説なども浮上したが、現在ではいずれも否定されている。

さらに現在ではミトコンドリアは「相互作用」という、ユニークな防衛システムを使い、突然変異の蓄積によるダメージを最小限に食い止めていることがわかっている。

 

バラバラの細胞小器官に見えるミトコンドリアは、あたかも一つの生命体のように互いに連携し、突然変異によって生じた致命的影響を打ち消しあっているのだ。

ユニークな防衛システムである。

 

つまり、CS60でミトコンドリアを元気にすれば、この防衛システムを強化することができるのだ。  

  

  

   

参考文献

林純一 著 ミトコンドリアミステリー から一部引用しています。

 

  

ストレス解消法あれこれ

コメント(0)

stress.jpg

 

 

ストレスという言葉は、本来物理学のものだ。

ゴム紐は引っ張れば伸びるが、同時に伸びを元に戻そうとする力が働く。

 

ストレスとはその力のことなのだが、「応力」でもあるわけだが、物体の内部に生じる力を内力と呼ぶ。

物体の内部に応力という名の内力が生じるのは、その物体に外から外力が働いた結果だ。

 
その外力を物理学では歪力と呼び、これはストレツサーと命名されている。

ストレツサーが働くとストレスが発生する、というのがストレス学説の考え方だ。

  

我々のからだに外から加えられるストレツサーは非常に多く、 一つだけではない。

餓えや渇き、高温や低温、心労や筋肉疲労、医薬・農薬・食品添加物などの異常化学物質、活性酸素、放射線照射等があり、それらがストレッサーとして働くのだ。

 

この多様なストレッサーは、その種類を問わず、体内に同一の現象を引き起こす。

それは、副腎皮質の活動だ。

 

これこそがストレスの正体ということになるわけだ。

副腎皮質は抗ストレスホルモンとして、コルチゾン、コルチゾール、ヒドロキンコルチゾールなどを分泌する。

 

そして、ストレッサーのつくり出すさまざまな障害を食いとめようとする。

そのために副腎皮質は肥大して、ホルモンの増産を始めることになる。

 

これらのホルモンは、分類上ステロイドホルモンに属し、医薬としてステロイド剤として使われる。

これが治療効果を現わす病気は200種を超えるといわれている。

  

ステロイド剤の投与が必要になるということは、ステロイドホルモンの自家生産が不足していることを意味する。

したがつて、ストレスによる病気の種類は200以上ある、といっていいだろう。

 

こうした病気は、ストレス病と総称されている。

   

現代社会で我々は、ストレツサーの海にいるようなものだ。

 

サラリーマンに例をとれば、まず職場に出勤するためには一時間ほど満員電車に乗らなければならない。

職場では、ギクシャクした人間関係の中に身を置きながら少なくとも8時間は働かなければならない。

そしてくたびれ果てた状態で、また満員電車に乗り込み家へ帰ることになる。

  

ストレスが重なれば、抗ストレスホルモンの生成と分解とがレベルアップされる。

生成量が不足になれば、ステロイド剤が適用されるような病気に襲われることになる。

  
それに、ステロイドホルモンが生成されるときも分解されるときも、酸化力の異常に強くなった活性酸素が発生する。

それの傷害作用による病気によって、体質の弱点が狙われることになる。

 

ストレッサーに強いからだをつくる方法としては、まず適当な運動を行うことだ。

基本は、小さな負荷から始めることだ。

 

 

食事はストレスを解消する

 

犬にはドッグフードがあり、猫にはキャットフードがあるように、人間の食べる食べ物は「ヒトフード」と呼ばれる。

 

猫はドッグフードを与えられると失明することがある。

タウリンは犬にとっては可欠アミノ酸だが、猫にとっては不可欠アミノ酸になるためだ。

 

犬はシステインから楽にタウリンを作ることができるが、猫だとそれがうまくゆかないのだ。

この点で人は犬より、猫に近いと言っていいだろう。

 
われわれの遺伝子には、システインからタウリンをつくる化学反応を受け持つ暗号文があり、この反応を取り持つ酵素という名のタンパク質のアミノ酸配列を、親から受け継いでいる。

我々の体がタウリンを要求すれば、この暗号文が解読され、システインをタウリンに変える反応が進行する。

 

だが、その反応の速度が遅いために、生産量が不足がちになるわけだ。

タウリンは、日の視細胞に含まれていて視覚に関係している。

 

さらにまた神経伝達に関係しているために、脳の機能を左右する。

だから、われわれは十分なタウリンの量を確保しなければならない。

 

だから、タウリンを不可欠アミノ酸の仲間に入れて、食品の形でこれを摂ろうとするのだ。

 

体が要求する全アミノ酸を過不足のないように揃えたものがタンパク質であり、それにプラスアルファとしてビタミン類を加えた食品が「ヒトフード」ということになる。

つまり「ヒトフード」とは、アミノ酸群プラス水溶性ビタミン群ということになるわけだ。

 

ストレツサーが強すぎて、自前の抗ストレスホルモンではどうにもならないと、ストレス病が始まる。

糖質を摂取して血糖値が高くなると、自前のインシュリンではどうにもならなくなり、そこから糖尿病が始まるのだ。

 

 
ストレッサーの海にいる現代人は、ある程度ストレッサーに強いからだを持っていると圧倒的に有利になる。

時間にプラスの価値を与えることができなくなれば、幸福に生きることができなくなるからだ。

 
ストレツサーが強ければ強いほど、毎日の生活に、高価値を与えることが難しくなる。

  

物事を気にし過ぎると、その物事が精神的ストレッサーとして、自らを攻撃することになる。

だから物事を、あまり気にしない人はストレスを受けにくいと言っていいだろう。

  

物事を気にする傾向のある人は、細かいことを気にしないようにすることで、ストレスから解放される。

 

 

からだには健康になろうとする力が働いている

 

石などが自分に向かって飛んでくれば、まぶたは咄嵯に閉じてくれる。

ストレツサーがあれば、それによる被害を大きくしないために抗ストレスホルモンがつくられる。

ウイルスが侵入すれば、それに対抗するためにインターフェコンが分泌される。

 

このようなフイードバックの過程は人体に無限に存在している。

 

米を食べればデンプン消化酵素がつくられる。

尿がたまれば尿意を催す。

物を考えようとすれば脳に電流が流れる。

 

どれもがフイードバックの過程として起こる現象だ。

だが、これらの反応は、エネルギーや物質が必要になるわけだ。

  

だがタンパク質が不足すると、こうしたフィードバックがうまく働かず、トラブルの元になるわけだ。

 

病院でベッドに寝たきりの生活を続けていると、足が痩せてくる。

足の筋肉は歩行のためのものなので、歩かない足に筋肉は不要になるからだ。

 

筋肉にも栄養の補給が必要になるが、使わない筋肉のために栄養物質を配給するのは無駄というものだ。

そう考えると、寝たきりの足が痩せて行くのは、生体の合目的性にかなった現象なのだ。

 

だが病院から退院して歩着始めると、足の筋肉は元のように太くはずだ。

  

  

アイソメトリックスで筋肉の衰えを防ぐ

 

筋肉を鍛えるという発想があるが、これの正体は何なのだろうか。

 

筋肉は筋細胞、つまり筋肉の細胞の東で構成され、筋細の中には筋原繊維という細い束が並んでいる。

筋原繊維のなかにはフィラメントという細い糸のようなものが並んでいる

 

足の筋肉を使わないでいると細くなるのは、フィラメントの数が減るからだ。

フィラメントの数を増やす方法は二つある。

 

ひとつはアイソメトリックス、もう一つはストレッチという方法だ。

  

アイソメトリックスとは、目的の筋肉が全力で収縮した状態を六秒間続けるという方法。

これを数回くり返す。

  

筆者の場合L字懸垂スクワットを導入しているが、CS60の効果を高める方法でもあるのだ。

    

アイソメトリックスを繰り返すとフィラメントの一部が壊れてしまう。

筋肉が収縮するときフィラメントの滑りこみが発生する。

 

その筋肉の最高の力が生じる場合には、全部のフィラメントが力を出す仕組みだ。

また、最高の力の三分の一の力が生じる場合には、半数のフイラメントが力を出す。

 

そして、このとき休んでいたフイラメントは五秒ほど休んで、働いたフィラメントと交代する。

こうしたメカニズムの場合、筋肉が最高の力の半分を要求された場合、いつも半分は休んでいるからこそ力の持続ができるわけだ。

 

だが半分以上の力が要求された場合、交代要員が不足するため、頑張り続けなければならないフィラメントがあり、これが無理となって、壊れてしまう。

 
80キロの物を両手で持ち上げられる人は、半分の40キロの物を持ち上げるとき、フイラメントは半数交代で体むため、無理は起きない。

ところが、50キロに挑戦すると半数交代ができないため、フィラメントの一部が壊れることになる。

 

そして生体は、フィラメントの数を増やして要求に応えようとする。

その結果、筋肉は太くなり50キロの負荷に耐えられるようになるというわけだ。

 

この方法は、アイソメトリックスと呼ばれている。

これは、ドイツのマックスープランク研究所(プランクはドイツの理論物理学者)の業績の一つとして知られている。

    

  

参考文献

三石 巌 著・からだの中から健康になる長寿の秘密

 

 

お盆とCS60

コメント(0)

CS60-20190820.jpg

   

    

毎年お盆の時期になると、娘が孫二人を連れて帰省する。

上のチビは5歳、下の子チビは、早いもので1歳半。

 

とにかく、二人とも無尽蔵のエネルギーがあるようで、とにかく動き回る。

だが、今年はいつもとは少し違っていた。

      

というのは、我が家にはCS60という強力なアイテムが鎮座している。

俺のCS60は施術サロンにあるのだが、カミサンさんのCS60は、寝室にある施術ベッドのそばに常駐。

 

チビ達が動き回る原動力となっているエネルギーは、一見全く無駄に消費されているように見える。

とにかく暑いのに飛び回るのだ。

 

だがチビ達に振り回される、母親とジジババにとっては、たまったものではない。(笑)

     

娘とチビ達が、CS60と出会うのは今回が初めて。

 

娘は旦那の仕事の関係でタイに住んでいるが、とにかく現地でのタイ式マッサージは安い。

施術は基本的にストレッチ系で、関節を伸ばし、筋肉も伸ばすというもの。

  

筆者が以前お世話になっていた、指圧のクマチャンは点で攻めるが、タイ式は面で攻める、といえばわかりやすいだろうか。

  

料金は1時間300バーツ(900円)だったので、滞在中は毎日通い、時間は午前10時から2時間。

2時間で1800円プラス、チップが100バーツで総額2100円。

 

CS60と比べ、効果のほどは値段相応だったが、その分数で勝負できるわけだ。

なので娘は週イチのペースでメンテナスをしているという。

  

で、今回8月のアタマに我が家へ到着した日、早速娘をスリスリ。

2週間ほどの滞在中は、一日おきのペースだったが、積極的に受けたい様子がありあり。

   

今年は施術サロンを始めて初めての夏

盆休みは取らなかったので、サロンでの施術プラス、毎日娘とカミサンの2セットが加わる。

 

だが、お盆の前後は何故か忙しく、最もキツかったのは、午後からの連続4セットというパターン。

  

家族3人で来られたので、バイオマット+酸素カプセルも動員してのフル稼働だったが、さすがに4時間立ちっぱなしのスリスリは堪えた。

疲労困憊で自宅へ戻ると、カミサンに20分ほど擦って貰ったが、こういうときのCS60はまさに天国。

    

そのあと、娘とカミサンを50分ずつ擦ることができたのだから、効果絶大!

  

上のチビも擦ってみたが、ただくすぐったいだけらしい。

 

だが下のチビが不思議な反応を示した。

というのは娘を擦っていると、施術ベッドのそばにやってきて、娘に相手をしてくれと泣き出すのだった。

   

なので、試しにアタマを軽く10秒ほど擦ってみたら、何とピタッと泣き止んだのだ。

だがまた娘を擦り始めると泣き出す。

 

だが、またアタマを擦ると泣き止む。

  

これを5、6回繰り返してみたのだが、毎回見事に泣き止むのだ。

思わず家族全員、顔を見合わせてしまった。

 

まるでスイッチのオンオフをするかのように、見事に反応するのだ。 

一体どうなっているのだろう?

     

    

突然の激痛

  

それはともかくとして、もう一つ不思議なことがあった。

ある日左手の手首が突然もの凄く痛み出したのだ。

 

だが手首を擦っても、痛くない。

CS60で、擦ってみると、ちょうど親指と人差し指の間の人差し指側が凄く痛むのだ。

       

擦ると激痛が走るのだが、カミサンに擦って貰ったり、自分でも擦ったりしているウチに、手首の痛みは治まり始めた。

とはいえ指の間の痛みが消えるまでは、1週間ほどかかったのだが、その間、施術にはほとんど影響がなかったのが不思議。

       

だが左手がよくなると、今度は左の腰が突然猛烈に痛み出した

どうしたというのか?

  

カミサンに擦って貰ってもあまり効果がなかったので、サロンの施術ベッドの上にCS60を上向きに起き、セルフケアをすることに。

    

普通は、予兆があって徐々に痛くなってくるものだが、何故かある日突然痛み出したのがマカ不思議。

とにかく、何もしていなくても、痛みを感じるのだ。

 

そしてさらに、椅子に座ったあと立ち上がると、腰の痛みで、腰が伸びない状態になってしまう。  

コレはまずい、とサロンの施術台でセルフケア。

 

だが意外にも、立って施術をしていると、気にならない状態になるから不思議だ。 

 

だが座ってブログを書いたあと、立ち上がると、左の腰が痛くなるのだ。

 

それでも、サロンの施術台を使ったセルフケアでほとんど取れてしまう

そして立って施術をしていると、痛みはすっかり忘れてしまうのだ。

    

そうこうしているうちに、セルフケアで約1週間かけ、座った後でも、てようやく痛みがなくなってきたのだった。

 

ただ自宅の寝室にセットしてある施術ベッドで同じことをやっても、施術サロンと同じようには効かないのだ。

じゃあ、施術サロンと何が違うのか?

 

サロンの施術台の上にはバイオマットを敷いてあるのだが、どうやらこの影響のようだ。

何度も比較して見たが、やはり違う!  

 

そして、このセルフケアの過程で、思いがけない発見があった。

腰の痛みに効く、「あるゾーン」を見つけたのだ。

    

右側の腰を同じようにやってみるとは健全な反応。

奥にある疲れは感じても、痛みを感じるほどではない。

     

セルフケアの場合は、自分の体重で圧を掛けるわけだ。

そして当てる角度も少し体を捻れば、自由自在に調節することができる

   

そうして丹念に場所を探してゆくと、痛みがマックスになるポイントとゾーンを発見。

まさに目から鱗。

    

カミサンと娘で、その場所を試してみると、ビンゴ!

我が意を得たりと、施術サロンでも試して見たが、例外なく効く!

      

これは凄い!

こうなると、嬉しくてたまらない。(笑)

 

そうこうしているうちに、自分の痛みは、フェードアウト。

 

しかし、今になってみると、一体この一連の痛みは何だったのだろう?

CS60は、実に不思議な体験をさせてくれる

  

  

CS60・エビデンスと信頼感

コメント(1)

sunrise.jpg

 

 

2019/06/06 Newsletter Vol.9

エビデンスを取り、信頼感を得るための活動

 

CS60は人智を超えたものなので、最初に話を聞いた人はほとんど半信半疑どころか、100%疑っています。

もっと多くの方に安心して使ってもらうためには、エビデンスも必要だと思っています。

 
「エビデンス」とは科学的根拠という意味で、実験や調査などの研究をした結果、ちゃんとした裏付けがあると太鼓判を押されたもののことを言います。

ぼくとしては、「とにかく使ってもらえばわかる」という自信があるのですが、世の中には、「エビデンスがないものは受け入れられない」という方もたくさんいます。

  

今、信頼できる大学のお医者さんに調査を依頼しているところです。

ノーベル賞をとれるのは、大学の所属しているお医者さんだけなんです。

 

ぼくにはとれませんし、とる気もありません。

「先生、ノーベル賞を頭に入れて研究を進めてくれませんか?」というのが口説き文句です(笑)。

  
証明したいことはたくさんありますが、優先順位としては、やっぱり「安全面」が一番です。

CS60で体をさすることで、何もトラブルや副作用がないことを証明すれば、皆さんが安心して使えますよね。

  
あとは体の老廃物をとって、老化を防止する、アンチエイジングというアプローチもできると思います。

こういう活動とすこし矛盾するのですが、ぼくはCS60を医療器具にはしたくありません。

  

医療器具の認可をとると、使える人や用途が制限されますし、フランチャイズに貸し出す費用も、大変高額になります。

たぶん、CS60を医療器具にしたら、1個1000万くらいになるはずです。

  
医師や整体師でない人にも使っていいただけるのがCS60の魅力ですから、マッサージ器具としての安全性や価値を証明し、広めていきたいと思っています。

   

mrnishimura.jpg

西村先生

  

  

ヒヤー1000万円!4桁です。

これだけの価値のあるCS60を、たった2桁で手に入れた筆者は、実に幸せな気分です。

恐るべしCS60!(笑)

   

医者の場合、開業をするには、どれくらいの費用がかかるのでしょうか?

大きなものでは内装費用や医療機器、小さいものでは広告宣伝費や消耗品費などがあげられます。

   

一般的な内科クリニック(テナント開業)のケースでは、総合計で約7300万円。

まず、自己資金として幾ら準備できるかを検討します。

   

そして残りを銀行からの借入やリース会社からのリースで賄います。

因みに、自己資金の目安は総投資額の5~10%を準備するのが望ましいと言われています。

 

このようにして開業しても、治せない疾患があるわけですが、そうした症状の方は、CS60の施術を受けに来られることが多いのです。

そしてそうしたケースで、劇的に良くなる場合が多いのが、素晴らしい点です。

  

医学的なエビデンスは、西村先生にお任せするとして、CS60に対しては、施術経験を通してのフィードバックによる絶大な信頼感を、日々感じる毎日を過ごしています。

 

施術が終わったあと、みなさん実によく語られます。

ですが、前向きな思考が伝わってくると、油を注ぎたくなるタチなので、私も負けずに語ることにしています。(笑)

       

CS60での施術は、今までに経験したことのない感触とあいまって、とにかく術後の爽快感が独特で気持ちいいようです。

   

先日、とある「被マッサージ歴30年以上」の方の、「もっと強く!」方向へのバイアスが強力な方を、最強モードの施術を行う絶好の機会があったのですが、痛みは全くなく「天国を彷徨うかの如く、気持ちよかった」そうです。

   

五十肩・腕や足の痛み・腰や足の痛みやギックリ腰・股関節の痛みなどは、確実に痛みが軽減、もしくは一度で症状が消失するケースも少なくありません。

 

こういう場合、施術する側も終わった後の大きな満足感で、言葉では捉えきれない、充実感で満たされます。

まさに、CS60の施術師になって「よかった!」と感じる瞬間です。

 

施術者にとっては、終わった後のみなさんの笑顔が、何よりのエビデンスなのです。

     

CS60の施術師という仕事は、充実した時間と共に「幸せ」を感じながら、毎日を過ごすことができます。

幸せな気分からは、自然に感謝の気持ちが生まれます。

   

エンドルフィン効果ここにありです。(笑)

   

  

サプリメントには気をつけろ!

