2014年03月12日 のCoolに過ごそう

チャートは、マーケットでのある特定の銘柄の動きを表示する役割を持っています。

そのため、チャートの長さや太さの比率というのは、変えることができるようになっているのですが・・

さて、あなたのチャートから、これは危ない、これは安全だということが、十分伝わっているでしょうか?

 

というのが今日のテーマです。

 

デモトレード53日目をサンプルとして説明してみましょう。

0311kiyo.gif

YYは、エントリーの前の陰線が長過ぎます。

最初のローソク足である3本の陰線を足した長さくらいわるわけで、買い戻される位置でエントリーすることになるわけです。

特攻隊が玉砕のため、出陣するようなモノ。

この長いローソク足は Bearish20/20 と呼ぶ、非常に危険なパターンです。

執行も1分遅れなので、不利な位置でのエントリーとなっています。

YY0311-2.gif  

YY -350ドル

 

ですがYYは運良く、もう一本下がったのですが、問題はそのあと。

反対職の陽線3本を見送ったため、マイナス285ドルという大きなロスになってしまっています。

チェックリストを付けていれば、△2つで手仕舞いですから陽線2本で手仕舞えるはず。

ホントなら陰線1本で手仕舞いです。

これだけ下げたら買い戻しが陽線1本で済む確率は限りなく低いわけですから。

4本目の最初の陽線までの半値戻しとするとマイナス236まで戻す可能性が高いという読みができるのですが、マイナス236のガイドラインまでちゃんと戻しています。

  

出さなくても済むロスを出すというミスの代償は大きく、このトレードでトータルがマイナスサイドへ振れてしまったのです。

 

つまりこれ以後のトレードは、非常に不利な精神状態で臨まなければならなくなったわけです。

こうしたミスの影響は意外と大きくなってしまいがちです。  

   

SPLK0311-2.gif

SPLKは単独ホールドなので、短い陽線が確定した時点で手仕舞いすれば少ないロスで押さえられたはず。

もう一本陽線を許したため、350ドルものマイナスになってしまっています。

エントリー後反対へ動いてマイナスになったら、即出るべきです。

そこまでのトータルがマイナス135ドルなのですから。

プラスならハナシはまた別です。

ここでロスが大きくなるリスクを冒すべきではありません。

勿体ない。

その結果トータルで-485ドルにまで拡大。

  

ENDP0311-2.gif

ENDPもYYと同じで、エントリー前のローソク足が長過ぎます。

普通の長さの陽線2本を足したのと同じ長さですから、3本目で入るのと同じです。

トータルでマイナス-485ドルもあるのに、リスキーな Bullish20/20 に入っってしまったのです。

結局マイナス790ドル。

  

上の例は私がいつも使っている比率のチャートですが、トレード用のチャートではチャートの枠の大きさは当然小さくなります。

ですがローソク足の太さと長さの比率は同じモノを使っています。

上のチャートをご覧になっていると、長すぎるローソク足とはどういうモノかがよくおわかりになるはず。

 

ですがローソク足が、長すぎるのかどうかの判定がわかりにくいチャートを使っている場合、その危なさが視覚的に伝わってこないということが起こりえるのです。

  

ENDP0311-2.gif

上は私のチャート

下は kiyosan's Diary

ENDP0311-3.gif

私のチャートに比べると、横幅が太い比率ですから、長さの判定をするときに、長さの持つ危機感が伝わっているのかどうかが、少し気になります。

トレードをされているチャートの長さと太さの比率がこれと違うかどうかはわかりませんが、一度こうした視点からチェックされてみてはどうでしょうか?

 

CQGSpacing.gif

CQGでは日付のゾーンで右クリックをすると上のようなウィンドウが表示されます。

好みの太さと長さが決まったら、 Set Default Spacing for CandleStick へチックを入れると、それがデフォルトの比率となります。

いつも一定の太さと長さのチャートで見る場合に便利な機能です。

ぜひ活用してみてください。

  

二日目

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パーフェクトマスタートレードセミナーの二日目。

初日雑感で書いたように、ボトムスキャン・クロススキャンをTOP5表示した銘柄だけに絞って練習する。

という予定でしたが、始まってみると、いきなり2本目でエントリーされたわけで・・

あれ?だったのですが、途中で指摘すると、「あっそうでした」(笑)

   

ということで、記録を見ると・・

 

0311shi.gif

AAPLは100株なのに3倍のサイズのため本来なら-65ドル。

ISISは本来の2倍の2千株でのエントリーなので、正しいイサイズの1000株なら-280ドルのはず。

なのでマイナス1175ドルがこの日の成績だったわけです。

ただ、ポジションサイズは、慣れれば間違うことはなくなるはず。

  

