新制度の光と影

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昨年末からのネットでの松井証券による積極的なCM展開はいやでも目につくほどのものだった。

ZAI ONLINE でも松井証券「一日信用取引」の仕組みをチェック!、などという援護射撃もあるわけで・・。

松井証券社長のインタビューデイトレーダー囲い込み競争は終わらせる」は、結構淡々と、儲からない現状を訴えている。(笑)

この記事によると、昨年12月の株式売買代金は1日平均547億円。

年末時は750億円、今年1月にはさらに1000億円に増加。

そのうち150億円が「1日信用」だという。

「1日信用」口座は数日で5000に達し、今も日々500~600増えているのだそうだ。

   

「1日信用」で日々稼働している口座は1000ほど。

松井全体の口座数85万に比べれば少数だが、その1000人が全体の2割の取引を占めている。

売買代金は加速度的に増えているらしいので、CMの効果は出ているといっていいだろう。

   

規制緩和前のレバレッジは証拠金の3倍で1日(売り買い)1往復。

今は平均5~6往復。

証拠金が1000万円の場合、平均3億~4億円の約定金額で、多い人は20往復あたり。

  

だけど、取引所に場口銭や決済手数料を払うと終始はマイナスだという。

そりゃあそうだろう。

社長自らが、「もう、こんなつまらない競争をするのはやめようということだ。」と激白。

  

個人投資家の獲得競争での勝敗の実態はデイトレーダーの取り込み競争。

手数料引き下げ競争という第1ステージを終わらせようと、CM攻勢をかけたようだ。

松井証券はデイトレーダー比率が低かったから失うものは少ないという。

 

株式相場の上昇で回復したといってもようやく損切りした顧客が多少動けるようになったという程度。

評価損率の改善とともに徐々に信用の回転が効き始め、我々のシェアは拡大するだろう。

と結んでいる。

  

 

 

 

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