コメント(0)

supplement.jpg

 

 

グルコサミンは効かないで書いたように、健康食品は規制の緩さに加え、メーカーは売らんがために、テレビという媒体を駆使して様々なイメージ戦略で消費者を洗脳しています。

「ナンチャラ学会で発表」とか「××雑誌での研究報告」などと、大学教授や有名な研究者が学会や学術雑誌にその効果を報告するケースが一般的なパターン。

 

すると多くの一般消費者はそのサプリメントや健康食品の効果が証明されていると思い込み、素晴らしいものだと信じてしまいます。

ですが学会での発表は、その実験の方法や結果の正しさは事前に問題にはならないのです。

 

基本的にその学会の会員になれば、どんなにデタラメな研究であっても発表の機会は与えられる事になっています。

たとえ学会発表で、実験内容の不備や問題点を指摘され、研究そのものがボロクソに非難されても、その議論は記録には残らないのです。

 

学会発表したという事実だけが残り、宣伝に利用されるわけです。

 

さらに日本の論文雑誌では、お金さえ払えばほとんど無審査に近い状態で掲載される学術雑誌も数多くあるのです。

相当無理した解釈であっても、大した結果が出ていなくても、体裁さえ整っていれば、まず無条件で掲載されるというわけです。

  

レベルの高いジャーナルの場合、正しい研究方法か、統計処理は正しいのか、結果の解釈が間違っていないか、内容が新規のものなのか、などといった点がきちんと審査されます。

しかし、超一流の学術雑誌であっても、ねつ造した研究が発表されることも少なくありません。

  

外見的に体裁が整っていて、辻褄が合っていれば、多くは審査を通り掲載されてしまうのです。

都合の良い点だけを強調して新しい知見であると主張すれば、審査員は認めざるをえないからです。

  

たとえデータを捏造していても、通常見破ることは不可能です。

   

研究者には良心があるから、論文を捏造するということは考えられないと思いがちですが、現実はそうではありません。

論文で発表することによって、何らかの利益を得ることができれば、論文の捏造や不正の誘惑に負けるのは、研究者もヒトですから当然出てきます。

   

多くの論文を発表すれば、より高いポストに着く事もできます。

さらに国からの研究費も得やすくなりますからね。

  

特に健康食品やサプリメントの場合は、その製品のスポンサーから金銭的なサポートが得られるという大きなメリットがあります。

健康食品の宣伝に有利な研究結果を捏造して発表し、多額の謝礼を得ている研究者は少なくありません。 

 
例えば、インターネットで「論文捏造」で検索すると多数の「論文捏造事件」が数多く出てきます。

  

科学史上最悪のシェーン論文捏造事件が残した教訓と防止策

これの構図を、再現したかのような問題が、あのSTAP細胞論文問題でした。

 

捏造事件に騒然! ネイチャー論文に画像加工疑惑

 

国内でも、「東京大学分子細胞生物学研究所の研究室の不正論文疑惑で教授が辞任」

「東京医科歯科大の助教が論文捏造で処分」

「名古屋市立大学医学部展開医科学講座の論文捏造で准教授が懲戒解雇、教授が停職」

 

などといった記事が出てきます。

健康食品とは関係なく純粋に医学的な研究で論文不正が行われていた事件も多いのですが、健康食品やサプリメント絡みのものも多数明らかになっています。

  

「赤ワインは健康にいい」論文、データ捏造で米教授に懲戒解雇

【1月13日 AFP】米コネチカット大学は12日、同大所属の教授について、科学専門誌11誌に発表した赤ワインの健康効果を主張する論文に100を超えるデータの改ざん・捏造があったことが明らかになったとして、懲戒解雇したと発表した。

同大が「145か所のデータの改ざん・捏造が明らかになった」と糾弾したのは、同大医療センター外科部門に所属していたディパク・ダス(Dipak Das)教授で、同センター循環器病研究所のトップでもあった。

同大では、ダス教授の論文に不正が疑われるという匿名の通告を受け、2008年から3年をかけて同教授の論文を調査してきた。

これまでに同大は、ダス教授の論文が発表された科学専門誌11誌に書簡を送り、また同教授への連邦政府の研究費助成費89万ドル(約6800万円)の受け取りを辞退した。

1984年から同大に所属していたダス教授は、赤ワインに含まれる抗酸化物質レスベラトロールや潰したニンニクが、心臓の健康に良いとする論文を発表してきた。

レスベラトロールには消炎作用や、神経変性疾患や糖尿病に対する予防作用、心臓の健康を促進する効果などがあるとされている。

ダス教授の論文は既に数百の論文に引用されているが、ダス教授自身が投稿したことがあるのは学界でも知名度の低い学術誌ばかりで、レスベラトロール分野全体で読まれているわけではないと、米アルバート・アインシュタイン医科大学のニール・バルジライ(Nir Barzilai)氏は指摘。

科学論文撤回をめぐる動きをモニターしている「リトラクション・ウオッチ(Retraction Watch)」に対し、次のように語った。「レスベラトロールに取り組んでいる研究者は多いが、だからといって全てが解明されているわけではない。

とはいえ、ダス教授の研究を元にしては『ローマは成らない』」 (c)AFP

 

赤ワインなどに含まれるポリフェノールの一種のレスベラトロールには、優れた抗酸化作用や長寿遺伝子の活性化などの健康作用があり、心臓病や糖尿病やがんや神経変性疾患など多くの病気の予防や治療に効果が指摘されています。

日本でも、NHKスペシャル「あなたの寿命は延ばせる ?発見!長寿遺伝子」(2011年6月12日放映)やフジテレビ「発掘!あるある大事典」など多くのテレビ番組で紹介され、品切れになるほど売れているサプリメントです。

 

名古屋市立大学医学部の展開医科学講座のグループが、マウスを使った実験で「赤ワインに認知症予防効果がある」という論文を発表して、新聞やテレビでも紹介されて話題になりましたが、この論文も全くの捏造であったことが判り、撤回されています。

 

つまり、赤ワインやレスベラトロールの健康作用は誇大に評価・宣伝されている可能性があるのです。

ですがネット上では、このような論文が不正によって撤回され、間違いが訂正されず、過去の記事や情報がそのまま引用され、広まって行くわけです。

 

健康食品を人間の病気の予防や治療に利用するという目的で行う基礎研究が捏造されていては、人の為には全く役立っていないことになります。

実験を捏造することによって、製造メーカーに有利になるデータを提供し、その見返りとして、金銭的な利益を得る、というのは典型的なパターンです。

  

そしてその実績を元に製造メーカーの顧問に就任したり、リベートをもらったり、講演会などでかなりの金額を稼ぐことができます。

 
国内でも健康食品関連の論文の捏造は数多く明らかになっています。

フコイダンに抗ウイルス作用があると発表している琉球大学の某教授はかなりひどい論文捏造が明らかになっています。

 

還元水関係で論文を発表している教授にも捏造が指摘されています。

 

論文ではなく、体験談が全てライターの作り話であったというアガリクスの宣伝本の事件、健康食品を組み合わせた「新免疫療法」というがん治療で奏功率を過大に宣伝していた近畿大学の元教授の事件など、健康食品の宣伝には、かなりの捏造や不正があるのは常識になっています。

それは売上げを上げるという目標のためには、誇大な宣伝が必要だからです。

  

写真のデータを使い回ししたり、写真を反転したり一部を切り取ったりという加工は証拠が残るため不正が明らかになりやすため、数値を捏造するなどといった荒技も使われることがあります。

全く別の実験の図でも、自分の仮説に合うように作った図表でも、それが1回しか使われなければ、捏造の証拠は見つからないからです。

  

データを捏造してもそれを使い回さなければ不正を見破ることはまず無理です。

実際に、そのような証拠を残さない論文捏造は数多くあるはずです。

 

今回ご紹介した健康商品関連の論文捏造は氷山の一角です。

テレビや新聞などで、健康食品の効果が紹介されていても、鵜呑みにしないことです。

 

健康食品やサプリメントや民間薬や漢方薬など全てにおいて、大学教授や医師や科学者がそれらの薬効を示すデータを論文や学会で発表していても、それが真実とは限らないのです。

しかも、一般の人には、それが本当かどうかを判断することは、まず不可能なのです。

  

  

参考文献

健康食品と論文捏造から一部引用しています。

  

 

グルコサミンは効かない

コメント(0)

pain.jpg

 

 

膝の痛みで悩む人は多いが、グルコサミンは経口で効果がある健康食品として欧米でも日本でも人気がある。

ところが医学の世界では、多くの研究結果が総合的に分析され、グルコサミンには膝の痛みに効果がないことが確定しているのだ。

 

また、日本ではグルコサミンの機能性表示食品の届け出が相次いで取り下げられている。

 

日本では2015年に機能性表示食品制度が発足し、企業が有効性と安全性を示すRCT論文を最低1報添えて消費者庁に届け出ることで、製品の効果を表示できるようになった。

グルコサミンについては2018年1月現在、37製品が膝の痛みや動きに効果があると届け出ている

  

ほかにも届け出をしていない「いわゆる健康食品」は無数にあり、テレビや新聞でグルコサミンの宣伝を見たことがない人はほとんどいないだろう。

   

ところが昨年になって異変が起きた。

5月にグルコサミンの機能性表示食品2件の届け出が撤回され、その後も撤回が続き、12月までに全37件のうち19件が撤回された。

  

5月に2製品を撤回した企業によれば、その理由は「グルコサミン」という名称を、正確な「グルコサミン塩酸塩」に変更するためだという。

あたかも名称だけの問題に見えるが、関係者はそう考えていない。

 

名称の問題なら「変更届け」で済むことで、撤回は必要ないからだ。

その後、名称が理由ではないことが明らかになった。

 

6月に「グルコサミン塩酸塩」として届けた製品が撤回されたのを皮切りに、合計8つの「グルコサミン塩酸塩」製品が撤回されたのだ。

では何が理由なのか。撤回したすべての届出が効能の根拠としていた2論文に問題があったのだ。内容は次のようなものだ。

 

論文1:競輪選手41名をグルコサミン塩酸塩1日1500mg群(14名)、3000mg群(14名)、プラセボ群(13名)に分け、3カ月間摂取させたところ、軟骨分解の指標は試験群とプラセボ群の間で有意な差はなかったものの低下傾向を示した。

論文2:サッカー選手21名にグルコサミン塩酸塩1日1500mgまたは3000mgを3カ月間摂取させ、摂取前後の軟骨代謝の指標を測定した。プラセボ群は設定しなかった。その結果、摂取後に指標が有意に減少し、摂取中止後には元のレベルに戻った。

 
この結果から、グルコサミンは軟骨の分解を抑制すると企業は主張していた。

しかし論文1で、試験群とプラセボ群の間に差がないということは「効果がない」ということであり、「低下傾向がある」ことが根拠にならないことは統計学の常識である。

  

また論文2はプラセボ群がないのでRCT論文ではなく、数値の変化の原因を特定できない。

要するに2報とも有効性の根拠にはならないのだ。

  

  

検証データの提供を拒否

 

  

そもそもグルコサミンを飲んでも腸などの消化管からは吸収できず、痛みがある膝には届かない可能性が大きいのだ。

しかし、効果があるという論文もある。

 

そこで多くの臨床試験の結果が総合的に検証され、2010年に「グルコサミンは効かない」という結論が出されている

 

ところが「患者全体を見ると効果がないことは認めるが、一部の患者には効果があるのではないか」という反論が出て、これに答えるための研究結果が2017年に発表された。

その内容は次のようなものである。

 

過去20年余りの間に発表されたグルコサミンの臨床試験の論文で、患者の性別や痛みの程度などを記載しているものが21報。

これらの論文の著者に患者のデータ提供を依頼したところ、15論文の著者は拒否

 

その内訳は7論文が企業、4論文が政府機関などの研究で、4論文は不明だった。

  

拒否の理由は「連絡をしても返事がない」が9論文

「研究の資金提供者の同意が得られない」が4論文

「データを破棄した」が2論文だった。

 

他方、協力した6論文のうち5論文は政府機関などの研究で、1論文が民間企業だった。

  

この経緯を見て、データを提供しない研究が多いことに驚かされる。

その多くが企業あるいは企業からの研究資金による研究だが、論文の検証を拒否するのは、なにか困る事情があるのだろう。

 

次に、提供された合計1663人のデータについて、グルコサミンの効果を統計学的に検証した結果、グルコサミンを3カ月あるいは24カ月飲み続けた患者に対する効果はプラセボと変わらず、グルコサミンは効かないことが再び証明された

また、年齢・性別・肥満度・膝と腰の痛み・痛みの程度・動きの程度・炎症の有無などで患者を分けたが、どのグループにも全く効果はなかった

 

つまりグルコサミンはどんな患者にも効果がないことが証明されたのだ。

 

 

なぜ効くことになったのか?

 

それではなぜ「効果がある」という報告があったのか。

実は治療薬の効果を調べることはとても難しい

 

そこで「二重盲検プラセボ対照無作為化試験」という複雑な方法を使う。

たとえば膝の痛みがある10名がグルコサミンを3カ月飲んだところ4名は痛みが軽くなったとする。

 

だが、この結果から「グルコサミンは有効」とは言えない。

同じ症状でグルコサミンを飲まない10名を3カ月観察したところ2名が軽減したからだ。

  

これは自然治癒力の働きだ。

 

またグルコサミンとよく似た「偽薬(プラセボ)」を10名に3カ月飲ませたところ、3名が軽減した。

これをプラセボ効果と呼び、「これを飲めばよくなる」と信じることで実際に効果が出たと考えられる。

 

このように治療薬の作用は「自然治癒+プラセボ効果+薬効」の合計であり、プラセボ群は「自然治癒+プラセボ効果」を示す。

だから治療薬の試験では「試験群」「対照群」「プラセボ群」に分けた比較が必要であり、これを「プラセボ対照試験」と呼ぶ。

 

次に、患者数がたった10名では、効果が出た人が1名増減しただけで結果が大きく変わってしまう

だから各群の人数が最低50名は必要なのだ。

 

さらに患者を試験群とプラセボ群に分けるとき、特定の方法で患者を選ぶと結果をねじ曲げることができる

だから「無作為」に割り当てることが必要であり、これが「無作為化試験」だ。

 

また、自分が飲むのはグルコサミンかプラセボかを知っていると心理的効果が出てしまうので、患者に知らせてはいけない。

医師が知っていても態度に出て患者に知られる恐れがあるので、医師にも知らせてはいけない

 

これが「二重盲検試験」だ。これらをすべて組み合わせたのが「二重盲検プラセボ対象無作為化試験」で、略称をRCTという。

 

これに加えて、治療薬の関係企業から資金提供を受けた研究は「利益相反」が疑われることや、結果が「有効」と出ると論文が専門誌などに投稿されて出版されやすいが「無効」だと出版されにくい「出版バイアス」など、さまざまな問題がある。

このように完全に厳密な方法をとることは難しいので、これまでの多くの試験には何らかの欠陥があり、必ずしも信頼性の高い方法を使っていないため、その結論が再現されないことがあるのだ。

  

「機能性表示食品」の届け出が相次いで取り下げられている

    

グルコサミンは軟骨の分解を抑制すると、宣伝販売している多くの企業は主張している。

だが、実は効果はないのだ。

 

グルコサミン、コンドロイチンが軟骨の成分であるのは事実だが、サプリメントとして経口摂取しても軟骨は再生しないのだ。

グルコサミンやコンドロイチンは、糖やアミノ酸からできている。

 

だが体内に入ると分解されてしまうのだ。

なのに、再びグルコサミンやコンドロイチンに再合成され、膝の軟骨になるというのか?

   

髪の毛の成分を飲んでも髪は生えないのと同じで、軟骨の成分を飲んだからといって、軟骨は再生されないのだ。

    

コンドロイチン・グルコサミンサプリメント の 売れ筋ランキング

  

テレビのCMは眉唾ものが多い。 

グルコサミンを飲むくらいなら、プロテインとビタミン剤をしっかり摂取することだ。

     

      

橋本病・リウマチ改善例、本人の記録より

 

初めまして。

生理前に必ず刺すような痛みが膝にあって、歩くのもやっとという感じでした。

  
BUNのひどい時は、5ぐらいしかありませんでした。

橋本病、リウマチ歴4年です。

  
現在、フェリチンは20で、BUNは10です。

高たんぱく+鉄 ビタミンを意識し始めてから、朝のこわばりもほとんどありませんし、何よりスッキリ起きれます。

  
まだ、小さな痛みはありますけど、少しづつプロテインを増やしていこうと思ってます。

免疫抑制剤とステロイドを内服していますが、藤川先生の本を読み、3か月前から低糖質、ビタミン、鉄、プロテインを始めました。

  
卵を1日2~3個、お肉、お魚を一生懸命食べて、糖質は、1日ご飯お茶碗1杯(120g)と果物少しで頑張っています。

それまでは甘い物大好きで毎日お菓子やチョコを食べていました。

(下手したらお菓子だけの日々も)

  
自分の身体を他人任せにしないと決めてから、こちらのページを何度も読ませてもらって、プロテインを少しづつ増やしていったところ、(現在は、20gを2回、おやつはプロテインバー)にして、生理前に必ず痛くなった膝の痛みや大きな関節の痛みはほとんどなくなりました。

少しづつ勉強しつつ身体と向き合って、改善していきたいと思います。

  

  

がん治療革命・コータック

コメント(0)

innovation.jpg

 

 

「コータック」でがんから生還

    

1回500円治癒1000症例以上! 

15センチ大の乳がん、末期の直腸がん、卵巣がんが切らずに治った......再発・転移でも固形がんなら効果大

安くて安全にがんを消す!コータック治療を受けられる全国病院リスト付

 

増感放射線治療「コータック」を開発したのは、高知大学名誉教授で、高知総合リハビリテーション病院院長の小川恭弘医師。

乳がんの乳房温存療法の第一人者・放射線科医。

 

「数千万円もする高価ながん治療薬があるなか、1回わずか500円です。

  

コータックは消毒液でもあるオキンドールと、健康食品や美容液にも使われるヒアルロン酸をがんに注入するだけで、ほとんど副作用なく、かん細胞だけを弱らせる画期的な治療法なんです」

すでに、1000を超える症例。しかし、まだ日本では保険適用外で、普及していません。

 

オキンドール+ヒアルロン酸のガン治療の威力

「がんが大きくなると細胞中の酸素が減り、抗酸化酵素が増えて、放射線の効き目が3分の1に低下します。

  

その抗酸化酵素をオキンドールが失活させられることを発見した私は、注射時にオキンドールが体内に入るときの痛みを半減させるためにヒアルロン酸を混ぜました。

つまり『オキンドール+ヒアルロン酸』が放射線治療の増感剤になり、効き目を3倍に飛躍させるんです」(小川医師)

   

「日本では、コータックが安すぎて製薬会社にメリットがないため、なかなか臨床治験ができませんでした。

先にイギリスのロイヤル・マーズデン病院で、'17年から臨床治験が始まっていて、本年中にフェーズ2に入る予定です。

 

そして3年後の'22年には、日本で新薬コータックとして認可されると予測しています。

苦しむ患者さんや家族を減らすのが、私とコータックに課せられた使命ですから、全国の病院でコータックが受けられる体制を作りたいと考えています」 

   

体験談の一例

「ステージ4の卵巣がんが小さくなって眠っている状態です。コータックはシンプルな治療法で副作用もないので、安心できるものでした。すっかり元気になって、去年結婚し、専業主婦として暮らしています」(愛知県・Aさん・55歳)

 

   

身近な薬剤で劇的効果が!がん放射線の新治療法コータックとは

  

「コータックは現在までの本学の臨床試験で問題はなく、安全性は保たれていますが、保険適用されていません。

そのため高額な薬や治療を選択せざるをえない人が多いんです。

 

公的保険で負担する分が膨れ上がると日本の国民皆保険制度が崩壊すると危惧されています。

コータックはその救世主となりうる療法なんです」

 

芝本医師のいる名古屋市立大学をはじめ、コータックが受けられる医療機関は、札幌禎心会病院(北海道)、会津中央病院(福島県)、東京放射線クリニック(東京都)、相模原協同病院(神奈川県)、大船中央病院(神奈川県)、大阪医科大学附属病院(大阪府)、長崎県島原病院(長崎県)と全国にある。

'18年施行の臨床研究法により各医療機関で対応が変わる可能性があるため、個別に問い合わせが必要になる。

   

 

小説家・藤原緋沙子が告白、乳がん治療「コータック」の効果

「すでにリンパ節への転移も2カ所あり、ステージ3Bの状態でしたので、小川先生の所見では『余命3年』でした。'07年1月に検査を始め、3月から新治療にチャレンジしたんです」

「3月中旬の3回目の注射で、5センチ大からわずか19ミリにまで縮小したんです。さらに1カ月後の4月には、腫瘍マーカーは健康な人と同じ数値に。そして5月30日の検査ではとうとう、リンパ節のものもすべて『消失しています』と。骨や肺に転移する前に、がんをゼロにできたことに、感謝以外ありませんでした」

その後、10年以上たったいまも、藤原さんは「再発なし」で、精力的に執筆に励む毎日。

 

小川さんが高知大学医学部教授時代に、研究に研究を重ね開発した「コータック」の作用のメカニズムは、次のようになる。

「がん(=がん細胞の集団)が大きくなると、個々の細胞中の酸素が減って抗酸化酵素が増え、放射線治療効果は3分の1まで低下してしまいます。

その抗酸化酵素を失活させ『よろい』を解くためには『過酸化水素』が必要で、かつ、その効果を持続させると同時に、注射の痛さを半減させるには『ヒアルロン酸』を混ぜるとよい。

この増感剤(過酸化水素+ヒアルロン酸のコンビ)が放射線治療をフル(=3倍)にするのです」

 

わかりやすく言えば、放射線治療の効果を高める方法です。

  
放射線治療では、ガンに対して放射線を照射しますが、その周辺の正常細胞にも放射線が当たるわけです。

すると、ダメージを受けることになります。

   

臓器ごとに、ある決められた量以上の放射線を当てると、正常細胞も弱ってしまうのです。

    

そのため、同じ場所に再度、放射線治療をすることはできない場合が多いのです。

がんのタイプによっては、初回の治療で照射した放射線の量が少なく、もう一度治療できる場合もあります。

  

根治を目的とした通常の放射線治療の場合、もしくは化学療法との併用(化学放射線療法)の場合には、土日を除いた平日に毎日の照射を合計約20~35回程度行います。

1週間あたり5回の照射となり、この場合、4~7週間とやや長期間を要するのが一般的な治療スケジュールのようです。

       

    

参考資料

小川 恭弘 (著) 免疫療法を超えるがん治療革命

 

 

0211cs60-06.jpg

 

 

CS60の施術では、その効果を高めるための方法がいくつか存在する。

その中でも最も基本となるのが、早く動かすという方法だ。

  

一定の方向へ動かす速度は、振幅を少なくすることで、速くすることができる。

では、なぜ早く動かすと、よく効くのだろうか?