銘柄を次々と追いかけると、今日もこうしてマイナス1000ドル以上という昨日と同じ結果になっています。

ですから、まずはボトムスキャン・クロススキャンをTOP5表示した銘柄だけに絞って追いかける練習をすること。

それと、まだ同色のローソク足2本の後や、反対色のローソク足の次で、エントリーしようとする傾向があるので、3分足を使ったワンクリックシミュレーションも必要です。

   

というわけで今日の午後は、3分足を使ったワンクリックシミュレーションの練習デイ。

で夕方に、隣に座って、私の目の前でワンクリックシミュレーションを実演してもらったのですが・・

エントリーポイントの基準線を引かないで、進めるられるのでドクターストップ。(笑)

  

ワンクリックシミュレーションは基準線を引いて、練習をしなければなりません。

つまりエントリーできるローソク足の1本前のローソク足が基準線を越えていないとダメなのです。

それが曖昧だと、実際のマーケットではエントリーするタイミングで迷うことになります。

 

こういうやり方をしている人は、意外と多い気がします。

つまり週末などに、しっかりワンクリックシミュレーションをやっているのに、実際のマーケットでは勝てない、というケースです。

  

こういう場合は、ワンクリックシミュレーションのやり方自体が間違っているのです。

だから実際のマーケットで勝てない。

このサイクルが続く事になるわけです。

  

イントラデイの3分足を使ったワンクリックシミュレーションというのは、日足を使ったワンクリックシミュレーションとは違う部分があります。

 

それは、日足の場合、ローソク足の間のギャップも要素に入れて、ラインを引きます。

そしてその基準線を越えたら、エントリーしたことにして進めるわけです。

日足ですから、エントリーのタイミングとしては、時間が十分にあるため、実際のマーケットでも、何も問題はないのです。

当たり前ですね。

  

ですがイントラデイの場合、基準線を越えて始まった時点で執行ボタンを押したのでは遅いのです。

そのため、前のローソク足が確定する前に、執行ボタンを押す用意をするわけです。

そしてピッピッポーンという音声ガイドにあわせて、分単位でのジャストのタイミングで執行し、オールグリーンになるエントリーを目指します。 

 

ということは、終わったローソク足のアタマが、基準線を越えている必要があります。

そのため基準線を引く条件が曖昧だったり、いい加減だったりすると、実際のマーケットでは、うまくゆかなくなるのです。

当然のことで、今回の彼の場合も、まさにそのケースでした。

   

私が実演すると、簡単そうに見えるので、自分も出来た気がして、基準線を引かずに、どんどんチャートを動かす練習をしてしまうと、どうなるでしょう?

それは完成したローソク足が見えてしまっているから、出来ているように見えているだけなのです。

そのため実際に夜の実際のマーケットでは、基準が明確にバシッと決まっていないがため、安定した成績が出なくなるのです。

    

これは、多くのトレーダーが填まってしまう、意外な落とし穴なのです。

  

サイドの変わる難しい展開

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昨夜の米国ナスダックマーケット11日(火)、マーケット開始後5分の時点でのボトムスキャンのパフォーマンスは +2510ドル。

チャートで見るネットエイド 米国株でのガイドでは、開始から6分までのパフォーマンスは +2140ドル。

そして普段と違い、開始から6分以後のゲインが大きく、最後は+4580ドルと悪くなかったわけだが・・

36分まではショートサイドが優勢。

後半にロングサイドへ切り返すという展開は、サイドを切り替えるポイントが難しかったはず。

 

さてトレーダーの皆さんはというと・・

 

0311matsu.gif

温泉地在住

TSLA0311-2.gif

TSLA +670

エントリーはまさに手本となる位置。

手仕舞いはDOJI 陰線のあと。

   

GMCR0311-2.gif

GMCR +995ドル

エントリーはルール通り。

手仕舞いは陽線3本のアト。

フォーメーション通りのプレイだ。

  

3銘柄同時エントリーが見事!

  

 

0311yamashi.gif

大阪在住

SODA0311.gif

SODA +740ドル

ボトムスキャン銘柄をショート。

エントリー語のプルバックは我慢。

手仕舞いはヒゲ先トレンドを読んでの位置。

お見事!

  

  

0311okab.gif

神奈川在住

FOXA0311-2.gif

FOXA +320ドル

ゲインの少ない銘柄だが、クイックマジック30分ギャッププレイ(QM30Gap)でのエントリーはお見事!

YHOOお見事。

只者ではない曲者だ。(笑)

      

   

というわけで、こういう地合いで成績を出せるトレーダーは、おしなべて、ルール通りの位置での執行が見事に決まっている。

こうしたことが何気なく当たり前にできているということは、フォーメーションを意識することで、的確に先を読んでいるからだ。

先が読めるようになると、世界が違って見えているはず。

もちろん人生もだけどね・・^^

  

 

 

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