2013年05月05日 のCoolに過ごそう

スイングトレードの光と影

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株高のためスイングでトレードされている方はウハウハモードのはず。

銘柄によっては、そろそろ手仕舞い、というタイミングに来ているものもチラホラ。

では、スイングトレードで気をつけなくてはならないのは?

  

スイングトレードでは、エントリーのポイントというのは限られているということを、認識しておく必要があります。

しかもファンダメンタル情報を利用して、銘柄を売買する方法では、具体的なエントリーのタイミングを、ピンポイントで知ることはできないのです。

おまけに、常にコンスタントな利益を出し続けるのは、フツウの人には、まずできない相談なのです。

何故なのか?

 

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おおよその買いの時期は、日経平均の週足を見ればだいたいわかります。

2012年の12月頃からが、絶好のエントリーポイントだったわけです。

 

個別銘柄を探し保有する秘訣は、週足で見るということです。

ピンポイントの位置を知るためには日足も見ておくことです。

たとえば シャープ(6753) だと、買いは2012年の12月6日。

  

日足だけでのトレードは、業績発表などによる上下へのブレなどで、ホールドできなくなることがあります。

そのためしっかり保有するためには、週足がお薦めです。

日足だけでのトレードだと、決算発表のスケジュールなどのファンダメンタル情報を、常にチェックしていなければならなくなります。

週足で保有すれば、そういう手間を省くことができるのです。

 

ではそれぞれの価格帯の代表的な銘柄を、週足でチェックしてみましょう。

     

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シャープ(6753) 必要な資金は1万株で250万円 信用取引だと83万円ほど。

1万株だと11週間で利益は80万円。投資効率は96%。

1週間では8.7%の利回り。

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パナソニック(6752) 必要な資金は1万株で570万円 信用取引だと190万円ほど。

1万株だと4週間で利益は160万円。投資効率は84%。

1週間では21%の利回り。

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ソニー(6758) 必要な資金は1万株で920万円 信用取引だと307万円ほど。

1万株だと20週間で利益は700万円。投資効率は228%。

1週間では11.4%の利回り。

 

  

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トヨタ自動車(7203)  必要な資金は1万株で3430万円 信用取引だと1144万円ほど。

2000株だと686万円。

1万株だと24週間で利益は2030万円。投資効率は59%。

1週間では2.5%の利回り。

 

 

それぞれ違った値段帯の銘柄をチェックしてみると、、当然のことですが、急激に上昇する銘柄の利回りは当然良くなるわけです。

ですが事前に、どの銘柄がどれだけ急騰するのか?なんてことは誰にもわかりません。

なので、やはり株価の値段帯で決めるのがよいでしょう。

 

  

お薦めは1000円台から2000円台までのいわゆる5ティック銘柄。

値刻みが1円の銘柄がお薦めです。

下ののリストだと黄色い部分が該当する銘柄です。

こちらで何らかのサービスを受けられている方はこのリストを利用することができます。

 

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上から2つの銘柄をチェックしただけでも、わかりますが、どれを買っても損はしないと断言しても良いパターンばかり。

 

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上の二つはまだホールドですね。

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塩野義製薬(4507) これもまだホールドですね。

必要な資金は1万株で1150万円 信用取引だと384万円ほど。

1万株だと26週間で利益は768万円。投資効率は200%。

1週間では7.6%の利回り。

一年では364%の単純利回りとなります。

   

スイングトレードではこういう検証を、しっかりやっておくことです。 

 

ではスイングトレードとデイトレードでは、どちらの方がいいのでしょうか?

下はトレードフロアのあるトレーダーの、デイトレーディングの成績です。

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はじめての日本株でのデイトレーディングです。

信用取引だと3銘柄同時ホールドができる300万円の資金で、1カ月平均の利益が38万円。

投資効率は12.6%。1週間では3.15%。

一年では151%の単純利回りとなります。

   

  

こうして比較して見ると、デイトレードより、スイングトレードの方がリターンが良いように思えるかもしれません。

ですがスイングトレードには大きな欠点があります。

それはエントリーできるポイントが一年に一度、あるいは2年に一度しかないというものがほとんどなのです。

ですから、絶好のエントリーポイントを見逃したあとでエントリーする場合は、しっかりストップを付けておく必要があります。

   

たとえば、これから買ってホールドしたいという場合、お薦めできる銘柄は、今となってはほとんどないのです。

つまりこれから今の上昇相場が終わり、一度「しゃがみ込む」まで待たなければなりません。

そしてもう一度ハイローバンドギャッププレイパターンになるまで、待つ必要があるのです。

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シャープ(6753)ですが利益確定をしたあとのチャートです。

利益確定から10週間が経過しましたが、次のエントリーのチャンスはまだです。

 

  

下はソフトバンク(9984)の月足チャートです。

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2006年初頭までの上昇相場終わってから、次の上昇相場まで、ほぼ3年間は、買いでは利益が出せない状態だということがわかります。

 

 

シャープ(6753)は2010年の5月にショートポイントがあり、ほぼ2年間下げ続けました。

そして買いで利益を出せたのは、上記のたった11週間だけなのです。

  

  

買いの相場が終われば、空売りのショートで稼げばいいわけですが、普通の人がショートトレードで3年間しっかり稼ぐことができるでしょうか?

そのためには、結局基本的なトレードの勉強が必要になるのです。

   

 

デイトレーディングの場合はある程度の訓練が必要ですが、日本株が初めてでも、これくらいの成績は出せるのです。

基本は米国株と同じですからね。

 

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平均すると一年で151%もの単純利回りですから、3年だと450%の単純利回り。

デイトレーディングでは、株価が上がろうと下がろうと、始まってから1時間だけのトレンドに沿ってトレードすることができます。

そのため毎日トレードをすることができるのです。

つまり休まずコツコツとコンスタントに稼ぐことができるのです。

     

 

投資信託が何故儲からないのか?

スイングトレードでの個別銘柄の稼働率は、平均すると、いくら良くても半年。

平均稼働率は25%から、場合によっては5%くらいになってしまうのです。

ですから、週足のトレンドが続く間は、スイングトレードとデイトレードの両方を併用することができます。

スイングトレードではエントリーできない期間は、デイトレードで稼げばいいわけです。  

  

どちらにしても、基本的な勉強と訓練をしておけば、経済的な自立という点では、非常に有利になります。

しかも一度身につけた知識とスキルは、一生涯あなたを支えてくれるのです。

 

5日の公園

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今日はとても良い天気で、気温も初夏並でグングン上昇。

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午後1時の生田川公演。オフィスのベランダから・・

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