 

我々の体は60兆の細胞でできているのだが、その細胞には数百、数千個のミトコンドリアが存在している。

1細胞中には平均して300-400個のミトコンドリアが存在し、全身で体重の10%を占めているのだ。

 

1細胞あたりの数は、1つに維持されている細胞もあり、多い場合は数千個のミトコンドリアが絶えず分裂と融合を繰り返している。

ミトコンドリアは、ヤヌスグリーンによって青緑色に染色されている。

 

mitochondria.jpg

 

ミトコンドリアは外膜と内膜という二枚の脂質膜に囲まれている。

内膜に囲まれた内側をマトリックス、内膜と外膜に挟まれた空間を膜間腔と呼ぶ。

内膜はマトリックスに向かって陥入しクリステ(稜)と呼ばれる特徴的な構造となっている。

 

 

まわる分子との対話-ATP合成酵素のしくみを探るから引用させていただくが、下記がその模式図だ。

ミトコンドリアの生体膜で働くATP合成酵素には、世界最小の回転モーターが内蔵されている。

  

直径・高さ10nm程度の2つの回転モーター(F1、Fo)が結合した形状で、生体膜から突き出した部分がF1。

これがATPをADPとリン酸に加水分解して回転するという仕組みだ。

  

一方、Foは膜に埋まっている部分で水素イオンの流れを利用して回転する。

F1は単独でATPを加水分解するので、F1-ATPaseとも呼ばれる。

 

この2つのモーターは、互いの回転子と固定子とで結合してひとつのATP合成酵素となるわけだ。

それぞれの回転方向は、互い逆向きになっている。

 

細胞内では、強力な膜電位で動き始めたFoモーターが、F1を逆向きに強制回転させる。

そしてF1がATP加水分解の逆反応であるATP合成反応を進めるのだ。

  

細胞の中では分子がくるくると回り続けているのだが、この小さな酵素はすくなくとも20億年はくるくると回り続けているのだ。

  

この分子は、回転方向に押すと目が覚め、逆方向では目が覚めないという特性を持っている。

だが、サボっているF1をブラブラしている回転中心で停止させると、回転を再開しなくなるのだ。

 

放っておけば約30秒で回転を再開するのに、ブラブラを5分間とめると開放してもすぐには活性化しないのである。

 

 

CS60とATP回転

  

こうした特性から、サボっていたり、仮死状態のミトコンドリアは、CS60を往復運動させると、回転を始めることがおわかりになるはずだ。

 

施術する側からは、CS60をどの方向へ動かせば、ミトコンドリアを目覚ませることができるのかは、わかない。

だからこそ、CS60を様々な方向へ往復運動させたり、くるくると円を描くように回転させるわけだ。

 

そうして、CS60でたまたま回転方向へ押された時に、ミトコンドリアのモーターが目を覚まし、活動を始めることになる。

この回転を始めるときに、痛みが伴うのだ。

 

以上の説明でわかるように、この痛みは、強く叩かれて細胞が損傷した痛みとは、全く別物の痛みだ。

つまり痛みの発生する原理は、一般的な痛みとは、全く異なっている。

  

CS60の施術後に痛みが残り、人によっては5日間ほど痛みが継続する場合がある。

これは仮死状態だったミトコンドリアがTP回転を始め、目覚め始めている証でもあるのだ。

 

つまり多くの不活性化していたミトコンドリアが、CS60の施術によって、連鎖反応を起こしているのだ。

ミトコンドリアが次々と回転を始め、それが数日間継続するため、痛みが継続することになる、というわけだ。

     

  

がんとミトコンドリア

   

1955年、オットー・ワールブルクは、体細胞が長期間低酸素状態に晒されると呼吸障害を引き起こし、通常酸素濃度環境下に戻しても大半の細胞が変性や壊死を起こし、ごく一部の細胞が酸素呼吸に代わるエネルギー生成経路を昂進させて生存する細胞が癌細胞となる説を発表した。

がんの発生とmtDNAの突然変異の関与は古くから指摘されてきた。

  

2008年筑波大学の林純一氏のグループが、がんの転移能獲得という悪性化にミトコンドリアが関与していることを、マウス肺がん細胞の細胞質移植による細胞雑種の比較により、mtDNAの特殊な病原性突然変異によってがん細胞の転移能獲得の原因になることを発見。

ヒトのがん細胞株でもmtDNAの突然変異が、がん細胞の転移能を誘導しえることを明らかにしたのだ。

  

また、彼らの研究によると、mtDNAの突然変異には活性酸素種(ROS)の介在がキーであり、ROSを消去すれば転移能の抑制が可能ではないかと推測されている

   

  

「うつ」の予防と治療

コメント(1)

hope.jpg

    

 

さいたま市JUNです

  

7月27日に最愛の母が亡くなりました。78歳でした。

今年に入ってから4回目の入院において、緩和ケア病棟での最後になりました。

 

hatchさんから様々な情報を頂き、タカダイオン、CS60、温熱器の治療。

便秘だった母には、免疫乳酸菌、マコモ茶の摂取で一日数回も便が出るようになったこともあり、最後まであきらめずにきましたが、7月15日の夜に容態が悪化し入院してからは、動くこともできず、話すこともできない状態になりました。

 

昼夜問わず付き添ってまいりましたが、目を開けることはありませんでした。

 
必ず終着駅は来ます。でもそれは数年先の事だと思ってました。

まだ心の整理はつきません。

 

ですが、本当に色々な方からの励ましを頂き感謝しております。

hatchにおきましてはネバーギブアップの合言葉を胸に、希望を持ちながらの治療ができました、本当に感謝の気持ちしかありません。

 

ほんとうにありがとうございました。

 

懸命に介護される様子は、下記のリンクをから拝察することができます。

  

お母様の施術体験レポート

お母様の2回目施術体験レポート

お母様の3回目施術体験レポート

お母様の4回目施術体験レポート

お母様の5回目施術体験レポート 

  

JUN さん

お母様のために、手を尽くされたにもかかわらず亡くなられた旨、さぞご心痛のことと存じます。

 

入院後2週間弱、看病されている間、話すこともできないというのは、さぞおつらかったと思います。

ですがお母様としては、最愛の子供に、最善の手を尽くしてもらったことは、おわかりになっていたはずです。

 

そういう意味では、心置きなく旅立たれたのではないでしょうか。

結果的に、様々な手を尽くされたにもかかわらずお亡くなりになったと言うことは、お母様の寿命だったのかも知れません。

 

気を落とされないように、そしてまた、くれぐれもご自愛ください。

心より、お母様のご冥福をお祈りいたします。

 

 

母が亡くなってからは、葬儀や火葬や近所の挨拶など疲労こんぱいの中、気を張っていたので、落ち込むようなことはなかったのですが亡くなって半月経った今は、ひと段落して色々なことを思い出したり一人で家に居ると、とても辛い気持ちになっています。

「母親ロス」なる言葉があるようですが、まさにそれで、居て当たり前の人が居なくなったときも空虚感はかなりあります。

 

約1年半の闘病生活で、いつも一緒にいたのですから、思い出すとかなり辛いです。

気をつけなければいけないのは、うつになることだと思います。

 

自分は30歳くらいのときにパニック障害になったことがあるので(病院には行きませんでした)

大きなストレスがかかると、感覚がおかしくなる時があります。

 
CSの施術も良いと思っています。

あとは、単純に運動することや、セロトニンが分泌するようなサプリを飲むとか色々と考えないとまずい気がしています。

 
精神科に言って薬を処方されるのが良い事だとは思わないので、色々と考えています。

何かアドバイスがあればお願いします。

 
これからは自分が健康でいられるようにしていきます。

    

   

悲しい、あるいはショックな出来事に直面すると、どうしても気持ちが落ち込むため、「うつ」状態になりがちです。

精神科や心療内科での治療は、精神科医が症状を診断し、それに応じた薬を処方するという薬物治療、それに加えて心理療法や認知行動療法を行うのが一般的です。

  

うつ病などの精神疾患は完治することが難しく「寛解」という状態が一定のゴールとみなされています。

薬を止めても症状が出なければ「完治」。

   

薬で症状をコントロールできているけれど、薬を止められない状態が「寛解」です。

寛解の状態は病気の症状は治まり、おだやかな状態ではあるので、精神科治療では、適度に薬を使いながら寛解という状態を維持してゆくことが多いようです。

   

栄養療法を取り入れることで「健やかに生きるベースとなる栄養をしっかり摂る」ことで土台をしっかりさせれば、治療にも良い影響が期待できます。

    

ちょっとしたことで気分が悪くなる。

何をするにもやる気が出ない。

イライラして周囲に当たってしまう。

朝すっきりと目覚められない。

ストレスを感じるとドカ食いしてしまう。

    

などといった「病気ではないかもしれないけれど、だるい、おもい、つらい」という状態に悩んでいる方は、ストレスの多い現代社会では、特に多くなっています。

    

栄養失調が諸悪の根源?!タンパク質は足りていますか?、そして「うつ病」に触れているなぜタンパク質が大事なのか?ではタンパク質の摂取について説明しています。

書籍であれば、藤川 徳美 (著) うつ消しごはんが参考になると思います。

     

毎日の食事に関連した、タンパク質の補充で、気持ちが明るくなり、「うつ状態」とは無縁の生活が可能になるのであれば、試して見る価値は充分にあると思います。

タンパク質摂取のスタートには、おいしいプロテインドリンクは多くの方にとって、美味しさゆえに敷居が低くなるため、安心してお勧めできる方法です。

    

さらに考え方によって根本的に「うつ」から脱却できる方法があります。

希望とワクワク感で書いていますが、自分が一番やりたくて大好きなこと、想像できる中で、一番ワクワクすることをやることです。

   

ワクワクする感じが、なりたい自分になることを許してくれるのだと、バシャールも言ってますからね。

 

 

勤務医と開業医

コメント(0)

shutterstock_1146674600.jpg

 

 

勤務医にはナイアシン治療導入は難しい

 

赤血球正常、ヘモグロビン正常、フェリチン低値の潜在性鉄欠乏性貧血に鉄剤の処方をするのは、通常の保険医療なので治療者の判断で誰でも行える。

 
しかし、ナイアシン治療は保険診療ではないので、病院の勤務医が自己判断で勝手に行うことはできない。

勤務医=組織人、なので組織のルールに則り了承を得る必要がある。

 
すなわち、病院の倫理委員会にかける必要がある。

しかし、自分以外の院内の誰もパラダイムが異なるこの治療のことを知らない。

 
院長、部長、薬剤科長、看護部長、の誰も知らない。

当然ながら、"エビデンスはあるのか"等と言われ、なかなか了承を得られないはず。

 
病院の勤務医にはナイアシン治療の導入は難しい。 

教授や精神科病院の管理者ならツルの一声で導入は可能。

 

しかし、研究費獲得で頭がいっぱいの教授は金にならないこの研究には興味を示さないだろう。

診療報酬で頭がいっぱいの病院の管理者も診療報酬に結びつかないこの研究には、興味を示さないだろう。

  

その点、開業医は自由人なのでやろうと思えば即座に実行可能だ。

良い治療があれば自分の判断で何でも導入できる。

勤務医の先生は本当にお気の毒だと思う。

   
その点、夏井睦先生が勤務医なのに、湿潤治療を導入できているのは本当にすごいことだ。

  

糖質制限もナイアシン治療も開業医が先頭に立ってデータを公表し、医療を変えてゆかないといけないと思う。

    

勤務医と開業医は、サラリーマンと個人事業主の関係に似ているかも知れない。

要は自分が決定権を持っているかどうかだ。

     

一方で、患者は自分の考え方や治療方針を自由に決めることができる。

今は、調べようとする情熱さえあれば、ネットを使うことで、症状への対応方法などを、調べることができる時代だ。

    

特に医者が不得意とする、保険を使えない代替治療という特定の分野なら、医者を簡単に凌駕することができるだけの知識を持つことができるのだ。

    

特にガンでは主導権を握っているか否かで、生死をも分かつ場合がある。

そのためには、選択した治療法についての、揺るぎない自信が必要になってくるはずだ。

   

そのベースとなってくる、効くか効かないかの判断には、一定数の治療例が必要になるが、その筋の専門開業医が書かれている本は、情報の宝庫だ。

 

医者は保険治療の認可を目的としたエビデンスにしか興味がないため、保険治療外の代替治療については、勉強する時間もモチベーションもないのが普通だろう。

つまり「何も知らない」というレベルの医者が大多数なのだ。

   

 

CS60と施術師

  

CS60の施術師の多くは、いわゆる個人事業主だ。

つまり、CS60をどう使うのかは、自分で決めることができる。

   

筆者の場合、開業してからは、やっとまだ3ヶ月。

だが施術を受けに来られる方のほとんどの方は、ガンの治療経験をお持ちの方ばかり。

    

そのため、ブログではガンの治療に関するテーマが多くなっている。

アマゾンで関連した本を購入し、その中のキーワードを使い、ネットでさらに多くの情報を引き出すという方法を使えば、多くのことを知ることができるからね。

    

興味のある分野を探求するというのは、実に心躍る作業であり、毎日が楽しくて仕方ない。

老後の趣味としてはワンオブベストではないだろうか。

   

こうして得た知識を元にして、CS60での施術効果をさらに高めるための工夫に日々邁進している。

さらに代替治療に使うハードウエアの販売会社の方や、長年治療院をされている方からの様々な情報には、通常では知り得ないようなものが多く、これもまたワクワクする要素の一つとなっている。

 

施術を受けに来られる方の様々な症状からも、施術を通して得られる感触を含め学ぶことが多く、何と言っても大きな影響を及ぼしているのが、普段の食生活だ。

このように、患者さんからも、多くのことを学ぶことができるのも、この仕事の醍醐味の一つではないだろうか。

  

病気は千もあるが、健康は一つしかない。

そこへどうやって辿り着けばいいのか?

  

その答えは意外に身近なところにあるのかも知れない。

 

 

CS60新コース登場

コメント(1)

quickchair03.jpg

  

  

CS60新神戸では新しいメニューを追加することになりました。

CS60クイック 10分コース(首・肩・背中の疲れ凝りを解消!)料金¥1000円

   

quickchair01.jpg

 

CS60だと、ほんの10分だけで、首・肩・背中の疲れをワイプアウト!

いわゆる座って受けるスタイルなので、服はそのままでOK

着替える必要はありません。

 

quickchair02.jpg

六甲山の美しい景観を背景に、至福の時間をお過ごしいただけます。

  

きっかけは、毎日のカミサンによる施術でした。

かなりの回数テストしましたが、いやあよく効きます!

  

このスタイルの施術では、首・肩・背中から腰あたりまでカバーできます。

ご希望があれば、アタマまで擦ることができるため、施術後は一段と気分爽快。

   

予約枠は1時間単位です。

たとえば午後2時からなら、2時台の10分間で施術させていただきます。

1時間枠での10分施術ですので、前後の時間にも余裕があります。

    

普段の疲れや、普段チョット気になっている部分など、10分で速効元気になります!

8月13日火曜日から実施します。

  

ぜひ一度、その効果をお試しください!

