トレンド転換を予測する工夫が大事

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同じ銘柄を選択しても、手仕舞いの場所で、結果は大きく違ってくるもの。

4503-0623.gif

アステラス製薬(4503) +7千円

 

どうしてここで、手仕舞えるのか?

 

下の1分足を見ると・・        

4503-0623-02.gif

陰線3本目が長い下ひげ。

   

さらには・・

下は30秒足。

4503-0623-03.gif

最後の陰線が上下に長いヒゲ。

 

つまり売り手と買い手の激しい攻防が行われている・・ということは?

次のアタマで手仕舞いということになるわけだ。

 

トレンドが転換するきっかけは、必ずローソク足にあらわれる。

それにその銘柄が、大体どれくらい獲れる銘柄なのか?

というある程度の経験値が必要な要素も、手仕舞いのタイミングを判断する材料として使えるのだ。

  

今日の東京マーケットでのマーケット開始後2分の時点でのボトムスキャン表示銘柄のパフォーマンスは +6万1千円。

昨夜の米国マーケットでのマーケット開始後2分の時点でのボトムスキャンのパフォーマンスは  +2270ドル。

為替レートで日本円に換算すると18万5千円弱。

 

米国ナスダックマーケットは、東京マーケットの3倍ものパフォーマンス。

この違いは、どこにあるのか?

それは流動性の高さだ。

  

下は米国ナスダックマーケットでのティック数一覧。

つまり一日のうちに、何度値段が変化したかという回数をあらわしている。

0623USstockticklist.gif 

  

さて東京マーケットはどうだろう。

3千ティック以上の銘柄というと・・

0623JPstockticklist.gif

数字の2倍が一日のティック数だ。

  

日本株は最も多い銘柄でも7千ティック。

一方のナスダックは、2万9千ティック。

何と日本株の4倍ものティック数となっている。

   

値段の変化の回数が多いということは、それだけの回数、売買されたということだ。

ティック数が多いと、値段の目が詰まっているため、当然チャートも目の詰まった、スムースな動きとなる。

 

日足単位でのトレードだと、チャートのスムースさという点では、あまり差は出ない。

だが、イントラデイという、いわゆるデイトレーディングでは、その差はもの凄く大きくなる。

 

つまり3分足などでは、綺麗でスムースなトレンドが形成されることになる。

そうすると、イントラデイの短時間売買という手法では、非常に売買しやすくなるというわけだ。

 

  

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