2016年01月19日 のCoolに過ごそう

久しぶりのミニ

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先日、普段カミサンの足となっているミニに乗る機会があったのだが、驚いたのはその乗り味だった。 

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何が起こったのかは分からない。

   

だがすぐに原因らしきものが頭に浮かんだ。

それはSEV。 

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ミニとSEV で書いたように、センターオン・クルージングを設置してから約1年半。

そしてDash ON も追加設置。

 

最近はC6でもそうなのだが、SEVは設置してから経過する年月に比例し、全体のバランスがアジャストされてゆくようだ。

乗り味の「異常とも思える心地よさ」の原因は、そうとしか考えられないのだ。 

  

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ミニ乗ると、いつもサンルーフを開けることにしている。

冬なら少しヒーターを効かせておけば、頭上からの冷気とあいまって、車内には理想的な頭寒足熱状態が生まれるからだ。

   

ミニはオープンにする以外に、スライディングルーフとして使える仕組みが、非常に優れている。

上の写真のように無段階に開けることができるのだ。

   

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コンバーチブルは屋根を開けると、当然のことながらボディーの剛性感は低下する。

だが、意外にもオープンにした方が、全体の乗り心地はよくなるのだ。

なぜなら適度なボディーの緩みによって、路面からの振動や突き上げ感が逃げるからだろう。

 

この車はダンパーをコニに交換し、ストラットバーや、アンダーパネルの補強で剛性を高くするモディファイをしてある。

そのためコンバーチブルにしては、ボディー剛性は高いのだが、それでも普通のセダンタイプより、剛性は落ちるわけだ。

だが、固めて剛性感を上げるより、コンバーチブルのように適度に逃がしたほうが、乗り味というか心地よさは上回ると思う。

  

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Aピラーが寝ている車が多い中で、これだけ角度が立ったAピラーを持つ車は、ミニくらいしかないだろう。 

昔のサーブもそうだったが、Aピラーが立っていると、頭上への圧迫感は激減する。

  

室内は決して広くはない。

だが、運転席に座ると、後ろを見ない限り、遙かに大きな車に乗っているように感じるのだ。     

Aピラーの立ったクルマに乗ったことのない人が、初めてこの車に乗ると、その独特の感覚に驚くはず。

    

ズッシリと思いステアリングと、非常に重い車に乗っているという重量感は、国産車からは感じられない類のもの。

とにかく、見た目とは裏腹に、乗り味がこれだけ「男っぽい」車は、今となっては希有な存在だといっていいだろう。

   

クーパーSなので、踏めばあたかも「ビタミン剤を飲み過ぎた」かのごとく、加速する。

そのためこの重くガッチリした走行感覚とあいまって、高速域になると、えも言われぬ安心感を、ドライバーに伝えてくれる。

 

とにかくSEVによって雑味のなくなった乗り味には、ちょっと驚いた。

恐るべし SEV。 

  

  

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朝の雲

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自宅ベランダから大阪湾方面

 

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灘・東灘方面     

  

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SONY α7R II + Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS

          

  

     

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自分を語る

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人は「自分を語りたくなる」ときがある。

これは程度の差はあれ、アルコール、恋する気持ちなど、引き金になるものは違っても、だれもが体験することだ。

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これは自分語りや体験談を含めての広い意味での「自己紹介」といえるかもしれない。

だが自己紹介も、日記と同じで、おもしろい人と、つまらない人とに、はっきりと分かれる。

 

セミナーでは、参加者のみなさんにまず自己紹介をしていただくのだが、全員がいわば初対面同士となるので、セミナー開始早々に会場を使用するときの注意点などを解説しながら、自己紹介をしやすい雰囲気を作ることにしている。

朝イチの初顔合わせという状況だと、どうしても皆さん緊張されているため、たわいのない話をして、まず「笑ってもらう」ことが肝心となる。

  

ジョークやユーモアを交え、堅苦しくなく楽しい雰囲気でセミナーを進めるのだということが分かってもらえれば、それだけ理解力も上がろうというもの。

そして自己紹介へと繋げるわけだが、自己紹介では、どうして参加しようと思ったのかという動機と、トレード歴を手短に話してもらうのだが、大体は失敗話というか、今まで損失がどれくらいあるのかという自慢話?になるわけだ。

そのため「和む」のが早いというのが、トレードセミナーでの自己紹介の特徴といっていいかもしれない。

   

で初日のセミナーが終わると、参加自由の懇親会という、飲んで食べてという場を設け、居酒屋で一杯やるわけだが、すでに一日顔を合わせているので、テンションの高さにアルコールが加わって、面白い話が続出する。

だが、10人もいればやはり「面白さの力量」の違いがあらわれる。

15年以上セミナーをやっていると、面白い自己紹介には明らかな共通点があることがわかるようになる。

 

   

一言で言えば、単に「知ってもらいたいこと」を話すのではなく、聞き手が興味深いと思う話題を想定して話す人の方が断然おもしろいということになる。

それと声の大きいというか、よく通る声の人の話は、大体において面白く、ボソボソと自分の話したいことだけを話す人は、総じて面白くない。

こうした点から言えば、自己紹介というのは、いわばどれだけ自分を客観視して話を組み立てることができるかに大きく関わっているといえるのではないだろうか。

 

あとは「場の空気を読む」チカラというのも、大きく影響する。

  

最初アメリカへ行ったとき、この空気の読み方の日米方式の違いで、かなり戸惑った覚えがある。

日本では最初、お互いに「どちらのご出身で?」などと言いながら、職業などに触れ、いわばお互いの位置関係を探り、ポジションを決めるということを無意識にやるのが普通だ。

というのは、日本語には「敬語・謙譲語」があるため、相手に対して自分をどこにおけば失礼にならないかを決める必要があるからだ。

  

そのため、まずさりげなくお互いに自己紹介をすることになるのだが、わかりやすくいえば、相手が自らが話していない点については、理由があるのかも知れないと考え、そこをあえて聞くことは避けるわけだ。

初対面で相手が話さないことを、根掘り葉掘り尋ねるのは、マナー違反になる、という考え方だ。

つまり、相手が話したことを軸にして話を展開させる、言い換えれば、まず外堀から徐々に埋めながら話を進めるという「展開力」が必要になる。

   

こうした点でいえば日本方式はラクな分「話の展開力」としてのチカラをつけるには、アメリカ方式より不利だといえるかもしれない。

だが長年慣れた日本方式の方が気楽で心地よく、こうした点でいえば、つくづく日本人に生まれてよかったと思う。(笑)

   

 

出典

 

2006年6月7日

 

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