  

ネットを使ったオンラインでの予約はこちら

24時間ネット予約: 施術時間の1時間前まで予約可能です。

予約専用電話:078-855-6222 当日予約可能

 

 

無駄な抗がん剤治療が行われる理由

コメント(1)

waste.jpg

  

     

抗がん剤治療の大多数は進行がんに行われる

 
がんの治療は、外科手術、抗がん剤、放射線治療が3大治療と呼ばれています。

がんが限定された大きさの場合、手術や放射線治療で根治することができます。

 

ですが、がんが他の臓器に転移して広がっている場合は、手術や放射線治療は、ほとんど無力なのです。

ホルモン療法が有効な乳がんと前立腺がん以外では、がんが全身に広がっている進行がんに対する標準治療としては抗がん剤治療が唯一の治療法になるわけです。

 

肺がんや大腸がんや膵臓がんなど多くの「固形がん」に対しては、抗がん剤治療の効果は限定的なもので、一時的に縮小しても、がんが消滅する可能性は極めて低いのが実情です。

ですが、症状の緩和や延命の可能性を目的に、進行がんの治療では抗がん剤治療が積極的に行われています。

 
また、全身に広がったがんに対する標準治療は抗がん剤が主体になるのですが、「抗がん剤でがんは全滅できない」と「抗がん剤には副作用がある」という抗がん剤治療の限界と欠点が、現在のがん治療の最も大きな問題点になっています。

 

「抗がん剤治療は受けてはいけない」

「抗がん剤は百害あって一利なし」

 

などという意見が医師からも聞かれるのは、抗がん剤治療の限界(抗がん剤では多くの固形がんは全滅できない)と欠点(強い副作用)が根源にあるためです。

副作用は約束されるのに、効果は約束されないのです。

 

抗がん剤治療の説明を受けるとき、副作用については「必ず発生する」という観点から説明を受けるはずです。

ですが、効果については「効かない場合も多い」というニュアンスで説明を受けます。

 

つまり、抗がん剤治療というのは、有効性は保証されないで副作用だけは保証されるのに、標準治療として世界中で認められているという、矛盾と問題点の多い治療法なのです。

現時点の抗がん剤治療の多くは、患者の3割程度の人に多少のメリットはありますが、残りの7割の人にはデメリットしかありません。

  

このような治療法は、国が認める治療法として他にはありません。

例えば、高血圧や糖尿病の薬で、服用した人の3割の人しか効果が現れず、他の人にはひどい副作用が出るだけで何もメリットがない薬が認可されることはありません。

  
医者は抗がん剤治療では、他に有効な治療法が無いので、10人中2、3人でも効果が期待できれば、残り7、8人に毒性によるデメリットしか無くても仕方ないと考えているのです。

 

しかし、2、3割の人に効くといっても、それは一時的に腫瘍が縮小するだけです。

治るわけでも延命が保証されているわけでは無いのです。

 

 

無駄な抗がん剤治療が何故行われるのか

 
効果の薄い末期がんに対する抗がん剤はやり過ぎだと指摘されるほど、頻繁に行われています。

 

日本では高度進行がん、とくに抗がん剤の効きにくいがんに対しても、抗がん剤療法が行われる傾向があります。

当然ながら効果は得られにくいのですが、それでもやめるのではなく、次々と種類を替えて投与され続けるケースがかなり多いのです。

 

衰弱していても、最後に「これでもか」とばかり、副作用の強いものが投与されています。

その結果、心身ともにズタズタになってホスピス科に来る人が非常に多いのです。

 

ホスピスの仕事に携わって、改めて驚かされることの一つは、末期がんに対する抗がん剤治療のやりすぎでした。

自宅療養している人で、死亡する寸前まで抗がん剤治療のため通院している人も多いのです。

 
抗がん剤治療をやりすぎる理由として、小野寺先生は以下の点を列挙しています。

 

・ 化学療法は化学療法専門医でなく、各診療科の医師が専門診療外で行っている。
・ 医師のほうに、「どれか効いてくれないか」と、諦めないで最後まで続けるクセがついた。
・ 何もしないと、患者が医師に見はなされたと思うから。
・ 患者の側が効果を期待しすぎている。
・ 学会の資料にするため。
・ 病院経営の必要上、収入増のためにやむを得ず行っている。

 
そして、いずれにせよ、高度進行がんに対する抗がん剤治療のやりすぎは、短い余命をそのために苦しみながら過ごさせる、という悲惨な結果を招いている場合が、少なくありません。

と述べています。

 

 

抗がん剤以外に選択肢が無いという理由で抗がん剤治療が過剰に行われる

 
標準治療では進行がんに対する治療は抗がん剤以外に治療法が無いことが、抗がん剤治療が過剰に行われる根本的な原因となっています。

抗がん剤の効果が出にくくなったとき、あるいは、患者さんの体力が低下して抗がん剤治療の継続が困難になったとき、抗がん剤治療以外の治療法があれば、それを移行することができます

 

西洋医学では、このような場合、「抗がん剤治療を続ける」か「何もしないか」の二者択一の選択になるため、患者さんが治療を希望すれば、抗がん剤を継続するしか選択肢がないことになります。

医者の方も「治療を止めることは患者さんを見捨てることになる」ので治療を継続しようとすると、他に使える治療法が無いので「抗がん剤を継続するしかない」という結論になり、衰弱の著しい患者さんに対しても、抗がん剤治療を死亡直前まで続けるのです。

 
食事量が減り衰弱の明らかな患者さんに抗がん剤治療を行っても効くことはなく、むしろ副作用でQOL(生活の質)が低下した状態で余命を縮める可能性が高いのにです。

つまり、高度進行がんに対しては

 

「抗がん剤か緩和ケアしか無い」

「抗がん剤が効かなくなったら緩和医療に移行するしか無い」

 

というのが問題で、高度進行がんに対する標準治療には、抗がん剤治療と緩和ケアの間に何も治療法が無いという点が問題なのです。

有効性は低くても、がんの漢方治療や補完・代替医療をもっと利用すればよいのですが、日本では医師が、知識がないこともあって、代替医療を拒否する傾向にあります。

日本の医療制度そのものが、がんの治療に保険外の代替医療を取り入れにくい状況の原因にもなっています。

  

 

がんの統合医療は日本が最も遅れている

 
中国ではがん治療に西洋医学と中医学を結合した「中西医結合医療」が行われ、成果を挙げています。

がんをターゲットにした西洋医学の治療に、体力や免疫力や回復力を高める中医学治療を併用することによって、がん治療の効果を高めることができることが示されています。

 

ヨーロッパは自然療法の歴史が長いので「エビデンスが乏しくても害が無ければ良い」という意見が主流で、がんの治療にハーブ治療や様々な自然療法が積極的に併用されています。

米国は自然療法の歴史がないから代替医療についてはエビデンスを求めます。

 

しかし、ハーブ治療や自然療法を用いた補完・代替医療を患者が求めれば、これらの治療を否定はせず、サポートすることが原則になっています。

患者側の権利が保証されているので、もし医者が代替医療医への紹介やサポートを拒否すれば、訴訟で負けて多額の損害賠償を請求される可能性が高くなるのです。

  
日本では、患者は医者の方針に従い、がん治療で理不尽な扱いを受けても、文句を言わない傾向があります。

「日本人は冷静で、我慢強く、文句を言わない」という国民性が、がん治療で理不尽な扱いをうけても文句をめったに言わないことと関連しているようにも思います。

 
また、日本の医療では保険診療に保険外診療(自由診療)を併用すること(混合診療)が禁止されています。

たとえば、保険診療と国内未承認薬の処方(保険外)を同時に受ける場合です。

 

同じ医療機関で保険診療に保険外診療を併用すると、保険診療の費用も全額自己負担になります。

保険診療と保険外診療を併用して問題が発生した場合には、診療は不可分一体であるので、公的医療保険の信頼性も損なわれます。

 

そのため混合診療については、自己責任による全額自己負担[保険診療の全額自己負担+保険外診療の全額自己負担]になるという考え方です。

さらに、保険医療機関及び保険医療養担当規則(療担規則)には、「保険医は、特殊な療法又は新しい療法等については、厚生労働大臣の定めるもののほか行ってはならない」(第18条)とされており、保険医が保険外診療を行うことを禁止しています。

 

したがって、保険診療を受けている主治医に、保険外の漢方薬やその他の代替医療の併用を相談しても、その医師自身は保険外の診療はできないので、患者側の要求を拒否せざるを得ません

また、患者が法的に訴えても、上記の法的な規則があるので、患者側は勝てません。

 
日本のがん治療は医者側の都合が優先され、患者の都合や権利は軽視される傾向にあります。

国が認めた治療のみを行っておれば、医者は身の安全が保証されます。

 

標準治療から外れた治療法を勧めることは、医者側のリスクになってもメリットになる事は無いという現行の医療システムに抵抗するにはかなりの勇気と覚悟が必要です。

 

しかし、保険医以外の医師が行なう保険外診療を禁止する法的根拠はないので、保険医療機関で保険診療を受けつつ、その医療機関とは無関係の別の自由診療機関で保険外診療を受けることは可能です。

保険診療は全く行わず、自由診療だけで漢方治療やその他の代替医療を専門に行っているクリニックが存在するのは、そのような理由(混合診療の禁止)があるからです。

  

患者さんが保険診療を受けながら、補完・代替医療を併用するためには、現時点の規則では、このような方法しかありません。

しかし、抗がん剤治療の適応が無くなった患者さんが、漢方治療を受けたいと主治医に相談しても、こうした代替医療を専門に行っているクリニックを紹介してくれることはほとんどありません。

 

代替医療の有効性や安全性のエビデンスが乏しい」というのが主な理由です。

がんの代替医療の多くは、その有効性のエビデンスは乏しいのは確かですが、中には臨床試験で有効性が確かめられているものもあります。

 

例えば、オウギ(黄耆)を使った漢方治療が、肺がんの抗がん剤治療の副作用を軽減し生存期間を延長させる効果が複数の臨床試験のメタ解析で示されています。

子宮頚がんの放射線治療に漢方治療を併用することによって延命効果を認めた報告や、欧米で行われた臨床試験ではオウゴンを含む漢方薬の有効性が示されています。

 

オウゴンのフラボノイドが塩酸イリノテカンの副作用を軽減する効果の作用機序は理論的に納得でき、実際に効果が認められています。

 

漢方以外でも、メラトニンやオメガ3不飽和脂肪酸(ドコサヘキサンエン酸やエイコサペンタエン酸など)など高度進行がんの治療に有効なサプリメントなどもあります。

抗がん剤治療の効果が無くなり、もう治療法が無いという状況で、すぐに緩和医療に移行するのではなく、患者さんが望めば、代替医療を行っている診療機関に紹介してくれるような状況になれば、「がん難民」も少しは減るはずです。

   

 

参考資料 

なぜ無駄な抗がん剤治療が行われるのか?から一部引用しています。

 

 

おいしいプロテインドリンク

コメント(0)

proteindrink40.jpg

 

 

プロテインを飲み始めるときには、何がイチバン適しているのか?

  

パウダータイプのプロテインは、値段が安いため人気があります。

ホエイプロテインの主成分は牛乳に入っている乳清です。

  

以前は牛乳からチーズを作るときの余りものの物質として扱われていたホエイプロテイン。

牛乳からホエイプロテインを作る場合、乳脂肪分やカゼインは取り除かれます。

   

ホエイプロテインは母乳の成分に近く、低カロリーで栄養が凝縮しているため、吸収が早いのが特徴です。

この特徴はタンパク質が不足しがちな運動直後のタンパク質の補給には最適なのです。

   

吸収が早いホエイプロテインは、運動直後の摂取がおすすめです。

 

昔主流だったのが大豆から作られたソイプロテイン。

以前のプロテインは味や匂いが悪く、プロテインを飲むのは修行といった時期がありました。

  

今のホエイプロテインはとても美味しくなっています。

パウダータイプのビーレジェンド ホエイプロテイン お試しパック 29g 7種セット

は好きな味が選べるので、どれを飲むのかを決めるとき、とても便利な製品です。

水に溶けやすく喉ごしも重い感じではないため、飲みやすく人気があります。

   

水に溶けにくくプロテインを作るのはシェイカーを使いますが、毎食ごとに一日3回となると結構面倒に感じてきたりします。

そういうときはプロテインドリンクです。

  

粉末を溶かす手間がなく、素早くタンパク質補給が行えるため、プロテインを始める方には最適な製品です。

というわけで、最初のプロテインとして、飲みやすく、美味しいプロテインドリンクをご紹介。

  

プロテインドリンクは、プロテインの含有量と価格が比例しています。

価格が高ければ含有量は増加します。

       

proteindrink40.jpg

フィットネスショップ プロテインドリンク40 (500ml 24本入り) (グレープ風味)

30グラムで24本ですからトータルでは720グラムで10700円。

1グラムあたり約15円弱と4種類の中では最も割高です。

ただビタミン類が入っていますから、ここをどう考えるかです。

      

proteindrink40-2.jpg

微量の甘味料が入っています。

ですがタンパク質を摂取するメリットと、微量の甘味料のリスクを比べると、どうなのか?

圧倒的にメリットが上回るのではないでしょうか。

  

群を抜いたおいしさのグレープ味でタンパク質の量は40グラム。

   

  

proteindrink30.jpg

DNS Pro-X(プロエックス)350ml 1ケース24本入り (アップル)

30グラムで24本ですからトータルでは720グラムで7243円。

1グラムあたり約10円。  

 

proteindrink30-2.jpg

こちらの方が甘味料の種類が1つ少ないですが、ビタミン類は一切含まれていません。

プロエックスも、フィットネスショップのドリンクに比べて甲乙つけがたいおいしさです。

これは、アップル味。

  

グレープ味でタンパク質の量は30グラム。

   

どちらかを選べと言われると、分量と味が違うため、なかなか難しい選択となります。

どちらも、パウダータイプのプロテインに比べると美味しさは大幅に上回っています。

 

飲み始めの手間がないため、始めやすく、飲み続けたくなる、美味しさが魅力です。 

 

で4種類を試してみた、他の2種類は・・

  

Kentai プロテインシェイク キャラメル風味 200ml×24本入り

価格: ¥7,768

これが最もクチに合わない味でした。

20グラムで24本なので、プロテインの含有量480グラムで7768円。

1グラムあたり16円。

プロテインの含有量と値段のバランスでは4種類の中では最も割高でした。

  

明治 (ザバス)ミルクプロテイン 脂肪ゼロ バナナ風味 200ml紙パック×24本入

価格: ¥2,972

バナナ味を試しましたが、ペットボトル入りのプロテインドリンク40やプロエックスに比べると、妙に甘く感じました。

15グラムで24本なので、プロテインの含有量360グラム2972円。

1グラムあたり8円強。

  

ちなみにパウダータイプだと・・

ビーレジェンド ドラゴンボール 超 ブロリー かめはめ波風味 ホエイプロテイン 1kgで4100円。

1グラムあたり4円強ですから、溶かしてシェイクするという手間はかかりますが、その分割安です。

  

パウダータイプの方が、味が好みに合えば、美味しいと感じる方もいらっしゃるはずです。

味には好みがありますからね。

   

ただペットボトルに入っているプロテインドリンクは蓋を開けるだけで、飲みたいときにゴクゴク飲むことができます

パウダーを溶かして、シェイクする手間がない分、ドリンクタイプは割高です。

 

ですが、プロテインを飲み始めようと言う方には、お勧めの製品です。

これだと、喉が渇いたとき、チビチビと飲みながら、タンパク質を摂取できるのです。

  

プロエックスだと一日二本飲むだけで、60グラムのタンパク質が摂取できるのですからね。

 

どれにするのかを迷うのも、また楽しからずや!(笑)    

  

   

参考

プロテインドリンクのおすすめ人気ランキング10選 

 

 

ビタミンやミネラルでガンを叩け!

コメント(0)

vitamin.jpg

   

  

がんはミトコンドリアの障害で発生します。

 
ミトコンドリアは、細胞のがん化に影響をおよぼしています。

働きが低下し、ATPの生産が落ちこむと、細胞ががん化します。

  

なぜ、がん細胞は酸素を使わずに効率の低いエネルギーを生産できるのでしょうか?

もっとも効率のよいエネルギー生産はTCA回路と、それに続くミトコンドリアにおける電子伝達系です。

  

がん細胞では、TCA回路とミトコンドリアの代謝にかかわる酵素がうまく働かないから、と推測されます。

酵素がうまく働かないおもな原因は、ビタミンやミネラルの不足が考えられます。

  

ビタミンやミネラルが不足すると、ミトコンドリアの働きが低下し、ATPの生産が落ちこむからです。

がんは、ミトコンドリアの働きの低下に密接にかかわっているのです。

 

ミトコンドリア障害で乳酸が溜まると癌になりやすい状態になります。

  

  
がん細胞は発酵によってエネルギーを獲得する

 

がん細胞は正常細胞にくらべ、ブドウ糖の消費量が格段に高くなっています

この事実は、1920年代にドイツのオットー・ワーブルグ博士によって発見されました。

 

1931年にノーベル生理学・医学賞を受賞したワーブルグは、細胞の呼吸系が故障するとき、正常細胞ががん細胞に変身すると結論づけました。

彼は、がん発生の根源はエネルギーのつくり方にあると主張しています。

 

がん細胞は酸素なしでエネルギーをつくり、ブドウ糖の消費を増やし、発酵を促進し、乳酸をつくります

乳酸の蓄積は正常細胞にとって好ましくないのですが、がん細胞の発育には好環境になるのです。

 

細胞は酸素が使えなくなると、酸素を使わない(これを嫌気性といいます)発酵という代謝にスイッチを切り替えて、エネルギーを獲得します。

発酵によって細胞は生きることはできるのですが、エネルギーをつくる効率が著しく低下します。

 

このような原始的で非効率的な発酵という代謝は、がん細胞のような分化していない細胞によく見られます。

発酵で最終的にできてくるのは、二酸化炭素ではなく、乳酸です。

 

乳酸によって細胞をとりまく環境が酸性になり、悪化することで、この非効率的な発酵という代謝が固定されるのです。

 

 
がんはなぜなるのか?原因とメカニズムから考えるその予防法

  

がんというのは簡単に言うと、細胞(ミトコンドリア)が機能不全となった状態

がんの原因は実はぶどう糖から乳酸ばかり生成するミトコンドリア異常、というシンプルなものです。

 

原因は身体に蓄積した乳酸により酸性化したため。

乳酸はブドウ糖(グルコース)を無酸素状態で分解したときに出来る物質。

 

無酸素状態で早くエネルギーを生み出せるけど、生成するエネルギー量が少ない、かつ乳酸ばかり溜まる。

その増殖が進むと細胞や血液は酸性化してミトコンドリアは機能不全となる。

 

酸化はいろんな病気の元となるのです。

乳酸は肝臓で再びブドウ糖に戻されますが、機能不全となったミトコンドリアはブドウ糖だけを多量に分解するようになります。

 
そのことでさらに乳酸が溜まり悪循環となったこの状態が細胞のがん化です。

通常は十分な酸素とビタミン(特にB1)や酵素(アミノ酸)、ミネラル(電子)が豊富に存在すれば、乳酸を生成する解糖系ではなく、クエン酸回路を使ってエネルギーを得られるのです。

 

がんの原因は、実はぶどう糖から乳酸ばかり生成するミトコンドリア異常、というシンプルなものである。

糖質制限で糖類や炭水化物を避けるのはこうした理由からです。

 

ガンのエサはブドウ糖で、ガンのウンコは乳酸です。

ガンはミトコンドリアの異常・故障によって、ブドウ糖がATP(エネルギー)に変わらず、乳酸という酸性物質に変わってしまい、身体が酸性化していく病気です。

 

ミトコンドリアがATPを作れなくなる原因は、酸素不足・電子不足・ビタミンミネラル不足・クエン酸不足・タウリン不足・ジクロロ酢酸不足などです。

ミトコンドリアにとって有害な物質(水銀・アルミ・フッ素・ヒ素・農薬など)の蓄積によっても、ミトコンドリアはATPが作れなくなって、細胞がガン化します。

 

酸素不足は酸素カプセル、電子不足はタカダイオンCS60、・ビタミンミネラル不足はメガビタミンで、クエン酸不足はアルカリ化ドリンクで解消させることができます。

 

ミトコンドリアはpH7.45くらいの弱アルカリ性の環境でしかATPが作れないのですが、pH5~6の乳酸は、ガン細胞周辺の細胞内外・血液・体液を酸性環境に変えてしまい、ミトコンドリア機能不全を引き起こします。

ガン細胞が無限に細胞分裂して増殖する!というのはウソで、ガン細胞が分泌する大量の乳酸が周囲の正常細胞を酸性化させて、ガン化させて増殖するのです。

  

これは腐ったミカンが、周囲の正常なミカンを腐らせて、箱の中のミカンを腐ったミカンだらけにしてゆくのと同じ原理なのです。

ガン細胞には細胞分裂できるほどのエネルギーはありません

 

あくまでも乳酸という環境破壊物質(酸性物質)が、周囲の正常細胞のミトコンドリアを機能不全状態にさせて、正常細胞をガン細胞に変えることで増殖するのです。

  

酸素や電子やビタミンB1やビタミンCやビタミンDやマグネシウムやタウリンやジクロロ酢酸などが不足すると、ミトコンドリアがATPを作れなくなって細胞はガン化します。

つまりガンを治すためには、これらの物質を与えて、ミトコンドリアがATPを作れる環境に戻してやればよいことになります。

 

酸性に傾いた血液を正常な弱アルカリ性に戻すために、重曹点滴(メイロン点滴)でガンを治すという治療方法もあります。

ガンは後天性のミトコンドリア病であり、アシドーシス(血液が酸性化した状態)であり、慢性炎症でもあるのです。

 

アルカリ化ドリンクを、お勧めしているのは、こうした理由からです。

 

ガンはミトコンドリアが機能不全になり、乳酸が慢性的に蓄積して、乳酸アシドーシスと乳酸慢性炎症を引き起こしている状態。

ガンのシコリが硬いのは、乳酸が重合してポリ乳酸化しているためです。

  

すべては慢性的で過剰な乳酸の蓄積によって、ミトコンドリア病(乳酸アシドーシス)・乳酸慢性炎症・乳酸によるシコリ化が起こっているだけなのです。

 

ミトコンドリアの活性化と、乳酸の除去、乳酸をエネルギーに変える、これがガンを治す治療になるのです。

 

 

「がん治療の最前線」生田哲 SBサイエンス・アイ新書

生田哲のコラム詳細 より一部引用しています。

 

 

Feedly拾い読みWatch

コメント(0)

FeedlyWatchLogo.jpg

   

  

冷たい飲み物が欲しい!すぐ氷が作れる小型高速製氷機「IceGolon」

本体サイズは幅240×奥行き260×高さ290mmと小型。それでも、6?15分で7個の氷を生成できます。

水入れてボタンを押すと製氷がスタートし、完成した氷は本体の製氷皿へ自動的に移されます。製氷皿にはおよそ35個の氷を収納可能で、飽和状態になると製氷が停止。氷を取り出すと自動で再スタートします。非常にわかりやすい機構です。

バッテリーは約8時間使用可能。市販のUSBモバイルバッテリー(別売)を使用できますので、さらに長く使いたい場合でも大丈夫です。  

    

圧倒的に涼しい!着るだけで上半身を冷やしてくれる水冷ベスト

背中側の高性能な静音ポンプによって、冷水をベストに循環。冷水は最大2Lの専用タンクに入れておくことで、最大4時間冷たい状態が継続します。

 

トヨタ「JPNタクシー」の誤算...不評で"不買運動"も?

