基本は同じ

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クイックマジックプレイと、クイックマジックオールプレイとの、基本的なルールは同じです。

basicrules.jpg

 

この日のカットロスについての詳細は、かんきちくんがチャートで解説をされています。

素晴らしい検証です。

彼のこの日のトレードで、オフィシャルの成績と最も違っていたのは、この2銘柄でした。

  

LULU0113-2.gif

LULU +700ドル

 

CMCSA0113.gif

CMCSA +190ドル

 

この2銘柄の合計で+890ドル。

かんきちくんの場合、LULU +110ドル と CMCSA ▼60ドル で 合計+50ドル

 

この違いについては、コメントをしておいたのですが、改めてチャートをつけて解説しておきます。

  

 

銘柄選択の基本

 

ショートサイド銘柄を選択する場合、ギャップアップした銘柄を狙うというのが基本です。

これはCOOLで何度も書いています。

   

勝率を上げる銘柄選択では・・

最初のエントリーはエントリー方向と逆のギャップをつけたリバーサルパターンを狙う。

あるいはエントリー方向と同じ方向のギャップなら、ギャップの薄いパターンを狙う。

と説明しています。

 

オープニング必勝戦略エントリー方向の決め方では・・

236ガイドラインを越えていたら、2本目のアタマでエントリーすることができる。

30分ギャッププレイなので、2本目のアタマでエントリーすることができる。

とも説明しています。

 

どこがどう違うのか? や 必勝パターンだけを狙え! でも繰り返し説明しています。

 

クイックマジックプレイではこの基準で銘柄選択をするわけです。

ですが、それがうまくできないトレーダー向けに考えたのが、クイックマジックオールプレイ。

開始後2分の時点で、ボトムスキャンの両サイドに表示された10銘柄全てにエントリーする方法です。

 

この方法でも、ギャップを埋めるのがベストなパターンだということに、かわりはありません。

それがない場合は、236のガイドラインを突破したパターンが美味しい銘柄なのです。  

 
この日に、ショートサイド銘柄で該当したのは2銘柄だけ。

ギャップアップ + Ⅰ本目がマイナス236のガイドラインを切った銘柄です。

それは、 LULU と CMCSA だけでした。

  
 
つまりこの2銘柄は確率的に下がる可能性が高い銘柄だったのです。

マイナス236ガイドラインが上値抵抗線なので、そこまでは我慢できるパターンでもあるわけです。

 
 
なので、ショートサイド銘柄でゲインを伸ばせる可能性のある銘柄は、LULU と CMCSA しかなかったのです。

LULU も CMCSA もその後のチャートを見てください。

遅い時間にはさらに下げています。

 

CMCSA3.jpg

CMCSA は逃げずに頑張れば、1200ドル以上のゲイン。

  

LULU3.jpg

LULU はその気になれば 1400ドルは獲れていました。

   

また、LULU は、Ⅰ本目の長さが、ほぼ神風ギャッププレイパターン。

ですから、これは逃げずに頑張れば獲れる! と確信していたのです。

    
LULUの2本目以後の全てのローソク足の始まった位置を見てください。

全てエントリーポイントより下にあります。
  

ですがこの日は、LULU で+700ドル と CMCSAで+190ドルで +890ドル。

つまり、QRVOの ▼850ドル をほぼカバーできたため、LULUでのこれ以上の残業は必要ありませんでした。

この日は負けてもチョイ負けくらいなら、別の日に確実に取り戻せますからね。

 

そこまで頑張る必要はないからです。

このトレード手法は、それほど勝率の高いトレード方法なのです。

過去3ヶ月の記録を見れば、一目瞭然。

    

ハナシがそれましたが、このように236ガイドラインというのは強固な抵抗線として機能するのです。

さらに、フィボナッチのガイドラインは、全ての値が抵抗線となり得るのです。  

           

私の掲載しているチャートには、必ず236ガイドラインが表示されているはずです。

なぜなら236ガイドラインの位置は、必ずアタマの片隅に入れて見ているからです。

  

ですので、20MAを引くなら、代わりに236ガイドラインを引いた方が役に立ちます。

そして20MAを使うのなら、ハイローバンドの3本で見た方が何かと便利です。

3種類のトレンドラインが見えますからね。

 

ただこれは、基本的には61.8%の赤いフィボナッチラインを越えてホールドする時に使うものなので、普段は邪魔です。

私の解説でも、そういうケースでしかハイローバンドは使っていないはずです。

普段は236ガイドラインだけ。

  

シンプルイズベスト、といいますしね。^^

        

 

コメント(1)

ブログへのコメントを頂いた上
詳細な検証の記事を、ありがとうございます。


以前、先生が

「検証のときに掲載しているチャートが
その人が見ている、チャートの見え方」

と言っていた事を思い出しました。


セミナーを受けるまでは、ハイローバンドを基準にしていたので
移動平均線の表示は、自身にとって絶対必要なものだったんです。

先生のチャートの見え方と、自身の見え方の大きな違いに
いまさら気づいた次第です。

アドバイス、本当にありがとうございました。

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