よい銘柄を見逃さないレイアウトとは?

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3銘柄を同時ホールドしていると、どうしても切らなくてはならない銘柄が出てきます。

そのときに、スムースに、その時点で最良と思われる銘柄と入れ替えることができるかどうか。

これはパフォーマンスを上げるうえで、最も大事な要素の一つです。

 

銘柄選択のポイントはどこにあるのか?で書きましたが、ネットエイドの指示銘柄を追いかけていても、見逃してしまったら何にもならないわけです。

途中まで見ていたのだけれど入れなかった。

見ていて入ろうと思ったのだけど、入れなかった。

というのは、銘柄を選択するためのシステムが機能していないということになります。

 

まず大事な点は、ロングサイド候補銘柄と、ショートサイド銘柄候補を明確に区別するということです。

私は20インチ縦置き3枚の左側はショートサイド銘柄で、真ん中はロングサイド銘柄を表示させています。

それぞれのディスプレイの一番上の行には5銘柄が表示できます。

その5銘柄のチャートというのは、それぞれのサイドのベスト5の銘柄が表示されているわけです。

 

たとえば上昇が止まってくると、ロングサイド銘柄が一斉に止まっても、モノともせずに上がり続ける銘柄があります。

そういう銘柄を切ってしまっては元も子もないわけです。

ですから一目瞭然で、マーケットの動きの傾向がわかるレイアウトというのは、同じサイドの銘柄が集まっていなければ、ならないわけです。

あなたのチャートレイアウトはそうなっているでしょうか?

  

一度タイプして表示したら、その位置を固定させ、動かさないという人がいます。

そうすると、よいパターンのチャートと、潜ってしまってしばらくはエントリーできないチャートが混在するわけです。

トランプゲームでいうところの、「神経衰弱」モードになるわけです。

目線が彷徨いながら、よい銘柄を探し回らなければならない、というのは集中力と、効率の点で全く無駄なことなのです。

 

ですから、そういう画面レイアウトは避けることです。

そのレイアウトで、一日平均1000ドル以上獲ることができるというのなら、慣れで使いこなせているわけですから、かまいません。

ですが、たぶんそういう人は居ないはず。

 

トレーディングでは、チェックシートをつけながら、執行画面に銘柄を打ち込んだり、次の銘柄を選択したりと、やるべきことが沢山あるのです。

ですから、それぞれのプロセスで、判断が一瞬でも迷うような場面があってはならないはずなのです。

今ネットエイドの指示銘柄を見逃すようなシステムであっても、それさえわかれば、それは大きなチャンスとなるのです。

つまり改良の余地があることになります。

そこを改善すれば、劇的にパフォーマンスがよくなるかも知れないのです。

ピンチをチャンスに変える。

これはどの世界でも起こりえることなのです。

 

 

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