JPNタクシーが苦戦している理由

注目を浴びるシエンタ

      

他人の幸福を願うだけで不安が減少して精神状態がよくなると判明

他者に優しい考えを抱いたグループは不安が減少し、共感性が増し、他者とのつながりを感じ、他者を思いやる気持ちが増加したとのこと。また、相手との関連性を考えたグループについても、他者とのつながりや思いやりの気持ちが増加したことが確認されました。

驚くべきことに個人の性別や性格の違いといった要素は、今回の実験結果に影響を及ぼさなかったそうです。

1980年代に行われた研究では、「相手を自分より下に見ることには沈んだ気分を回復させる効果がある」とされていましたが、近年の研究では「他者と自分を比較することが精神に悪影響を与える」と結論付けられています。今回の研究結果は、近年の研究結果を裏付けるものとなっています。

他人へ愛情を持った考えを抱くことは、不安を減らして幸福度や共感性を高め、社会的なつながりを感じさせてくれます。

  

うそ発見器は実際どれくらいうそを見抜けるのか?

ポリグラフの結果をアメリカの裁判所は証拠として認めていません。

ウォルター・マッコイ判事は「うそ発見器は一般常識ではない」と主張し、合衆国控訴裁判所もこの判断を支持する形で「うそ発見器の科学は科学コミュニティに広く受け入れられていない」と述べました。

心理学者や弁護士によって「信頼性が低い」といわれるうそ発見器ですが、一方で長年にわたり有効性を主張し続けている心理学者や警察、政府の存在があります。

「うそ発見器が実際に成功するのは、容疑者がそれを機能すると信じている場合のみである」とする見方もありますが、ドラマや映画といったフィクションでうそ発見器が「効果が実証された技術」として扱われ、人々がうそ発見器の力を信じるようになる中で、fMRIとAVATARによるうそ発見器による犯罪捜査が大きく進歩する可能性もありそうです。 

  

トヨタ新型「クラウン」大ヒットは本当か?

実質値引きなど異例の積極営業に透ける焦り

       

熱を空に向けて放出して電力消費ゼロで都市を涼しくする新技術

内部の熱を外部に放出して温度を下げるという仕組みは、ヒートポンプを使って内部を冷やす冷蔵庫やエアコンと同じですが、今回開発された装置は熱放射に指向性を持たることが可能なため、空に向けて熱を放出すれば排熱で周囲の温度を上げてしまうこともありません。

しかも、電力を消費せず経済的で、環境への負荷が小さいのも特徴です。

太陽光がなくても熱を放出できるので、昼夜を問わず冷却効果を得ることができます。

また、今回の装置は約25cm四方の大きさですが、PDMSは食品添加物としても用いられるほど安全かつ安価なため、大型化や大量生産も容易だとのこと。このため、建物の屋上に多数配備すれば、施設を丸ごと冷却することも可能になります。

    

知識社会におけるもっとも不愉快な事実

私たちが生きている「知識社会」では、言語運用能力と論理・数学的能力が高い者だけがとてつもなく有利になります。

ますます高度化する知識社会では、直感や本能だけ頼っていると、ほとんどの場合、「ぼったくられる」側に追いやられてしまうのです。

   

「日本のお笑いって変なの?」をパックンが外国人3人と激論しました

なぜ日本には政治ネタのお笑いがないのか。

「どうやって自殺したか知ってる?」「頭に3発撃った」

    

人を幸せにするものは何か?ということがハーバード大学の75年間の研究で明らかに

研究は1938年に開始されてから75年間にわたって続けられている、世界に存在する最も長期的な研究のうちの1つ。あまりに長期的なため、さまざまな研究結果が出ているのですが、この研究を30年以上指揮しているGeorge Vaillantさんが最も主張するのは、老年における幸福と健康、そして暖かな人間関係の3つの持つ強い相関関係です。

金銭は生活に必要なだけ確保されていれば、それ以上は必ずしも幸せにつながるとは限らず、むしろ、愛・思いやり・感謝・希望・信頼・寛容さなどポジティブな感情が人の幸福に効果をもたらすとされています。

IQについて言うと、IQ110~115の男性とIQ150以上の男性の間に収入の差はほどんどないとされています。

幸福とは愛です。それ以上の何物でもありません。

 

なぜ韓国の「ホワイト国除外」で"空騒ぎ"するのか

誤解だらけの「韓国に対する輸出規制発動」

いつまで続く、「無知からくる誤解の垂れ流し」

     

  

24時間風呂基板交換

コメント(0)

24hBathRepair.jpg

 

 

24時間風呂の装置にE8というエラーが出て動作が止まってしまう現象が勃発。

湯温が下がってしまうので、熱いお湯をつぎ足さなければならず、非常に面倒。

 

メーカーに連絡をすると、お盆明けまで、修理スケジュールに空きがないという。

どこから購入したのかの記録が残っていなかったので、住所から調べてくれるというわけで、返事待ち。

 

するとすぐに電話があり、翌日に修理サービスの空きがあるというので、午後に予約。

いやあ、実にラッキー!

 

過去ログを調べてみると、マイクロバブル風呂24時間風呂化したのは、2011年4月22日。 

 

0809germanium01.jpg

2014年にはゲルマニウム球を追加

 

teraStones.jpg

2016年にはテラヘルツ鉱石を追加。

 

そして2018年には、吸水部分にテラファイトを設置。

これを水道の蛇口にセットしておくと、水の電子が変化して性質が変わるという優れものだ。

  

そういえば最近は、汚れを吸着する玉が入っている、いわゆるフィルター部分は、この時のようには汚れていないのだが、予想外に綺麗な状態なのは、こうしたモディファイの効果なのだろうか?

 

というわけで、8年間故障することなく動いてくれていたのだが、サービスの方いわく、この機種は故障がほとんどないらしい。

 

当たりの機種(湯快爽快-0 LB-271-HG)だったようだ。

  

この機種は、加熱洗浄、紫外線、イオン洗浄、生物浄化と4つの機能でお湯を洗浄。

イオン洗浄は毎日3時間、自動的に作動し、その間に浴槽内のレジオネラ属菌は検出限界以下となり、有機物の分解、浴水の消臭に加え、紫外線との相乗効果により、従来の製品では不可能だったレベルの除菌効果を発揮するという。

   

サービスの方に話を伺うと、依頼があると4種類くらいの24時間風呂を修理しているという。

ジャノメは独自のサービス部隊がいるらしい。

  

microbubble24HSpa.jpg

 

本体のトップ部分にある基盤を丸ごと交換

  

24hBathRepair2.jpg

  

結局、メインの基盤を交換することになり、修理費用はコミコミで6万円台。

このあと起こりうる不具合としては、モーターやセンサーの故障くらいだという。

   

こうして考えると、マイクロバブルの発生装置(B1)は2009年設置以来10年間故障なしというのは、素晴らしい耐久性だ!

  

そして最近追加したのは、エプソムソルト(硫酸マグネシウム)。

マグネシウムを経皮吸収するため、バスタブに300グラムほどお湯に加えている。

 

エプソムソルトについては、改めてレポートする予定。

  

 

マグネシウムでパラダイムシフト

コメント(0)

magnesium2.jpg

 

  

マグネシウム・カルシウムのパラダイムシフト

 

カルシウムは骨の材料である、骨粗鬆症や骨折を防ぐためにはカルシウムをたくさん摂ったほうがいい。

というのが定説でした。

 

ところが、これによってむしろ骨の健康は低下するのです。

  
カルシウムを正しく働かせるためには、調整役であるマグネシウムの存在が不可欠です。

マグネシウム不在下でカルシウムだけ過剰に摂ると、細胞内や軟組織・血管に付着し、石灰化を起こします。

 
そして、そのことがあらゆる病気の原因となるのです。

マグネシウムが絶望的に欠乏している現代人が、カルシウムを多く摂ることは極めて危険な行為であるのです。

 
しかし、現代の栄養士はそんなこともつゆ知らず、子どもたちにカルシウムが豊富だからと、マグネシウムをほとんど含まない牛乳を強制しています。

 

こうやって、知らず知らずに病気を量産してしまっているのです。

  

マグネシウムが様々なビタミンやミネラルの吸収を高め、その働きを倍増させる。

水銀やアルミやフッ素やヒ素などのミトコンドリアにとっての有害物質を、デトックスもしてくれる。

 
病気の正体はミトコンドリアの故障です。

ミトコンドリアの故障の原因は、ビタミンやミネラルなどの必須栄養素の不足と、水銀やアルミなどの有害物質の蓄積です。

 
その両方の原因を解決するマグネシウムが、どれだけ重要かは理解できるはずです。

  

 

山田豊文所長もマグネシウムとタウリンを重視

  

20年以上にわたって南米、アフリカからモンゴル、北欧まで、世界61地域で疫学調査をしてきた家森幸男博士は「健康と長寿に最も深く関与する2大栄養素はタウリンとマグネシウムだ!」と断言されています。

そして昔の日本人が摂れていて、現代の日本人が十分に摂れていないのもマグネシウムとタウリンです。

 

ケガや病気を早く確実に治すには、細胞を修復しなければなりません。

ミトコンドリアが作るATPという生体のエネルギー通貨だけが、細胞を修復してくれます。

 

長寿を実現させるには、細胞を若返らせる必要があります。

細胞を若返らせるのも、ミトコンドリアが作るATPです。

 

ミトコンドリアが作るATPだけが、細胞を修復してケガや病気を治し、細胞を若返らせて長寿を実現するのです。

マグネシウムとタウリンが不足しているから生活習慣病や慢性疲労が蔓延します。

 

マグネシウムとタウリンを十分に与えれば、ケガや病気や疲労は治るのです。

もちろん酸素や電子やビタミンB群やビタミンCやクエン酸などもATPを作るのに必要です。

 

しかしあまり注目を浴びていないマグネシウムとタウリンは、世間的に盲点になっていて、健康のために意識して摂っている人は少ないのです。

日本の医者はマグネシウムとタウリンで病気が治るという事実を突きつけると嫌がりますが、彼らが拒否する事柄こそが、本当に病気を治すのです。

 

 

がんの正体がわかった!がんは予知・予防できる

 

ミトコンドリアがATPを十分に作っていれば健康です。

ミトコンドリアがATPを作れなくなると、pH5~6の乳酸が慢性的に蓄積していきます。

 

ATPを作る細胞が正常細胞で、乳酸を作る細胞がガン細胞です。

pH7.45の血液が正常な血液ですが、そこに大量の乳酸が流れ込むと、pH7.3未満のアシドーシスになります。

 

俗にいう乳酸アシドーシスです。

あらゆる病気の根本原因は、身体が酸性に傾くことです。

  

そのため、水分をアルカリ化ドリンクで補給することをお勧めしています。 

つまり乳酸アシドーシスこそが、ガンを含む生活習慣病の根本原因なのです。

 

1931年にノーベル生理学医学賞を受賞したDr.オットー・ハインリッヒ・ワールブルクは、低酸素濃度下の細胞内で腫瘍(癌細胞)が発達することを最初に実証しました。

酸素が不足すると、体内が酸性に傾きます。

 

Dr.ワールブックは癌細胞は嫌気的(酸素を取り込まない)であり、高酸素濃度下(アルカリ性に傾いた状態)では生き残ることができないことも発見しました。

  

pHのバランスが崩れると、細胞の活動と機能が妨げられます。

身体が酸性に偏りすぎると、癌、循環器疾患、糖尿病、骨粗しょう症、胸やけなどの重大な健康問題を引き起こすことになります。

  
長い間、身体を酸性に傾いた状態にしておくと老化を加速させます。

  

  

ガンは消える!

  

ガン・難病は以下の6項目を満たせば、消滅させることができるのです。

  

1、体温を上げる(1番良いのは遠赤ドームでガンガン温める)

2、ブドウ糖を断つ(砂糖、米、麺類、菓子類、饅頭類、ケーキ類、パン類、ぶどう、バナナ、ごぼう、レンコン、いも等々)

3、筋肉をつける(速足で歩く等、)深層筋トレーニング

4、腹式呼吸で大量の酸素を取り込む・・・フリーページ自律神経参照

5、カリウム、マグネシウム、リン、タンパク質の栄養素をガンガン摂取

6、全身の血流をアップする(血管を柔らかくする)

  

  

1・体温を上げるにはバイオマット、熱耐性ができない稀有な温熱治療器です。

筆者は毎朝起きがけに、バイオマットの温熱療法を行っています。

  

2・ブドウ糖を断つには、砂糖や炭水化物の摂取を避ける糖質制限が基本。

炭水化物の代わりに、プロテインを摂取していれば、食べたくなくなります。

  

3・筋肉をつけるには、スクワットマジックドアジム マルチエクササイズを使ったアイソメトリック運動をお勧めします。

室内で毎日できるこの組み合わせは最高です。 

 

4・酸素カプセル「溶解型酸素」で血液中の酸素を増やすことができます。

酸素カプセルの中で、バイオマットの温熱療法を行うとさらに効果的です。

 

5・経口摂取はマグネシウム+タウリンの錠剤

iHerb > KAL, Magnesium Taurate+, 400 mg, 90 Tablets

経皮摂取はエプソムソルト(硫酸マグネシウム)をバスタブに300グラム。 

 

6・全身の血流をアップするには、何といっても24時間マイクロバブル風呂です。

今も毎日利用しています。

    

  

おまけ

  

マグネシウムの力で洗濯できるアイテム

洗たくマグちゃんを半年使ってみた!効果ない?ある?

洗濯マグちゃん < アマゾン

 

 

なぜタンパク質が大事なのか?

コメント(0)

protein.jpg

  

  

藤川先生の著作「うつ消しごはん」で、タンパク質の重要性について、わかりやすく説明されています。

厚生労働省のホームページによると「日本では、100人に3.7人という割合でこれまでにうつ病を経験した人がいるという調査結果があります。

  

精神科疾患の代表だった統合失調症の患者数は平成を通じて70万人台をウロウロしています。

一方、急激に患者数を増やしているのがうつ病です。

 

1993年(平成5年)の13万3000人から、2014年(平成26年)には72万9000人と、統合失調症に迫る勢いです。

厚生労働省が3年ごとに行っている患者調査では、うつ病を含む気分障害の患者さんが近年急速に増えているとの記載があります。

  

躁うつ病を含む障害は15年間で約70万人増加

 

厚生労働省による「精神疾患の患者調査(平成26年)」では、平成26年(2014年)の総患者数は約392万4000人

外来・入院の各患者数は、外来患者数が約361万1000人、入院患者数が約31万3000人です。

  

患者数増加は外来患者に集中し、入院患者は減少傾向にあります。

重症度によるとはいえ、近年のうつ病などの精神疾患の治療は外来が中心であることがわかります。

  

ただし、実際の患者数は、外来・入院ともに上記調査結果以上に多いとも指摘されています。

その理由は、他国以上に日本では精神科や精神カウンセラーの受診を躊躇する人の割合が多いことだとされています。

 

ハリウッド映画に登場するようなカウンセラーは、皆無と言っていいでしょう。

どうも労働厚生省の数字は気に入らないので、独自に再計算してみました。 

  

1872年(明治5年)1月29日は日本初の戸籍調査が行われた日で男性が1678万人女性が1631万人。

つまり、日本の人口は約3300万人でしたが、147年後の今の日本の人口4倍近くの1億2000万人

  

2015年の地球人口は73億人。 

2100年に112億人になるとの予想。

  

世界のうつ病患者数は推計3億2200万人

と言われていますが、現実には22.6%が、何らかの「うつ」になる原因を抱えています。

 

1億2000万人の日本で、22.6%というと、2712万人

感覚的にも合う数字です。

 

  

うつ病も精神疾患

 

引きこもり型人間が、ガソリンを撒いて30人以上を殺害するという京アニ事件を筆頭に、昨今頭のおかしな人間が増えてきていることを、強く実感しています。

     

精神疾患患者のエリア別調査では、アジア・太平洋地域が世界全体の約48%

 

1位 中国 約5482万人(人口比率4%)

2位 日本 約506万人(人口比率4%)

3位 フィリピン 約330万人

  

こういう数字は、誰がいつの時点で計測するかによって、かなり変わります。

統計の数字は、鵜呑みにしない方がいいと、相場は決まっていますからね。 

   

おかしいヤツに、巻き込まれないように気をつけなければなりません。 

     

うつ病(精神疾患)を疑う兆候一覧

  

1. 悲しい、憂うつな気分、沈んだ気分

(ミトコンドリアがサボっている)

  

2. 何事にも興味がわかず、楽しくない

(ミトコンドリアがサボっている)

  

3. 疲れやすく、元気がない(だるい)

(ミトコンドリアがサボっている)

 

4. 気力、意欲、集中力の低下を自覚(おっくう)

(ミトコンドリアが極度に怠けている)

 

5. 寝つき悪く、朝早く目がさめる(自律神経の不調)

(ミトコンドリアがサボっている)

 

6. 食欲がなくなる

(たんぱく質不足>ミトコンドリアが不調になる)

 

7. 人に会いたくなくなる

(ネガなオーラでわかる)

 

8. 夕方より朝方の方が気分、体調が悪い

(脳から出ている波動はネガ)

 

9. 心配事が頭から離れず、考えが堂々めぐりする

(頭のミトコンドリアが働いていない)

 

10. 失敗や悲しみ、失望から立ち直れない(ストレスによる鬱)

(体液が酸性化しているのでアルカリドリンクで治る)

 

11. 自分を責め、自分は価値がないと感じる など(ストレスによる鬱)

(体液が酸性化しているのでアルカリドリンクで治る)

 

こうした状況では、CS60で擦れば一発だね。

でも普段からプロテイン+メガビタミンを摂取していることが大事。

   

うつ病が増加傾向にあるなら、その手前の「うつ病予備群」の人も相当数であることが予想されます。

  

ちょっとしたことで気分が悪くなり、何をするにもやる気が出なくて、イライラして周囲に当たるヤツ。

朝すっきりと目覚められない、ストレスを感じるとドカ食いしてしまう、という人。

「病気ではないかもしれないけど、だるい、おもい、つらい」という、常に低空飛行状態の方。

 

こうした方は、プロテイン+メガビタミン摂取により、根底から覆るがごとく、効くはずです。

 

    

なぜプロテインが必要なのか?

