トレードの成績は検証の度合に比例する

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今回、エグゼキューショナーパーフェクトマスターセミナーへ参加されている方は、なかなか筋がいい。

こういうセミナーは楽しい。

昨夜の難しいマーケットでもこの成績

セミナー参加の4日目にして、一目瞭然の分析ができるようになったわけだ。

特に注目したいのが最初に3銘柄同時エントリーされている点だ。

ロングサイド2銘柄とショートサイド1銘柄という組み合わせでエントリーされている。

ロングサイドで2銘柄しかなければ、ショートサイドからも加えて、とにかく3銘柄でエントリーする訓練の重要性を、彼はよく理解してくれたようだ。

1銘柄エントリーでは手数料を加えると確率的に50%を切るため負けることになる。

2銘柄だと勝率が上回り、3銘柄だとこの日のように、3銘柄トータルでプラスの結果を残す可能性が飛躍的に高くなるのだ。

しかも、これはチャートへの線引きトレードではなく、リアルティックのライブアカウントでの執行結果なのだ。

 

掲載されているチャートが、彼の成績を何よりも物語っている。

掲載されているチャートというのは本人のアタマの中の見え方そのものなのだ。

わかりにくいチャートは、わかりにくいトレードをしている何よりの証拠なのだ。

 

CQGをコストの点から使わないトレーダーはリアルティックを使うケースが多い。

だが多くのトレーダーは勘違いをしている。

CQGのコストがかからない分、リアルティックを使うのなら、時間という手間を掛けるべきなのだ。

だが、多くのトレーダーはそこさえも端折ってしまう。

コストをケチり、手間もケチるという取り組み方で、プロになろうなんて甘い考えが通用する世界ではないのにだ。

 

下は、リアルティックのチャートだ。

20120608chartanalysis01.gif

このチャートには、エントリー・脱出・236のガイドライン・利益というすべての要素がすべて含まれている。

CQGを使う使わないは関係なく、一目瞭然で、どのようなトレードをしたのかが、わかるような表示を工夫することが大事なのではないだろうか。

第三者が見てわかりにくいものは、本人にだってわかりにくいはず。

 

CQGはコストがかかる分、手間と時間を節約できるのだ。

何度も繰り返すが、コストをカットしたいのなら、手間を掛けるべきなのだ。

自分のトレードを丁寧に検証し、クセや不足している部分を自覚し改善する方法を考え、ワンクリックシミュレーションで練習し、その成果を夜のマーケットで試す。

このサイクルを繰り返し、自分のスキルを向上させるという努力ができなければ、続ける事のできない厳しい世界だ。

勝てない理由は、取り組む姿勢の甘さに起因することは、意外と多いものなのだ。

ご注意あれ。

  

 

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