Uターン禁止・その2

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昨日のUターン禁止」の続きであります。

一貫して説明した点は、父を載せて出発するときに、標識を見てもUターン禁止の標識がなかったという点でした。

20121005intersection01.jpg

道路にも黄色いペイントで禁止の表示がなかったため、Uターンができると判断してUターンをした。

  

という主張をしたのですが、停止を命じた警官1は、標識があり、道路にも黄色いペイントで禁止の表示が書いてある。

というものでした。

   

ですが、写真にはそういう標識がなく、道路にも黄色いペイントで禁止のマークがなかったのです。

そのため下の図のようにUターンをしたわけです。

   

20121006Map.jpg

 

警官は下図の上の方に、バイクで赤信号のため止まっていて、Uターンしたのを、見たというわけです。

  

撮ったKISS4の背面ディスプレに表示された写真を見せ、詳しく説明したところ、結局警官1は、見間違いだったことを認めたのです。

ということは、もう一つ手前の交差点で右レーンを走っていた私がUターンをしたのだと思い込んでいたのでしょう。

  

これで、警官1が何故標識があり、道路にペイントがあったはず、といったのかが、氷解したのです。

ですが、応援に駆けつけた警官2は、その手前の交差点には、U ターン禁止の標識があるため、ここの交差点もUターン禁止であり、違反は違反だと言い張るのです。

    

じゃあ何故、「国際会館前」の表示のある標識のところに、Uターン禁止がないのか?

ここはUターン禁止が解除されているから標識がないのだ、と応酬。(笑)

 

20121005intersection03-2.jpg

本当にUターン禁止だとしたら、標識が不備ということになる。

こういうことが起こった原因は標識の不備であり、私が切符を切られなければならない理由はない。

と主張したのです。

  

すると警官1は、その件は報告しておくが、違反は違反なので、切符は切るとオウム返し。

しかしハナシを理解しようとしないヤツだなあ。(笑)

 

切符を切ることしかアタマにないのでは、どうしようもないわけですね。

仕方ないので警官1に、「あなたは私の主張を理解しようとしてくれないので、第三者であるあなたの上司に会って説明させてくれ」と頼み込んだのです。

   

すると警官2は、手前にUターン禁止の標識があるのだから、その標識はその先まで有効だと同じ事を繰り返すわけです。

新しい手を出せよ。(笑)

 

それまでに標識があったかどうかが曖昧だったから、Uターンの前に目の前にあった標識確認したわけで、Uターン禁止なら「国際会館前」の表示のある標識のところに、Uターン禁止があるハズではないか?」とこちらもリピート応酬。

  

とにかく警官2が邪魔。

二人居ると、説得に時間が倍かかることになるわけです。

 

そこで「アナタはこのいきさつを直接見ていたわけでではないのだから、口を出さないでくれ」とキッパリ。

私は、そこで警官2が一瞬たじろいだのを見逃しませんでした。

    

即追い打ちを掛け、「91歳の父をこれからもう1カ所連れて行かなければならないので、先に用事を済まさせてください」と頼み込んだのです。

名刺に携帯の番号を書いて、警官1に無理矢理渡し「逃げも隠れもしません。用事が終わったら、本署へ出頭し、上司のどなたかに説明するので、用事を済まさせてください」

父は昨日事故に遭ったばかりで、長い間車の中で待たせるわけには行かない、と強引に迫ったのです。

   

ここまでで、すでに約1時間が経過していました。

     

警官1と2は顔を見合わせ、渋々同意。

やった!と思いましたね。

20分ほどで父の用事は終わったので、その足で本署に出頭、父もついてきてくれて私を援護射撃してくれました。

  

警官1の上司は次のような裁定を下しました。

 

右側の車線を走っていてUターンをしたのなら違反だが、止まっていた位置から発車して安全確認をしてたのちにUターンをしたのなら、Uターン禁止を知りえなかったので、今回は警告ということにします。今後あそこでUターンをしないように。

さすが上司。(笑)

   

以後あそこではUターンはしません。気をつけます、何なら一筆書きましょうか?

というと上司は苦笑いをしながら、書かなくてもかまいません、これでこの件はおしまいです。

と、何となく及び腰。

   

私と同じ事が起こらないように、Uターン禁止の標識を設置し、道路にもペイントしておいていただけるよう、お願いします。

と言い残し、頭を下げて警察署を後にしたのでした。

 

署の出口で父と私は顔を見合わせ「よかったね」と舌をペロリ。

「よく頑張ったな」と、滅多に褒めない父が珍しく褒めてくれました。

   

みなさん、標識はよく見ましょう。 > それはオレ?(笑)

   

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