 

タンパク質は英語でProtein(プロテイン)と書きますが、ギリシャ語の「第二となるもの」に由来しています。

いってみれば、生命活動の第一人者、まずもって増やす必要がある栄養素です。
 

私たちの筋肉や骨、皮膚、臓器、髪の毛などはタンパク質からつくられています。

それだけではなく、血液、代謝酵素、消化酵素、ホルモンなどもタンパク質を原料にしています。

  

血液の中で栄養素を運んだり、体内で化学反応の触媒の役目をする代謝酵素となったり、生体のホメオスターシス(恒常性)を維持するホルモン、骨組みをつくる繊維状タンパク質になるなど、体の中できまざまな役を演じています。

基本的な生命維持に欠かすことのできないタンパク質は、心の健康にも直接的に影響しています。それは、タンパク質が神経伝達物質の原料になっていることです。

    

  

毎日分解と合成を繰り返すタンパク質

 

体の中のタンパク質は分解と合成を繰り返し、新しい細胞が古い細胞と入れ替わります。

肝臓のタンパク質は約2週間で、赤血球は120日で、筋肉のタンパク質は180日でその半分が入れ替わります。

これを半減期と呼びます。

 

この入れ替わりの過程で、体内のタンパク質が減少することは避けられません。

  

大人の場合、1日に200から300gのタンパク質が体の中で分解されます。

そのうちの50から70gを食物として摂らなければなりません。

 

それが必要なタンパク質の量ですがその人の症状や目的によってはさら多くの量が必要になります。

「タンパク質は摂りたいけど、そんなにたくさんの肉は食べられない」という人がいます。

 

実は肉が食べられなくなってしまうのも、タンパク不足に要因があります。

まず、胃や腸などの消化器そのものがタンパク質からつくられているため、材料が不足すると、本来の胃腸が健康に働かなくなります。

 

また、タンパク質が不足すると、消化酵素も不足してしまい、消化吸収能力は全般的に落ちてしまうのです。

 

タンパク不足が原因で、肉(タンパク質)が食べられない・・

それがさらなるタンパク不足を引き起こす、という悪循環に陥ってしまいます。

 

ですから、最初はプロテインなどで少量から始め、タンパク質を食べ続ければ、胃腸が整い、しっかり食べられるようになります。

 

 

動物性のタンパク質が効率的

 

タンパク質は20種類のアミノ酸が結合してできています。

アミノ酸の中には、体内で合成できないため、必ず食べ物から摂らなくてはならないものがあります。

 

これらは「必須アミノ酸」と呼ばれ、成人の場合はイソロインン、ロインン、トリプトファン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、ヒスチジン、スレオニン、バリンの9種類です(子どもはこれらにアルギニンを加えた10種類)。

 

必須アミノ酸は、9種類のうち一つでも必要量に満たないものがあると、もっとも少ないアミノ酸に準じた量しかタンパク質がつくられません。

偏って多量に摂取したアミノ酸は、すべて無駄になってしまうのです。

 

oketheory.jpg

  

このしくみは「桶の理論」として知られています。

一つの必須アミノ酸を、1枚の板に見立て、桶に例えて表したものです。

  

全てのアミノ酸が満たされると桶が高くなり、桶の中の水(=タンパク質)は満たされます。

しかし、何か一つ不足してしまうと、板の高さが1枚足りない桶のように、水(タンパク質)をためることができません。

 

タンパク質は最も必要な栄養素です。

そのためたくさん食べるためには、効率的に摂ることです。

 

「満腹になればいい」と、炭水化物などを食べていては、肝心のタンパク質を含む食品を食べられなくなってしまうのです。

無駄なものばかり食べて、大事なものを食べていないことが、質的な栄養失調の原因です。

 

タンパク質には大きく分けて、「動物性タンパク質」と「植物性タンパク質」があります。

タンパク質を効率的に摂るためには、その食品の中にどれくらいの割合でタンパク質が含まれているのかを知る必要があります。

 

その指標として使われているのが「プロテインスコア」です。

 

protainscore.jpg

  

プロテインスコアを見ると、植物性タンパクに比べて、動物性タンパクの方が圧倒的に高いことがわかります。

プロテインスコアが100を示すのは、卵とシジミのみ。

  

一方、植物性タンパク質は比較的低めです。

必要なタンパク質を摂取するためには大量に食べなくてはならないのです。

たとえば、1日に必要なタンパク質を豆腐で摂るとしたら、1食2丁×3回の量が必要になります。

 

体重50キロの人が健康維持のために必要なタンパク質は1日50gです。

筋肉トレーニングをしている人や美肌・アンチエイジングを目指す人、難病の治療であれば、1日に最低100gくらいは必要です。

 

たとえば、夕食のおかずにサンマを1尾食べたとします。

サンマー尾100〜130gですが、骨を除くと身はその半分程度でしょう。

  

サンマでタンパク質を30g摂取するためには3〜4尾食べる必要があります。

  

一方、牛肉ならすき焼きにすれば、200g食べるのは難しくないでしょう。

そうすればタンパク質を優に30g以上は摂ることができます。

 

サンマ定食でサンマを1尾食べただけでは全くタンパク質が足りないのです。

肉であれば種類も豊富で多様な食べ方や料理法がありますので、十分量食べることができます。

  

つまり、タンパク質を30g摂取するためには、肉なら200gでOKです。

ですがが、サンマなどの魚なら3〜4尾が必要となります。

 

魚を食べていてもなかなか十分量のタンパク質が摂取しにくいのです。

これは計算上の比較ですので、昼にサンマを食べて夜にすき焼きを食べればよいわけです。

 

ですから魚を食べても意味がないということではありません。

ただ、小食の方ほど、肉を食べた方が効率よくタンパク質が摂取できるのです。

 

 

肉は体に悪い?

 

残念ながら、「肉は体に悪い」と思っている方は多数いらっしゃいます。

マクロビオテック(玄米菜食主義)を続け、植物性のものが体によいと思っているという方は少なくありません。

 
日本人は穀類や野菜を中心に食べてきたため腸が長いから、肉や脂肪を摂ると体調が悪くなる。

あるいは食生活の欧米化にともない、肉や油脂を摂りすぎていることが病気の原因だ。

 

などということがまことしやかにいわれますが、これも間違いです。

 

肉は悪いという間違った健康知識を信じ、心身共に不調をきたした方は多いのです。

体と心の健康を取り戻すためには、考え方を切り替えて、まずは肉を食べることが肝心です。

 

肉はプロテインスコアが高く、人体で合成できない必須アミノ酸がバランスよく含まれているのです。

  

  

女性のうつやパニックは「鉄不足」が原因
 

鉄不足かどうかを知るためには、フェリチン値を測る必要があります。

フェリチンとは鉄と結合しているタンパク質の一つです。

体の組織の細胞質に存在していて、フェリチン値はその人が維持する鉄の量を表します。

 

血液検査のヘモグロビン値は財布のお金、フェリチン値は貯金と考えればわかりやすいでしょう。

日本女性全体のフェリチン値は低く、病院に行くほどでなくても、だるい、おもい、つらい、イライラする、頭痛がする、元気が出ないなどの不定愁訴は、鉄不足の影響が大きい場合が多いのです。

特に生理がある時期の若い女性は、毎月血液と一緒に鉄分を排出していることになるため、慢性的で深刻な鉄不足に陥っています。

 

 

欧米などの他国では鉄分補給対策が行われている

 

日本女性が鉄不足になる原因は食生活です。

土壌のミネラルが減少したため、農作物から摂れる鉄分も減少してしまいました。

 

一方、他国の女性、特に欧米の女性は日本女性のような鉄不足はありません。

欧米では、鉄分を多く含む肉を日本人の3倍ほど食べます。

 

また、欧米を中心とした50カ国以上の国では、小麦粉にあらかじめ鉄が添加されるなどの鉄補給対策がなされています。

その理由は、1940年代に鉄欠乏性貧血が多く発症し、その対応に困ったという時代があったのです。

 

この対策のおかげで、鉄不足の頻度は減少したということです。

米国、英国、カナダ、トルコ、タイ、スリランカなどの国々で、同様の鉄不足対策がとられ、メキショではトゥモロコシ粉、モロッコでは塩、フィリピンでは米、中国ではしょう油、東南アジア諸国ではナンプラーに、鉄が添加されています。

 

 

鉄不足が深刻な日本女性

 

日本女性の多くは鉄不足で、欧米諸国の女性は、鉄は満たされているその最大の要因は、日本女性と欧米女性では肉を食べる量がまったく違うということです。

そもそも欧米は日本の3倍ほど肉を食べます。

 

日本人の中でも男性は女性より肉を食べる傾向にあるので、男性の鉄不足は少ないのです。

欧米でもベジタリアンの方は鉄不足になりやすいのです。

 

鉄不足を解消するためには何と言っても「肉」です。

「野菜にもミネラルがある」「ヒジキやプルーンを食べているから大丈夫」という方もいますが、それではまったく鉄は摂れません。

 

日本人の鉄摂取量は、約60年前の1950年から、約6分の1に減少しています。

また、加工食品を食べることが増えていると思いますが、加工食品は素材の時点では含まれていたビタミンやミネラルがなくなってしまいます。

 

穀物もほとんど精製されているので、マグネシウムや亜鉛、鉄も、はぎとられてしまいます。

鉄分の豊富なレバーも食べなくなりました。

 

日本人の貴重な鉄・タンパク補給源であった鯨肉も食べられなくなりました。

肉も冷凍するとビタミンは減ってしまいます。

 

ヒジキに鉄分が多いとされたのは、昔は鉄の鍋で煮ていたからです。

「ヒジキ煮」の鉄分含有量は、9分の1まで減ったそうです。

 

南部鉄器のやかんを用いたお茶には鉄が溶け出していました。

今は鉄製品の調理器具もなくなってしまいました。

 

肉や魚の鉄は主にヘム鉄ですが、ほうれん草は非ヘム鉄です。

非ヘム鉄の吸収率はヘム鉄の10分の1と著しく低いのです。

 

ほうれん草だけで必要な鉄を摂取するためには、毎日バケツ4杯くらいの量を食べなくてはならない計算になります。

実際は吸収率も低いので、それ以上の量が必要になるでしょう。

 

ヘム鉄は、肉・魚などの動物性食品に含まれ、中でも、レバー、牛肉、カツオやマグロなどの赤身の魚などに多く含まれています。

ヘム鉄は肉・魚などの動物性食品に多いのです。

 

一方、非ヘム鉄は、ほうれん草や小松菜などの野菜、穀類、プルーンなどの果物、ヒジキなどに含まれています。

卵にはヘム鉄も非ヘム鉄も両方含まれています。

 

植物性の非ヘム鉄の吸収率は、1〜5%です。

一方、動物性のヘム鉄の吸収率は10〜20%ですので、ヘム鉄の方が吸収率は高いのです。

 

ほうれん草やプルーンなどは「鉄分が多い」といわれます。

しかし、非ヘム鉄が含まれる植物性の食品だけでは、鉄不足になってしまいます。

  

 

さまざまな鉄の働き

 

鉄不足は「貧血」ばかりが問題にされますが、鉄は「血液の赤血球の合成」という役割以外にも、大切な役割をいくつも担っています。

まず、鉄は神経伝達物質であるセロトニン、ドーパミン作成の際の補因子になります。

 

うつ病が起こる原因の一つに、神経伝達物質であるセロトニンやドーパミン、ノルアドレナリンが減少しているということが挙げられています。

これらは、モノアミン系の神経伝達物質と呼ばれており、セロトニンは心を安定させ、ノルアドレナリンはやる気をつくり、ドーパミンは快楽をつくる作用にかかわります。

 

鉄は、これらの神経伝達物質をつくる際に必要なのです。

次に、鉄は体内で発生する活性酸素を除去する役割もあります。

 

活性酸素は体の中でよい働きもありますが、増えすぎるのはよくありません。

鉄は増えすぎた活性酸素から身を守るための強力な抗酸化物質・カタラーゼという酵素の働きにも関与しています。

 

身体のエネルギーをつくるエネルギー代謝の最終段階の電子伝達系において、鉄は必須と言っていいでしょう。

こうした基本的な生命活動やエネルギー代謝に鉄は必要不可欠な成分なのです。

  

  

参考文献

藤川 徳美 (著) うつ消しごはん から一部引用しています。

 

 

がんの特効薬は発見済みだ!

コメント(0)

shutterstock_1423140395.jpg

  

  

がんの特効薬は発見済みだ! 

く著者紹介>

岡峙 公彦(おかざき きみひこ)
1933年3月23日、大阪市生。1959年、京都大学医学部卒。D∞年4月~1981年7月、同学部、ビッツパーグ大学医学部、愛知医科大学において、大学院生、大学助手、 リサーチフェロー、助教授などとして生化学的研究に従事。その間に・バン酵母における新補酵素の発見、白ネズミの肝再生端緒因子の発見、等の業績を挙げる。1981年8月以降、関西医科大学附属病院内科勤務。内科医員、医長、部長、副院長、院長などとしての民間病院勤務を経て1989年9月、京都市右京区にて内科開業し、現在に至る。

著書:「究極の難病完治法 現代医学の盲点直撃′ アレルギー疾患.リウマチ.膠原病の新治業法」(たま出版)

   

がんを「特効薬」で治すという情報は、詳細な説明が必要なものではありません。

極めて簡単で、シンプルな「お話」です。 

ですから、本書は、書籍としては常識外れに薄い本となっています。

内容が簡単であるがゆえに、逆にすぐには信じられないかもしれませんが、まずはとにかく、読んでいただき、実践していただければと思います。

  

と書かれているように、全51ページという薄い本だ。

 

私は、先に「究極の難病完治法」(たま出版)という書籍を出版しましたが、そこには、いまだ医学界では治療法が確立していないリウマチなどの膠原病、アトピー、花粉症などのアレルギー性疾患を完治させる方法が書かれています。

私自身が、それまでに六百四十五名に及ぶ患者を治療したデータに基づき、得た結論を述べたものです。

  

その治療法では、継続して治療を受けた患者は、 100パーセント完治しました。

ところが、喜び勇んで、その結果を英文にまとめ、海外の権威ある医学誌に発表を試みるのですが、なぜか、理由もわからないままボツにされるのです。

 

やがて、その原因が明確に把握できたとき、国内だけでなく、世界の医学界の裏の事情を知ることになりました。

仕方なく、医学誌への発表を断念して、薬学界で権威ある「応用薬理」に論文を投稿し、みごと採用されましたが、残念ながら、医学界に広く周知させることはできませんでした。 

そこで、思案の結果、書籍にして世に問うたのです。

 

 

と文中で説明されている。

ではどういうメカニズムでがん細胞の発生を抑制するのだろうか?

 

 

がん細胞「発生と抑制」のメカニズム

 

がん遺伝子は、すべての正常細胞の核内遺伝子に潜んでいます。

通常の場合は、ヒストンなどのタンパクによつて強い抑制を受け、静かにしていますが、何らかの原因で抑制が除かれると、がん遺伝子が活動し始め、発がんすると考えられています。

 

この発がんのプロセスを進める酵素がありますが、それをチロシン・キナーゼと呼びます。

少し専門的ですが、チロシンは芳香族アミノ酸の一種で、ベンゼン核にアラニンと水酸基とが対角位置に付いた構造をしています。

 

キナーゼはリン酸基を付加する酵素です。

一方、ベンズアルデヒドもベンゼン核にアルデヒド基が付く構造を持っており、チロシンと似た構造であるため、酵素の基質受容体がチロシンと誤認してベンズアルデヒドを受容するので、本来の基質であるチロシンが基質受容体に付着できなくなり、酵素活性が低下し、ひいては発がんのプロセスが停止します。

 

これが、ベンズアルデヒドのがん特効薬としての作用メカニズムです。

そして、ベンズアルデヒド誘導体の中でもパラヒドロキシベンズアルデヒドは、アルデヒド基と対角位置に水酸基があるから、よリチロシンに似ており、より強くチロシン・キナーゼを阻害し、より強い制がん作用を発揮するのだと思われます。

 

 

肝心の部分は、5章の「特効薬の中味と信頼性」で以下のように書かれている。

  

 

処方箋

 

ビオタミンまたはビオトーワの一日一錠の内服を三週間続け、四週目ごとに四〜五割増量して、最終一日につき、三十錠を服用すると、軽度の進行がんも治療可能です。

一日一錠から始めるのは、徐々に身体をクスリに慣らさないと、がん組織から出血するからです。

 

発がん予防目的で服用する場合は、十日に一回十錠を服むのが賢明です。

平均すれば一日一錠ですが、十日間隔に十錠服めば、出かけたがんの芽を完全に消滅させられるから、より完全に予防できるのです。

 

パラヒドロキシベンズアルデヒドは、水溶性(1グラムが200ミリリットルの水に可溶)で、より強力な制がん作用があります。

唯一の難点は、水溶液の味の悪さです。

 

澱粉で五倍散か十倍散にすれば、ずっと服用しやすくなります。

1日2.5ミリグラムを三週間続け、四週目ごとに四割増量し、最終1日15グラムを続用すれば、極端な末期がん以外は、生還可能です。

  

どのくらいの期間、服み続ける必要があるかについては、症状によって異なりますが、最長でも200曰くらいと考えてよいでしょう。

   

というわけで、東和製薬:ビオトーワ、三共製薬:ビオタミンを調べてみると・・

  

販売名変更のお知らせ(平成 25 年 12 月収載品)

ベンフォチアミン錠 25mg「トーワ」(PTP100 錠) 〔旧販売名:ビオトーワ錠 25mg〕と名称が変更になっている。

 

ビオタミンはベンフォチアミンという名称で販売されている。

iHerb ベンフォチアミンで探すと・・

   

Doctor's Best, Benfotiamine with BenfoPure, 300 mg, 60 Veggie Caps 13ドル64セント

Source Naturals, Benfotiamine, 150 mg, 60 Tablets

  

本によると・・

1日25ミリグラムを3週間続ける

4週目ごとに4割増量。

最終1日15グラムを続用すれば、極端な末期がん以外は、生還可能。

となっているが・・ 

  

 

藤川先生は、ベンフォチアミン(患者用説明書)をガンの人は2-5錠。

と書かれている。

通常のB50に含まれているビタミンB1は数時間しか効果が持続しない。

だが、ベンフォチアミンは、1日1回飲めば24時間以上効果が持続する。

   

本に書かれているように、最終的に1日15グラムが必要になるのなら、BenfoPure, 300 mg錠なら一日50錠が必要。

まさにメガビタミン。

    

       

がんの特効薬はなぜ世に出ない? 

さて、問題はこのような癌治療上の大発見が、東風氏によって米国国立スローンケタリンク癌研究所の機関誌という国際的に権威ある学術誌に掲載されたのだが、普通なら数多くの追治験が実施され、報告されるであろうに、なぜか皆無なのだそうだ。

岡崎氏もこれを追認した研究発表を出したそうだが、どこの学術雑誌も掲載拒否になったという。

この特効薬が本当に有効かどうかは、誰か研究者が追治験するのが普通なのだが、いっさいなされていない。

どうやら丸山ワクチンと同様の仕打ちを被ったらしい。

 

 

ネットで見つけた、ある実験結果。↓ 

ベンズアルデヒド誘導体単独, および放射線との併用治療実験 

薬理作用上、投与量は10~50mg/kg間に最適濃度があり, 投与後30分でほぼ血漿および血球濃度がpeakとなり, 投与後2時間で最高の1/5~1/3と なる薬剤だ。

体重60キロなら600-3000mg を摂取することになる。

0.6グラムから3グラムなので、BenfoPure, 300 mg錠なら2錠から10錠を摂取すればいいことになる。

 

 

earlytime.jpg

腫瘍のサイズが小さい早期に投与した方が、効果は高いようだ。

 

late.jpg

晩期に投与すると効果が見られない

どちらにしても複数の療法と組み合わた方がいいだろう。

 

アマゾンで、この本のレビューを読むと・・

がんの特効薬は発見済みだ! でのレビューを下記に引用

  
5つ星のうち2.0ベンズアルデヒド療法開発の東風睦之博士は旧約聖書からヒントを得てガン撲滅効果を発見!

本書は論文として最低だがこの療法を知らしめた。レビューが参考になるね!

