フェイクギャップ

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ギャップリバーサルで解説した、ギャップを付けた方向と反対サイドへ抜けるパターンだが、何故こういうことが起こるのだろう?

WYNN0627.gif

マーケットメーカーが、この銘柄を大量に売りたい場合、買い手を誘発するため、ギャップアップというエサを撒くわけだ。

 

こうしてわざとギャップアップを起こしておいて、さらに最初の数分間、猛烈に買い上げるのだ。

するとシロートは、上がると思い込み、買いに便乗するするわけだ。

   

0627WYNN-30sec.gif

WYNN 30秒チャート 秒足チャートを見れば、エントリーを控えることができる。

 

マーケットメーカーが大量に売りたい場合、買ってくれる相手がたくさんいなければ、そもそも売買が成立しなくなってしまう。

そのため、買い手が集まるような仕掛けを作るわけだ。

 

それが売るためのニセの大きなギャップアップ、つまりフェイクギャップの正体なのだ。

そして彼らは、さらに追い打ちを掛け、数分間の強烈な買い上げというニセのアクションで、大量の買い手を集めるのだ。

 

上のチャートのように30秒足を見ていれば、36分のエントリーは防ぐことができるのだ。

まさに秒足チャートの威力といっていいだろう。

   

0627AMGN-30sec.gif

AMGN 30秒チャート

マーケットメーカーがフェイクのギャップアップを起こし、いきなり大量に売って来る場合もある。

上のAMGNはその典型的なパターンだ。

Gapper's Eye バックナンバーの2002年1月-6月 バックナンバーで、このフェイクギャップアップはすでに紹介している。

2002年5月9日にもフェイクギャッププレイについて説明している。

フェイク・デイ

アドバンスセミナー初日 でも書いているが、このプレイは アドバンスプレイ としても紹介している。

 

 

フェイク・ギャップ・プレイ

トレンドの反転を捕えた、ギャップを利用するプレイ。

30分ギャッププレイの応用パターンのため、低リスクのプレイといえるだろう。

 

カットロスのポイントが、わかりやすいのも特徴だ。

反転前のトレンドがはっきりしていると、反転後の大きなゆり戻しが期待できる。

  

長いタイムフレームより短いタイムフレームでのプレイがお勧めだ。

順バリ・ローリスク

アドバンスメソッド・テキスト

   

この頃すでにこちらでも書いているが、多くのサンプルで、このフェイクギャッププレイにまつわるトレードについて解説している。

しかし最後の方を読むと、インチキセミナーが横行していた時代だったんですねえ。(笑)

  

今では時間の波によって淘汰され、米国株セミナーを継続しているのはウチだけ。

この頃から12年ですからねえ・・

 

 

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