 

2015年10月25日

形式: 単行本Amazonで購入

 

ネットで話題になっている岡崎公彦著「癌の特効薬は発見済みだ」を知って注文したが、大きい字のわずか55ページで、下記のことが記載されているだけの定価1000円もする本なのでびっくりした。これでは購読者は不満が大きい。

本書には「癌遺伝子はすべての正常細胞の核内遺伝子に潜んでいます。

  

通常、ヒストンなどの蛋白質により強い抑制を受け静かにしているが、何らかの原因で抑制が除かれると、癌遺伝子が活動し始め、発癌すると考えられている。

チロシン・キナーゼが発癌プロセスを進行させる。ベンズアルデヒドもベンゼン核にアルデヒド基がつく構造を持っており、チロシンと似た構造であるため、酵素の基質受容体がチロシンと誤認してベンズアルデヒドを受容するので、本来の基質であるチロシンが基質受容体に付着できなくなり、酵素活性が低下し、ひいては発癌プロセスが低下する。これがベンズアルデヒドの癌特効薬としての作用メカニズムです。

  

なかでもパラヒドロキシベンズアルデヒドは、よりチロシンに似ており、より強くチロシン・キナーゼを阻害し、より強い制癌作用を発揮する。

癌治療に有効なベンズアルデヒドは、少量ではあるものの、生アーモンドに含まれている。

 

毎日、30-50個の生アーモンドを食べれば、初期の癌は治ります。

エドガーケーシも毎日生のアーモンドを2,3個食べる人は癌の心配をしなくてもよいと言っていた。

 

東和製薬:ビオトーワ、三共製薬:ビオタミンも制癌作用を発揮する」とあるだけである。

 

このレビューを見ると、著者の岡崎公彦氏の来院対応が悪いようだが、本書にあるように、ベンズアルデヒド療法を開発した東風睦之博士の一条会病院に2ヶ月勤務医として治療参加しただけの岡崎公彦氏であり、自分で研究開発した治療方法ではないので、治験経験が少ないためにいろいろなケースに自信を持って対応できないことが原因と思われる。

岡崎公彦氏は本書によって東風睦之博士が開発したベンズアルデヒド療法を広く知らしめた功績はあるが、この療法を汚さないために、謙虚に東風睦之博士とコンタクトを取ってさらにノウハウを教えてもらい、藁をもつかむ思いで遠くから来院する患者にもっと親切丁寧に対応してもらいたい。

 

ところでベンズアルデヒド療法開発の東風睦之博士は、ほぼ2年半にわたる臨床成績をまとめた論文を、米国立がん研究所が全世界の医師、研究者向けに出している「キャンサー・トリートメント・リポーツ」誌に掲載している。

従って、そもそも、このような本を出版する資格は東風睦之博士にあるはずなのに、岡崎公彦氏が出版したのは越権行為で権利侵害・名誉毀損ではないかと思われる。そして本来ならば、少なくとも岡崎公彦氏は東風睦之博士と共同出版すべきであったと思われる。

 

しかし、東風睦之博士が本書について岡崎公彦氏にクレームしないならば、この療法も旧約聖書からのヒントなので敬虔なクリスチャンらしく、寛容な大人の態度なのかもしれないね。

しかしながら、岡崎公彦氏はベンズアルデヒド特許出願しているが、東風睦之博士の権利侵害・名誉毀損にならないのか、また、信義上の問題にならないのか疑問である。

 

特願平9-227449  発明者;岡崎公彦
出願日;平成9年(1997)8月8日 
目的;強力な悪性腫瘍治療効果を有し、副作用なく、躊躇なく使用できるガン特効薬を提供する。
構成;この薬は、p-ヒドロキシベンズアルデヒドを有効成分として含有する。

 

ところで、ネット検索するといろいろと興味深い記事がでてきたので参考に提示するが、小生のネット調査した結論として、ベンズアルデヒド(ビタミン17)を含む杏・びわ食用、びわ種・びわ葉療法のガン撲滅効果が高いではないかと思われる。

つまり、杏・びわ、びわ種・びわ葉に含有するベンズアルデヒド(ビタミン17)のガン細胞破壊作用に加えて、その他の成分のクエン酸、リンゴ酸、酒石鹸などの有機酸等により、あらゆる病気の原因となる汚れて酸性化した血液を弱アルカリ性の血液に浄化する働きで、身体の健康な細胞に対しても強い抵抗力を与え活性化する作用があるので、漢方薬のような総合力でガン撲滅効果が高まるのではないかと思われる。

 

従って、毎日5000個以上もガン細胞発生しているガン予防対策としては、総合的な免疫力を高める為にも、サプリメントとしての東和製薬ビオトーワ、三共製薬ビオタミン服用するよりも、杏・びわ食用、びわ種・びわ葉療法がよいのかもしれない。

それで、簡単便利なので、小生は半年前から「びわの葉茶」を飲用している。

 

尚、現在ガンを患っている方は、ベンズアルデヒド療法を開発した本家本元の東風睦之博士(千葉県市川市にある一条会病院長)に直接相談した方がよいと思います。

そして、高濃度ビタミンC点滴法、H2O2(過酸化水素)点適法、温熱療法(ガン細胞は39 ℃以上で死滅)などに相談された方がよいと思います。

  

<ネット情報>

 
▼杏(あんず)をよく食べるインディアンはガンに罹らない。

▼ベンズアルデヒドから水素原子が一個欠落した状態のものが「ビオタミン」もしくは「ビオトーワ」という安価な薬(というかサプリメントに近い。栄養ドリンクに入っているビタミンB1誘導体)に入っており、これを最初一日1錠の内服を3週間続ける。

 

▼かつて、俳優のユル・ブリンナーが肺がんの治療のため西ドイツで受けた特別治療の内容は、アーモンド、アンズの種などから抽出した「レトリール」という成分を内服、または注射する療法だったらしい。

一定の効果があったようだ。米国では30年も前からとかく評判になっている。レトリールの実体は、アンズの種の核(杏仁)をすりつぶして抽出したアミグダリンという物質。アミグダリンはシアン化配糖体で、分解するとシアン(青酸)とローグルコース(糖分)ベンズアルデヒドになる。

 

これはアンズのほか、梅、桃、リンゴなどバラ科の食物に含まれ、ベンズアルデヒドはそうした果実が放つ芳香の成分。

 
▼毎日新聞経済部の記者だった小泉貞彦氏が書かれた「第三の制がん剤・ベンズアルデヒド」(かや書房)という本に東風睦之博士のことが触れられているらしい。

 
▼メルマガ「伝道研究」より
(旧約聖書からヒント)

日本では千葉県市川市にある一条会病院の東風睦之院長がこのベンズアルデヒド療法を手がけているが、私は6年ほど前、ほぼ半日にわたって、そこに至った経過や実績について聞いた。

そこで、まず旧約聖書の記述にヒントを得たことと、薬を長期投与しても副作用や耐性がみられない点に興味を抱いた。

 

クリスチャンでもある東風氏は旧約聖書の「列王の書下」を読んでいて、ヒゼキア(ユダヤの王)が死の床につき、神に祈り、病める腫物の上に「干しいちじくのかたまりをのでよ」という教えによってよみがえり、その後15年生き長らえた、とあったのにハッとした。

死ぬほどの腫物ならがんに違いない。

そのがんにイチジクが効くことを、この聖書は示しているのではないか。

  

 
イチジクの実から抽出

 

それから東風氏はイチジクの実をしぼった液をネズミに注射するなどの実験をくり返し、有効であるという確信を得て、昭和40年からイチジク溶液から抽出した揮発油成分をがん患者に注射する治療を続け、一定の効果をおさめた。

そこで50年から理化学研究所と共同で、その有効な物質は何かと研究、その正体の一つがベンズアルデヒドであることを突きとめた。

 

かつてレトリールについて否定的な報告書を出した米国立がん研究所は、昨年10月、東風氏のほぼ2年半にわたる臨床成績をまとめた論文を、同研究所が全世界の医師、研究者向けに出している「キャンサー・トリートメント・リポーツ」誌に掲載することを決定した。

いまのがんの特効薬の発見に多くの研究者がとりかかりながら、いまひとつ壁を乗り越えられないでいる。

 

見方を変えて聖書の時代から結果として実効をあげているものを、一概に非科学的と捨てずに科学の光で検証してみてはどうか。

自然の摂理に沿った発見には自然が内包した療法があるのかもしれない。(経済部 小泉貞彦)

 

 
▼びわの効用 

[・・・] 引用:「たま出版」現代に甦る仏教医学Ⅱ食餌療法 著者:島田修氏

 

(1)びわ種療法

アミグダリンが豊富に含まれるびわの種。ビワ療法というとビワ葉が多くもてはやされて、種の方がすっかり脇役に回っているようですが、実は種の利用価値はビワ葉よりも遙かに多く多岐にわたっています。

びわの種はガンだけでなくぜんそく、肝硬変、糖尿病など慢性の難病にも薬効があります。

 

摂取の仕方としてはそのまま食しますが、乾燥種のままだとかなり堅いので、保温ポットなどで一昼夜蒸して柔らかくしたものを1日に3~10個を目安に食べます、また、砕いて粉末にして飲んでもよいでしょう。

びわ種は季節の一時期にしか入手できません。

 

(2)びわ葉の有効成分を科学する

 

びわは、バラ科に属する植物で『最新和漢用植物』によると、ビワの葉の成分は、ブドウ糖、ショ糖、果糖、マルトース、でんぷん、デキストリン、酒石鹸、クエン酸、リンゴ酸、アミグダリン、タンニン酸となっており、文献によっては、去痰作用のあるサポニンも含まれていると記されているものもあります。

これらの成分の中で特に有効なものは、アミグダリンをはじめとするクエン酸、リンゴ酸、酒石鹸などの有機酸です。有機酸はタンパク質を消化するために欠かせない成分です。

 

今から、五十年ほど前、大阪大学の安田寛之博士は、家兎を使った次のような実験を行いました。

その実験とは、ビワの生葉75gを金属性の円筒の中で加熱し、円筒の先から出る熱せられたビワの葉の成分を含んだ蒸気を、家兎の腹部に約9センチのところから吹きつけるというものでした。

 

この実験の結果、濁った血液がわずか5分でアルカロージス(弱アルカリ体質)に変わり、骨組織も体内臓器も健康になり、体重が増えることがわかりました。

まさにこの方法はビワの葉の温圧効果であるといえます。

 

ビワの葉が持つ成分の特殊作用と、生体を加熱することの有効作用の為なのです。

そして、もうひとつ注目すべきなのがアミグダリン。

 

これこそ、ガンに画期的な効果をもたらす物質と言われるビタミンB17のことです。

アメリカの生化学博士エルネスト・T・クレブスⅡ世は、「ガンの原因はビタミンB17の欠乏症にある。

 

腫瘍はその防御反応があらわれるためである」として、ビタミンB17を用いたガン治療を提唱しました。

また、アメリカのガン治療の専門医ジョン・A・リチャードソン博士は、「ビタミンB17はすべてのガンに100%近い制御率を示した」として、250例中、248例に効果があった臨床報告を発表、医学界だけでなく一般の人達にも大きな衝撃を与えました。

 

(3)ビタミンB17はガン細胞を撃退する

 

アミグダリン、つまりビタミンB17は、体の中でガン細胞だけを選んで破壊するところが特徴です。

ガンにはまだ、不明な点は多くありますが、体外から異物が侵入して発病するものでは無いという見解が多勢をしめ、体が何らかの原因で正常に働かず、代謝異常をきたしたときに細胞の不満分子が「反乱」を起こすのではないかと考えられています。

 

体が正常な代謝を行わなくなると、免疫力や抵抗力が衰え、ガンだけでなく心臓病、糖尿病、膠原病などの成人病や慢性病が発症してしまいます。このような体内のトラブルに必要なのがアミグダリン、つまりビタミンB17なのです。

ビタミンB17は杏の種に多く含まれていますが、その他に多量に含まれているのがビワの葉と種です。

 

また、ビタミンB17には、前述の家兎の実験で述べたように、あらゆる病気の原因となる汚れて酸性化した血液を弱アルカリ性の血液に浄化する働きがあることも証明されています。

つまり、ビワの葉の成分を皮膚を通して体内に入れてやると、驚異的な効果をもたらしてくれるのです。

 

ビタミンB17を化学分析してみると、その中に微量のシアン化合物(青酸配糖体)とベンツアルデヒドという猛毒物質が含まれています。

このベンツアルデヒドはガン細胞の周辺で拡散して酸化し、無害な安息香酸に変化します。

 

安息香酸は鎮痛効果があり、末期ガンに伴う激痛を抑制する効果があります。

このように、ビタミンB17は、ガン細胞を破壊する作用に加えて、私たちの体の健康な細胞に対しても強い抵抗力を与え、活性化する作用があることが認められています。

 

(4)びわが含むアミグダリンの「有効成分」のガン撲滅効果

 

アミグダリンは微量の青酸を含む糖質から成っているので「アミグダリン青酸配糖体」と呼ばれます。

青酸というと「猛毒」と思われがちですが、ビワの葉のアミグダリン青酸配糖体は不活性の安定した物質で、青酸だけが遊離した状態で存在しているわけではありません。

 
アミグダリンは体内に入ると、特にガン細胞が多量に放出するベータブルコシダーゼという特殊な酵素で加水分解され、青酸とベンツアルデヒドという物質を発生します。

この二つの物質は単独だと毒性の強い物質ですが、その後の段階で、生体にとって保護的に働く別の酵素ローダネーゼ(ガン細胞以外の体内のいたるところに多量に含まれる保護酵素)によって、シアン化合物は安息香酸に、ベンツアルデヒドはチオシアネートという安全無害な物質に変わることが実証されています。

 
アミグダリンは、正常細胞にとっては有益に作用しますが、ガン細胞の周囲ではベータグルコシターゼ酵素の作用で、青酸とベンツアルデヒドとに分解され、強烈な複合毒素となってガン細胞だけを選んで攻撃して撲滅させてしまいます。

 
このようにアミグダリンは、健康な細胞に対しては必要な栄養素となり、正常な代謝活動を向上させ、ガンの発育を間接的に抑制させる働きを持っています。それと、ベンツアルデヒドが無害物質に中和するとき、モルヒネ以上にガンの痛みを和らげる力も持っています。

 

<参考>

 
ビワヨウ【枇杷葉】

 
▼主成分 : アミグダリン(アミグダリン青酸配糖体は別名ビタミンB17、肝臓や腎臓の調子を整え、解毒促進)・ペクチン・トリテルペノイド・ウルソール酸・マスリン・メチルマスリネート・ユウスカピン酸・ビタミン類・葉酸・ブドウ糖、ショ糖、果糖・デキストリン・酒石酸・タンニン・オレアソール酸・サポニン・サポニン・ビタミンB1・クエン酸

 
▼効果/効能 ; 強壮、疲労回復、下痢止め、湿疹、あせも、咳止め、健胃、制ガン作用

 
▼備考 ; アミグダリンはアメリカをはじめ20カ国以上でガン治療薬として使われている。

 

 
レートリル療法

 

アミグダリンは、ガン細胞に出会うと活発に分解して青酸とベンツアルデヒドになる。

青酸だけではガン細胞を1%しか殺せない。

 

また、ベンツアルデヒドだけでは20%しか殺せない。

ところが2つの物質が組み合わさると、ガン細胞を全滅させることが確認されている。

 

一方、ガン細胞以外の正常な細胞に対しては、コーダネーゼという保護酵素が両物質を中和して、人体に無害で有益な物質に変えてしまう。

  

びわ茶(びわの葉茶) 

▼効果・効能・予防 : ガンの予防(アミグダリンが体内で分解されガン細胞を攻撃する)・強壮・疲労回復・食欲増進・下痢止め・湿疹・あせも・咳止め・ぜんそく・健胃・むくみ・利尿・暑気あたり・夏バテ・食中毒の予防・肩こり改善・腰痛改善・糖尿病・アトピー性皮膚炎の予防・新陳代謝/美肌効果/美髪効果(アミグダリンの解毒作用で新陳代謝が促進される)・ダイエット効果(利尿作用でむくみをとる)

     

レビューとして異例の長文を書かれているが・・  

結局、先日ご紹介したビワの種を食べると癌が治る?!と内容はほぼ一致している。

なるほど。

  

  

 

 

CS60で脳梗塞の後遺症が改善

コメント(0)

stroke.jpg

 

  

先日、右半身が不自由な69歳男性が、娘さんに連れられて、来院されました。

脳梗塞の後遺症によって、右半身が硬直気味で、特に手の指などは曲がって固まったままの状態でした。

  

リハビリのための入院計画書を見せて頂きましたが、筋肉が固まり、リハビリが無理な状態のため、思いあぐねて、訪ねてこられました。

  

hospitalRecord.jpg   

左大脳・脳梗塞の後遺症・左頚動脈ステント留置術後(平成30年10月3日:発症)

右上下肢の脱力・麻痺症状、筋力耐久性低下、ろれつ不良・構音障害、昧下障害、日常生活動作障害

日常生活において一部介助が必要な状態。

      

<脳梗塞、脳出血>脳梗塞、脳出血は突然発症し、数分から数時間で急速に症状が進みます。

脳梗塞の「梗塞」 とは、「ものが詰まり流れが通じなくなる」という意味で、脳梗塞では血栓と呼ばれる血の固まりが血管をふさいでしまい、そこから先へ血液が流れなくなってしまうのです。

すると詰まってしまった先の細胞や組織は、酸素や栄養を運べず、壊死(部分的に死んでしまうこと)してしまいます。

当然脳は大きなダメージを受けることになります。

 

  

施術に対する反応

 

足から施術を始めると、全身がバラバラに痙攣を起こしはじめました。

今までに体験したことのない反応です。

 

とっさに、とにかく悪い電子を速効で抜くことだと考え、早巻きで全身を擦り、悪い電子をできるだけ早く引き抜くようにしたのです。

すると痙攣は、徐々に収まり、最後には痙攣するのが右の腕だけと言う状態にまで変化したのです。

   

そして、施術が終わるころには、右腕を擦っても全く痙攣しなくなりました。

頭部と腹部は少し時間を掛け、最後に右手をしっかりと施術して終了。

   

とにかく、終わったあとの、お顔の相が全く変わり、柔らかい表情に激変したのを見て、これは良くなる!

と確信しました。

それくらい変わったのです。

   

施術前は、口の半分が動かしずらいためでしょうか、言葉が不明瞭で、娘さんに要所を補足していただきながらの会話でした。

一方、施術後には、言葉がハッキリと聞き取れるようになっていました。

 

これには、ご本人も含め、全員が驚きました。

ご本人も、ラクに喋ることができるからでしょうか、一生懸命喋ろうとされていました。

  

とても良い兆候です。

   

筆者にとって脳梗塞で後遺症をお持ちの方は初めてでしたので、貴重な体験となりました。

ご本人はもちろん、娘さんにとっても予想外の展開の連続でした。

 

圧倒的な改善の度合いを目の当たりにして、全員が驚いた次第です。

  

帰宅後、娘さんから連絡をいただきました。 

  

馬渕先生 

  

こんばんは。

本日は長時間の父の治療に、様々なためになるお話をありがとうございました!

 
帰宅して今、悪玉電子を抜いて頂いた父は、去年秋の脳梗塞発症以来初めて身体が芯からリラックスできている様子で、私も嬉しい限りです(キラキラ)

そして、これまで先生が切磋琢磨しながら調べた体質改善の情報を惜しげもなくお送りくださって、重ねてありがとうございます。

 

今の日本は、普通に生活しているだで日々病気が作り出されるような環境なのですね...

 
水道水やフッ素、砂糖等が身体に良くないというのは、かねてより何となく意識の片隅にはありましたが、ここまで人体への影響を考えない(いや、むしろ考えて為されていること?)内容を具体的に教えてもらった今は、家族と私自身のためにも改善策を講じないわけにはいきませんね。

 

プロテインが体力気力の素として有用なタンパク源であるとのお話も目から鱗でした。

父も興味津々ですので、おサイフと相談しながら教えて頂いたアイテムを試していくことにします(キラキラ)

 

そして、親切、明るく朗らか、素直、謙虚、感謝の言葉を、今夜から素直に始めます!

今日は何より、先生とCS60との出会いに感謝です(キラキラ)

 

次回の受診もどうぞよろしくお願い致します。

先生のお父様も、ますます体調が良くなられますように(キラキラ)

 
失礼致します。

  

というわけで、施術中に私ならこうするだろうという仮定のうえで、様々なことをお話ししました。

  

   

水は大事

 

大事なことは体の大部分を構成する体液を、日常的にアルカリ化しておくことです。

  

市販のアルカリ化ドリンク - ダイアモンドライフ神戸

Amazon | 【ケース販売】明治 ヴァームウォーター グレープフルーツ 500mL×24本

VAAM(ヴァーム) | 栄養ドリンク・エナジードリンク

 
これだと1日1.5リッターなら約1週間持ちます。

24本で2580円ですから1か月1万円少しのコストがかかります。

ですが、これをベースにすると、とてもいい味のドリンクになり、とにかくおいしいです。

  

グレープフルーツとクリアアップルの味が選択できます。

甘味料のスクラロース、ステビアが微量入っていますが、砂糖が入っているより何万倍もいいですからね。

 

クエン酸+重曹というシンプルな成分のものは、販売するためには味付けが重要な要素となるので、どうしてもこういうものになります。

   

安く上げるには、水をベースにして体液をアルカリ化するドリンクを作ります。

使う水は、塩素を除去できるフィルターをつけて、浄水してください。

     

 

水道水の塩素は毒

  

水道水の危険性 【 水道水には、放射能・塩素・アルミニウム・赤錆 などの 有害物質、トリハロメタン・メチレンジアニリン という 発癌性物質 が含まれており、危険です!】 : 癌と食養 ☆★☆ 自然療法による癌治療 ~ Cancer Therapies by Naturopathy -

   

戦後GHQが水道水に入れるよう指示したと言われている「塩素」。

猛烈な殺菌力を持った毒物です。

 

各家庭の蛇口で1リットル当たり0.1mg以上の濃度を保つように法律で規定されています。

上限の規定はありません(笑)

 

塩素はわずか0.1ppmで大半の菌を殺すことができるそうで、そのような殺菌力の強い物質が諸外国の5~15倍の濃度で含まれているそうです。

当然ですが金魚を水道水に入れると死にます。

 

塩素は強い毒性を持つ為、人類初の本格的な化学兵器としても使われた歴史があります。

 

この世に存在する安定した原子約百種類のうち、電子を奪いやすい原子は何でしょう?

 
第一位 フッ素
第二位 酸素
第三位 塩素

 

動物も植物も、電子を奪われれば病気になります。

日本では、人間も犬も猫もガンが多いのは事実です。

 

電子泥棒に、電子を奪われまくったままいいのでしょうか?

何か対策を講じるべきです。

 

日本の水道水には、高濃度の塩素が仕込まれています。

戦後にGHQに命令されて高濃度の塩素を入れるようになり、それが70年以上経ってもそのままにされています。

 
塩素入りの水を飲み、料理をし、塩素入りの風呂に入り、シャワーを浴びる。

塩素を熱すると、トリハロメタンという発癌性のある毒ガスが発生すると分かっていても、誰も塩素を入れるのを止めようと言い出しません。

 

まるで病人を増やしたいかのようです。

高濃度の塩素を入れるようになってから、ガンやアトピーが急増したというのに。

 
シャワートイレが普及するようになってから、日本では痔になる人が増えました。

シャワートイレは常にお湯の状態でタンクにためてあるので、トリハロメタンが発生しやすいのに。

 
塩素によってガンやアトピーや痔の患者が急増しても、その事実に触れる事はタブーとなっています。

日本という国は、まるで病人を増やしたがっているかのように思うのは私だけでしょうか。

   

   

浄水器追加 - Coolに過ごそう

うちはこれを使っています。

水にまつわる都市伝説

 

さらに水にこだわるなら・・

  

ヒルナンデスの電子化粧水よりサイクルイオンの電子水がお得: ガンの特効薬はミトコンドリア賦活剤

ただ値段が・・

 

テラファイト - Coolに過ごそう

うちではこれを使っています。

テラファイトを通した水に触れるだけでシューマン共鳴が起こります。

  

たとえばペットボトルの飲み水は、ボトルをテラファイトで数回さするだけで瞬時に変化します。

 

この手軽さがナイス。

水は瞬時に規則化され、活性化することで振動数が上がり、通常の水とは異なるものに変化します。

   

  

栄養失調を避ける

 

水で体液がアルカリ化されたら、次は栄養補給です。

 

栄養失調が諸悪の根源?!で書きましたが、今の日本は栄養失調の人だらけ、と言うと驚かれるかも知れません。   

自分はバランスの良い食事をしていると考えている人は、すべてタンパク質が不足しています。

 

プロテインパウダーでタンパク質を補給すると、食事の内容を格段にグレードアップさせることができます。

      

ところで先生、昨日教えて頂いた「電子を奪う三大原子」の第2位に酸素が入っているのが意外でした(驚)

二酸化炭素ならともかく、酸素はまず人間の呼吸に必要で、身体に良いことのみと思っていましたので。

 
根拠は、これまで巷から見聞きして来たいい加減な素人知識ですが。

グーミンとは上手いこと言うなぁと思うと同時に、飲み水を湯冷ましで済ませて父にも飲ませ続けて来たグーミンな自分を顧みると凹みます。

  

ウォーキングから戻った父に上記の酸素の話をしましたら・・

確かに酸素は必要だけど、酸化もするからねぇ。

鉄が錆びるのも酸化だから。と言ってます。

    

酸素は、呼吸を通じて私たちが生きていくうえで欠かせないものですが、酸素を呼吸することで活性酸素が発生します。

そしてこの活性酸素は、さまざまな老化現象や病気を引き起こす引き金になります。

   

人間は1時間に15リットルほどの酸素を呼吸しています。

人間の生命を保つエネルギーは細胞内のミトコンドリアによる栄養素と酸素の反応によってつくられています。

  

ミトコンドリア内では、酸素による栄養素の酸化反応の副反応として、1時間に呼吸した酸素の約2%(0、3リットル、約0.2グラムのスーパーオキシドァニオンラジカルや過酸化水素などの反応性の高い活性酸素が生成されます。

体内で生じる活性酸素はすべての細胞内のミトコンドリアでつくられていますが、これが細胞膜やDNAなどの生体分子を傷つける老化の原因物質なのです。

 

ですが、巧く使えば、ミトコンドリアから発生する活性酸素で、ガン細胞にダメージを与えることができます。

そして、ガン細胞自体をアポトーシス(細胞死)させることができるのです。

    

つまりCS60で癌の場所を擦り、ミトコンドリアを元気にすると、ガン細胞自体をアポトーシス(細胞死)させることができるのです

   

活性酸素とは「他の物質を酸化させる力が非常に強い酸素」です。

活性酸素は殺菌力が強いので、体内では細菌やウイルスを撃退する働きがあります。

  
しかし増えすぎると、正常な細胞や遺伝子まで攻撃して酸化させてしまうのです。

体内の細胞が酸化すると、その細胞は本来の働きができなくなります。

  

その結果、老化やいろいろな病気を引き起こすのです。

シミ・シワなどはもちろん、ガン・動脈硬化・糖尿病・白内障といった大変な病気の引き金にもなるといわれています。

   

<活性酸素が関与する主な疾患>

動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、がん、糖尿病、胃潰瘍、肺炎、脳血管性痴呆症、アルツハイマー型痴呆症、アトピー性皮膚炎、関節リウマチ、白内障、未熟児網膜症  

 

   

ミトコンドリアを増やすには?であまり費用をかけず、手軽に毎日できる方法で、ミトコンドリアを増やす方法を説明しています。

病気の予防や、エイジングケアに、ぜひ活用してください。

   

  

CS60とプラセボ・プラシーボ効果

コメント(0)

shutterstock_283138949.jpg

 

  

「プラセボ」と「プラシーボ」の正しい読み方について(表記・呼称ゆれ)

   

アメリカに10年住んでいた影響でしょうか「プラシーボ」が自然に思えます。

    

「Placebo」を語源に基づきラテン語風に読むと「プラケーボ」。

これは俺的に違和感あり・・(笑)

   

口でしゃべるときは「ぎやく」なら、問題はありませんが、必ずそれ何?ってなります。

なので、使いやすさと通用する可能性の高さ度で言えばやはり、プラシーボに座布団2枚となりがちです。

  

医療におけるだまし -だますことで生命を救う-・47分動画・東京大学公開講座「だます」

その語源、漢字文化圏での類似の 用語、臨床試験でのプラセボの作成法、臨床試験と診療での使われ方の違い、倫理との関係など、 プラセボの多義的性格を探ります。

   

Placeboは日本では一般に「偽薬」と訳されます。

もともとラテン語訳の聖書にでてくることば で「喜ばせる」というポジティブな意味を持ちます。

  

どうして日本では「プラセボに過ぎない」というようなネガティブ方向へ、使われることが多いのか?

   

筆者は、人(自分)を用いた科学的実験としてポジティブな使い方の実験を実施中です。

なぜかというと、CS60で頭を擦っていると、頭の中のミトコンドリアがものすごく元気になってゆきます。   

 

なので、CS60で擦ってもらいながら、問題のところで起こっている現象をイメージすると、改善される度合いは大幅に上昇します。

そういえば、擦されるとエンドルフィンが分泌され、脳波はα波へと変化すると、最近のニュースレターで明らかにされていましたね。

     

専用器具で擦るという方法で、プラシーボ力を鍛えれば、イメージする現象は、ポジティブなものだけに、ならざるをえないはず。

  

基本的施術は50分で1コースですが、ゴッド西村先生は、30分あれば大丈夫だそうです。

うちはお互いを毎日やっていますが、カミさんの場合は10分と見て、塩梅を指示しています。

    

すると、上手になってゆき具合が違ってきます。 

   

じゃあ1週間に一度50分やってもらうのと、10分を週5回やってもらうのとでは、どちらを選びますか?

と尋ねられ、明快に即答できる人はどれくらい、いらっしゃるでしょうか?

 

       

Q&A特集

    

 

ポイント

 

擦ってもらっている方も、わかるわけですから、どこを一番擦ってほしいのかを伝える。

これポイントです。

 

その効果たるや、かなりのもので「効果倍増」という言葉がふさわしい気がします。

   

あるポイントを狙って、10分間集中施術する、ということ試していますが、なるほど・・

制限を付けることで発想が変わりますからね。

    

 

エラー訂正ツールがCS60?!

 

  

ターゲットポイントを決める

    

決めたら、そこへ向かって周辺から攻めてゆきます。

本丸だけを5分、周辺を5分とか、バラエティーが3通りくらいあると、ほぼ間違いなく取ることができます。

 

そういう段取りを伝えながら施術することで、効果はより高くなりますからね。

これぞまさに、プラシーボ効果!

  

タイトルと、エンディング付近とでは、ちょっと乖離してきた感もありましたが、これで何とかなりそうです。

 

プラシーボ効果!でターボ効果をねらえ!(笑)

   

  

ビワの種を食べると癌が治る?!

コメント(0)

apricotSeeds.jpg

  

  

映画「余命1ヶ月の花嫁」の驚愕の真相!

抜粋分は、1990年にアメリカ政府が発表したものを要約したもの。

   

ビワの種を食べないように言われているのは癌が治っては困るから!

癌以外の細胞は酵素が働くので無害!

   

アメリカ政府は1990年、「代替療法に比べて、抗がん剤、放射線、手術のがんの〝3大療法〟は無効かつ危険」と裁定を下した。

だが、日本の医学界はこの裁定を無視し続けている。世界のメディアは黙殺、日本は一字も伝えず。

   

(Amygdalin, Vitamin B17) Works Better than Chemotherapy

天然のガン特効薬レートリル(アミグダリン、ビタミンB17)は化学療法よりもよく効く

 

天然のガン特効薬レートリル

 

(アンズの種子の中にある仁(さね)を取り出したものである=)杏仁に含まれる、天然のガン特効薬レートリル(アミグダリン、ビタミンB17)は、化学療法よりもよく効く。

というのも、レートリルはガン細胞だけを攻撃し、健康な細胞には手出ししないからだ。他方、化学療法はどの細胞も無差別に殺す。

 

天然のガン特効薬であるレートリル(アミグダリン、ビタミンB17)は、化学療法より優れたガン細胞破壊機能があり、しかも、健康な細胞には手出ししない。

大体、化学療法が「療法」と称されること自体、全く馬鹿げている。

 

化学療法は、健康な細胞もガン細胞も無差別に殺すような毒薬を体内に摂取するものであって、何ら治療にならない。

 

これにひきかえ、レートリルは、ガン細胞を選んで攻撃し、健康な細胞には手を出さないのであるから、遥かに優れた天然のガン特効薬である。

驚くべき事だ!

 

どうしてそんなことが出来るのだろうか?

 

レートリルは、4つの分子から構成されているのであるが、うち2つはグルコース、3つ目は(芳香の原因になる)ベンズアルデヒドで、4つ目はシアン化合物(青酸)である。

「青酸」などと聞いただけで、ちょっとしたショックを感じる向きもあろう。

  

毒薬として有名だからだ。だが、レートリルに含まれる青酸とベンズアルデヒドは自由分子ではなく、元々他の構成分子と結合しているものだ。

実は、多くの食品に含まれているビタミンB12も青酸を含んでいるのだが、それらの食品でも、青酸が他の分子の一部として結合/固定されたままであるため安全なのだ。

  

さて、ここからが素晴らしいところだ:ガン細胞は、健康な細胞には無い、ある酵素を持っている。「解放酵素」と呼ばれるベータ・グルコシダーゼである。

この酵素がベンズアルデヒドと青酸の両方を解放する結果、ガン細胞は破壊されるのだが、これは健康な細胞の場合には決して起こらない。

 

というのも、健康な細胞は解放酵素を持たないからだ。

その上、健康な細胞にはローダネーゼという酵素があるのだが、この酵素は青酸の自由分子を捕まえ、硫黄と結合させることにより無害化するのである。

 

硫黄ロータネーゼと結合する結果、青酸はチオシアネートに変わるが、これは無害な物質である。

ガン細胞には、これを行えるだけの硫黄が含まれていないのだ!

 

天然のガン特効薬であるレートリルには、注目すべきもう1つの側面がある。

グルコース分子を2つ含んでいることだ。ガン細胞は正常な細胞とは異なり、酸素呼吸(好気的)ではなく、糖発酵(嫌気的)によって生きている。

 

アミグダリンには2個のグルコース分子が含まれているために、ガン細胞はこれにすっかり惹き付けられるのである。

これは、ガンにメープル重曹療法が効くのと全く同じ原理である。

 

それでは、レートリルすなわちアミグダリンはどうすれば手に入るのだろうか?

これは、杏仁やリンゴの種の中に自然に存在しているのだが、最も豊富に含まれているのは杏仁である。

 

スーパー・フード、自然のサプリメントとして食事法に取り入れられたい。

(※アンズでなくても、梅干しの種を捨てずにクルミ割りで割れば手に入ります。)

 

ところが、1971年に米国食品医薬品局(FDA)がレートリルの販売を禁止しているので、注意が必要だ。

危険物質であると、虚偽の主張をしているのである。

 

これまたFDAによる暴虐の1例である。

レートリルが危険なのは、ガン細胞およびビッグ・ファーマ(大手製薬会社)の儲けに対してだけであり、FDAはビッグ・ファーマによってすっかりコントロールされ、取り込まれている。

 

ビッグ・ファーマはFDAの役人を日常的に買収して、連中の化学薬品を承認させているのである。

という訳で、知り合いにガンの人が居たら、この話を広めて欲しい。

 

レートリルは、最も優れた天然のガン特効薬であろう。

 

 

殺虫剤を散布されたハエのように、癌細胞が100%死滅!

 

 「アミグダリン」により、まるで『殺虫剤を散布されたハエのように、癌細胞が100%死滅』していく状態を、大阪大学の片瀬教授(大阪大学「片瀬淡 (あわし)」教授)が、顕微鏡にて撮影、発表しています。

片瀬教授によると、 『アミグダリンは、局所療法ではなく、全体療法として使用すべきであり、癌予防には最適である』 という事です。

 

そして「アミグダリン」は、癌以外の健康細胞(正常細胞)に抵抗力・免疫力を与え、活性度を高めます。

人体には「ローダネーゼ」という保護酵素があり、癌細胞以外の至る所に多量に存在しています。

 

「アミグダリン」が癌以外の健康細胞(正常細胞)に近づいても、「ローダネーゼ」により保護されているため、何も影響を受ける事はありません。

むしろ、健康細胞(正常細胞)に対しては補体活性がある事も「アミグダリン」には認められています。

  
また、「アミグダリン」の一成分である「ベンズアルデヒド」は、健康な細胞(正常細胞)に接触すると酸化されて無害な「安息香酸」に変わり、アスピリンと同様の働きをする事が確認されており、痛みの緩和作用があると言われています。

アメリカをはじめ、日本の中でも自然療法を取り入れられている病院などで使用されており 、「アミグダリン」によって、特に白血球、消化器、肝臓癌が治癒されたケースが数多く報告されています。

 

「アミグダリン」は、血液をアルカリ性にして細胞を活性化し、鎮痛効果もある優れた物質なので、歴史的、経験的、科学的に実証され認められた癌の予防療法です。

  

  

アマゾンで琵琶の種を検索すると、よりどりみどり。

 

「ビワの種」などのキーワードでネット検索すると、政府による「ビワの種子の粉末は健康を損なう可能性があるので食べないようにしましょう」という注意勧告が出てきます。

 

ビワの種子の粉末は食べないようにしましょう 農林水産庁

アミグダリンは健康に良いわけではない。

インターネットや書籍の情報では、シアン化合物の一種であるアミグダリンを「ビタミンの一種」、「ビタミンB17」と称したり、「がんに効果がある」とうたったりして、アミグダリンが健康に良い成分としているものがあります。

しかし、アミグダリンをビタミンとする説は現在では明確に否定されている他、アミグダリンの有効性に関する情報については科学的に十分な根拠はありません。

むしろ、アミグダリンから体内で青酸ができる可能性があるため、健康への悪影響が懸念されています。

実際に、海外では、アミグダリンを含む生のアンズの種子を体に良いとして大量に食べたことによる健康被害や死亡例が複数報告されています。

 

自分で調べたことのない人は、これを信じるでしょうね。(笑)

    

人体には「ローダネーゼ」という保護酵素があり、癌細胞以外の至る所に多量に存在しています。

 「アミグダリン」が癌以外の健康細胞(正常細胞)に近づいても、 「ローダネーゼ」により保護されているため、何も影響を受ける事はありません。

    

そのためビワの種子の粉末摂取にあたってはビタミンCと併用しないように気をつけてください。

高濃度ビタミンC点滴やビタミン剤の摂取時には、ビワの種の粉末の摂取をしないようご注意ください。

 

   

ガンの治療は一つだけの療法ではなく、必ず何種類かを組み合わせることです。

癌細胞はその一つの療法だけだと耐性を付けやすいのです。

 

療法を複合的に組み合わせると、癌細胞は複合的に組み合わせた療法に耐性を付ける作業を追い付かなくなるからです。

 

ですから癌治療は、癌治療に有効な自然療法を一つに絞って行うのではなく、いろいろと複合的に組み合わせて行うことが大事です。

癌細胞に「療法に対応した耐性を身に付けるゆとりを与えない」ようにして、癌を追い込むのです。

 

少食療法や断食療法(半日断食・週末一日断食)、癌細胞を育てて増大させてしまう糖質(ブドウ糖)を控えるなども試してみる価値はあるはずです。

こうした食事療法の基本を実行しないと、放水して消火活動を行っている傍らで、火災に油を撒き続けて、火災の勢いを余計に強く大きくしている愚かな行為と同じことになってしまいます。

  

そして、発癌の原因となる化学物質・化学化合物が含まれる食品、体内を酸化させて癌細胞を増殖しやすくさせてしまう精白食品・加工食品・人工食品を、食事からしっかりと排除することも重要です。

マーガリンショートニングも危ないので気を付けましょう。

ですから、癌治療は食事療法を基軸にして、他の自然療法・代替療法を複合的に組み合わせて併用して行うことが大事です。

    

まずはできるだけ「お金がかからない方法」から実行することです。

少食療法・断食療法(半日断食・一日断食)などは、食事療法』と共に、一番最初に実行できる方法です。

  

そして免疫力を上げることができる、温熱療法で体温を高く保つことも基本中の基本です。

     

 

関連記事

  

奇跡の治療薬その1

    

 

2019年8月

« 前月 翌月 »
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

2019年8月

月別アーカイブ